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「考える」考えかたを考えよう

sobarecord
November 25, 2020

 「考える」考えかたを考えよう

イベントで使った資料です。

『「考える」考えかた』著者によるお話&実践ワークショップ
https://devlove.doorkeeper.jp/events/113410

sobarecord

November 25, 2020
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Transcript

  1. 『「考える」考えかた』
    を考えよう!!
    @DevLOVE 2020/11/25
    #devlove

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  2. すみません、今日はワンオペ中です
    犬だけに…

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  3. 今日のテーマ
    拙著の紹介をしつつ、
    「考える」ことについて
    みんなで考えましょう!

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  4. 渡部 啓太

    @sobarecord

    NRI bit Labs 所属

    チーム設計師

    アジャイル開発支援


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  5. 渡部 啓太

    @sobarecord

    NRI bit Labs 所属

    チーム設計師

    アジャイル開発支援

    みんなが楽しく働ける
    チーム・組織作りを
    支援したい!!

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  6. 渡部 啓太

    @sobarecord

    NRI bit Labs 所属

    チーム設計師

    アジャイル開発支援

    商業誌
    6/26発売!

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  7. ブラックフライデー&サイバーマンデー!

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  8. 渡部 啓太

    @sobarecord

    NRI bit Labs 所属

    チーム設計師

    アジャイル開発支援

    9月の新刊!

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  9. グランドルール
    ● 質問・コメントいつでもOK!
    ● ワークは基本的に個人作業
    ● ランダムなグループで共有
    ⇒アウトプットすることで学びが深まる
    のでお互いが協力しあいましょう!
    ⇒見学OK!名前は「(聞き専)○○」で!

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  10. グランドルール
    ● 明るく!
    ● 楽しく!
    ● 元気よく!

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  11. アジェンダ!

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  12. アジェンダ!
    「考える」考えかたに沿って
    僕の「考える」考えかたが
    型となった過程を追体験しつつ
    みなさんの「考える」考えかた
    を考えていこう!

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  13. アジェンダ!
    ▼今日のゴール▼
    みなさんの「考える」考え
    かたを発見!

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  14. そもそもどんな本?
    ■ 本当に「考える」ためのプロセスである「考える」考えかたを紹介する本

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  15. そもそもどんな本?
    ■ 本当に「考える」ためのプロセスである「考える」考えかたを紹介する本
    ■ 「考える」考えかたは3つのステップで成り立つ
    ① 考える枠を決める
    ② 課題を特定する
    ③ 解法を特定する

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  16. そもそもどんな本?
    ■ 本当に「考える」ためのプロセスである「考える」考えかたを紹介する本
    ■ 「考える」考えかたは3つのステップで成り立つ
    ① 考える枠を決める
    ② 課題を特定する
    ③ 解法を特定する
    ■ 各ステップに状況に合わ
    せたプラクティスをあて
    はめていく

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  17. 「考える」考えかたの例
    ■ 本書ではチーム・シンキングという架空のチームが例として出てきます
    ■ チーム・シンキングとは…
    ・新しいスマートフォンアプリを開発するチーム
    ・半年前からチームを組んでいる
    ・三ヶ月後にアプリを市場リリースするのが目標

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  18. 「① 考える枠を決める」の例
    「チームを良くするアイデアを出そう!」
    ← SMARTを使って目指す状態を明確化
    「『3ヶ月後に新規アプリを市場リリースする』
    というチームの目標を達成できるチーム体制を
    構築したい。そのためのアイデアを出そう!」
    SMART
    * Specific (具体的)
    * Measurable (達成を事実で判断できる)
    * ActionOriented(アクションに落とせる)
    * Relevant (意義が明確)
    * Time-Limited (期限が明確)

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  19. 「②課題を特定する」の例
    ■ 「事実/感情」、「Good/Bad」の
    マトリクスで事実を洗い出す
    ■ Badに注目し、「コミュニケーショ
    ン不全」という課題を特定

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  20. 「③解法を特定する」の例
    ■ ボックスチャレンジで課題解決案をあげ、ペイオフマトリクスにマッピング

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  21. 伝えたいメッセージ
    ● あくまでこれは僕が「考える」ために作ったもの
    ● スポーツでも一人一人フォームが違うように、自分の型を探す参考やきっかけにし
    ていただけると嬉しいです

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  22. アジェンダ!
    ▼今日のゴール(再掲)
    みなさんの「考える」考え
    かたを発見!

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  23. アジェンダ! 考えるって
    なんだろう?

