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つまづかない!Nutanix CE 5.18の始めかた

つまづかない!Nutanix CE 5.18の始めかた

Nutanix Meetup Online 21.04の講演資料です。
イベントページはコチラ。
https://nutanix.connpass.com/event/207665/

[概要}
Nutanix CEは自宅ラボのPCやサーバーに導入可能なフリーのHCIソフトウェアですが、「自宅の機材にセットアップしようとして躓いてしまった」という声をしばしば耳にします。商用版ではサポートされるHW構成が明確に定義されていますが、CEでも同じようなお作法に則ることで、各段につまづきを減らせます。今回は、Nutanix社内のSlackチャンネルで世界各国のSE達のCEに関する質問を打ち返しまくった経験から得た、つまづかない為のCEの機材選びや構成のポイントを紹介します。

Satoshi Shimazaki

April 22, 2021
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Transcript

  1. つまづかない!
    の始めかた

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  2. はじめに
    • に関して、何か困ったときにはフォーラムもぜひご活用ください 要ログイン
    日本語フォーラム よろず相談所
    • では資料内のリンクをクリックできませんが、
    をダウンロード可能な設定としておりますので、ダウンロードしてご覧ください

    – 本資料は、 年 月時点における弊社の一般的な製品機能の概要を説明を主目的とするものです。
    – 本資料は情報提供を唯一の目的とするものであり、法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、
    いかなる契約にも用いることはできません。
    – 本資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状」で提供され、
    明示的または暗示的に関わらず、いかなる保証も伴わないものとします。
    – 本資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害か生した場合も、
    及びニュータニックス・ジャパン合同会社は責任を負わないものとします。
    – 本資料で提供する情報やマテリアル、機能を確実に提供することを確約するものではありません。
    弊社製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。
    – 本資料で解説する は一切のサポートが提供されず、
    ライセンス使用許諾におきましても本番環境での利用が許可されていないことが明示されたプロダクトです。
    そのため、あらゆる内容のお問い合わせにつきましても回答をお約束できない点を、あらかじめご了承ください。

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  3. 島崎 聡史
    し ま ざ き さ と し
    テクニカルエバンジェリスト
    • 年 として入社 ※現在も 部門内
    • イベント・セミナーでの登壇
    • コミュニティ運営
    • コンテンツ執筆・制作・管理
    • ヤギ飼い

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  4. とは
    • ビルド名:
    – 年 月 日リリース
    – 初の 対応 従来は のみ
    –データ提供形態およびインストール方法が変更
    ▪ ファイル 起動ディスク
    → イメージファイル インストーラー
    ▪ 独自の仕組みから、商用版に近い仕組みに変更
    →“ ”という セットアップ専用 を利用

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  5. 集まるユーザーの声
    ペンギンコラメーカー

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  6. 某弊社 の チャンネルにて
    Would you please let me know which platform (and
    disk layout) did you succeed in installing ESXi?
    訳:さてはテストしてねーなオメー
    ESXiのインストールに成功したプラットフォーム
    (とディスクレイアウト)を教えて頂けますか?
    I think it was mostly tested on other NX platforms
    that we have in our labs
    訳:(開発部隊は)会社のラボのNXプラットフォームで
    テストしてるんじゃないかな~。
    の諸々を取りまとめてる さん

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  7. どんなときにインストールが失敗するのか?
    • がデバイスを認識できない
    – 従来バージョンの や、同バージョンの よりドライバが少ない
    – 一見対応していそうなドライバが入っていても、再ビルドが必要だったケースもある
    →自分でビルド
    • が の多種多様な 構成に合わせた処理を行えない
    – 内部のスクリプトが、デバイス名のハンドリングに失敗
    → 構成変更 スクリプトを自分で修正
    • 非対応のハードウェア
    – 古い
    – メモリ 構成ではすんなり動かなくなった
    →対応不可

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  8. そもそもそんな苦労をしない為に
    最初から、 で失敗しづらい 構成を
    選ぶのが一番手っ取り早い!

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  9. • 共通事項

    – コア スレッド以上
    ▪ だとインストール後の初期化処理中に、 が で起動されるフェーズが
    あるため、それ未満だとエラーで中断される

    – SandyBridge 世代以降(=結構古くても大丈夫)

    – マイクロアーキテクチャ以降
    – 商用でも対応したのが最近で、新しめの フラグが要求されるため
    – 古いと フラグの不足で、 内のサービス起動時にエラーになる可能性あり

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  10. メモリ
    • 最小容量
    – だとインストール処理中にエラーで中断
    • 実際の搭載容量
    – オススメとしては多ければ多いほど良い
    – 省スペースモデルなら くらいまでが上限のことが多い
    – ミニタワー以上なら も選べるケースが多い
    – ラックマウントサーバーならそれ以上!

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  11. ディスク
    • 以上のモデルが必須
    • ともに、 が最も正常に認識しやすい
    – マザボの対応状況に注意 が無難
    – は へのパススルーに失敗することがある
    ▪ のバグなど
    • の混在は認識エラーの原因になりやすい
    – 例:オンボード でインストールに
    失敗する場合、どちらかのみでも試してみる
    • ノード内の同一 のディスクは
    同容量 同モデル で揃えるのが無難

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  12. • インストーラーの認識可能モデルが少ない
    – 商用と同等 など
    – インストールさえ乗り切れば、 は多くのモデルに対応している
    – 使用時の対応モデルは の に準拠
    ▪ 以降だと などは完全に のため注意
    – 対応ベンダーの でも認識に失敗する場合あり
    – 一部ベンダーのドライバはビルド済みのものを私の個人サイトで配布中

    o

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  13. それでも上手くいかなかったら?
    に公開しているトラブルシューティング
    資料に該当するエラーがないかご確認ください

    日本語フォーラムにて
    お気軽にご質問ください

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