Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
言語を自作する勉強会を開いてみた
Search
Sponsored
·
Ship Features Fearlessly
Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
→
soukouki
December 11, 2021
Technology
220
0
Share
言語を自作する勉強会を開いてみた
Zli 2021大LT冬(2021-12-11)で発表したLTのスライドです。
soukouki
December 11, 2021
More Decks by soukouki
See All by soukouki
ローカルLLMバイブコーディングのすすめ
soukouki
0
4
ゲーム画面をブラウザから見られるサイトを作った話
soukouki
0
71
Simutrans CityView (日本語版)
soukouki
0
110
Simutrans CityView (English)
soukouki
0
71
10分で学ぶ すてきなモナド
soukouki
1
180
Misskey自鯖を建ててみた
soukouki
1
98
1年前の日記を要約するツールをローカルLLM&自作MCPサーバーで作った話
soukouki
0
500
自作Cコンパイラ 8時間の奮闘
soukouki
0
1.9k
定理証明支援系Coq(セキュリティキャンプLT会)
soukouki
1
270
Other Decks in Technology
See All in Technology
Digital Independence: Why, When and How
wannesrams
0
300
freeeで運用しているAIQAについて
qatonchan
0
390
Modernizing Your HCL Connections Experience: Visual Report to chain, Profile Enhancements, and AI Integration
wannesrams
0
290
アプリブロック機能のつくりかたと、AIとHTMLの不合理な相性の良さについて
kumamotone
1
190
Oracle Cloud Infrastructure presents managed, serverless MCP Servers for Oracle AI Database
thatjeffsmith
0
170
生成AIが変える SaaS の競争原理と弁護士ドットコムのプロダクト戦略
bengo4com
1
3.6k
そのSLO 99.9%、本当に必要ですか? 〜優先度付きSLOによる責任共有の設計思想〜 / Is that 99.9% SLO really necessary? Design philosophy of shared responsibility through prioritized SLOs
vtryo
0
240
エージェント時代の UIとAPI、CLI戦略
coincheck_recruit
0
160
クラウドネイティブ DB はいかにして制約を 克服したか? 〜進化歴史から紐解く、スケーラブルアーキテクチャ設計指針〜
hacomono
PRO
5
670
Google Cloud Next '26 の裏でこっそりリリースされたCloud Number Registry & Cloud Hub コスト分析 を試してみた
hikaru1001
0
170
生成AI時代に信頼性をどう保ち続けるか - Policy as Code の実践
akitok_
0
160
「誰一人取り残されない」 AIエージェント時代のプロダクト設計思想 Product Management Summit 2026
mizushimac
1
3k
Featured
See All Featured
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
52
5.9k
Exploring anti-patterns in Rails
aemeredith
3
350
Agile Leadership in an Agile Organization
kimpetersen
PRO
0
140
[SF Ruby Conf 2025] Rails X
palkan
2
1k
Applied NLP in the Age of Generative AI
inesmontani
PRO
4
2.2k
SEO Brein meetup: CTRL+C is not how to scale international SEO
lindahogenes
1
2.6k
Scaling GitHub
holman
464
140k
Collaborative Software Design: How to facilitate domain modelling decisions
baasie
1
210
Music & Morning Musume
