BPStudy#154〜社会やビジネスに新たな価値を生み出すソフトウェア工学(SE4BS)

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June 24, 2020

 BPStudy#154〜社会やビジネスに新たな価値を生み出すソフトウェア工学(SE4BS)

イベントURL:
https://bpstudy.connpass.com/event/178517/

技術革新が続く昨今、テクノロジーの急速な進化にあわせて人類の明るい未来を同時並行的に描いてくことが必要とされており、それを実現するための新たなソフトウェア工学が求められています。

また、最近ではソフトウェア開発手法としてアジャイル開発が定着し始めており、DX(Digital Transformation)によるビジネスモデル変革も話題となっています。

DXとは、IoTやクラウド、AI・ビッグデータアナリティクス、ソーシャル等のデジタル技術を活用したデジタル化を駆使することで、ビジネスモデルを変革し、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させることであるが、2020年初頭からの新型コロナウイルスの流行によって、世界的に人々の生活が大きく変化しようとしており「DX(人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるためのテクノロジーによる変革)」ということがポスト・コロナ時代に向けて急務とされるでしょう。

しかしながら、ポスト・コロナを築いていくにあたり、DXが安易なムードでなし崩し的に進められてしまうと文化的発展が伴わない表層的なIT活用に終始することになってしまい、真の豊かな未来への変化につなげることはできません。

このような社会的背景の中、我々は現在のソフトウェア工学を抜本的に変革するための方法を2019年1月より策定してきました。

このソフトウェア工学は、人類の明るい未来を社会的・ビジネス的観点でデザインしながら、それを同時に実現可能とする方法である。そのため従来のソフトウェア工学に、社会やビジネスをデザインするという感性的側面を工学の対象とし、人々の未来を描くという哲学的・倫理学的観点についても融合することが可能な体系をビジョンとしています。

そのビジョンに基づく手始めとしてとして、ビジネスと社会のためのソフトウェア工学体系:SE4BS(Software Engineering for Business and Society)という名前でまとめることとしました。

本日は、このSE4BSの創設者メンバー・検討メンバーによる講演、およびパネルディスカッションを行います。

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SE4BS

June 24, 2020
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Transcript

  1. 1.

    ©2019 SE4BS 社会やビジネスに新たな価値 を生み出すソフトウェア工学 SE4BS(Software Engineering for Business and Society)

    鷲崎弘宜†1 平鍋健児†2 羽生田栄一†3 萩本順三†4 濱井和夫†5 関満徳†6 井上健†7 谷口真也†8 小林浩†9 †1早稲田大学 / NII / システム情報 / エクスモーション †2永和システムマネジメント †3 豆蔵 †4匠BusinessPlace†5NTTコムウェア / IIBA日本支部 †6グロース・アーキテクチャ&チームス †7ソフトウェアコンサルタント †8セイコーエプソン †9システム情報 BPStudy・スマートエスイーセミナー 2020/06/24(水)
  2. 2.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 本日のタイムテーブル 内容 19:00-19:05

    ご挨拶、BPStudyの紹介、スマートエスイーの紹介 19:05-19:55 第1部 SE4BSとは 19:55-20:15 Q&A 20:15-20:55 第2部 パネルディスカッション 20:55-21:00 おわりに 1 佐藤
  3. 3.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ご質問はSli.doへ ■疑問に思ったことや、もう少し詳しく聞きたいなと 思ったことについては、Sli.doに投稿してください。

    • 質問をするか、すでにされている質問に投票することが できます。 • Q&Aやパネルディスカッション中に可能な範囲でお答え するようにいたします 1. ブラウザを立ち上げ 2. slido.com または sli.do を開く 3. イベントコードとして #bpstudy154 を入力 2 bpstudy154 佐藤
  4. 4.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アンケートご協力のおねがい ■本日はお忙しい中 「BPStudy#154〜社会やビジネスに新たな価値を

