Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
信頼性の階層の一段目を積み上げる/Monitoring Dashboard
Search
shonansurvivors
May 20, 2022
Technology
3
3.4k
信頼性の階層の一段目を積み上げる/Monitoring Dashboard
shonansurvivors
May 20, 2022
Tweet
Share
More Decks by shonansurvivors
See All by shonansurvivors
SREのキャリアから経営に近づく - Enterprise Risk Managementを基に -
shonansurvivors
2
1.3k
Adminaで実現するISMS/SOC2運用の効率化 〜 アカウント管理編 〜
shonansurvivors
4
560
SOC2取得の全体像
shonansurvivors
4
2.5k
非エンジニアによるDevin開発のためにSREができること
shonansurvivors
0
200
SREによる隣接領域への越境とその先の信頼性
shonansurvivors
2
920
スタートアップがAWSパートナーになって得られたこと
shonansurvivors
3
1.2k
AWSで構築するCDパイプラインとその改善
shonansurvivors
5
4.1k
Terraformでmoduleを使わずに複数環境を構築して感じた利点
shonansurvivors
3
3.9k
クロステナントアクセスを要件とするsmartroundのマルチテナントSaaSアーキテクチャ
shonansurvivors
0
560
Other Decks in Technology
See All in Technology
Introduction to Sansan for Engineers / エンジニア向け会社紹介
sansan33
PRO
5
59k
TED_modeki_共創ラボ_20251203.pdf
iotcomjpadmin
0
190
All About Sansan – for New Global Engineers
sansan33
PRO
1
1.3k
Cloud WAN MCP Serverから考える新しいネットワーク運用 / 20251228 Masaki Okuda
shift_evolve
PRO
0
130
1万人を変え日本を変える!!多層構造型ふりかえりの大規模組織変革 / 20260108 Kazuki Mori
shift_evolve
PRO
4
580
松尾研LLM講座2025 応用編Day3「軽量化」 講義資料
aratako
15
4.8k
Master Dataグループ紹介資料
sansan33
PRO
1
4.2k
自己管理型チームと個人のセルフマネジメント 〜モチベーション編〜
kakehashi
PRO
5
930
会社紹介資料 / Sansan Company Profile
sansan33
PRO
11
390k
投資戦略を量産せよ 2 - マケデコセミナー(2025/12/26)
gamella
0
590
202512_AIoT.pdf
iotcomjpadmin
0
180
純粋なイミュータブルモデルを設計してからイベントソーシングと組み合わせるDeciderの実践方法の紹介 /Introducing Decider Pattern with Event Sourcing
tomohisa
1
130
Featured
See All Featured
Noah Learner - AI + Me: how we built a GSC Bulk Export data pipeline
techseoconnect
PRO
0
77
New Earth Scene 8
popppiees
0
1.3k
SERP Conf. Vienna - Web Accessibility: Optimizing for Inclusivity and SEO
sarafernandez
1
1.3k
The untapped power of vector embeddings
frankvandijk
1
1.5k
DBのスキルで生き残る技術 - AI時代におけるテーブル設計の勘所
soudai
PRO
61
47k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
127
17k
Crafting Experiences
bethany
0
25
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
The State of eCommerce SEO: How to Win in Today's Products SERPs - #SEOweek
aleyda
2
9.2k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
12
1.4k
How People are Using Generative and Agentic AI to Supercharge Their Products, Projects, Services and Value Streams Today
helenjbeal
1
90
Visual Storytelling: How to be a Superhuman Communicator
reverentgeek
2
400
Transcript
株式会社スマートラウンド 山原 崇史(@shonansurvivors) JAWS-UG SRE支部 #3 信頼性の階層の一段目を積み上げる
自己紹介 株式会社スマートラウンド SRE 山原 崇史 (やまはら たかし) 経歴 SIer・銀行・Web系ベンチャー →
スマートラウンド 好きなAWSサービス AWS SSO / Organizations / Control Tower / Security Hub Twitter @shonansurvivors
会社概要 社名 株式会社スマートラウンド 代表者 砂川 大 設立 2018年5月 従業員数 約25名
本社住所 東京都渋谷区 ※バーチャルオフィスで全員フルリモート ホームページ https://jp.smartround.com (サービスLP)
事業紹介 ミッション スタートアップが可能性を最大限に発揮できる世界をつくる 課題 1. スタートアップ経営者の多くが初めての起業経験で事務作業に時間を浪費してしまう 2. 投資家の案件・投資先・ファンドの管理はいまもスプレッドシートで行われている 解決策 スタートアップにはマニュアル・テンプレート・ツール
投資家には自動更新される CRMを同時に提供 smartroundが実現する世界 多様なツールと重複するデータを一元化しスタートアップと投資家双方の業務効率をアップ
None
本日のテーマ 信頼性の階層の一段目を積み上げる SRE本に登場する「信頼性の階層」の一段目であるモニタリングを採り上げ、 前半はその一要素である ダッシュボードについて、 後半はAmazon CloudWatchによる弊社の実践例を紹介します。
話さないこと • 各種監視SaaSとの比較 • SLI/SLO • ビジネスサイドが使うことを想定したダッシュボードの話
アジェンダ 1. 信頼性の階層とモニタリング 2. モニタリングのインターフェース ◦ アラート ◦ 可視化 3.
