イベントURL:
https://bpstudy.connpass.com/event/178517/
技術革新が続く昨今、テクノロジーの急速な進化にあわせて人類の明るい未来を同時並行的に描いてくことが必要とされており、それを実現するための新たなソフトウェア工学が求められています。
また、最近ではソフトウェア開発手法としてアジャイル開発が定着し始めており、DX(Digital Transformation)によるビジネスモデル変革も話題となっています。
DXとは、IoTやクラウド、AI・ビッグデータアナリティクス、ソーシャル等のデジタル技術を活用したデジタル化を駆使することで、ビジネスモデルを変革し、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させることであるが、2020年初頭からの新型コロナウイルスの流行によって、世界的に人々の生活が大きく変化しようとしており「DX(人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるためのテクノロジーによる変革)」ということがポスト・コロナ時代に向けて急務とされるでしょう。
しかしながら、ポスト・コロナを築いていくにあたり、DXが安易なムードでなし崩し的に進められてしまうと文化的発展が伴わない表層的なIT活用に終始することになってしまい、真の豊かな未来への変化につなげることはできません。
このような社会的背景の中、我々は現在のソフトウェア工学を抜本的に変革するための方法を2019年1月より策定してきました。
このソフトウェア工学は、人類の明るい未来を社会的・ビジネス的観点でデザインしながら、それを同時に実現可能とする方法である。そのため従来のソフトウェア工学に、社会やビジネスをデザインするという感性的側面を工学の対象とし、人々の未来を描くという哲学的・倫理学的観点についても融合することが可能な体系をビジョンとしています。
そのビジョンに基づく手始めとしてとして、ビジネスと社会のためのソフトウェア工学体系:SE4BS(Software Engineering for Business and Society)という名前でまとめることとしました。
本日は、このSE4BSの創設者メンバー・検討メンバーによる講演、およびパネルディスカッションを行います。