    生み出すソフトウェア工学(SE4BS)」 にご参加いただき、ありがとうございます! ■是非アンケートにご協力いただき、忌憚ない意見や フィードバックをいただけたらと存じます。 https://forms.gle/tLAkpbZ7tB19SpsW6 3 佐藤
  5. 5.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ BPStudyのご紹介 ■2007年9月から毎月1回のペースで開催している Web系勉強会

    https://bpstudy.connpass.com/ • 技術者(デザイナーの方が発表したこともあります)が、 自分のノウハウや知見を発表する 「技術者のTED」 の ような勉強会を目指しています ■本日のハッシュタグは #bpstudy です • 是非ツイートしてください! 4 佐藤
  6. 6.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 全国規模の14大学・ 研究所ネットワーク 26以上の企業・業界

    団体(会員企業5000 超)・自治体との連携 + + クラウド センサ・IoT 人工 知能 ビッグ データ 生成 知識 抽出 革新 情報処理 アプリケーション ビジネス 価値 創造 題材・事例 教材・指導 受講生派遣・ 外部評価 進学・共同 研究接続 教材・指導 地区展開 スマートエスイー 通信・物理 協力校 スマートエスイーのご紹介 ■enPiT-Pro スマートエスイー Smart SE http://smartse.jp/ • 文科省 社会人教育 enPiT-Pro AI・IoT×ビジネス • 履修証明プログラム10科目120時間 • 一部JMOOCオンライン提供中、関連内容をセミナー 5 鷲崎
  7. 7.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 本日のタイムテーブル 内容 19:00-19:05

    ご挨拶、BPStudyの紹介、スマートエスイーの紹介 19:05-19:55 第1部 SE4BSとは 19:55-20:15 Q&A 20:15-20:55 第2部 パネルディスカッション 20:55-21:00 おわりに 6 鷲崎
  8. 9.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アジェンダ ■これまでのソフトウェア工学 ■知情意

    ■SE4BSの枠組みと価値駆動プロセス ■ビジネスのデザイン ■システム&ソフトウェアのデザイン ■まとめと展望 ■お知らせ 8 鷲崎
  9. 12.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 正統なエンジニアリングであるために 松本吉弘, “エンジニアリング基礎知識体系とISO標準”,

    ITSCJ Newsletter, No.88, 2010. Paul Star, “The Social Transformation of American Medicine,” Basic Books, 1982. コミュニティで妥当と 確認される知識が 科学的基盤に基づく 職業人が果たす判断や 行為・助言が社会で 実質的な価値を形成 11 知識・適格性の 妥当性をコミュニティで 判定できる環境 鷲崎
  10. 13.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ これまでのソフトウェア工学: SWEBOK ■

    ソフトウェアエンジニアリング知識体系 ■ V2 2004→V3 2014改訂 12 要求 構築 設計 テスティング マネジメント プロセス 保守 構成管理 モデル・手法 品質 エンジニアリング 経済 プロフェッショナル 実践 UI設計 設計ツール 構築技法 構築ツール テストツール 保守ツール 構成管理ツール マネジメントツール プロセス査定・改善 プロセスツール モデリング モデル種別 モデルの分析 品質ツール コンピューティング 基礎 数学基礎 エンジニアリング 基礎 IEEE CS, The Guide to the Software Engineering Body of Knowledge (SWEBOK) ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系 12 鷲崎
  11. 14.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ これまでのソフトウェア工学: Boehm B.Bohem:

    A View of 20th and 21st Century Software Engineering, ICSE2006 鷲崎, 青山ほか, 第28回ソフトウェア工学国際会議(ICSE2006)参加報告, IPSJ SIGSE 2006 ハード ウェア 工学の 応用 工芸と しての ソフト ウェア 形式化と ウォータ フォール モデル 生産性向 上:再利用, オブジェ クト指向, 人 計画主導 プロセス の成熟度 モデル CMM リスク ベースア ジャイル /計画主 導ハイブ リッド, MDD アジャ イルメ ソッド ソフト ウェアと システム 工学の統 合 価値ベー ス, コラボ レーショ ン, グロー バル開発, EA 統合 テーゼ アンチ テーゼ '50 '60 '70 '80 '90 '00 '10 '20 破壊者: 自 律/AI, バイ オ計算, 計 算資源豊富, 多文化メガ システム 13 鷲崎
  12. 15.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ソフトウェア経済学と価値ベース 顧客価値 •

