Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Ansible テクニカルサポートの現場から

sugitk
November 25, 2020

Ansible テクニカルサポートの現場から

https://enterprise-server.connpass.com/event/192584/

Enterprise Server Meetup #2
2020/11/25

sugitk

November 25, 2020
Tweet

More Decks by sugitk

Other Decks in Technology

Transcript

  1. Enterprise Server Meetup #2
    2020/11/25 #entsvmu
    Ansible テクニカルサポートの
    現場から
    Takashi Sugimura @sugitk
    Technical Support Engineer - Ansible
    Red Hat
    1

    View full-size slide

  2. Who am I
    2
    ▸ すぎむら @sugitk
    ▸ 2018年8月から Technical Support Engineer - Ansible, Red Hat
    ▸ RHCE, Red Hat Certified Specialist in Ansible Automation
    ▸ Handled 950+ support cases globally
    ▸ Wrote 50+ articles https://access.redhat.com/
    ▸ Wrote 14 blogs 赤帽エンジニアブログ https://rheb.hatenablog.com/
    ▸ 11月18日発売の Software Design にも記事を書いてます
    自己紹介

    View full-size slide

  3. ▸ Ansibleとは
    ▸ 自動化の考え方
    ▸ 困ったときは
    ▸ まとめ
    Agenda
    3
    きょうお話すること

    View full-size slide

  4. 4
    https://www.ansible.com/
    Ansibleとは
    Optional section marker or title

    View full-size slide

  5. Ansibleとは
    Ansible の特徴
    5
    Ansible はIT自動化ツールです。
    YAML で標準化された言語で記述する
    Simple
    多様な制御対象を統一的手法で扱う
    Powerful
    既存のシステムに後から自動化を追加できる
    Agentless

    View full-size slide

  6. Ansibleとは
    6
    Arista EOS
    Cisco IOS, IOS-XE, IOS-XR, NX-OS
    Juniper Junos OS
    VyOS
    クラウド
    ネットワーク
    Amazon Web Services
    Google Cloud Platform
    Microsoft Azure
    (*) IBM Cloud
    サーバ
    RHEL (6.3〜, 7.2〜, 8)
    Ubuntu 14.04 LTS, 16.04 LTS
    Windows Server 2012〜
    (*)RHEL variants, SuSE, Solaris, AIX, etc.
    Ansible が扱える制御対象
    Supported Platforms with Red Hat Ansible Engine https://access.redhat.com/articles/3168091
    (*) Supported by community or commercially reasonable support only

    View full-size slide

  7. Ansible の主な構成要素
    Ansibleとは
    7
    接続先の情報を格納
    ・IPアドレス/ホスト名
    ・接続方式
    ・ユーザ名
    ・パスワード
    インベントリ
    実行するための記述
    ・ホスト/グループ
    ・変数
    ・ロール
    ・タスク
    プレイブック
    変数、タスク、ハンドラなどをま
    とめたもの
    ・再利用可能な単位
    ・コレクションとしてまとめて配
    布もされる
    ロール
    接続先で実行される作業
    ・普通はPythonで実装される
    ・JSON形式を返す
    ・自作することもできる
    ・冪等性を備える
    モジュール

    View full-size slide

  8. Ansibleとは
    8
    Ansible の構造
    playbook
    inventory
    credential
    module
    role servers
    networks
    cloud
    ansible.cfg
    variables

    View full-size slide

  9. Ansibleとは
    9
    動的に扱えるのも強み
    クラウドサービスから動的に対象を
    取得する
    インベントリ
    接続先の情報を収集して他のタスク
    に使う
    ファクト
    SCM (gitなど) から最新のものを使

    プロジェクト
    LDAPなどの外部認証を使える
    (Tower)
    認証情報

    View full-size slide

  10. Ansibleとは
    10
    Red Hat が提供する Red Hat Ansible Automation Platform
    Ansible Tower
    Ansible Engine
    Automation Hub
    Ansible Analytics
    Catalog
    Playbooks
    Roles
    Modules
    Plugins
    Molecule
    Ansible Lint
    開発ツール
    Ansible Automation Ansible Cloud Services
    Ansible Content Collections Ansible Content Experience
    普通に
    Ansible と言
    えばこれ
    コミュニティで
    提供
    いろいろなベンダー
    が作成してテストさ
    れたものを認定し
    て提供
    Red Hat が SaaS と
    して提供

