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ふりかえりにおける意思決定を考える

sobarecord
April 10, 2021

 ふりかえりにおける意思決定を考える

ふりかえりカンファレンスで発表した資料です。
https://retrospective.connpass.com/event/203149/

良いふりかえりには、良い意思決定するための「納得感」「方向性」「情報量」を整える=チームビルディングが大事というお話です。

sobarecord

April 10, 2021
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Transcript

  1. ふりかえりにおける
    意思決定を考える
    @ふりかえりカンファレンス
    2021/04/10

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  2. 渡部 啓太

    Twitter: @sobarecord

    チーム整え師

    NRI bit Labs 所属

    コミュニティ活動/本の執筆/ニュースレター配信

    アジャイルコーチ/スクラムマスター


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  3. 意思決定をテーマにしたきっかけ
    ある日、僕が支援をしているチームがふりかえりのアクションを決めている様子を観察し
    ていた時のこと。アクションを選択するのにとても時間がかかっていた。その時ふと思っ
    た。「こうした意思決定の場面において、その質とスピードを上げることができればより良
    いチーム活動に繋がるのではないだろうか?」と。その仮説を検証するため、まずは意
    思決定の知識を得ることにするのであった…

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  4. 意思決定をテーマにしたきっかけ
    ある日、僕が支援をしているチームがふりかえりのアクションを決めている様子を観察し
    ていた時のこと。アクションを選択するのにとても時間がかかっていた。その時ふと思っ
    た。「こうした意思決定の場面において、その質とスピードを上げることができればより良
    いチーム活動に繋がるのではないだろうか?」と。その仮説を検証するため、まずは意
    思決定の知識を得ることにするのであった…
    本セッションでは
    良いふりかえりとは何かを
    意思決定という側面から考えます

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  5. 意思決定をテーマにしたきっかけ
    ある日、僕が支援をしているチームがふりかえりのアクションを決めている様子を観察し
    ていた時のこと。アクションを選択するのにとても時間がかかっていた。その時ふと思っ
    た。「こうした意思決定の場面において、その質とスピードを上げることができればより良
    いチーム活動に繋がるのではないだろうか?」と。その仮説を検証するため、まずは意
    思決定の知識を得ることにするのであった…
    本セッションでは
    良いふりかえりとは何かを
    意思決定という側面から考えます
    結論:
    良いふりかえりは良いチームから生まれる

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  6. 「決める」とは?

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  7. なぜ集団で意思決定ができるのか?

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  8. 満場一致なら何も考えず決定できる
    なぜ集団で意思決定ができるのか?
    or

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  9. 逆に言うと満場一致以外では全員の意思を尊重することはできない
    なぜ集団で意思決定ができるのか?
    or or

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  10. 逆に言うと満場一致以外では全員の意思を尊重することはできない
    なぜ集団で意思決定ができるのか?
    or or
    ⇒ 集団で意思決定するには「決め方」が必要

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  11. 複数の案があるときにどう決めますか?

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  12. 複数の案があるときにどう決めますか?
    ● 多数決?

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  13. 複数の案があるときにどう決めますか?
    ● 多数決?
    ● ドット投票?

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  14. 複数の案があるときにどう決めますか?
    ● 多数決?
    ● ドット投票?
    ● 僕はn/5投票法をよく使っています

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  15. 複数の案があるときにどう決めますか?
    ● 多数決?
    ● ドット投票?
    ● 僕はn/5投票法をよく使っています
    この決め方は「良い決め方」だと言えますか?
    チームにとって本当に良い意思決定でしょうか?

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  16. 複数の案があるときにどう決めますか?
    ● 多数決?
    ● ドット投票?
    ● 僕はn/5投票法をよく使っています
    この決め方は「良い決め方」だと言えますか?
    チームにとって本当に良い意思決定でしょうか?
    決め方によって結果は変わるため
    「決め方」を決めるのはとても重要

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  17. 「良い決め方」とは?

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  18. 決め方によって結果は変わる

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  19. ● ナーミの反例では決め方によって選択される案が変わる事実を示せる
    ○ 決め方の研究者であるフィンランド・トゥルク大学のハンヌ・ナーミ教授が提唱
    ○ どの決定方法も選挙や議会で使われた手法
    決め方によって結果は変わる
    ※書籍『「決め方」の経済学』より
    人数 4 3 2
    1位 A B C
    2位 D C E
    3位 E D D
    4位 C E B
    5位 B A A
    ナーミの反例

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  20. ● 1位にした人が多い案を選択する多数決ではAが選ばれる
    多数決では…
    人数 4 3 2
    1位 A B C
    2位 D C E
    3位 E D D
    4位 C E B
    5位 B A A
    ナーミの反例
    A:4票
    B:3票
    C:2票
    D:0票
    E:0票

