Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

201023_インハウスエディターが考える、「ブランディング戦略」で変わる採用(コ...

Ryo Saimaru
December 27, 2020

 201023_インハウスエディターが考える、「ブランディング戦略」で変わる採用(コンテンツ東京)

インハウスエディターが考える、「ブランディング戦略」で変わる採用
https://reed-speaker.jp/Seminar/content_seminar2020/top/

Ryo Saimaru

December 27, 2020
Tweet

More Decks by Ryo Saimaru

Other Decks in Business

Transcript

  1. Mercari, Inc. Branding team / Brand Editor Ryo Saimaru 2020.10.23

    @コンテンツ東京 インハウスエディターが考える、 「ブランディング戦略」で変わる採用
  2. Mercari, Inc. Branding team Brand Editor Ryo Saimaru 株式会社メルカリ Branding

    team 西丸 亮 1988年。福島県いわき市生まれ。中央大学大学院公共政策研究科修 了。新卒で株式会社スマイルズに入社し、店舗運営やWeb社内報の運 営・企画・執筆に携わる。その後、株式会社CINRAに転職。クリエイティ ブ業界の求人サイト「CINRA.JOB」の企画・編集や、企業のオウンドメ ディア運用に従事。2018年、株式会社メルカリに入社。採用スローガン の策定やオウンドメディア「メルカン」の運営など、主に採用ブランディン グを担当している。現在、福島県と東京都の二拠点生活を実践中。 People Partners(HR) 2018.7~2019.3 Corporate Communications(PR) 2019.4~2019.9 Brand Management 2019.10 ~ 2020.6 Branding team (Strategy/PJ Lead) 2020.6 ~ Now
  3. 設立:2013年2月1日 
 資本金:69,587百万円(資本準備金含む) 
 事業内容:スマートフォン向けフリマアプリ「メル カリ」の企画・開発・運営 
 代表者:山田進太郎 
 所在地:〒106-6118

    東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 
 拠点:東京、仙台、福岡、ボストン、パロアルト、 ポートランド
 従業員数:約1,800名(連結)※40カ国 
 Corporate information
  4. 設立:2013年2月1日 
 資本金:69,587百万円(資本準備金含む) 
 事業内容:スマートフォン向けフリマアプリ「メル カリ」の企画・開発・運営 
 代表者:山田進太郎 
 所在地:〒106-6118

    東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 
 拠点:東京、仙台、福岡、ボストン、パロアルト、 ポートランド
 従業員数:約1,800名(連結)※40カ国 
 Corporate information <連結従業員数の推移> 単位:人
  5. Board of Directors 山田 進太郎
 代表取締役CEO (社長) 
 小泉文明
 取締役President(会長)

    
 John Lagerling
 上級執行役員 兼 Mercari, Inc. CEO 
 青柳直樹
 上級執行役員 兼 株式会社メルペイ 代表取締役社長 CEO 
 濱田 優貴
 上級執行役員 CINO 
 田面木宏尚
 上級執行役員 兼
 メルカリジャパン CEO 
 株式会社メルカリの経営陣をご紹介します。 
 ボードメンバー

  6. 新たな価値を生みだす世界的なマー ケットプレイスを創る
 Our Mission ミッションは、メルカリが企業として達成した いことはなにか、なんのために存在するの か、ということを明文化したものです。 
 グループミッション 


    「限りある資源を循環させ、より豊かな社会をつくりたい」。 創業者である山田進太郎が世界一周の旅で抱いた、そんな問題意識によって生まれたの がフリマアプリ「メルカリ」です。 テクノロジーの力によって、世界中の個人と個人をつなぎ、誰もが簡単にモノの売り買いを 楽しめる。それにより資源を循環させる豊かな社会、個人がやりたいことを実現できる社会 をつくっていきたいと考えています。 

  7. Our Values Go Bold 大胆にやろう 世の中にインパクトを与えるイノベーションを生み出すため 全員が大胆にチャレンジし、数多くの失敗から学び、実践します。 All for One

    全ては成功のために 一人では達成できない大きなミッションを、チームの力を合わせ、全員が最大のパフォーマン スを発揮することで実現します。 Be a Pro プロフェッショナルであれ メンバー全員がその道のプロフェッショナルとしてオーナーシップを持ち、日々の学びを怠ら ず、成果や実績にコミットします。 メルカリには、ミッションを達成するために大 切にしている3つのバリューがあります。 
 
 
 
 バリュー

  8. with COVID-19 with コロナ
 新型コロナウイルスがメルカリの 組織にもたらした変化 ・似た経歴のメンバー ・暗黙知の共有 ・個別判断 ・空気を読む

