日刊 新人に伝えること

ソフトウェアに携わる新人に伝えたいことを毎日淡々とアップデートしていこうかなと思っています。

フィジカル⇄テクニカル
で進めたいです。
グループワーク、座学、ディスカッションを使い分けながら進められれば、参加者への知識の定着が測りやすいのかなと考えています。

他があったらアップデートします。

Transcript

1. ⽇刊 新⼈に伝えること なそ＠さとうひろゆき
2. ⾃⼰紹介 • なそ＠さとうひろゆき • あとで追記
3. 対象者 これからソフトウェア開発に携わるけど、知識ゼロな⽅向け コンピューターサイエンス 業務、業界知識 能⼒、考え⽅ 業務 普段は業務についていくので必死かもしれない。 その業務を⽀えるべき知識が不⾜していると 業務の知識がふんわりしてしまう。 ここでは、業務を⽀えるイロイロを育てていく。
4. 使い⽅ p 1⽇1枚。全てを記載することがで きない。補⾜でweb等で調べる必要 がある。 p 詳しい⼈が現場にいるときは、説明 してもらうのもコミュニケーション 促進にもつながる。
5. 使い⽅ テーマに沿って 説明、議論タイム テーマに沿って 説明、議論タイム テーマを まとめる まとめた テーマの 発表 ふ り か え り テーマを まとめる まとめた テーマの 発表 ふ り か え り 前 回 の テ マ 発 表 p 参加者全員が揃っている場合 p 前回、参加者全員が揃っていない場合 30 45 55 60 35 48 57 60 5 学習 整理 共有 改善 参加者が多ければ多いほど、業務や⽣活のタスクによっては参加できないことがある。 そこで、参加者の揃い⽅で運営⽅法を２種類設けることで前回参加できなかった参加者へのフォローと 参加したメンバーのフォローアップを⾏うことで気軽に参加できるようにする。
6. 使い⽅ 講義 ディスカッション テーマを まとめる 発表 ふりかえり 講義 対話 テーマを まとめる 1⽇ 1⽇１テーマの反復学習を⾏うことで、テーマを理解しながら進める。最後にふりかえりを設け 次のテーマの進め⽅を調整する。 また、前回参加できなかった場合は、前回のテーマ発表を⾏うことでメンバー間のフォローをする
7. 使い⽅ 1⽇⽬ 2⽇⽬ 3⽇⽬ 知識の点を増やす 知識に納得する 知識がつながる それぞれに関わりがない知識だと思われる項⽬が、知識を経験し知⾒となっていく中で複数の知識が繋がる。 知識が繋がることで今まで⾒えてこなかった問題解決のアプローチを⾒つけ出すことができる。 ただし、これは個⼈差が⼤きく発⽣する。⼈によってLinkする知識は異なることが多い。 1⽇⽬ 2⽇⽬ 3⽇⽬ 1⽇⽬ 2⽇⽬ 3⽇⽬ Link もうちょっと記載する 4⽇⽬ 4⽇⽬ 5⽇⽬
8. 必要なもの • ノート • ボールペン A4サイズの⽤紙でも良いが、⽇々の積み重ねが必要なためまとめて閲覧できるノートの⽅ が良い。
9. ダニング・クルーガー効果 • 「それ完全に理解した」と呼 ばれる現象。 • 後で思い返して、⾊々疑問が 噴出する。 • 理解を進めれば進めるほど、 何もわかってないことに気が つく。 • どんなに理解を進めても最初 の「それ完全に理解した」に 到達できない。 • 「xxxチョットデキル」とな る。 Confidence(⾃信) Experience(経験)：ダニング＝クルーガー効果 1⽇⽬
10. 価値観 • ⾃分と他⼈を区別する基準 • ダイバーシティ • ⾏動するときの優先順位となる 基準(ライフスタイル、⽣き様) • 企業、宗教、家族が持つ価値観 が存在する • 時代や地域で異なり、変化する 2⽇⽬ 今⽇はワークショップ 「価値観ババ抜き」
11. AND、OR、ベン図 3⽇⽬ ベン図 • 多数の集合における関係性を表したもの • プログラムにおける条件の考え⽅になる 論理演算 • 0,1の複数の⼊⼒から1つの演算結果を導 くもの • AND、OR、NOTの３種類 • 真偽値(True,False)で表すこともある I1 I2 O 1 1 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 I1 I2 O 1 1 1 1 0 1 0 1 1 0 0 0 AND OR ベン図 I1 O 1 0 0 1 NOT
