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メタバースやノーコードの活用について【Roblox講座】

 メタバースやノーコードの活用について【Roblox講座】

多拠点展開されている地方創生イノベーション創発の「SCBイノベーションアカデミー」にて、「メタバース×ノーコード」の講座・ディスカッションを行いました。

3D × ノーコードの Roblox(ロブロックス)の地方創生活用等について、話が広がりました。2022年のDXシンポジウム@熊本にも出展予定です。

【参考事例】
メタバース文化祭(アーティストとのメタバース美術館・企業とのメタバース広告連携など)/ 演劇でのRoblox活用 / 教育事例〜Robloxを活用した3Dプログラミング基礎講座事例 for 小中学生〜 / メタバース初詣(複数のオフライン・オンラインコミュニティ合同)/ バーチャル街づくり連合(リアル・メタバースを含めた民主的な世界創造実験)/ etc

<Robloxで世界を創ろう!@コミュニティ>
Twitter:https://twitter.com/Roblox_NOCODO
Slack:https://bit.ly/3yjM8W3

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<SCBイノベーションアカデミー>
https://scb-innovation.academy/product/paid-online?fbclid=IwAR0hlxpXBk9SKuFSz1pTVVqTolLUsY1wREWtRkdFSyjQC18ksb0Zip6vrhQ

Sho T(高橋 翔)

February 12, 2022
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  2. 目次
    1. Robloxの概要/ビジョン/クリエイターエコノミー /メタバース文化祭( 10分)【前提知識】
    a. Robloxの概要・ビジョン
    b. クリエイターエコノミー
    c. 教育にも活用
    d. メタバース文化祭(動画イメージ)
    2. Robloxの空間で遊ぶツアー!!(触ってみる)( 25分)【体験しましょう】
    a. メタバース文化祭の空間にみんなで入る
    b. いくつか他にも入ってみる(宇宙駅 VII、他に?)
    c. 集合写真@メタバース
    3. 作れる面白さ!!( 20分)【実演します】
    a. パワポのように3D作成
    b. 文化祭空間で実演( 10分)
    c. ゼロベース実演 → 公開 → みんなで入ってみる!!( 10分)
    4. メタバースで広がる可能性を一緒に考えてみよう!!( 15分)※相互対話。以下は会話材料として。
    a. 美術館(いろんなアーティストを巻き込んだ話)
    b. 広告(いろんな企業を巻き込んだ話)
    c. 初詣(3コミュニティ合同事例)
    d. プロトタイピングシティ(令和市の路線図、住所 →Robloxリンク)
    e. 予算/コスト(舞台シミュレーション、 URL配布で〜)
    f. コミュニティ形成の新しい形 / 遊びの変化 (参考:https://fin.miraiteiban.jp/roblox/ )
    g. 連合を形成していかないか?(提案)
    5. 長期的未来の展望( 5分)

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  3. 背景・概要・ビジョン
    〜Robloxやメタバースとはどういうことなのか?〜

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  4. インターネットが3次元になっていく
    【背景】
    ネットワークもハードウェアもソフトウェアも全て進化・・・
    空間のインターネット
    ( ≒ メタバース化/仮想世界)
    二次元インターネット

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  5. Roblox(ロブロックス)のビジョン
    「私たちのビジョンは、メタバース・プラット
    フォームで異なる人生経験を持つ人々を新
    しく興味深いアイデアで結びつけることで
    す。」
    2020年にIPO目論見書より

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  6. Roblox(ロブロックス)の特徴
    世界950万人以上の人々が
    2,400万を超えるメタバース空間を作っている。
    (マイクラ超え)
    →ただ遊ぶだけでなく、とてもクリエイティブな仕掛けになっている
    https://corp.roblox.com/ja/

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  7. 収益がユーザに還元される(クリエイターエコノミー)
    ● 作った空間(体験)やアイテムが「収益になる」クリエイターエコノミー。
    ● 10代の億万長者が続出し、将来の人気の職業は「Robloxクリエイター」
    ※Robuxという
    独自通貨システム