    ・単一言語 ・多様性のあるメンバー ・形式知の共有 ・ガイドラインに基づく判断 ・わかりやすさ(Data・論理) ・やさしい英語・日本語 ハイコンテクスト ローコンテクスト グローバル対応と同時に リモートワークにも対応 メルカリではムラ(村) からマチ(都市)へのシフトが進行中
  9. with COVID-19 with コロナ
 新型コロナウイルスがメルカリの 組織にもたらした変化 ・社員の安全安心第一 ・採用抑制 ・ミッション・バリューと EX

    ・メリハリのある人材マネジメント ・ITツールのフル活用・DataDriven ・D&I ・新しい働き方 ・Safe Mode (手元資金確保) ・社会的責任とCX  ・事業の集中と選択 ・DX加速 ・透明性・自律分散 経営戦略の変化 人事戦略の変化
  10. with COVID-19 with コロナ
 新型コロナウイルスがメルカリの 組織にもたらした変化 Beforeコロナ 
 ・リモートワーク非推奨 


    ・組織カルチャーの浸透を目的 とした対面でのコミュニケーショ ン重視
 ・フレックス制度(コアタイム有 り)
 
 ・全部署リモートワークへ完全 移行
 ・生産性向上 (4月調査) 
 個人 向上32% 変わらない54% 低下14% チーム 向 上19% 変わらない72% 低下9% 
 ・エンゲージメント向上 
 eNPS10ポイントアップ (4月調査)
 Withコロナ状況での メルカリの最新情報 withコロナ時代の新しい働き方へ
  11. ローコンテクスト 心理的安全性 CONNECT PERSONAL ALL ・期待値・仕事量確認 ・心身コンディション確認 ・やりがい・学びの機会 ・キャリア相談 1

    on 1 Team ・目標・進捗・成果物の確認 ・互いのスケジュール共有 ・情報をオープンに共有 ・朝会・定例チェックイン ・オンラインランチ/Teabreak ・雑談チャンネル 1,800人 Weekly All Hands Open Door with Leaders Online Hackathon ・全社業績・進捗共有 ・今週のWIN / Value Award ・Q&A ・経営陣とカジュアルに Q&A ・ロードマップ ・VOE ・ボトムアップイノベーション ・チームコラボレーション ・Fun & Excitement 社内コミュニケーションのアップデート
  12. ・スカウト強化 ・オンラインミートアップ ・オンライン入社オリエン ・オンボーディングの仕組み化 ・メンター(バディ)制度 ・グローバルスタンダード ・評価基準の明文化 ・定性 / 定量的な360度評価

    ・メリハリのある報酬体系 ・建設的なフィードバック ・タレントレビュー ・メンタリングプログラム ・キャリアサーベイ ・オンラインワークショップ ・マネージャー研修強化 採用 評価報酬 メリトクラシー WHAT & HOW 多様な人材へ対応 納得感 育成 ミッション共感 バリューフィット 期待値設定 内部登用 Go Boldな挑戦 リモートでの経験共有 人事制度・プロセスのアップデート
  13. inhouse Editor インハウスエディターと は?
 企業が持つ代替不可能な「らしさ」と 社会に存在する意味を正しく言語化し、 本当に価値を伝えたい人に正しく届けられる人 Editing PR/メディアリレーション/Webのプランニ ング・ディレクション/コピーライティング/サ

    イトの保守・運営/編集部(コミュニティ)の運 営/ステートメント作成 /コンテンツの企画、 制作/記事の執筆、編集/動画の企画、制 作/写真や動画の撮影、編集/イベントの企 画・運営 /SNSの運用…等々 ➝常に「Why」を問い直し、 徹底的に「How」にこだわる Branding ブランドマネジメント/ストラテジー作成/ ストーリーメイキング…等々 ➝主語をチューニングできる力 ➝点・線・面でみる力 ➝経営と現場との対話・コネクト ➝抽象と具体の反復(大小の車輪をま わす力) Mind 自社サービスへの愛(主観と客観)/経営に NOと言える勇気/圧倒的知的好奇心/現場 の巻き込み力 Skill inhouse Editor
  14. ブランド構築の全体像 28 イ メ ー ジ ブランド プロミス ブランド要素 (Verbal,

    Visual) 社内浸透  企業・事業 活動へ反映 タッチポイントを 通じた体現/伝 達 KPI 評価 Mission / Value Culture Internal branding External branding 基盤づくり KPI現状把握調査
  15. ブランディングの構成要素 Product&Service People&behaviours Environment & Space Communication 社員の態度・振る舞い アプリ・サービス 企業の社会活動(ESG/スポーツ)

