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チーム作りのMOTTAINAI ~機会を逃さないチームビルディング~

sobarecord
September 26, 2019

チーム作りのMOTTAINAI ~機会を逃さないチームビルディング~

DevLOVEでの登壇資料です。
日常に潜むチーム作りのMOTTAINAI事例、なぜMOTTAINAIのか?、その解消方法についてという内容です。

チームビルディングへの招待
https://devlove.doorkeeper.jp/events/96167

sobarecord

September 26, 2019
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Transcript

  1. 〜機会を逃さないチームビルディング〜
    2019/09/26 #devlove

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  2. 渡部 啓太
    @sobarecord
    • チーム設計師
    • NRI / bit Labs
    • アジャイルコーチ
    • 『チームが知るべき37のこと』 著者
    100部
    突破!

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  3. ▪MOTTAINAI事例
    ▪なぜMOTTAINAIのか?
    ▪MOTTAINAIを無くすには
    3

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  4. ▪MOTTAINAI事例
    ▪なぜMOTTAINAIのか?
    ▪MOTTAINAIを無くすには
    4

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  5. こんなことが
    あったんです

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  6. 6

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  7. 自己紹介をしつつ経歴や趣味の話などを話し、
    和気あいあいと盛り上がった帰り道。
    自宅が遠いので「お先に失礼します!」と
    帰ろうとしたときに後ろから…
    7

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  8. 自己紹介をしつつ経歴や趣味の話などを話し、
    和気あいあいと盛り上がった帰り道。
    自宅が遠いので「お先に失礼します!」と
    帰ろうとしたときに後ろから…
    おい、渡部!
    次行くぞ~!!
    8

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  9. MOTTAINAI!

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  10. ▪いきなりため口
    ▪呼び捨てをする
    ▪あいさつをしない
    おい、渡部!
    次行くぞ~!!
    10

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  11. 11

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  12. 自分も中堅と言われる年齢となった。
    今度所属するチームは若い人が多いそうなので、
    今までの経験を活かしてチームをリードして
    いかないとなと思いつつ、朝会に出席すると…
    12

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  13. 自分も中堅と言われる年齢となった。
    今度所属するチームは若い人が多いそうなので、
    今までの経験を活かしてチームをリードして
    いかないとなと思いつつ、朝会に出席すると…
    この人は渡部さんね。
    はい、よろしく~
    解散!
    13

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  14. MOTTAINAI!

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  15. ▪自己紹介の時間を作らない
    ▪お互いの仕事・内面を何も知らない
    ▪ランチに行っても話題がない
    この人は渡部さんね。
    はい、よろしく~
    解散!
    15

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  16. 16

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  17. チームの方針が変わり、2つあったチームを1つ
    にして開発に臨むこととなった。プロダクト自
    体の方向性が変わったため、開発を加速してい
    くためだ。変わったといっても既存のプロダク
    トの延長線上にはあるのでなんとかなるだろう
    と思っていたら、環境準備やプロダクトへの認
    識齟齬が沢山あって立ち上がりに1ヶ月かかって
    しまった…ステークホルダーはカンカンだ…
    17

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  18. チームの方針が変わり、2つあったチームを1つ
    にして開発に臨むこととなった。プロダクト自
    体の方向性が変わったため、開発を加速してい
    くためだ。変わったといっても既存のプロダク
    トの延長線上にはあるのでなんとかなるだろう
    と思っていたら、環境準備やプロダクトへの認
    識齟齬が沢山あって立ち上がりに1ヶ月かかって
    しまった…ステークホルダーはカンカンだ…
    18
    とにかく作れ!
    エンジニアだろ!!

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  19. MOTTAINAI!

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  20. ▪状況が変わったのに認識あわせしない
    ▪インセプションデッキに埃がかぶっている
    ▪Whyを話し合う場が無い
    とにかく作れ!
    エンジニアだろ!!
    20

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  21. ▪MOTTAINAI事例
    ▪なぜMOTTAINAIのか?
    ▪MOTTAINAIを無くすには
    21

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  22. そうは言っても、
    MOTTAINAI
    と言うほどのこと?
    22

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  23. 言うよ!

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  24. 効率が悪いから
    MOTTAINAI
    んだよ!

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  25. 25

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  26. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    26

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  27. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    27

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  28. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    28

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  29. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    29

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  30. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    30

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  31. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    31

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  32. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    32

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  33. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    33

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  34. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    // こうでしょ!
    num = (1+50) * 50 / 2;
    34

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  35. 「初項1、末項50、項数50の等差数列の和は?」
    int num = 0;
    num = num + 1;
    num = num + 2;
    num = num + 3;
    num = num + 4;

    num = num + 50;
    // 項数が増えたら足してね!
    // こうでしょ!
    num = (1+50) * 50 / 2;
    チームも
    効率良く!!
    35

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  36. ▪いきなりため口
    ▪あいさつをしない
    ▪呼び捨てをする
    おい、渡部!
    次行くぞ~!!
    感じを良くするほうが
    効率が良い
    36

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  37. 無作法で、日常的なタスクや創造的なタスクで見物人のパフォーマンスが低下する
    https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0749597809000041
    37

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  38. 無作法で、日常的なタスクや創造的なタスクで見物人のパフォーマンスが低下する
    https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0749597809000041
    失礼な態度はチームの
    パフォーマンスも
    下げると言える
    38

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  39. ▪自己紹介の時間を作らない
    ▪お互いの内面を何も知らない
    ▪ランチに行っても話題がない
    この人は渡部さんね。
    はい、よろしく~
    お互いを知るほうが
    効率が良い
    39