bryan
47
7.2k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1.3k
<Decoding/> the Language of Devs - We Love SEO 2024
nikkihalliwell
1
210
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
254
22k
Transcript
言語を自作する勉強会を開催してみた 大LT(2021-12-11) sou7 / soukouki
おはようございます!!! 昨日の夜から快活にこもってLTスライド作って、家に帰って仮眠していたら寝坊しま した 2
13時4分のツイートです 3
自己紹介 学部1年のsou7/soukouki です。 最近はプログラミング言語の構文とか型とかに 興味があり、夏休みには自作言語のインタプリ タとか作ってました。次はコンパイラ制作に挑 戦してみます・・・! 今回はみんな大好きVSCode上で発表したいと 思います。 4
Marpはいいぞ このスライドはMarpを利用して作成しています マークダウンから発表用のスライドを作成できてとても便利! スライドの見た目の変更にはCSSを利用でき、なんとアニメーションまで使えちゃいま す! 5
ちなみにこのスライドのマークダウンファイルはこんな感じです 6
各種アカウント Twitter Discord GitHub @sou7_ _ _ sou7#0094 @soukouki 7
勉強会の概要 期間 11月の末からクリスマスまで メインターゲット ある程度自在にプログラムの書ける学部1-2年生 参加者数 10人 回数 4時間 x
5回 講師とTA 講師1人(私) TA2人(ERASER, matumoto) 実装言語 JavaScript 計5回の勉強会の後、冬休みの間に自由に機能を拡張/新規してもらい、冬休み明けに 発表してもらえると嬉しいな―、と計画しています 8
開催した動機 プログラミング言語の構文とかについて興味があるけれど、 言語について詳しくやってる友達がいない・・・ 悲しい・・・ 9
いないのであれば、作ればいい! 自分好みの友達を育成していくゲーム 10
なんと自分で勉強会を開くと、不思議なことに勉強会で伝えた分野の知識を持った友 達が量産できるんですね!! 言語を自作する勉強会を開いて、言語自作仲間を増やしちゃおう!!! 11
勉強会の流れ すべてを一から実装!! 12
・・・だと難易度が高すぎるため、こちらで機能の少ないインタプリタを用意した上 で、機能追加を通して学ぶ形にしてみました メインは演習において、たまに講義を交えつつひたすら改造していく流れです 13
到達目標 インタプリタの処理系の作り方を把握し、自身で新しく処理系を実装するための知識 を得て、最終課題では自分で新たな構文を実装できることを目標としています 参加者の人が考えてくる構文をとても楽しみにしています 14
具体的な内容 字句解析 構文解析(再帰下降構文解析 / PEGパーサー) 評価(抽象構文木上をたどって実行する仕組み) 環境 15
第2回までの感想 直接感想を聞いている限りは、割と良い反応が多いです 実際、一回一回が長時間に及ぶ勉強会の割には、脱落した方は今の所いません 参加者が皆プログラム組むのが好きなだけかも知れない・・・? 少人数のためにフォローアップがしやすいのもあるかも知れません 講師としてはかなり手間がかかっている点はありますが、自分の好きな分野の話 が無限に語れるので、けっこう楽しいです 16
参加者への良い影響 言語の処理系に対する知識 言語についての知識だけでなく、実装を通してプログラミング全般への知識が深 まっている コンピュータについての基礎的な知識(改行文字と \n の違い) 開発に必要な知識(Git, ESLint, TDD)
JavaScriptの構文の知識 17
自分自身への良い影響 インタプリタを作る機会ができた 夏休みの最初に作ったインタプリタはバグが多すぎて辛かった (多分まだ見つけてないだけで大量にバグがある) 友達に言語の知識を前提とした質問ができるようになった 気軽に「〇〇言語の if って式?それとも文?」と聞ける! 実績として使える 自身のアイデンティティーの確立(言語自作の人)
18
もっと広い分野への影響 しんぶんぶんくん・直也先輩主催のAizuHackに続く勉強会だったので、勉強会を 開くムーブメントがUBIC界隈で起きている気がします ERASERくんは早くTypeScript/React勉強会を開きましょう! jimang先輩のRust勉強会、期待してます! 19
自分自身への悪い影響 絶起常習犯 落単 (課題とテスト適当にやりすぎた) 20
反省点 エコシステム化などは全く考えていないので、継続して取り組むことは難しい 説明をスライドではなく、対面での説明で行っているため、自習用の資料として 活用することが困難 参加者のレベルに合わせられるという利点もあるので、一概に悪いとは言えなさそう 微積分27F 21
まとめ sou7先生のQ3の累積GPAにご期待ください!!!!! 22