    オフィス、IR関連イベント、PR関連イベン ト、採用関連イベント等での 空間としての接点 Owned/Paid/Earnedを通じた全 てのコミュニケーション 全てのタッチポイントを通じてブランドを体現・表現していく メルカリらしい ブランド体験
  16. Recruiting メルカリにとって採用とは? 
 ミッション達成のため、メルカリのカルチャーにマッチする多様な 人材に仲間に加わってもらうための手段です • ミッションの実現を信じ、自分より優秀な(=大きな影響力を発揮できる)人材を 採用する • 社員一人ひとりがカルチャーの伝道師となり、優秀な人材をメルカリ全員で採

    用する(リファラル採用、Meetup、カジュアル面談) • 候補者もメルカリ・メルペイアプリのお客さまである前提で、選考の合否に関わ らず、候補者の選考体験を向上させることで、メルカリを更に好きになってもら う。 • 採用時点での候補者とメルカリ側の期待値を明確にし、実情を積極的に発信 することで、それぞれの期待にマッチする人材を迎え入れる。 • 中長期な視点でメルカリのコアを担う新卒を採用し育成していくことを、会社の 重要な文化と位置づける。
  17. 採用の特徴(2018)
 Recruiting • 過半数がリファラル • 全社OKRに採用目標がああ り、全社員がコミット • 採用会食無制限 •

    自分より優秀な人を採るカル チャー • 面接ではミッション達成力と Valueを見る • 採用を通じてメンバーがカ ルチャーやValueへの理解 を深めてゆく • 迷ったら採らない メルカリの採用の特徴 • 『mercan』や『Tech Blog』などオウンドメディア • ミートアップなどの採用イベント • 『Bold Internship』 『Build@Mercari』などのインターンプログラム • 『Mercari Tech Conference』『Business Day』などのカンファレンス • 自由な社員のSNS発信 全員が発信に協力
  18. 採用はうまくいっていたが、ブランディング戦略はなく 暗黙知化されていたことも事実だった…… • 課題 ◦ 一貫性のある採用ブランディングもコンセ プトがない ▪ メッセージがブレる ◦

    不本意な「キラキラ ブランディング」 ▪ 期待値ギャップが生じる • 要因 ◦ (1)採用に関わる業務やチームの分業化 ▪ 採用に関連するチームが深く連携を図れていな い ▪ 各チームがタッチポイント( Web, SNS, イベントな ど)をつくるが連携できていない ◦ (2)高頻度で採用方針がアップデートされる ▪ 短期的な採用方針の変動があるが、コアとなる 採用メッセージが不明瞭だった • アプローチ • (1)への対応 ◦ 採用ブランディング定例を隔週で開催 ◦ カルテ(採用候補者へ適切なメッセージングをする ためのヒアリングシート)の実施 • (2)への対応 ◦ 採用ブランディングのコンセプト制作 ▪ 採用ブランディング定例でディスカッション を重ね制作 ◦ 各タッチポイントを通じたコンセプトの発信 ▪ 社内浸透:各Divisionに説明/採用ブラン ディングフォーマットを作成 ▪ 社外浸透:コーポレートサイト /採用サイト /JD、メルカン、イベントなどで、コンセプトを 発信・反映
  19. Recruiting Branding メルカリにとって
 採用ブランディングとは? 
 What:採用ブランディングとは • メルカリで働く「らしさ」を醸成し、育むこと ◦ 数多くいる求職者に対してメルカリに「入社したい」「働きたい」と思ってもらうため

    に、ミッション・バリュー・カルチャー、働くメリットなどを発信し、「あの企業は◯◯な 魅力がある」「メルカリで〇〇をしたい」というブランド(=らしさ)を醸成し、育む活 動そのもの。 Why:なぜやるか • (1)採用ミスマッチを防ぐため(入社前後のギャップをなくすため) • (2)採用コストを抑えられる • (3)応募者数の増加(質の高い母集団形成) • (4)社員エンゲージメントの向上 Who:誰にやるか • (1)社員 • (2)採用候補者(国内 /海外) • (3)エージェント・業界(影響を与えたい業界) • (4)社会 What:何をやるか • 採用ブランドコンセプトの実現に必要な ファクト(実績)を積み重ね、正しいタッチポイントを 通じて発信する。
  20. 採用ブランディングのステップ(期待するブランドイメージが醸成されるまで) 与えたい印象と体験 (1)社員向け • 1.SocialValue • 2.Big Impact • 3.Micro