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  8. Roblox × ノーコード性
    ● ノーコードでもある程度は作れてしまい、プログラミング教育で重宝。
    ● Luaという言語でプログラミングも可能。
    ● APIやプラグインで他サービスとの連携も可能
    【生まれる若年層のスター人材】

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  9. Roblox(ロブロックス)の規模感
    ● アメリカの16歳以下の半数以上がユーザで、月間アクティブユーザは世界で約
    2億人。
    (欧州・アジアでも流行。子供のほとんどがやっている)
    ● 2004年に創業、2021年3月にNY証券取引所に上場し、時価総額4~5兆円。
    https://s27.q4cdn.com/984876518/files/doc_financials/2021/q1/Q1-'21-Supplemental-Materials-final.pdf https://g.co/finance/RBLX:NYSE?window=YTD

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  10. 今後(ゲームだけでなく、3Dのソーシャル空間創造)
    ● 会社やコミュニティの単位で、仮想空間を自らクリエイトしていくことも期待できる
    ● 現実の街づくりなどと連動して、空間のプロトタイピングを行うことも期待できる
    ● 現実の物理法則やリソースに縛られない、自由な発想でアート空間を作ることも期待できる
    一緒に街づくりをしたり( 2021/6) 今年の初詣はメタバースで( 2022/1)

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  11. プログラミング教育の応用としても実証実験中
    ● 「Roblox」を活用した子供向け IT講座「〜3Dプログラミング基礎~ デジタルクリエイター講座」を、株式会社アイ
    ドマ・ホールディングスと開始(好評につき定期開催中)
    ● 3Dを活かした楽しさや好奇心をベースとした、子供たちの新たな可能性を養う教育プログラムの実施

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  12. 【参考】制作画面(現在は日本語対応あり)
    すでに膨大な3Dアセットが
    世界中のクリエイターによって作
    られ、活用できます。
    →組み合わせるだけで空間が
    作れる!
    3Dアセットはファイル化されてお
    り、プログラミングも可能です。
    →空間設計も自由自在!
    制作メニュー。

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  13. 2021/10/10には、メタバース文化祭も実施しました
    ● アーティストの作品とコラボして「メタバース美術館」を作ったり
    ● 企業との共創パートナーで「メタバース広告」を試したり
    etc( PRtimes のプレスリリース等 参照)
    Robloxのコミュニティ には
    現在103名が参加

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  14. 遊んでみよう(触ってみる)
    〜百聞は一見にしかず。まずはプレイヤーとして触ってみる〜

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  15. 遊んでみよう
    初詣空間や、他にもいくつか入ってみる
    集合写真を撮ってみたり
    Roblox    → 遊ぶアプリ(灰色・赤?)
    Roblox Studio → 作るアプリ(青)

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  16. 入ってみよう(空間)
    【メタバース文化祭】
    https://www.roblox.com/games/7425913867/NOCODO
    【宇宙駅VII】
    https://www.roblox.com/games/8533595189/VII
    【世界樹】
    https://www.roblox.com/games/8536889147/unnamed
    【成増学園】
    https://www.roblox.com/games/7011309863/unnamed

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  17. 作ってみよう(実演)
    〜余裕がある人は、後で真似してみましょう〜

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  18. まずは完成系から(メタバース文化祭空間の実演)
    ● 制作画面をお見せして雰囲気をお伝えします

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  19. 今後の広がりを議論しよう
    〜パネルディスカッション + 皆さんも参加〜

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  20. a. アーティストとのコラボレーション(例:メタバース美術館)
    ● 著名イラストレーターの作品制作過程を映像サービスとして展開する「 MakingLaBo(メイキングラ
    ボ)」とのコラボレーションを締結。
    ● ゲーム・アニメ・書籍・アート展示等で活躍するグラフィックデザイナー・コンセプチャルアーティスト等
    の作品を、合計100点以上、メタバースで展示。