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  21. ● 多数決で1位と2位の案で決選投票をする場合はBが選ばれる
    決選投票では…
    人数 4 3 2
    1位 A B C
    2位 D C E
    3位 E D D
    4位 C E B
    5位 B A A
    ナーミの反例
    A:4票
    B:5票
    AよりもBが良いので
    決選投票では
    Bに入れる

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  22. ● 総当たり戦では全ての戦いで勝つ(ペア勝者)Cが選ばれる
    総当たり戦では…
    人数 4 3 2
    1位 A B C
    2位 D C E
    3位 E D D
    4位 C E B
    5位 B A A
    ナーミの反例
    A vs C はCの勝利
    A:4票
    C:5票
    ⇒上記の様に全てのペアで勝負
    するとCが全勝する

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  23. ● ボルダルールは順位に応じて配点し、点数が高い案を選択する方法
    ● 一番得点の高いDが選択される
    ボルダルールでは…
    人数 4 3 2
    1位 A B C
    2位 D C E
    3位 E D D
    4位 C E B
    5位 B A A
    ナーミの反例
    A:25点
    B:23点
    C:30点
    D:31点
    E:26点
    ※1位5点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点

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  24. ● 是認投票は有権者が案の中からいくつでも丸を付けられる方法
    ● 下記の点線部分に丸を付けるとEが選択される
    是認投票では…
    人数 4 3 2
    1位 A B C
    2位 D C E
    3位 E D D
    4位 C E B
    5位 B A A
    ナーミの反例
    A:4票
    B:3票
    C:5票
    D:4票
    E:6票

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  25. ● 是認投票は有権者が案の中からいくつでも丸を付けられる方法
    ● 下記の点線部分に丸を付けるとEが選択される
    是認投票では…
    人数 4 3 2
    1位 A B C
    2位 D C E
    3位 E D D
    4位 C E B
    5位 B A A
    ナーミの反例
    A:4票
    B:3票
    C:5票
    D:4票
    E:6票
    ナーミの反例では「決め方」によって
    全ての案が選ばれる可能性がある!!!

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  26. どうすればいいんだ…

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  27. それぞれの決め方には欠点がある
    決め方 欠点
    多数決 ・票割れからダメな選択肢を選んでしまう
    決選投票 ・多数決を繰り返すだけなのでデメリットは多数決と同様
    総当たり戦 ・勝敗に循環が生まれ、 1位が決まらない場合がある
    ボルダルール ・対象が多い場合に集計に時間がかかる
    是認投票 ・多数決と同様になる可能性がある( 1位にのみ丸をつける)
    ・他の選択肢の影響を受けるコントラスト効果や判断軸のブレといった心
    理的な影響がある

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  28. それぞれの決め方には欠点がある
    決め方 欠点
    多数決 ・票割れからダメな選択肢を選んでしまう
    決選投票 ・多数決を繰り返すだけなのでデメリットは多数決と同様
    総当たり戦 ・勝敗に循環が生まれ、 1位が決まらない場合がある
    ボルダルール ・対象が多い場合に集計に時間がかかる
    是認投票 ・多数決と同様になる可能性がある( 1位にのみ丸をつける)
    ・他の選択肢の影響を受けるコントラスト効果や判断軸のブレといった心
    理的な影響がある
    結果に悪い
    影響なさそう?

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  29. あらためてボルダルールとは
    ● 18世紀後半にフランス海軍の科学者ジャン=シャルル・ド・ボルダが考案
    ● 案の順位に応じて配点し、点数が高い案を選択する方法
    人数 得点 4 3 2
    1位 3 A B C
    2位 2 C C B
    3位 1 B A A
    3案ある場合の
    有権者9人による順位づけの例
    A:17点(3x4 + 1x3 + 1x 2)
    B:17点(1x4 + 3x3 + 2x 2)
    C:20点(2x4 + 2x3 + 3x 2)
    ⇒ C案が選択される

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  30. ボルダルールの特徴
    ● ボルダルールは満場一致への距離が近い選択肢が選ばれる
    人数 得点 4 3 2
    1位 3 A B C
    2位 2 C C B
    3位 1 B A A
    3案ある場合の
    有権者9人による順位づけの例 Aが1位になるには10ステップが必要。
    ・3人が3位⇒1位(2ステップx3人)
    ・2人が3位⇒1位(2ステップx2人)
    同様にBは10ステップ、Cは7ステップ
    ⇒満場一致へはCが一番近い

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  31. 情報量が多いので広く支持される選択が可能
    ● 満場一致に一番近く、ペア勝者を最下位にせず、ペア敗者を選ばない
    ⇒ ボルダルールは他の手法と比べ情報量が多いため
    ● 方法も理解しやすいため、「良い決め方」に限りなく近いのでは?
    人数 4 3 2
    1位 A B C
    2位 C C B
    3位 B A A
    多数決で扱う情報
    人数 4 3 2
    1位 A B C
    2位 C C B
    3位 B A A
    ボルダルールで扱う情報
    情報量