    decision • 4.D&I • 5.Trust & Openness (2)採用候補者 • 1.SocialValue • 2.Big Impact • 3Micro decision • 4.D&I • 5.Trust & Openness (3)エージェント・業界 • 与えたい印象と関係 (4)社会 • 与えたい印象と関係 具体的なプラン・アクション (1)社員向け • 1のアクション • 2のアクション • 3のアクション • 4のアクション • 5のアクション (2)採用候補者 • 1のアクション • 2のアクション • 3のアクション • 4のアクション • 5のアクション (3)エージェント・業界 • アクション (4)社会 • アクション タッチポイントの活用 (1)Webメディア • オウンドメディア • アーンドメディア • ペイドメディア (2)プラットフォーム • Slack • YouTube • Vimeo (3)SNS • Twitter • Instagram • Facebook • LinkedIn (4)イベント • カンファレンス • ミートアップ • セミナー (5)採用ノベルティグッズ • Brand Book (6)ATS • job description (7)採用広報資料 • 採用ピッチ資料 • 採用資料(エージェント) STEP_1:方針策定 STEP_2:アクション選定 STEP_3:発信 Mission / Value Brand Promise Culture イ メ ー ジ の 醸 成 (ヒアリング) 採用コンセプト KPI(Survey)
  21. 就職希望者向けの企業ブランドづくり ジャンル コンセプト ミッション 新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る 「限りある資源を循環させ、より豊かな社会をつくりたい」。創業者である山田進太郎が世界一周の旅で抱いた、そんな問題意識によって生まれたのがフリマアプ リ「メルカリ」です。テクノロジーの力よって、世界中の個人と個人をつなぎ、誰もが簡単にモノの売り買いを楽しめる。それにより資源を循環させる豊かな社会、個 人がやりたいことを実現できる社会をつくっていきたいと考えています。 バリュー •

    Go Bold_大胆にやろう:世の中にインパクトを与えるイノベーションを生み出すため、全員が大胆にチャレンジし、数多くの失敗から学び、実 践します。 • All for One_全ては成功のために: 一人では達成できない大きなミッションを、チームの力を合わせ、全員が最大のパフォーマンスを発揮す ることで実現します。 • Be a Pro_プロフェッショナルであれ: メンバー全員がその道のプロフェッショナルとしてオーナーシップを持ち、日々の学びを怠らず、成果や 実績にコミットします。 カルチャー Trust & Openness(信頼し合うことを前提にしたオープンなカルチャー)」 • メルカリは相互の信頼関係を大切にしています。信頼を前提にしているからこそ、情報の透明性が保たれ、組織もフラットに構築。メンバーを 縛るルールも必要以上に設けていません 。一人ひとりの自発的な思考や行動 が、個人の成長や組織の強さにつながると信じているからで す。私たちは、このカルチャーを “Trust & Openness”と呼び、メルカリらしい人と組織の理想のあり方を追求していきます。 コーポレート 『スタートアップ』から『世界に通用する企業』へ成長する変革期 組織 「変化に柔軟で、個々がオーナーシップを持ち(フラット)、自律的に意思決定できる有機的な組織」 働く人 ・ミッション・バリューが浸透しているため、メンバーは同じ方向に向かうことができる ・多様なバックグラウンドを持つメンバーが多いため、相互に成長し合うことができる
  22. 就職希望者向けの企業ブランドづくり ジャンル コンセプト プロダクト メルカリは国内最大の CtoCマーケットプレイスです。個人間で誰もが、簡単に、かつ安心・安全な取引ができるような機能・サービスを備えたアプリ ケーションです。メルカリは 2013年、創業者でありCEOの山田進太郎が「必要なモノが、必要な人に、必要な量だけ届くような循環型社会」 を目指して 創った日本発のプロダクトです。さらに、スマホ決済サービス「メルペイ」をアプリ内に設けることで、今後、単なる決済手段に留まらず、「信用の創造」