ダッシュボードと4大シグナル 4. CloudWatchダッシュボードによる実装 5. まとめ
1. 信頼性の階層とモニタリング 「サービスの信頼性の階層」 において最も基本と位置付けられるのが モニタリング https://sre.google/sre-book/part-III-practices/ 高度 基本 👈
2. モニタリングのインターフェース 大きく以下2つが考えられ、今回は 後者に着目 インターフェース 実現したいこと 実装 アラート(警告) ・人間にアクションをうながす ・Slack等のチャットシステム
・インシデント管理システム 可視化 ・主要メトリクスを鮮度高く把握 ・長期的なトレンドの分析 ・何らかの切り口での 比較(時間帯など) ・グラフ等の各種チャート ・それらを集約したダッシュボード
3. ダッシュボードと4大シグナル SRE本によると、ダッシュボードは通常 4大シグナルを含む • レイテンシ ◦ リクエストを処理してレスポンスを返すまでにかかる時間 • トラフィック
◦ システムに対するリクエストの量 • エラー ◦ 処理に失敗したリクエストの率 • サチュレーション(飽和) ◦ サービスがどれだけ「手一杯」になっているかを示す https://sre.google/sre-book/monitoring-distributed-systems/
CloudWatchによる実装例
4.1 前提 smartroundのアーキテクチャ(抜粋) • ElasticBeanstalk ◦ ALB ◦ EC2 •
RDS • ElasitCache (Redis)
4.2 レイテンシの捕捉 • ALB TargetResponseTime • 平均のみは情報がぼかされるので 99 percentileも採用 (※平均は、代わりに
50 percentileが使えればそちらが良いかも )
4.3 トラフィックの捕捉 • ALB RequestCount
4.4 エラーの捕捉 • ALB HTTPCode_Target_5XX_Count • ALB HTTPCode_ELB_5XX_Count
4.5 主要メトリクスの配置 • CloudWatch > Dashboards おもにサチュレーション (飽和)関連
4.6 テキストウィジェットによるラベル付け
4.7 コードをコピーして他環境に複製可能 • ある環境用にダッシュボードを作成したら別環境用に ゼロから作る必要は無い (ARNなどは要書き換え) • IaC(CloudFormationやTerraform等)未導入企業でも安心
4.8 ダークモード😎
5. まとめ • 信頼性の階層の最も基本は モニタリング • モニタリング ◦ アラート(警告) ◦
可視化 ▪ 主要メトリクスを鮮度高く把握 / トレンド分析 / 様々な切り口での比較 • 4大シグナル ◦ レイテンシ / トラフィック / エラー / サチュレーション(飽和) • CloudWatch Dashboard ◦ 手軽に可視化を始められる ◦ コード化されていてIaC未導入でも複製が容易 ◦ ダークモードあり
スマートラウンドでは新しいメンバーを募集中です! 私たちと一緒にスタートアップが可能性を最大限に発揮できる世界をつくりませんか? jobs.smartround.com