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Error Tracking for Logsを用いたバッチ処理のエラー監視
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Ryunosuke Iwai
October 25, 2023
Technology
3
2k
Error Tracking for Logsを用いたバッチ処理のエラー監視
@Datadog Japan Meetup 2023 Fall
https://datadog.connpass.com/event/296998/
Ryunosuke Iwai
October 25, 2023
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Transcript
Error Tracking for Logsを⽤いた バッチ処理のエラー監視 @Datadog Japan Meetup 2023 Fall
Cloudbase 株式会社 @ryuke
2022年4月 株式会社メルカリ Microservice Platform CI/CD Kubernetes / Github Actions 2023年1月
Cloudbase株式会社 Platform / SRE チーム Go / terraform / Datadog SNS https://twitter.com/i_ryuke Pokemon Sleep 6645-5328-5408 スイカを転がすゲーム ブーム 現職 前職 @ryuke 岩井 ⿓之介
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システム構成
システム構成
スキャンワークフローをStep Functionsで実現 +
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Datadog導⼊により達成できたこと • インテグレーションによりサービスの状態が⼀⽬でわかるように
Datadog導⼊により達成できたこと • CloudWatch Logsを使っていたが、ロググループごとにしかログを確認で きなかった → ログを横断的に確認できるように
⼀⽅で、⼤量のデータを処理するバッチジョブに対する監視の課題 • ⼤量のデータを処理する中で、どうしても⼀部のケースでエラーは発⽣する ◦ APIのレートリミットや権限不⾜、想定していないパターンのデータ、避けられ ないヌルポ • 個々のエラーは要対応ではあるが、寝ている⼈を毎回叩き起こすほどのものではない • 既存のソリューションはうまくフィットしない
◦ Step Functions インテグレーション: ジョブ単位の死活監視のみ ◦ APM: 処理がリクエストごとに分割されていることが前提
監視要件 1. 各エラーが何件、どんな頻度で発⽣しているのかを可視化したい 2. 新しいパターンのエラーが発⽣したときに通知したい 3. 各エラーを調査するのに⼗分なコンテキストが得られること
監視要件 1. 各エラーが何件、どんな頻度で発⽣しているのかを可視化したい 2. 新しいパターンのエラーが発⽣したときに通知したい 3. 各エラーを調査するのに⼗分なコンテキストが得られること → Error Tracking
for Logs がうまくハマった
Error Tracking for Logs
Datadog Error Tracking for Logs • APM / RUM にもError
Trackingはあったが、そのLogs版 • Datadog Logsを活⽤していれば、最⼩限のセットアップで使い始めること が可能 • 2022/11リリース • 2023/10時点でβ機能
セットアップ • 構造化ログのフィールドにエラースタックとメッセージを追加するだけ
1. 各エラーが何件、どんな頻度で発⽣しているのかを可視化したい • コンテキスト情報を元に⾃動でグルーピングしてくれる • それぞれの発⽣件数や頻度を可視化 • ステータスのトラッキング • regressionの検知
2. 新しいパターンのエラーが発⽣したときに通知したい • 新規に発⽣したイシューに対してのみ通知を発⾏することが可能 ◦ アラート疲れの防⽌ • もちろん、既存のものを通知することもできる
3. 各エラーを調査するのに⼗分なコンテキストが得られること • ログのフィールドとして好きな情報を⼊れられる • 該当のログに対してフィルタリングやグルーピングを⾏なってドリルダウンしながら調査し ていく体験が最⾼
達成できたこと ✅ 1. 各エラーが何件、どんな頻度で発⽣しているのかを可視化したい ✅ 2. 新しいパターンのエラーが発⽣したときに通知したい ✅ 3. 各エラーを調査するのに⼗分なコンテキストが得られること
まとめ • バッチ処理の監視に関して、全体に影響を与えないエラーの発⽣状況をう まくトラッキングしたいという課題があった • Error Tracking For Logsを活⽤することで以下を実現 ◦
エラーの⾃動グルーピングと発⽣状況の可視化 ◦ 新規パターンの通知 ◦ エラー調査のためのコンテキストの集約 • β版ではありますが、とても便利な機能なのでぜひ使ってみてください!
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