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  24. なぜ本を書いたのか?
    ■ 考えられない経験をしたのがきっかけ
    ⇒ とある研修で「お昼休憩を何分取るか?」が決められなかった

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  25. なぜ本を書いたのか?
    ■ 考えられない経験をしたのがきっかけ
    ⇒ とある研修で「お昼休憩を何分取るか?」が決められなかった
    あなたたちは
    考えているふりを
    しているだけなのでは?
    ※イメージ

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  26. 考えるって何なんだ?!

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  27. 考えるとは何かを考えよう!
    ● 自分のフレームに書いてみよう!
    ○ 5分
    ● 自分が考えた事をグループに共有しよう!
    ○ 5分 ▼ルール
    ● URLにアクセスして自分のフレームを決める
    ● 決めたら名前の付箋を左上に置く
    ● 共有するときは画面共有 or フレームを案内
    ● アクセスできない人はお手元のメモで OK
    ● 指名をしたりしないので、自分の考えを深める時
    間にして欲しいと思っています

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  28. 僕もいろいろ考えました
    うまくいったワークショップを思い出したり…

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  29. 僕もいろいろ考えました
    本を読んだり、読み返したり…

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  30. 僕もいろいろ考えました
    広辞苑で言葉の定義を調べてみたりしました
    考える
    ①実情を調べただす。吟味する。
    ②糺明して罪する。勘当する。
    ③思考をめぐらす。あれこれと思量し、事を明らかにする。思案する。
    ④易などによって事を判断する。
    ⑤学ぶ、学習する。
    --- 『広辞苑 第五版』より ---

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  31. 僕もいろいろ考えました
    広辞苑で言葉の定義を調べてみたりしました
    考える
    ①実情を調べただす。吟味する。
    ②糺明して罪する。勘当する。
    ③思考をめぐらす。あれこれと思量し、事を明らかにする。思案する。
    ④易などによって事を判断する。
    ⑤学ぶ、学習する。
    --- 『広辞苑 第五版』より ---

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  32. 「発散と収束」
    なのかなぁ

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  33. アジェンダ! 自分の「考える」って何
    点?その理由は?

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  34. 自分が考えているか点数を付けよう!
    ● 見えてきた「考える」に点数を付けよう!
    ● 理由も添えて書いてみよう!
    ○ 3分

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  35. 多分、僕は50点
    ● 発散と収束はできている気がする
    ● 一方、目的が達成されていない感じがある (お
    昼休みの時間が決められなかったしなぁ)

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  36. アジェンダ!
    「考える」ことが
    うまくいったときはどん
    なとき?

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  37. でも、いい感じにできたこともあった
    ● チームでのふりかえり
    ● インセプションデッキ作成
    ● 自分のキャリア

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  38. いい感じに考えられたのはどんなとき?
    ● うまくいったときのことを思いだそう!
    ● その成功の要因を書き出してみよう!
    ○ 5分
    ● 自分の成功要因を説明してみよう!
    ○ 8分

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  39. 「目的」があるといい感じだった
    ● チームでのふりかえり
    ● インセプションデッキ作成
    ● 自分のキャリア

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  40. 「目的」があるといい感じだった
    ● チームでのふりかえり
    ● インセプションデッキ作成
    ● 自分のキャリア 個人、相互作用、プロセ
    ス、ツール、完成の定義
    における検査

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  41. 「目的」があるといい感じだった
    ● チームでのふりかえり
    ● インセプションデッキ作成
    ● 自分のキャリア
    明確に10個の問いが
    定義されている

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  42. 「目的」があるといい感じだった
    ● チームでのふりかえり
    ● インセプションデッキ作成
    ● 自分のキャリア
    自分のラベルが強化
    されるように進む

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  43. アジェンダ!
    自分がうまく
    「考える」ことが
    できる「考えかた」
    を考えよう

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  44. なるほど、目的があればいいのか…
    ■ というわけで発散と収束と目的を合わせたものができた
    ■ この型にいろいろなプラクティスやフレームワークをはめ込んでいく

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  45. 本文で紹介した具体例
    ● キャリアを考える
    ● チームでのふりかえり
    ● 研究テーマ出しワークショップ
    ● 「普通」の会議

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  46. 成功要因を「型」にしてみよう
    ● うまくいく「考えかた」を可視化しよう!
    ● この場では直感でもOK!
    ○ 5分
    ● 自分の「型」を説明してみよう!
    ○ 8分

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  47. 自分の型はみつかりましたか?
    見つかった方はそれをベースに、
    見つからなかった方は僕の考えかたや
    他の考えかたをベースに考えていけると
    いいなと思います。

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  48. ありがとうございました!
    拙著があなたの「考える」手助けに
    なれば幸いです。
    考える考えかた

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