Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
日頃のプログラミングについて&横浜のコミュニティ活動のご紹介
Search
高見知英
PRO
May 02, 2010
Programming
0
25
日頃のプログラミングについて&横浜のコミュニティ活動のご紹介
2010-05-02 Hakodate.Asterisk No. 1で発表した資料です
高見知英
PRO
May 02, 2010
Tweet
Share
More Decks by 高見知英
See All by 高見知英
ポッドキャストをはじめよう ポッドキャストのやりかたと続けるコツ
takamichie
PRO
0
56
高見知英とAndroid
takamichie
PRO
0
39
大人になってからのゲームデビューのハナシ
takamichie
PRO
0
54
最近のゲーム実況のハナシ
takamichie
PRO
0
63
健常者から見たAndroidのアクセシビリティ機能
takamichie
PRO
0
480
山手縁乃庭のいまとこれから考えていること
takamichie
PRO
0
120
子どもとゲームとそのほかいろいろのハナシ
takamichie
PRO
0
110
高見知英のヒストリー
takamichie
PRO
0
85
SRPGがやりたい!
takamichie
PRO
0
230
Other Decks in Programming
See All in Programming
tool ディレクティブを導入してみた感想
sgash708
1
160
2025 年のコーディングエージェントの現在地とエンジニアの仕事の変化について
azukiazusa1
17
9.1k
AIを活用し、今後に備えるための技術知識 / Basic Knowledge to Utilize AI
kishida
20
5k
Introducing ReActionView: A new ActionView-compatible ERB Engine @ Rails World 2025, Amsterdam
marcoroth
0
540
ぬるぬる動かせ! Riveでアニメーション実装🐾
kno3a87
1
110
HTMLの品質ってなんだっけ? “HTMLクライテリア”の設計と実践
unachang113
4
2.1k
アセットのコンパイルについて
ojun9
0
110
Namespace and Its Future
tagomoris
6
690
「待たせ上手」なスケルトンスクリーン、 そのUXの裏側
teamlab
PRO
0
250
Ruby×iOSアプリ開発 ~共に歩んだエコシステムの物語~
temoki
0
240
MCPで実現するAIエージェント駆動のNext.jsアプリデバッグ手法
nyatinte
7
1k
サーバーサイドのビルド時間87倍高速化
plaidtech
PRO
0
700
Featured
See All Featured
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
15
1.6k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.4k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
347
40k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
8
910
Making Projects Easy
brettharned
117
6.4k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
667
120k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.4k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
96
6.2k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
28
4k
Navigating Team Friction
lara
189
15k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
285
13k
Transcript
Hakodate.uws/.js/.vba/.community 日頃のプログラミングについて& 横浜のコミュニティ活動のご紹介 2010年5月2日 高見知英
自己紹介 ネット上での活動 •おんぷ村 •はてなダイアリー •Twitter:@TakamiChie プログラミング •高校三年の頃から •VB、Delphi、C#、 Ruby、Perl、 JS…
•最近会社でしかプ ログラミングしてな い… コミュニティ活動 •東京・横浜勉強会ス ピーカー •横浜のコミュニティを 盛り上げる会 •Programming Workshop for Juniors 関東スタッフ 高見知英
日頃のプログラミングに ついて 第一部
非本職プログラマ •ツール作り – 社内ツール作成 – 個人の便利ツール作成 •言語 – Javascript –
Excel VBA – UWSC内蔵スクリプト •http://www.uwsc.info/
Javascriptとは? •プロトタイプベースオブ ジェクト指向言語 – すべてがオブジェクト “文字列リテラル”.property = 23; 2.method(); –
柔軟な記法 – ≠JAVA •インドとインドネシア