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  21. b. 広告の在り方が変化(例:メタバース広告 / ファッション)
    ● 共創パートナー企業のロゴやキャッチを体験とセットで展開。
    ● 空を飛びながら、イルミネーションを楽しみながら広告を鑑賞。
    計14社の共創パートナー
    様々な体験と連動
    ※前回は実施しなかったが、
     キャラクターの洋服
    /ファッションなどとも連動可能

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  22. c. 体験/遊びの変化(例:メタバース初詣)
    ● メタバース上で22名が集まる「メタバース初詣」を開催(2022/1/6)
    ● 「バーチャル街づくり連合」のうち、3コミュニティが合同で主催

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  23. d. 創造の変化(例:プロトタイピング・シティ)
    ● 宇宙や神話的世界観のプロトタイピングシティも容易に可能
    ● 制約に縛られない自由でアート的な発想が可能
    ● いずれはIoT/デジタルツインとの連動も可能か?
    「世界樹」がそびえ立つ「紫の世界」 (製作中) 街の中心部に「巨大な水球」の水の都市 (製作中)

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  24. e. 予算/コストの変化(例:仮想空間上でもできること)
    ● 演劇の舞台設定などでも活用(コミュニケーションの簡略化)
    感染症対策による
    リアルでの打ち合わせの減少
    Roblox上でシミュレーション

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  25. 実際の会場の様子 Roblox上のシミュレーション

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  26. f. コミュニティ形成の在り方(例:土地や民族縛りから異人種・異業種へ)
    <例として>
    ● 複数(不特定多数)のコミュニティで「バーチャル街づくり連合」を結成
    ● メタバース等を活用した参加型街づくりを、並行連動型で実施していく
    「仮想の路線図」を繋げていく(各駅から空間リンク(メタバース)へ移動可)

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  27. g. 連合の形成の提案(バーチャル街づくり連合)
    <以下のようなケーススタディを連合起点で生み出していく(例)>
    ※緩め(遊び寄り)からスタート
    ● 参加型街づくり
    ○ 祝祭・儀式づくり(●●記念日等)
    ○ バーチャル街づくり

    【発展形】
    ● 産業連携
    ○ メタバース展示会(産業Expo)
    ○ メタバース美術館(アーティスト)
    ○ メタバースファッションショー(アパレル)
    ● 技術連携(IoT/AI等)
    ○ リアルとバーチャルの結びつき
    Gucci in Roblox
    https://www.voguebusiness.com/gallery/gallery-fashions-metaverse-moments

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  28. Futurism(未来像)
    〜可能性として〜

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  29. 複数の世界に生きる(マルチバース・ライフ)
    【20XX年〜21XX年】
    ● 異なる世界それぞれに人格(アバター等)を持っている
    ● 異なる世界それぞれに財産や役割を保有または共有している
    ● リアル世界もそのうちの一つの世界となる
    (その時はリアル世界ではなく物質世界と言っているだろう※どれもリアル)
    ● 異なる世界間の価値は為替レートのように接続連動している
    ● 異なる世界間で事象をプログラマブルに連動させることも可能
    ※例:ある世界でボタンを押すと、別の世界2つで電気がつく等
     (≒インターオペラビリティ/相互接続性の構築)
     (Twitterをつぶやくとslackに通知が来るみたいなIoT/API的な応用)
    ● BotやAIが自らの代わりに抽象人格として、または組織として対応も可能
    ※例:SNS Blockchain「STEEM」では以前、 “いいね” をbotで代行しプラット
    フォーム貢献インセンティブを享受できるといった仕組みがあった

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  30. コミュニティJoin
    https://join.slack.com/t/roblox-nocodo/shared_invite/zt-s40x2mza-iyFyZyx3TqLH1w~VPUWeOA
    @Roblox_NOCODO

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