    顧客満足 • ユーザ満足 • ・・・ 市場競争力 • プロダクト競争力 • 市場投入までの時間 • ・・・ 経済価値・収益性 • ROI • 売上規模 • ・・・ 費用効果 • 開発コスト • 再利用性 • ・・・ 技術・アーキテクチャ • 実装の複雑さ • アーキテクチャ • ・・・ 企業戦略 • 企業戦略 • プロダクト戦略 • ・・・ P. Rodríguez, et al., A Theory of Value for Value-based Feature Selection in Software Engineering, IEEE Trans. Software Engineering 2020 ■ 価値ベース・ソフトウェアエンジニアリング [Bohem03] ■ 価値評価手法: 割引キャッシュフロー、意思決定木、リアル オプション、ポートフォリオ [大槻07] ■ バリュープロポジション [Rodriguez20] ⇒ 様々な価値をシステム&ソフトウェアへトレーサブルに落 とし込む手法・プロセスが課題(アジャイル、デザインなど) B. Boehm, Value-Based Software Engineering, ACM Software Engineering Notes, 28(2), 2003 S. Biffl, et al., Value-Based Software Engineering, Springer, 2006 大槻繁, ソフトウェア経済学のすすめ -価値指向のソフトウェア開発アプローチ-, ZIPC WATCHERS, Vol. 11, 2007 14 鷲崎
  13. 16.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ソフトウェア工学 と アジャイル

     Tom Demarco • ソフトウェア工学、 そのときは去った。  Ed Yourdon(〜2016)  ソフトウェア工学に 大切なことは?  Barry Boehm  あの指数曲線は間違い だった。  Ivar Jacobson  ソフトウェア業界は、 ファッション業界の ようだ。  Tom Gilb  ソフトウェア工学は 定義を間違った。 平鍋 15
  14. 18.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ プロダクトマネジメントとSE4BSの関係 ■ プロダクトマネジメントとは

    • プロダクトに関わる関係者全員で • 価値があり、使いやすく、実現可能で、実行可能な、 構築する必要があるソリューションを • 発見・提供しつづけられるようにすること ■ SE4BSとは • DX(Digital Transformation)およびアジャイル時代の 新たなソフトウェア工学体系 • 今日においてソフトウェア「工学」として受け入れられている手法やプラクティスに おいて、顧客価値やビジネス価値に基づいてソフトウェア開発・運用を進める視点の 欠落や、産業界において広く受け入れられているアジャイル開発との分断が起きてい るという問題を提起 • その問題意識のもと、DX時代に必要な新たなソフトウェア工学として、ビジネスア ジリティを組み入れて新規ビジネスのアイデアから、それを具体化する製品やサービ スおよびユーザー体験までを結び付けるソフトウェアシステムの開発・運用に有用な モデル、手法、プラクティスを分類整理 • それらを用いる進め方としてビジネス・社会視点の価値駆動プロセスの一例を提案 • さらに、心的要素である 知・情・意 による分類を通じて、これからのソフトウェア 工学と周辺の捉え方の一つを示す 関 17 SE4BSのカバー範囲 SE4BSのカバー範囲 意 情 知
  15. 19.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ プロダクトを成功させるためのプロセス とSE4BSの関係 ■

    良い製品発見のためのプロセス • 発見のフレーミング 製品発見の間に取り組まなければならない潜在的な問題を素早く特定できる • 発見のプランニング 製品発見の取り組みを通して役に立ち、大きな問題を特定し、その仕事に どう立ち向かうか計画を立てるのを助けてくれる • 発見のアイディエーション 製品開発チームが集中している問題に的を絞って、有望なソリューションを 数多く提供してくれる • 発見のプロタイピング 何に一番適しているかを解説する • 発見のテスト 製品発見の大部分はアイデアを迅速に試すこと ■ 良い市場投入のためのプロセス • 実現可能性のテスト エンジニアが不安要因を見つけた分野に対処する • ユーザービリティのテスト プロダクトデザイナーが不安要因を見つけた分野に対処する • 価値のテスト 価値の立証または顧客にとっての価値の向上に費やされる • 事業実現性のテスト 製品は私たちのビジネスにも貢献しなければならない • トランスフォーメーション 組織の仕事のやり方を、今日のやり方からこうあるべきという形に変える 関 18 出典: Marty Cagan 著「INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント」P190- SE4BSのカバー範囲 SE4BSのカバー範囲
  16. 20.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アジェンダ ■これまでのソフトウェア工学 ■知情意