    View full-size slide

  11. Ansibleとは
    11
    Ansible Tower の利点
    実行ログをデータベースで管理、外
    部ログサービスに出すこともできる
    ログ
    ダッシュボード、認証、ワークフロー、
    REST API などを備える
    Web UI
    特にダイナミックインベントリは強力
    動的データを扱える
    認証情報を暗号化して一元管理でき

    暗号化
    複数の Ansible Engine のバージョンを共存できる
    踏み台を作ったりクラスタリングしたりできる
    実行環境

    View full-size slide

  12. 12
    自動化の考え方
    Optional section marker or title

    View full-size slide

  13. 自動化の考え方
    13
    ▸ 扱うサーバやクラウドサービスの数が爆発的に増大している
    ▸ 昔のシステム管理といまのシステム管理
    ・ 直接端末にログイン
    ・ リモートから操作
    ・ プロンプトに自動応答
    ・ スクリプトで自動化
    ・ Ansible で統一的に
    ▸ バックアップから戻す ⇔ 捨てて作り直す
    ・ サーバに名前をつけて大切に管理する
    ・ サーバを家畜のように扱う
    人間が管理できる限界

    View full-size slide

  14. 自動化の考え方
    14
    Ansible のアプローチ
    自動化の
    作り方
    自動化の
    実行方法
    認証情報は
    作業者が与える
    ツールに情報を
    登録
    マクロの実行画
    面で人が入力
    ツールによって
    バラバラ
    作り方

    標準化
    実行方法

    標準化
    全員が同じ方法で
    自動化を作成できる
    全員が同じ方法で
    自動化を実行できる
    シェル
    スクリプト
    専用
    ツール
    マクロ
    サーバーへ
    ログインして
    実行
    管理GUIを
    起動して
    実行
    TeraTerm
    から
    実行
    スキルセットの

    サーバー クラウド ネットワーク サーバー クラウド ネットワーク

    View full-size slide

  15. 自動化の考え方
    15
    世の中にある技術は「標準化」されることで発展してきた
    ▸ 十分テストされたものを使うことができる
    ▸ 他の成功したやり方を利用できる
    ▸ 困ったときに世界中に聞くことができる
    標準化することによる効果
    本来やるべき価値を生む仕事に注力することができる

    View full-size slide

  16. 自動化の考え方
    16
    Ansibleによる「自動化2.0」の実現
    置換 (自動化1.0) サービス化(機能化) 連結
    単純に手順を置き換える
    (簡単な箇所から小さく部分的な自動化)
    作業を機能化して
    別の人に実行してもらう
    小さな機能を連結して
    大きな機能を作る
    テスト仕様書
    パラメータシート
    手順書
    個別の自動化
    ユーザー毎の権限管理
    で必要なサービスのみ実行
    自動化 2.0

    View full-size slide

  17. 自動化の考え方
    17
    「自動化2.0」の効果
    ▸ 自動化を組織的に取り組むことができる
    ▸ サービス化することで作業の調整の手間が減り、組織間のオーバーヘッ
    ドを削減できる
    ▸ 既存のやり方をすべて捨てず、小さく始めることもできる
    ▸ 自動化された手順をさらにテストして継続的に改善し、作業の品質を高め
    続けることができる
    ▸ 自動化できないプロセスを廃止するなど、そもそもの業務プロセスを改善
    できることがある

    View full-size slide

  18. 自動化の考え方
    18
    Ansible を効果的に使う
    ▸ 標準化したやり方を作る
    ▸ Automation Hub を使って世の中の成功
    例をなぞる
    ▸ 実行をサービス化して人手の介在する手
    間を減らす
    ▸ 対象への接続性は確保する
    業務プロセスを分析して見直す
    ▸ システムや業務が独自過ぎて作り込みが深い
    ▸ 何をするにも人間の承認が要る
    ▸ 失敗や再実行が許容されない
    ▸ ネットワークが隔離されていて容易に接続できな