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  32. 「決め方」以外の要素

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  33. 有権者の偏りが結果に影響する
    ● ボルダルールは広く支持される案を選ぶことが出来る
    ● ただし、それは「有権者の中だけの支持」である

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  34. 有権者の偏りが結果に影響する
    ● ボルダルールは広く支持される案を選ぶことが出来る
    ● ただし、それは「有権者の中だけの支持」である
    大統領選がボルダルールで行われていたらリ
    ンカーンは当選しなかったという研究がある。
    そうなっていたら奴隷が解放されることはな
    かったかもしれない
    有権者
    非有権者
    ※書籍『「決め方」の経済学』より

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  35. 有権者の偏りが結果に影響する(体験談)
    ● ボルダルールは広く支持される案を選ぶことが出来る
    ● ただし、それは「有権者の中だけの支持」である
    マネージャーやリー
    ダーの議題がいつ
    も採択されないなぁ
    QAエンジニアが多
    いので話題が品質
    に偏りがちだ

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  36. 有権者の中で方向性がズレている場合もある
    ● 方向性がズレていると結果に不満が残ってしまう

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  37. 有権者の中で方向性がズレている場合もある
    ● 方向性がズレていると結果に不満が残ってしまう
    新しいビジネスが
    できるぞ!

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  38. 有権者の中で方向性がズレている場合もある
    ● 方向性がズレていると結果に不満が残ってしまう
    新しいビジネスが
    できるぞ!
    椅子を新調して、
    パソコンのスペック
    を高くして…

    View Slide

  39. 有権者の中で方向性がズレている場合もある
    ● 方向性がズレていると結果に不満が残ってしまう
    新しいビジネスが
    できるぞ!
    椅子を新調して、
    パソコンのスペック
    を高くして…
    給料アップ
    じゃぁぁぁぁ

    View Slide

  40. 有権者の中で方向性がズレている場合もある
    ● 方向性がズレていると結果に不満が残ってしまう
    新しいビジネスが
    できるぞ!
    椅子を新調して、
    パソコンのスペック
    を高くして…
    給料アップ
    じゃぁぁぁぁ
    お宝?なにそれ?
    おいしいの?

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  41. 有権者の中で方向性がズレている場合もある
    ● 方向性がズレていると結果に不満が残ってしまう
    新しいビジネスが
    できるぞ!
    椅子を新調して、
    パソコンのスペック
    を高くして…
    給料アップ
    じゃぁぁぁぁ
    お宝?なにそれ?
    おいしいの?
    満場一致に見えて
    満場一致ではない

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  42. 「人」も結果に影響する
    ・可用性ヒューリスティック
    ・確証バイアス
    ・コントラスト効果
    ・心理的リアクタンス
    ・正常性バイアス
    ・バイアスの盲点
    ・アンカリング
    ・ギャンブラーの誤謬
    ・現状維持バイアス
    ● 人の思考のクセが選択に影響を及ぼす
    ・コンコルド効果
    ・双曲割引
    ・フレーミング効果
    ・システム正当化バイアス
    ・根本的な帰属の誤り
    ・同調バイアス
    ・集団浅慮
    ・ピークエンドの法則
    ・損失回避
    などなどなどなど…
    「最後の藁」
    なんてことわざ
    もありますね

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  43. 良いふりかえりをするには

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  44. どうすればいいんだ…

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  45. 完璧なふりかえりなど存在しない
    ● 投票はボルダルールが良さそうに見えるが…
    ● 集計の時間もかかるのでその場でできないこともあるかもしれない
    ● 案の種類や特徴、チームの状況、人の心理によって結果が異なるので不安定

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  46. 完璧なふりかえりなど存在しない
    ● 投票はボルダルールが良さそうに見えるが…
    ● 集計の時間もかかるのでその場でできないこともあるかもしれない
    ● 案の種類や特徴、チームの状況、人の心理によって結果が異なるので不安定
    良いふりかえりとなる
    可能性を高める活動が必要

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  47. 完璧なふりかえりなど存在しない
    ● 投票はボルダルールが良さそうに見えるが…
    ● 集計の時間もかかるのでその場でできないこともあるかもしれない
    ● 案の種類や特徴、チームの状況、人の心理によって結果が異なるので不安定
    良いふりかえりとなる
    可能性を高める活動が必要
    「納得感」「方向性」「情報量」
    を整える

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  48. 「納得感」を整える
    ● 参加者全員の納得感が醸成できるような意思決定方法にする必要がある
    ● 納得感があれば行動にも移しやすい
    より良い意思決定をしたと感
    じるべきなのは
    意思決定者自身なのである