    ■SE4BSの枠組みと価値駆動プロセス ■ビジネスのデザイン ■システム&ソフトウェアのデザイン ■まとめと展望 ■お知らせ 19 萩本
  17. 21.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 知・情・意 ■芸術に心を奪われる 萩本

    20 ・強い意志 ・魅力的な意志 ・表現(デザイン) ・社会や他人を想う想像 ・論理思考 ・技術
  18. 25.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 知・情・意 • 伊藤若冲の知情意、プロダクトの知情

    意これらは普遍的な人間の在り方 • SE4BSは、ソフトウエア工学とビジネ スと社会をつなぐ普遍的な軸として知情 意を導入した ・しかし決してカントの思考をまねた のではない... ※アリストテレスの (ロゴス、エィトス、パトス)も類似 哲学者カントの3つの思考 萩本 24
  19. 26.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 知情意によるソフトウェア工学のふりかえり ハード ウェア

    工学の 応用 工芸と しての ソフト ウェア 形式化 と ウォー タ フォー ル 生産性 向上:再 利用, オ ブジェ クト指 向, 人 計画主導 プロセス の成熟度 モデル CMM リスクベー スのアジャ イル/計画 主導ハイブ リッド, MDD アジャ イルメ ソッド ソフト ウェア とシス テム工 学の統 合 価値ベー スの方法, コラボ レーショ ン, グロー バル開発, EA '50 '60 '70 '80 '90 '00 '10 '20 破壊者: 自 律/AI, バイ オ計算, 計 算資源豊富, 多文化メガ システム 意 知 情 25 鷲崎
  20. 27.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アジェンダ ■これまでのソフトウェア工学 ■知情意

    ■SE4BSの枠組みと価値駆動プロセス ■ビジネスのデザイン ■システム&ソフトウェアのデザイン ■まとめと展望 ■お知らせ 26 鷲崎
  21. 28.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 問題意識とSE4BSへ 1. コミュニティの分断

    • 産・学、経営・システム・ソフトウェア・デザイン ⇒ 広く周辺も含めて知情意や価値駆動を語る オープンな形へ 2. の乱立、 の不足 • オブジェクト指向、モデリング、・・・。 色々とあるが何が基本となるのか。 • 明確な意志はそこにあるか。社会や人に寄添うか。 ⇒ 知情意による整理+トレーサブル 3. DXの目的化に伴う本来の価値の見失い • 誰のためか。何のためか。社会に資するか。 ⇒ 社会価値共創 意 情 知 27 鷲崎
  22. 29.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 正統なエンジニアリングに向けた ビジョンとコンセプト より良い社会やビジネスをデ

    ザインするためにソフトウェ ア工学の領域を広げる ビジョン 28 オープンコミュニ ティで創造的なワ クワクするソフト ウェアエンジニア リング体系確立 コンセプト 社会やビジネス の価値からアー キテクチャまで 一貫した説明可 能なモデル 社会・顧客・ス テークホルダー の未来価値をソ フトウェアのカ タチで共創 オープン トレーサブル 社会価値共創 鷲崎
  23. 30.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 知情意によるソフトウェア工学ほかの整理 価値デザインモデル ステークホルダーモデル

