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リーン・スタートアップ勉強会_チーム発表資料(テーマ:Family)
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sezemi
August 01, 2014
Technology
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リーン・スタートアップ勉強会_チーム発表資料(テーマ:Family)
家族をテーマとしたウェアラブルガジェットを使った新しいアプリ/サービスのアイデアを作ったチームのピボット履歴です
sezemi
August 01, 2014
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Transcript
ウェアラブル × 家族
目次 • 問題意識 • 問題が生まれている負のループ1 • フィールドワーク1 • ピボット •
問題が生まれている負のループ2 • フィールドワーク2 • 解決のアイデア • スキッド
問題意識 現代の家庭では かつてあった“父親の威厳”が 喪失している。
威厳が なくなる・・・! 父親と交流が少なくなる 父親を知るようになる! 汚物としてのイメージが 先行 父親と関わりたくなくなる 父親が汚物化 イメージに甘んじて 向上心が生まれない
問題が生まれている負のループ1 父の尊厳が ないループ
父親と交流が少なくなる 父親を知るようになる! 汚物としてのイメージが 先行 父親と関わりたくなくなる 父親が汚物化 イメージに甘んじて 向上心が生まれない 問題が生まれている負のループ1 !!ビバレッジポイント!!
父の尊厳が ないループ
父親と交流が増える! 父親を知るようになる! 汚物としてのイメージが 先行しなくなる! 父親と関わりたくなくならない! 父親が汚物化しない! イメージに 甘んじなければ・・・!? 問題が生まれている負のループ1 !!ビバレッジポイント!!
父の尊厳が あるループ
場所:知人へのインタビュー 対象:13-24才 時間:1人5分以内 サンプリング数:11人 検証した前提条件:父親の威厳がない イメージに甘んじており、向上心がない 判断基準:70%以上が有効であれば レバレッジポイント(仮説)は真 フィールドワーク1の詳細
得られた意見 ❏ デブ・ハゲではあるが、楽しそうに仕事をしているので家族や父親の仲間にも気にされていない。 見た 目は”父親の威厳”と関係ない。 ❏ 大変な仕事だが、家族のために努力している父親には威厳を感じる。 ❏ 父親と関わることがないので威厳など感じない。 考察結果
❏ ”汚物というイメージの父親 ”と”父親の威厳”は密接には繋がっていない。 ❏ 父親の内面(バックグラウンドや仕事ぶり、家族をどのように思っているか等)を理解している子供は、 父親の威厳を感じている。 ❏ 逆に父親とのコミュニケーションが欠如していて、父親の内面を理解していない子供は、父親の威厳 を感じていない。 フィールドワーク1で得られた結果
ピボット • 父親の威厳がない • “汚物”というイメージに甘んじて向上心がない 仮説 前提 • 父親はイケてない見た目を払拭する向上心を持たない ◦
“父親 = 汚物”というイメージに甘んじているため 仮説 前提 • 家族が父親のことを知らない • 父親の威厳がない • 家族が父親のことを知らない
問題が生まれている負のループ2 父を知らない 尊敬・感謝ができない 外見だけでイメージを塗り固める ⇩⇩ 汚物としてのイメージが先行 知ろうとしない 父の尊厳が ないループ
問題が生まれている負のループ2 父を知らない 尊敬・感謝ができない 外見だけでイメージを塗り固める ⇩⇩ 汚物としてのイメージが先行 父の尊厳が ないループ 知ろうとしない !!ビバレッジポイント!!
問題が生まれている負のループ2 父を知れば・・・!? もっと知れる! 尊敬・感謝ができる! 外見だけでイメージを 塗り固めない! 父の尊厳が あるループ もっと知りたくなる! !!ビバレッジポイント!!
フィールドワーク2の詳細 場所:新宿三丁目での街頭インタビュー 知人へのインタビュー 対象:13-24才 時間:1人5分以内 サンプリング数:20人 検証した前提条件:父親の威厳がない 家族が父親のことを知らない 判断基準:70%以上が有効であれば
レバレッジポイント(仮説)は真
フィールドワーク2で得られた結果 得られた意見 ❏ 威厳のためには家族とのコミュニケーションが必要。 ❏ 父の病気がきっかけで父のことを知り、父親には威厳を感じる。 ❏ 仕事に対してストイックな姿を幼いころから見てきて威厳を感じる。 考察結果 ❏
家族が父親のことを知ることで、父親の威厳は生まれる!
父親未来新聞 『父を知る』 未来の家族に送る、父親の肖像
父親未来新聞 未来の父親としての僕たち(現代の父は見捨てます) サービスの流れ 対象者 • 現時点での僕らの情報を SNS等を通じてすべてキュレーション • 未来新聞社(仮)がそれらを長期的に保管する。タイムカプセルのイメージ。 •
ー10年、20年と月日が立ち、未来の父親である僕らは未来の家族に送ったタイム カプセルのことを忘れてしまう … • 未来新聞社(仮)が何十年後に『若き日の父親』というトピックで、父親について書か れた新聞を家族に届ける(父親はそんなものが届くことなど忘れている) 父親が語らずして、全てを語る。 子どもは父を知る。もしくは、知りたいと思うきっかけをつくる