Javascriptの活躍の場 •ブラウザ上で動く言語 – Webデザイナ用の言語 •Webサイト以外でも… – ブラウザのアドレスバー •ブックマークレット – 実はPC上でも使える
•Windows:WSH/DLR •Mac:JSCocoa
Javascriptの主な使い方 •デスクトップ上 – コンソールベースの処理 •WScript*オブジェクト •Excelなどを操作する – OLE •ブラウザ上 –
テーブルのデータを集計 したり
Excel VBA •過去の遺産 •Excel自体もOLEでいじ れる •VBAでないと難しいこと – 数式や表と連携 – ブックを直接操作する
– インテリセンス
UWSCとは •http://www.uwsc.info/ •Windowsの操作自動化 – PC操作の記録再生 •スクリプトで操作を保存 – スクリプト再生ツールとして – ウィンドウを操作する関数
が充実
UWSCの主な使い方 •ソフトの自動処理 1. ダイアログの表示を待つ 2. 表示文字列を読む 3. ボタン押下 •スタートアップの代わり –
最初に「処理しますか?」と いう確認を設けられる
UWSCの主な使い方 •ソフトの自動処理 DIM id = GETID(“Microsoft PowerPoint”) // ウィンドウのID取得 SCKEY(id,
VK_ALT, VK_F) // キー操作 SCKEY(id, VK_A) CLKITEM(GETID(“名前を付けて保存”), “保存”) // 保存ダイアログの「保存」ボタ ンを押す CLKITEM(GETID(“名前を付けて保存の確 認”), “はい”) // 確認ダイアログの「は い」ボタンを押す ACW(id) // 元のウィンドウをアクティブに する
UWSCの主な使い方 •スタートアップの代わり DIM wshell = CREATEOLEOBJ(“WScript.Shell”) IFB SLCTBOX(SLCT_BTN, 10, “スタート
アップを実行しますか?”, “はい”, “いい え”) <> SLCT_2 // 「はい」 もしくは タイ ムアウトならtrue FOR i = 0 TO GETDIR("C:¥Startup", "*.lnk") - 1 wshell.RUN(“C:¥Startup¥” + GETDIR_FILES[i]) // ショートカット実行 NEXT ENDIF
言語としての微妙なところ •IFとIFBがある – 単一行ではIF – 複数行ではIFB •結果を戻り値と「グロー バル変数」に返す – 普通は参照渡し変数に
返さない?
言語の使い分け •JavaScriptの場合 •コンソール・文字列処理 – 大規模なものも作れる – ただし、モジュール化しづ らい •標準でInclude文がない •エラーが起こったファイル
がわからない
言語の使い分け •VBAの場合 •Excelの操作自体は Javascriptで代替可能 – UWSCでも代替可能 •ファイルと一対一の関係 が扱いやすいときもある
言語の使い分け •UWSCの場合 •ちょっとしたGUIが欲し い・他ソフトを操作する – 簡単なものがすぐ書ける •自分で作るより安全 – 記録した操作を編集する ことで作成が容易に
ここから言いたいこと •環境によって使える言 語・技術は違う – 「流れ」を覚える – 応用できる技術を覚える •どんな仕事でもプログラ ミングは必要 –
必須ではないけど「あると 便利」
横浜のコミュニティ活動の ご紹介 第二部
コミュニティ活動 •東京・横浜勉強会スピー カー •横浜のコミュニティを盛り 上げる会 •Programming Workshop for Juniors 関東スタッフ
横浜のコミュニティを 盛り上げる会とは •横浜で勉強会・コミュニ ティイベントを開こう! – 関東では勉強会は東京 •行きづらい・いけない人も – じゃあ、横浜でやろう –
他のコミュニティのお手本 •活動の母体となる(?)メ タなコミュニティ
Programming Workshop for Juniorsとは •小中学生向けプログラム ワークショップを開こう! •プログラミングを小中 学生に教える •高校生~大学生 •まずは他コミュニティと共
同でワークショップを開く
コミュニティに不足してるもの 地方 学生向け
「地方」の不足 •人口密集地帯のコミュニ ティ・勉強会は多い – 札幌 – 東京 •あれ?それ以外は? – 都会に「出かける」
– 通勤通学圏内かもしれな いけど…
何が困るのか •気軽に出かけられない人 – 金銭的問題 •学生さんは特に辛い – 時間的問題 •小規模なものには行き辛い •気軽に集まれない –
コミュニティが自分の世界 の一部にならない
「学生向け」の不足 •興味が強くない人向け – たとえば わんくま同盟 ……ではなく – たとえば 電設部IT勉強会 •学生主体
•お昼からはじまる – たとえば Aizu.LT •気軽に入れ、気軽に喋る
何が困るのか •学生にとって… – 大人と(対等な立場で)話 す機会がない – 社会人になって何が必要 なのかが見えない •確かにネットに情報は多い •得られない情報も多い
– 大人と会って直接話して初 めてわかること・気付くこと
何が困るのか •社会人にとって – 新しい仲間が増えない – 部外者の意見が聞けない – 学生と会うと楽しい •大人同士が会うのとはまた 違う刺激
•元気をもらえる、教えたり、 教わったり
コミュニティは「作れる」 •必要なものは – 集まる場所とやりたい人 – 電源と電波w •意外とたくさん人はいる – 周知力 –
巻き込む力 •不足しているコミュニティ を作ろう
おわり ご清聴ありがとうございました