    価値分析モデル ユーザーストーリーマッピング 要求分析ツリー ビジネスコンテキストフロー ゴール記述モデル ホスピタリティー理論 セレンディピティ アントレプレナーシップ 問いを立てる力 エンジニア倫理 意味のイノベーション 問題発見 美意識 感性思考 Assertiveness NVC(Nonviolent Communication) Empathy(傾聴) SECIモデル 論理思考 発想法 失敗学 JOBS理論 アート思考 ユーザーエクスペリエンス ドメインモデル SDGs インセプションデッキ GQM+Strategies AI品質 意 情 知 ■ メンバーによるリストアップ ■ 複数回ワークショップによる追加入力・整理 匠Method ビジネスモデ ルキャンバス SES2019 XP祭り2019 鷲崎 29
  24. 31.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ SE4BSの価値駆動プロセスに向けて ■全成果&活動を価値に照らし検証できること 鷲崎

    ビジネス・ITを マネジメントする IT / システムを デザインする IT / ソフトウェア をデザインする ビジネスを デザインする 意 情 知 30
  25. 32.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ SE4BSの価値駆動プロセス ■ モデルベース:

    変換の連続を通じ可視化、段階的検証可 ■ トレーサブル: ステークホルダー分析からリリースまで追跡可 情 知 情 知 情 意 情 情 意 知 知 知 知 鷲崎 知 知 31 知
  26. 33.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アジェンダ ■これまでのソフトウェア工学 ■知情意

    ■SE4BSの枠組みと価値駆動プロセス ■ビジネスのデザイン ■システム&ソフトウェアのデザイン ■まとめと展望 ■お知らせ ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 32 萩本
  27. 34.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 知・情・意の相互作用とトレーサブルな世界 ステークホルダーモデル 情

    ビジネスの視野を広くする 価値分析モデル (ニーズデザイン) 情 価値デザインモデル (シーズデザイン) 意 ステーク ホルダー 価値 記述 目的 ビジョン コンセプト 言葉 意味 ストーリー デザイン 知 戦略要求 業務要求 IT要求 ビジネスに登場する主要なステークホルダーを洗い 出し、ステークホルダーの抱える課題を記述し共有 する(未来のステークホルダーも表現する) 受け取られる価値の バランス(場)を 考える 重要なステークホルダーを選別し、 それぞれのステークホルダーが、こ のプロジェクトが成功した時の嬉し さをストーリ的に記述する。 また、下段には、プロジェクトの目 的を記述し、最後に価値記述と対応 関係を取る。 要求分析ツリー (シーズとニーズの整合) 提供する価値を 分かり易く表現し、 思いを一つにする どんなビジョンを持ち、どんな コンセプト(戦術)でそれを 実現するのかを表現すると共に 言葉(キャッチフレーズ)、 ストーリー、デザインで関連者 の思いをぶれないようにする 価値提供側の思い(シーズ)と 価値の受益者側の思い(ニーズ) が整合していることを検証する 価値デザインモデルのビジョン、 コンセプトと、価値分析モデル の目的が矛盾なくつながること を検証しながらつなげていく 萩本 33
  28. 35.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ステークホルダー分析から価値へ 価値デザインモデル 価値分析モデル

    重要なステークホルダーに 役に立っていることを確認する ビジネススケールの感覚 創りたいものを表現する 意 情 情 ステークホルダー モデル ビジネスに登場する主要なステークホルダーを洗い 出し、ステークホルダーの抱える課題を記述し共有 する(未来のステークホルダーも表現する) ステークホルダー の価値を表す プロジェクトの 目的を表す 繋げて評価する 濱井 34
  29. 36.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 価値から要求と活動を創りだす 戦略要求 業務要求

    IT要求 Vision Concepts Level Level Objectives Level Operation level Tactics level 価値デザインモデルのビジョンと3つの コンセプトを使う 価値分析モデルの価値記述に含まれる 手段を参考に要求を作りだす ★「価値」は「要求」裏表 価値分析モデルの目的を使う 価値デザインモデル 価値分析モデル 要求分析ツリー(戦略・業務・IT要求) 意 情 知 濱井 35
  30. 37.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 価値と要求を踏まえた主要To-Be業務プロセス 戦略要求 業務要求