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  40. 40

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  41. Google re:Work - ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知る
    https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-
    effectiveness/steps/identify-dynamics-of-effective-teams/
    41

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  42. Google re:Work - ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知る
    https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-
    effectiveness/steps/identify-dynamics-of-effective-teams/
    • 仲良くなる
    • 相互理解をする
    という層がある
    42

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  43. 43

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  44. • 初対面同士でチームを
    組んで活動する
    • ボランティア慣れしている
    人が多くスムーズだった
    • ワークショップ慣れしてい
    る人なら同じようにいける
    のでは?
    44

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  45. • 初対面同士でチームを
    組んで活動する
    • ボランティア慣れしている
    人が多くスムーズだった
    • ワークショップ慣れしてい
    る人なら同じようにいける
    のでは?
    45

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  46. • 初対面同士でチームを
    組んで活動する
    • ボランティア慣れしている
    人が多くスムーズだった
    • ワークショップ慣れしてい
    る人なら同じようにいける
    のでは?
    • 目的
    • コンテキスト
    • 価値観
    が理解できるから
    46

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  47. • 初対面同士でチームを
    組んで活動する
    • ボランティア慣れしている
    人が多くスムーズだった
    • ワークショップ慣れしてい
    る人なら同じようにいける
    のでは?
    47

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  48. • 初対面同士でチームを
    組んで活動する
    • ボランティア慣れしている
    人が多くスムーズだった
    • ワークショップ慣れしてい
    る人なら同じようにいける
    のでは?
    • 自分の考えを話す
    • 相手を理解しようとする
    • 相手に共感する
    という回数が多いから
    48

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  49. • 初対面同士でチームを
    組んで活動する
    • ボランティア慣れしている
    人が多くスムーズだった
    • ワークショップ慣れしてい
    る人なら同じようにいける
    のでは?
    • 自分の考えを話す
    • 相手を理解しようとする
    • 相手に共感する
    という回数が多いから
    チームを組むことはスキルという面もある 49

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  50. Google re:Work - ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知る
    https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-
    effectiveness/steps/identify-dynamics-of-effective-teams/
    • 仲良くなる
    • 相互理解をする
    という層がある
    50

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  51. Google re:Work - ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知る
    https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-
    effectiveness/steps/identify-dynamics-of-effective-teams/
    • 仲良くなる
    • 相互理解をする
    という層がある
    チームを組み、コミュニケー
    ションの回数を増やしていき、
    相互理解を進めていく過程
    51

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  52. ▪状況が変わったのに認識あわせしない
    ▪インセプションデッキに埃がかぶっている
    ▪Whyを話し合う場が無い
    とにかく作れ!
    エンジニアだろ!!
    方向を合わせたほうが
    効率が良い
    52

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  53. 53

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  54. 「組織のすべての人間におなじ方向を
    向かせることができれば、どの業界で
    も、どの市場でも、どんな競争相手に
    対しても、どんなときでも、圧倒的な
    優位に立てる」
    「あなたのチームは、機能してますか?」より抜粋
    54

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  55. 55

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  56. 56

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  57. 同じ方向なら
    1+1が2になる!
    57

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  58. 同じ方向なら
    1+1が2になる!
    全てのチームビルディングは
    方向を合わせるため!!
    58

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  59. 良いことだらけ!

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  60. チームビルディング
    待ったなし!

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  61. ▪MOTTAINAI事例
    ▪なぜMOTTAINAIのか?
    ▪MOTTAINAIを無くすには
    61

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  62. 話はわかるんだけど、
    ワークショップとか
    やるんでしょ?そんな
    時間なんて無いよ
    62

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  63. この場でも
    できますよ!!

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  64. 「Moving Motivators」https://management30.com/practice/moving-motivators/
    Management3.0
    『Moving Motivators』
    64

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  65. 「Moving Motivators」https://management30.com/practice/moving-motivators/
    どんなときにモチベーションが高まるか?
    ピンときたものを直感で最大3つ選ぼう!
    65

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  66. 「Moving Motivators」https://management30.com/practice/moving-motivators/
    66
    選んだカードとその理由を共有しよう!

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  67. 67

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  68. ▪僕の話が始まった時と比べて隣の人の印象
    はいかがでしょうか?
    チームメンバーとも同じように話しをして
    みたいと思いましたか?
    68

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  69. ▪僕の話が始まった時と比べて隣の人の印象
    はいかがでしょうか?
    ▪チームメンバーとも同じように話しをして
    みたいと思いましたか?
    69

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  70. ▪僕の話が始まった時と比べて隣の人の印象
    はいかがでしょうか?
    ▪チームメンバーとも同じように話しをして
    みたいと思いましたか?
    チームビルディングは
    数分から始められる!
    70

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  71. まとめ

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  72. ▪感じを良くする方が効率が良い
    ▪お互いを知る方が効率が良い
    ▪方向を合わせた方が効率が良い
    72

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  73. ▪感じを良くする方が効率が良い
    ▪お互いを知る方が効率が良い
    ▪方向を合わせた方が効率が良い
    小さなことから
    コツコツと
    73

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  74. ▪あいさつする
    ▪目を合わせて話す
    ▪自己紹介をする
    ▪雑談をする
    ▪チームや仕事について語る
    74

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  75. チームを良くしたい人の
    背中を押す一冊!
    気になるという方は
    お声がけ下さい!!
    75

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