    View full-size slide

  19. 19
    困ったときは
    Optional section marker or title

    View full-size slide

  20. 困ったときは
    20
    ▸ テクニカルサポート
    ・ サブスクリプションをご購入いただいたお客様に提供
    ・ Standard (8hours x 5days) / Premium (24 x 7)
    ・ 管理対象数による課金体系
    ▸ コンサルティング
    ・ Automation Adoption Program
    ▸ ラーニング
    ・ RH294 (RHCE)
    ・ 他右表
    Red Hat が提供する Ansible Automation
    RH294 Red Hat Enterprise Linux Automation with Ansible
    DO407 Automation with Ansible
    DO410 Automation with Ansible and Ansible Tower
    DO447 Advanced Automation - Ansible Best Practices
    DO457 Red Hat Ansible for Network Automation
    DO409 Automation with Ansible II: Ansible Tower
    DO417 Microsoft Windows Automation with Red Hat Ansible

    View full-size slide

  21. 困ったときは
    21
    OSS として開発 → 商用製品として提供 (upstream first)
    ▸ Ansible https://github.com/ansible/ansible/
    ▸ AWX https://github.com/ansible/awx/
    Ansible のコミュニティ
    議論や情報共有 https://ansiblejp.github.io/
    ▸ もくもく会 https://ansible-users.connpass.com/
    ▸ teratail https://teratail.com/tags/Ansible
    ▸ Slack http://bit.ly/ansiblejp-slack
    ▸ Twitter #ansiblejp
    もくもく会コンテンツ
    RHEL編
    ネットワーク編
    F5 BIG-IP編
    セキュリティ編
    Windows編
    https://github.com/ansible/workshops

    View full-size slide

  22. 困ったときは
    22
    Ansible Tower の実行環境や動作についてのお問い合わせがほとんどですが、
    お問い合わせにはお国柄が出る傾向にあります。
    よくあるお問い合わせの例
    日本のお客様
    ▸ 監視設定のためのプロセスやログ
    ▸ ドキュメントにあることを念のため確認
    ▸ 「サポートはこう言った」がほしい
    ▸ ダウンタイムを最小にしたい
    ▸ オフライン環境でバージョンアップしたい
    海外のお客様
    ▸ ジョブ実行のパフォーマンスが悪い
    ▸ SAML認証がうまく使えない
    ▸ VMware vCenterとの連携がうまくできない
    ★ まずは英語も恐れず検索してみましょう!
    https://access.redhat.com/
    https://www.google.com/

    View full-size slide

  23. 困ったときは
    23
    テクニカルサポートをうまく使うには
    ▸ まず動かす
    ▸ 再現できる情報を整理する
    ・ お使いのバージョン
    ・ OS
    ・ 必要な環境
    ▸ 何をサポートしてほしいかを決める
    ▸ 漠然とした「不安」「懸念」はサポートしにくい
    サポートする サポートしない
    不具合の調査 作業代行
    インストール
    バージョンアップ
    不具合の調査を目的としない
    興味本位な仕様の確認
    設定や使い方 契約やトレーニング
    サポート対象のモジュール コミュニティモジュール
    プレイブックの作成やデバッグ
    システムの設計

    View full-size slide

  24. 困ったときは
    24
    Ansible を学べる書籍やサイト
    Ansible トレイルマップ
    https://www.redhat.com/ja/explore/ansible/trailmap
    公式ドキュメント
    https://docs.ansible.com/

    View full-size slide

  25. 困ったときは
    25
    Ansible を学べる書籍やサイト
    Ansible構築・運用ガイドブック インフラ自動化のための現場のノウハウ
    マイナビ出版

    View full-size slide

  26. 困ったときは
    26
    Ansible を学べる書籍やサイト
    Ansible実践ガイド 第3版
    インプレス
    インフラCI実践ガイド
    Ansible/GitLabを使ったインフラ改善サイクルの実現
    翔泳社

    View full-size slide

  27. 27
    まとめ
    Optional section marker or title

    View full-size slide

  28. まとめ
    28
    Ansible の概要や考え方、学び方などについて紹介してきました。
    ご興味持たれましたらまずはお試しいただけましたら幸いです。
    ▸ 「Ansible 試用版」 で検索
    ▸ もくもく会に参加
    終わりに

    View full-size slide

  29. linkedin.com/company/red-hat
    youtube.com/user/RedHatVideos
    facebook.com/redhatinc
    twitter.com/RedHat
    29
    Red Hat is the world’s leading provider of enterprise
    open source software solutions. Award-winning
    support, training, and consulting services make
    Red Hat a trusted adviser to the Fortune 500.
    Thank you

    View full-size slide