    IT要求 要求分析ツリー 活動 知 フィードバック ビジネスコンテキストフロー 価 値 要 求 業 務 活 動 As-Is To-Be Change To-Beのイメージを描く ビジネスコンテキストフロー ゴール記述モデル 要求分析ツリー ステークホルダーモデル 価値分析モデル 価値デザインモデル 匠Method知識体系 知 濱井 36
  31. 38.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 要求から活動創造 戦略要求 業務要求

    IT要求 要求分析ツリー 活動 知 活動名 誰が 何を いつから いつまで どうする 評価指標 目標値 ゴール記述 モデル 知 37 濱井
  32. 39.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ビジネス実現可能性の検証 ニーズデザイン シーズデザイン

    目的 価値 記述 ステー ク ホル ダー ビジョ ン コンセプ ト 一般的な用語 KP (キー パート ナー) KA (キーア クティビ ティ) VP (提供価 値) CR (顧客と の関係) CH (チャネル) C$(コスト構造) R$ (収益の流れ) CS (顧客セ グメン ト) ステーク ホルダー ビジネスモデル図 KR (キーリ ソース) 顧客企業 コンシューマー などの価値記述 ビジョン コンセプト 別途検討 価値分析モデル 価値デザインモデル 情 意 情 意 濱井 38
  33. 40.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ビジネスモデルキャンバスは、 スナップショット ビジョン

    コンセプト3 コンセプト2 コンセプト1 現在 プロジェクト1 プロジェクト2 プロジェクト3 1年目 2年目 3年目 要求 要求 要求 要求 要求 要求 要求 要求 ビジネスモデル キャンバス (1年後にサービス開始する) 匠Methodは現在から未来までの価 値起点のロードマップ 濱井 39
  34. 41.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ユーザーストーリーマッピング導出 MVP 価値分析モデル

    情 ビジネスコンテキストフロー 主要ToBe業務プロセス ユーザストーリーマッピング 価値記述 アクション ユーザストーリー 知 情 知 濱井 40
  35. 42.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アジェンダ ■これまでのソフトウェア工学 ■知情意

    ■SE4BSの枠組みと価値駆動プロセス ■ビジネスのデザイン ■システム&ソフトウェアのデザイン ■まとめと展望 ■お知らせ ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 41 羽生田
  36. 43.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ドメイン分析のポイント 概念モデルの効用 A.

    抽象概念やロールの識別によりビジネスの本質概念が明確に B. 「誰が誰に何をいつ何処へ如何に何個いくらで」5W3Hが明確に C. シナリオを概念モデル上でトレースし概念の妥当性が検証可能に D. ビジネスルールなど知識レベルを分離して汎用拡張性のあるモデルに E. 結果として、ビジネスプロセスの記述もシンプルかつ汎用的に 1. 概念:シナリオ群の説明に必要不可欠な概念(モノ・コト・バ)をクラス識別 2. 関係:概念どうしの意味的に重要な関係(関連、全体-部分関係)を定義 3. 多重度:関係を結んだ概念の具体例どうしの片方向ずつの数量制約を明確に 4. ロール:関連においてその概念が演じる役割をロール名を付けて明確に 5. 属性:その概念を特徴づける最小限度の特性(プロパティ)を属性として明確に 6. 分類:類似した概念は汎化した上位クラスを導入して分類整理できないか検討 7. 検証:シナリオ群を、ダイアグラム上で指差し確認しトレースできるかテスト 42 羽生田
  37. 44.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ユーザストーリー記述から ドメインモデル候補の抽出する MVP

    ユーザストーリーマッピング 価値記述 アクション ユーザストーリー 過去購入商品一覧を出した時に おすすめ商品を紹介できるように することで、さらなる購買意欲 を高めたい 商品検索画面により、探したい商品 を検索し、購入したいものを買い物 かごに投入する。 43 萩本
  38. 45.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ドメインモデルの作成 過去購入商品一覧を出した時に おすすめ商品を紹介できるように