12. ふりかえり 4⽇⽬ • ふりかえりは何をイメージしますか？ 反省会という⾔葉がありますが、それとは 違います。 原因となる要素を洗い出し、課題、リスク に対して対応策を考える。これが「ふりか えり」です。 ⼿法には、KPTやYWT等があります。 P D C A サイクル 反省会 KPT K：よかったこと P：わるかったこと T：次に試したいこと YWT Y：やったこと W：わかったこと T：次に試したいこと
13. フェルミ推定 5⽇⽬ • 実際に調査するのが難しいようなとらえ どころのない量を、いくつかの⼿掛かり を元に論理的に推論し、短時間で概算す ること。 • 想像⼒、⾃⾝の経験をもとに概算を算出 する。売上や来客数。アプリを実際に使 うユーザー数などの前提を考える際に⽤ いる。 • 100％の的中は難しいが、新しいサービ スやリスクを考える際に必要となる。 近所の スーパーの 1⽇当たりの 売上は？
14. 職業⼈能⼒ 6⽇⽬ • それぞれの能⼒について考えてみよう。 • ⼈間の能⼒は⼤きく７つに分けられる。 • それぞれ持っている知識や知⾒はどれに 分類されるのかが重要である。 • 意識して能⼒開発を ⾏うか、意識せず に能⼒開発を⾏うかで数年後には考え⽅ や能⼒が違う。 • 能⼒の中に意識や健康が⼊っている理由 を考えてみよう。 働き⽅の哲学 村⼭ 昇著 31 職業⼈能⼒より ⑦⼈間性 | 常識・倫理観 ①基礎学⼒ ②社会⼈基礎⼒ ③職業能⼒ ⑥ ⼼ と 体 の 健 康 ⑤ キ リ ア 形 成 意 識 ④ 学 ぼ う と す る 意 識 末端の細分化された能⼒ ⼤本にある能⼒
15. ライトニング・トーク 7⽇⽬ ！ ・カンファレンスやフォーラムなどで ⾏われる短いプレゼンテーション ・持ち時間が5分~10分 ・時間重視のため、容赦なく切られる その時にドラを⽤いる。
16. アルゴリズム 8⽇⽬ ・問題解決やタスクの実⾏を⾏う ⼀連の流れのこと ・プログラムや作業を⾏う上で 必要な作業。 ・具体化と抽象化を⽤いて無駄を 省くことができる いいえ はい 頭の中でやっていることを書き出す
17. 障害のニュース 9⽇⽬ ・障害が発⽣することで市場に マイナスのイメージが広がる ・障害のニュースを3個探してみよう！ ・その中の1個について、 原因を考えてみよう
18. 流れ 10⽇⽬ p 物事は必ず連続している p 発⽣源があり、連続している。 p 流れが速くなる p 幅が広くなる p 深くなる、浅くなる p いつも同じということはない p 天気や災害 p 季節 p ⼯事 n追うべき流れ nお⾦ nデータ n物 n⼈ n業務
19. データベース 11⽇⽬ p データを格納する場所 p データって？ ⽂字、数値、⽇付、ファイル etc…… p データベース 表で管理する 偉⼈ データベース ID 名前 性別 1 佐々⽊ ⼩次郎 1:男 2 宮本 武蔵 2:⼥ 3 ギルガメッシュ 1:男 4 アーサー・ペンドラゴン 2:⼥ p 表の種類(⼤きく分けて) p トランザクション p マスタ
20. 開発のススメ 開発が始まる理由 12⽇⽬ 要望 要件 仕様 この課題を どうにかしたい こうしたら いいんじゃない？ こうしていこう こう作る 課題 動けない
21. 属性 ラベル タグ 13⽇⽬ p ⼀つのものに対して付くラベル p 複数ラベリングされる p 何を付与するかは⼈によって違う p 統計を取ることが可能 ⼈ 性別 年齢 ID 名前 年齢 性別 1 佐々⽊ ⼩次郎 25 1:男 2 宮本 武蔵 47 2:⼥ 3 ギルガメッシュ 38 1:男 4 アーサー・ペンドラゴン 29 2:⼥ 表にしてみると 例）⼈をラベリング
22. IKEA効果 • 作ったものに愛着を持つ効果 • ⼀緒にものを作るとより効果がある • 労⼒に応じて、感じる価値は⾼くなる 14⽇⽬