    を軸に、多様なサービスを手掛けていきます。現在、日本と USを拠点に事業を展開しています。   (補足) • 利用者数は月間1,800万人、流通総額は年間 5,000億円(FY2020.6)。 • AIや機械学習などの技術に投資し、これまで 「AI出品」や「写真検索」など、さまざまな機能をリリース。 • AIによる不正監視や独自の入金システム により、誰でも安心・安全な取引を実現。 • 海外のCtoCマーケットプレイスは、 eBay(アメリカ)、OLX(アメリカ)、Poshmark(アメリカ)、kijiji(カナダ)、carousell(シンガポー ル)、shopee(シンガポール)などがあり、メルカリと比較されるケースも多い。 仕事 • 「Big Impact」 ◦ 世界に通用するサービス、組織、仕組みを自らの手でつくる • 「Micro Decision」 ◦ 変化し、進化する組織においてオーナーシップを持ち、自ら意思決定し、行動する • 「Diversity & Inclusion」 ◦ 個々のスキルと多様性を活かした競争力のあるチームで、ミッション達成に挑む 環境/制度 ・個人のパフォーマンスを最大限発揮するための働き方をサポートする(ワークスタイル制度) ・個人のパフォーマンスとバリューに沿った行動を正しく評価する(評価制度)
  23. Recruiting Branding メルカリにとって
 採用ブランディングとは? 
 採用ブランディングのコンセプト 『スタートアップ』から『世界に通用する企業』へ成長する 変革期を体感できる 訴求したい共感テーマ(Externalだけでなく、Internalも含む) ◦

    (1)Social Value ▪ 売り買いをなめらかにして、もっと豊かにワクワクする生活ができ、資源 を大切に使う循環型社会を実現する ◦ (2)Bold Challenge ▪ Big Impact:世界に通用するサービス、組織、仕組みを自らの手でつ くる ▪ Micro Decision:変化し、進化する組織においてオーナーシップを持 ち、自ら意思決定し、行動する ▪ Diversity & Inclusion:個々のスキルと多様性を活かした競争力の あるチームで、ミッション達成に挑む ◦ (3)Culture ▪ Trust & Openness:信頼し合うことを前提にしたオープンなカルチャー
  24. mercan 2016年5月の創刊以来「メルカリの人を伝え る」をコンセプトに発信するメルカン。ミッショ ン、バリューに即した発信を行いBold ChallengeをPRした。 
  編集方針 • 身近に感じられ、信頼につながるコンテ ンツを届ける

    • バリュー・カルチャー・ブランドプロミスに 紐づける • 全メンバーが発信者 メルカリグループで 働くメンバー全員が発信できる • コンテンツ形式にとらわれない
  25. Internal Branding 社員に向けた
 インターナルブランディング 
 ブランディングを成功させるために一番大事なこととは、 メルカリ社内の全チーム・全メンバーが体現者となること • 採用候補者のメルカリに対するパーセプションはあらゆる接点で構築される
 •

    一部の人やチームがその接点を全部コントロールするのではなく、全員が「メルカリら しさ」を理解し、それぞれのチームで体現してもらうことが一番重
 • 「自発的貢献意欲」の高いメンバーをいかに増やすか
 理解度 (Rational) 共感度 (Emotional) 行動意欲 (Motivational) 従業員 エンゲー ジメント
  26. Internal Branding 社員に向けた
 インターナルブランディング 
 メルカリの価値に対する共感 (「メルカリっていいな」) 社外(周囲)の人にも伝えたい・薦めた い【発信】 一緒にポジティブ体験

    作っていきたい!【気持ち】 Internal Branding メルカリという会社、プロダクト、働き 方ってこうだよね【理解】 各チームのアクション 【行動】 成功体験に変化 Branding Survey
  27. オフレコ内容は社内限 定で映像化 (コンテンツA面) ↓ Internal オフレコ内容以外はオ ウンドメディア「メルカリ マガジン」で記事化 (コンテンツB面) ↓

    External × mercari カケルメルカリ
 「× mercari(カケル・メルカリ)」は、ファッションや芸能、ビ ジネス、アート、学術など、さまざまな業界の第一線を走 るスペシャリストをゲストにお招きし、メルカリの価値や新 たな可能性について一緒に考える社内向けトーク番組で す。 【ゲスト】 丸山敬太さん(ファッションデザイナー) 長田新子さん(元レッドブルジャパン CMO) 遠山正道さん(スマイルズ代表) 加賀美健さん(現代アーティスト)
  28. Sumally いろいろやってみて思う 
 企業が持つべき
 6つのこと 1. やっぱり、ミッション・バリューが大事 2. 採用候補者に選ばれる企業であるとともに、 社会からも選ばれる企業にもならないといけない

    3. 企業の軸と柔軟性のバランス感覚 4. 採用候補者と企業はフェアである (選び・選ばれる関係) 5. 誰よりも社員を大切にし、スペシャルに想うこと (Internal BrandingはExternal Brandingくらい、あるいはそ れ以上大事である) 6. 理想は掲げつつも、背伸びせず、 正直・誠実になる (社外にも社内にも姿勢が透けて見える時代ですから)
  29. Mercari, Inc. Branding team / Brand Editor Ryo Saimaru @saimaru310

    ご清聴、ありがとうございました。