    することで、さらなる購買意欲 を高めたい 商品検索画面により、探したい商品 を検索し、購入したいものを買い物 かごに投入する。 ドメインクラスの作成は ユーザストーリの中から 重要と思える名詞に着目 して抽出する。 また、それ以外に価値分 析モデルやビジネスコン テキストフローの中にも ドメインクラスの候補が 見つかる。 さらに、ビジネスの中で 重要または必須となる概 念(ここでは利用者)に着 目するとよい 知 44 萩本 羽生田
  39. 46.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ユーザーストーリー記述から画面を 抽出しドメインモデルと接続する MVP

    ユーザストーリーマッピング 価値記述 アクション ユーザストーリー 買い物かごを出した時に おすすめ関連商品を紹介できるように することで、さらなる購買意欲 を高めたい 商品検索画面により、探したい商品 を検索し、購入したいものを買い物 かごに投入する。 おすすめ関連商品 買い物かご 商品検索 知 45 萩本
  40. 48.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アジェンダ ■これまでのソフトウェア工学 ■知情意

    ■SE4BSの枠組みと価値駆動プロセス ■ビジネスのデザイン ■システム&ソフトウェアのデザイン ■まとめと展望 ■お知らせ ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 47 鷲崎
  41. 49.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ まとめと展望 ■ 正統なエンジニアリングであるために:

    コミュニティ、科学的知識基盤、価値提供 ■ これまでのソフトウェア工学: 「知」中心、価値ベース、アジャイル、デザイン ■ SE4BSのコンセプト: オープン、知情意+トレーサブル、社会価値共創 ■ ビジネスからソフトウェアに至る具体的な価値駆動プロセス ■ 展望:様々なプロセスモデルへの組み入れ、実証、 オープンコミュニティ形成、社会価値の扱い 一緒に未来のソフトウェア工学の形を探りませんか? 情報処理学会ソフトウェア工学研究会 SES2020ワークショップ 9月10日(木)16:00-20:00 https://ses.sigse.jp/2020/workshop.html 48 鷲崎
  42. 50.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アジェンダ ■これまでのソフトウェア工学 ■知情意

    ■SE4BSの枠組みと価値駆動プロセス ■ビジネスのデザイン ■システム&ソフトウェアのデザイン ■まとめと展望 ■お知らせ ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 49 鷲崎
  43. 51.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ スマートエスイー オンラインセミナーのご紹介 ■

    「ポスト・コロナ時代のソフトウェアエンジニアリングを考える」 https://smartse.jp/seminar/ • 第2回 2020/07/13 IoT・機械学習応用ソフトウェアの設計とパターン • 竹内広宜、鷲崎弘宜(予定) • 第3回 2020/07/21 モダン・ソフトウェアエンジニアリングのエッセンス • Ivar Jacobson、角征典、平鍋健児、小林浩、宮田一雄、島田さつき、鷲崎弘宜(予 定) • 第4回 2020/08/05 国際標準の最新動向: 知識体系SWEBOK、品質規格SQuaRE • 中島毅、込山俊博、清水千博、鷲崎弘宜(予定) • 第5回 2020/08/17 DX時代のビジネス戦略・要求 • 新谷勝利、野村典文、岸田智子、赤坂幸彦、鷲崎弘宜ほか(予定) • 第6回 2020/08/20 アジャイル開発と品質 • Joseph Yoder、長田武徳、小林浩、鷲崎弘宜(予定) 50 鷲崎
  44. 52.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ■ 2020/07/10(金) 19:00-20:00

    匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会① https://it-takumi.connpass.com/event/179858/ ■ 2020/07/29(水) 19:00-20:40 匠コミュニティ共同イベント https://it-takumi.connpass.com/event/179801/ 匠Methodの基礎と広がりを知りたい方へ 萩本 51 その他のイベント詳細や お申し込みはこちらからどうぞ https://it-takumi.connpass.com/event/ 匠Method入門者向け、及びビジネスモデリング 大会に参加したい方に向けて匠Methodの勉強会 を開催します。 【賞金総額10万円!】 ビジネスモデリング 大会開催決定!
  45. 53.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 本日のタイムテーブル 内容 19:00-19:05