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  49. 「納得感」を整える
    ● これは統計学的に正しいかどうかということではない
    ● それをふまえた上で満場一致に近づくような決め方を決める
    ▼統計学的考え
    還元率は50%未満(法律で決まっている)
    なので買わない方がよい
    ▼他の価値感を混ぜた考え
    ・1枚数百円の支払い < 億万長者の夢
    ・仲間の間で流行っているから買う

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  50. 「方向性」を整える
    ● 各メンバーの目標が同じであれば多数決だろうと問題はない
    ● いかに全員で同じ方向に向いていくかが重要

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  51. 「方向性」を整える
    ● 各メンバーの目標が同じであれば多数決だろうと問題はない
    ● いかに全員で同じ方向に向いていくかが重要
    組織のすべての人間におなじ方向を
    向かせることができれば、どの業界で
    も、どの市場でも、どんな競争相手に
    対しても、どんなときでも、圧倒的な
    優位に立てる

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  52. 「情報量」を整える
    ● ボルダルールで見たように情報量は結果を左右する

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  53. 「情報量」を整える
    ● ボルダルールで見たように情報量は結果を左右する
    ● なので、参加者全員に十分なインプットを行い情報格差をなくす
    情報 情報

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  54. 「情報量」を整える
    ● ボルダルールで見たように情報量は結果を左右する
    ● なので、参加者全員に十分なインプットを行い情報格差をなくす
    ● また、お互いの考えを共有することによりバイアスの除去が期待できる
    対話
    情報 情報

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  55. 「情報量」を整える(実例)
    ● アメリカのオレゴン州で飲酒運転などの厳罰化を住民投票(2010年)
    ● 住民代表が検討し、声明文を出すプロセスを入れると投票結果に影響が出た
    熟議と投票の組み合わせで何が起こるのか?《後編》
    熟議 × 投票 = 民主主義のバージョンアップ
    https://www.youtube.com/watch?v=nWUQVJ5b46M より

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  56. 「情報量」を整える(実例)
    ● アメリカのオレゴン州で飲酒運転などの厳罰化を住民投票(2010年)
    ● 住民代表が検討し、声明文を出すプロセスを入れると投票結果に影響が出た
    熟議と投票の組み合わせで何が起こるのか?《後編》
    熟議 × 投票 = 民主主義のバージョンアップ
    https://www.youtube.com/watch?v=nWUQVJ5b46M より
    世論調査
    賛成:67~73%

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  57. 「情報量」を整える(実例)
    ● アメリカのオレゴン州で飲酒運転などの厳罰化を住民投票(2010年)
    ● 住民代表が検討し、声明文を出すプロセスを入れると投票結果に影響が出た
    熟議と投票の組み合わせで何が起こるのか?《後編》
    熟議 × 投票 = 民主主義のバージョンアップ
    https://www.youtube.com/watch?v=nWUQVJ5b46M より
    検討プロセス
    賛成5,反対6,保留13
    ⇒ 賛成3,反対21
    世論調査
    賛成:67~73%

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  58. 「情報量」を整える(実例)
    ● アメリカのオレゴン州で飲酒運転などの厳罰化を住民投票(2010年)
    ● 住民代表が検討し、声明文を出すプロセスを入れると投票結果に影響が出た
    熟議と投票の組み合わせで何が起こるのか?《後編》
    熟議 × 投票 = 民主主義のバージョンアップ
    https://www.youtube.com/watch?v=nWUQVJ5b46M より
    検討プロセス
    賛成5,反対6,保留13
    ⇒ 賛成3,反対21
    世論調査
    賛成:67~73%
    投票結果
    賛成:57%
    →声明文を読んだ人
    賛成:40%
    →読まなかった人
    賛成:66%

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  59. まとめ
    ● 意思決定はその方法、あるいは場の状況により結果が変わってしまう

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  60. まとめ
    ● 意思決定はその方法、あるいは場の状況により結果が変わってしまう
    ● 「納得感」「方向性」「情報量」を意識するとより良いふりかえりが可能
    ○ 納得感を醸成するための決め方を考える
    ○ 方向性を合わせるための活動を行う
    ○ 情報量を増やすために情報共有や話し合いの時間を設ける

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  61. まとめ
    ● 意思決定はその方法、あるいは場の状況により結果が変わってしまう
    ● 「納得感」「方向性」「情報量」を意識するとより良いふりかえりが可能
    ○ 納得感を醸成するための決め方を考える
    ○ 方向性を合わせるための活動を行う
    ○ 情報量を増やすために情報共有や話し合いの時間を設ける
    結論:
    良いふりかえりは良いチームから生まれる

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  62. 良いチームへのヒントとなるニュースレターやって
    ます。ぜひご登録ください!
    ご静聴ありがとうございました!
    チームを整えるあれこれ

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