23. CUI と GUI GUI : Graphical User Interface pマウスをつかった視覚的にパソコンを操 作できる。 15⽇⽬ CUI : Character-based User Interface pキーボードだけでパソコンを操作で きる。 UI : User Interfaceとは？ p ユーザーとパソコンをつなぐもの p ウィンドウに⼊⼒するもの
24. 要素分解 16⽇⽬ 現状では考えにくい問題、課題、要素に対して 分解することで、1つ1つを明確にする • 階層ごとに抽象度を合わせる • 掛け算、割り算、⾜し算、引き算ができる • 階層が深くなるにつれ、細かい要素になる 売上 顧客数 単価 ✖ リピート 新規顧客数 MECE：漏れなくダブりなく を意識しよう 例) 売上の要素分解
25. 議論：プロフェッショナルとは？ 17⽇⽬ ⾃分たちは何のプロなのか？ もしくはプロではないのか？ 結論を⽤意してください ෼ ෼ ෼
26. プログラマーの⼼理学 18⽇⽬ 障害が発⽣しました。プログラマーはどういう気持ちで障害を受け⽌めるでしょうか？ これは、仕様書が悪い。 ⾃分は⾔われた通りに 作ったので悪くない。 作ったのは⾃分だ。 もっと注意深くと 作らないといけない。 ෼ ෼ ෼
27. 1on1 19⽇⽬ 個⼈対個⼈の⾯談。 ෼ ෼ ෼ 私の場合 p 相⼿に時間の使い⽅を含めてお任せする。 p KPTやYWTがおすすめ p 時間は30分/⼈ p 期間は２週間に1回 p 私は深掘り、別視点の⾔葉を投げかける。 p やりたいことが他⼈に依存していないか p ⾃分ごとになっているか？ p 他の⼈はどう思うか？ p ⾃分の思うことや考えていることを⾔語化する。 p 相⼿に伝えることで⾃分の考えを整理整頓 p 1回でうまくいかないので、継続的に実施
28. 逆の⽴場になって考えよう 19⽇⽬ 普段の⽴場とは逆の場合、どんな⾵に考えているでしょうか？ ෼ ෼ ෼ いつもの ⽴場 今⽇ 妄想する ⽴場
29. ⾃分の考えを他⼈に伝える 20⽇⽬ ⾃分の考えていることは相⼿に伝わっているのか？ ෼ ෼ ෼ ⾃分の今やっている業務を相⼿に説明してみよう 5分 / 1⼈ p 限られた時間で何を話すかを決める p 相⼿の前提を考える p 伝えたいことを決める p 伝えないことを決める p 納得できる順番を考える p 時間をおいて⾒直す 課題
30. バス因⼦ Bus facter 21⽇⽬ ෼ ෼ ෼ ある⽇、バスに轢かれてチームメンバー が死んでしまいました。 そのメンバーしか知らない業務がたくさ んあり、業務を⾏うことができない状態に なる⼈、事象のこと。 おお ゆうしゃよ しんでしまうとは なさけない このネタわかる⼈どのくらいいるんだろう？ 課題 今の案件でバス因⼦は誰？ どうやったら解決できるだろう？
31. 暗黙知と形式知について 22⽇⽬ ෼ ෼ ෼ 暗黙知 = 経験知 p 経験から⾝につけた⾔語化しづらい 個⼈の知識のこと。 p 考え⽅や技術どちらにも当てはま る。 形式知 p ⾔語化された知識体系のこと。 p 図、⽂章、表で表される。 形式知 暗黙知 いらすとや より
32. 暗黙知と形式知について 23⽇⽬ ෼ ෼ ෼ http://www.osamuhasegawa.com/seci%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB/ おさらい 暗黙知 = 経験知 p 経験から⾝につけた ⾔語化していない個 ⼈の知識のこと。 p 考え⽅や技術どちら にも当てはまる。 形式知 p ⾔語化された知識体 系のこと。 p 図、⽂章、表で表さ れる。
33. कഁ཭ 24⽇⽬ ෼ ෼ ෼ ن ۣ ࡞ ๏ क Γ ਚ ͘ ͠ ͯ ഁ Δ ͱ ΋ ཭ Δ Δ ͱ ͯ ΋ ຊ Λ ๨ Δ ͳ ܕ ͕ ͋ Γ · ͢ ͔ ʁ ܕ ͕ ͳ ͍ ৔ ߹ ܕ ͳ ͠ ܕ ͕ ͋ Δ ৔ ߹ ܕ ഁ Γ