    ご挨拶、BPStudyの紹介、スマートエスイーの紹介 19:05-19:55 第1部 SE4BSとは 19:55-20:15 Q&A 20:15-20:55 第2部 パネルディスカッション 20:55-21:00 おわりに 52 鷲崎
  46. 55.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ ご質問はSli.doへ ■疑問に思ったことや、もう少し詳しく聞きたいなと 思ったことについては、Sli.doに投稿してください。

    • 質問をするか、すでにされている質問に投票することが できます。 • Q&Aやパネルディスカッション中に可能な範囲でお答え するようにいたします 1. ブラウザを立ち上げ 2. slido.com または sli.do を開く 3. イベントコードとして #bpstudy154 を入力 54 bpstudy154 関
  47. 56.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アンケートご協力のおねがい ■本日はお忙しい中 「BPStudy#154〜社会やビジネスに新たな価値を

    生み出すソフトウェア工学(SE4BS)」 にご参加いただき、ありがとうございます! ■是非アンケートにご協力いただき、忌憚ない意見や フィードバックをいただけたらと存じます。 https://forms.gle/tLAkpbZ7tB19SpsW6 55 関
  48. 57.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 本日のタイムテーブル 内容 19:00-19:05

    ご挨拶、BPStudyの紹介、スマートエスイーの紹介 19:05-19:55 第1部 SE4BSとは 19:55-20:15 Q&A 20:15-20:55 第2部 パネルディスカッション 20:55-21:00 おわりに 56 佐藤
  49. 59.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 登壇者のご紹介 ■ パネラー

    ・モデレーター ★SE4BS 創設メンバー 鷲崎 弘宜 氏、平鍋 健児 氏、羽生田 栄一 氏、萩本 順三 氏 佐藤 治夫 氏 ★SE4BS 検討メンバー 濱井 和夫 氏、 関 満徳 氏、 井上 健 氏、谷口 真也 氏、小林 浩 氏 58 佐藤
  50. 60.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ パネルテーマ 1. ソフトウェアエンジニアリングは必要なのか?

    2. ソフトウェアエンジニアリングを身につけるには? 3. 学び始めた皆さまへのメッセージ 59 佐藤
  51. 61.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 1.ソフトウェアエンジニアリングは必要なのか? ■ プログラマーAさんはプログラミングや技術が大好きです。一

    生プログラマーをやりたいと思っています。 ■ Aさんはソフトウェアエンジニアリングを学び、取り組む必要 はありますか? ■ 取り組む必要がある場合、Aさんにとって嬉しいことはなんで しょうか? 60
  52. 64.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ 本日のタイムテーブル 内容 19:00-19:05

    ご挨拶、BPStudyの紹介、スマートエスイーの紹介 19:05-19:55 第1部 SE4BSとは 19:55-20:15 Q&A 20:15-20:55 第2部 パネルディスカッション 20:55-21:00 おわりに 63 佐藤
  53. 66.

    ©2019 SE4BS ご質問は http://sli.do/ イベントコード #bpstudy154 へ アンケートご協力のおねがい ■本日はお忙しい中 「BPStudy#154〜社会やビジネスに新たな価値を

    生み出すソフトウェア工学(SE4BS)」 にご参加いただき、ありがとうございます! ■是非アンケートにご協力いただき、忌憚ない意見や フィードバックをいただけたらと存じます。 https://forms.gle/tLAkpbZ7tB19SpsW6 65 佐藤
  54. 67.

    ©2019 SE4BS 社会やビジネスに新たな価値 を生み出すソフトウェア工学 SE4BS(Software Engineering for Business and Society)

    鷲崎弘宜†1 平鍋健児†2 羽生田栄一†3 萩本順三†4 濱井和夫†5 関満徳†6 井上健†7 谷口真也†8 小林浩†9 †1早稲田大学 / NII / システム情報 / エクスモーション †2永和システムマネジメント †3 豆蔵 †4匠BusinessPlace†5NTTコムウェア / IIBA日本支部 †6グロース・アーキテクチャ&チームス †7ソフトウェアコンサルタント †8セイコーエプソン †9システム情報 BPStudy・スマートエスイーセミナー 2020/06/24(水)