Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
サルでもわかるgit
Search
takashabe
January 28, 2015
Technology
0
1.3k
サルでもわかるgit
とある勉強会で話したgitのブランチ戦略とかの資料です。
http://takashabe.hatenablog.com/entry/2015/01/28/215020
takashabe
January 28, 2015
Tweet
Share
More Decks by takashabe
See All by takashabe
OpenCensusでcustom context propagationとexporterを書いた話 / OpenCensus with custom context propagation and exporter
takashabe
0
1.4k
pubsub with concurrent
takashabe
1
730
社内ISUCONを開催した話
takashabe
0
1.4k
ISUCON大反省会
takashabe
0
1.7k
gitのブランチ戦略
takashabe
8
5.6k
playで複数DBする
takashabe
0
1.6k
MySQLで高トラフィックに立ち向かう
takashabe
0
1.7k
GitHubの良さ
takashabe
2
2.2k
社内GitHub勉強会 #1
takashabe
0
420
Other Decks in Technology
See All in Technology
WebアプリケーションにおけるPDOの使い方入門 / phpcon odawara 2024
meihei3
2
440
エンジニアのキャリアをちょっと楽しくする3本の軸/Three Pillars to Make an Engineer's Career More Enjoyable
kwappa
0
2.5k
ChatGPT for IT Service Management (IT Pro)
dahatake
7
1.4k
KubeCon EU 2024 Recap “Kubernetes Policy Time Machine: Where to Next?”
ryysud
0
190
Google Cloud の AI を支える裏側のインフラを垣間見る!
maroon1st
0
320
複雑な構成要素を持つUIとの向き合い方 〜新・支出グラフでの実例〜 / B43 TECH TALK
nakamuuu
0
130
Postman v10リリース後を振り返る
nagix
0
170
4年前、あるじゃん老害エンジニアLT合戦に登壇、米国西海岸コンピュータ歴史博物館体験記の続編
toshi_atsumi
0
220
生産性向上チームの紹介
cybozuinsideout
PRO
1
840
ServiceNow Knowledge 24の歩き方 EYストラテジー・アンド・コンサルティング
manarobot
0
170
GraphQL 成熟度モデルの紹介と、プロダクトに当てはめた事例 / GraphQL maturity model
mh4gf
7
1.2k
Oracle Cloud Infrastructure:2024年4月度サービス・アップデート
oracle4engineer
PRO
1
170
Featured
See All Featured
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
163
13k
Teambox: Starting and Learning
jrom
128
8.4k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
30
6k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
34
8.9k
Bash Introduction
62gerente
604
210k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
124
32k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
42
6.7k
How to name files
jennybc
64
93k
Designing with Data
zakiwarfel
95
4.8k
Web development in the modern age
philhawksworth
202
10k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
20
3k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
398
65k
Transcript
サルでもわかるgithub Takashi Abe Mynet Inc. 28/01 2015
おまえだれよ @takashabe PHPでソシャゲ作ってます Scalaとかgolang,つけ麺が好き 社内ではgithubおじさんと呼ばれています 若手です
git移行時あるある
ブランチの子供が出来過ぎ てマージ困難
いつの間にかmasterに取り 込まれるコミット
None
ブランチ戦略決めましょう
メジャーなブランチ戦略 git-flow 5種類のブランチを使って機能開発、リリース、hotfix などの役割を明確に分けている 堅牢なモデルだが慣れないうちは煩雑 github flow masterと機能開発ブランチのみを持つ masterはすぐデプロイ対象するワイルドなモデル
git-flow
使用するブランチ develop 開発安定版ブランチ。featureブランチなどはここにマージされる feature 機能開発用ブランチ。機能開発やバグフィックスなどの開発を機能ごとに開発する ためのブランチ。最終的にdevelopにマージされる release リリース用ブランチ。リリース時にdevelopから作成される。リリース作業中でも developに対する変更を行えるようになる。 master
安定版ブランチ。リリースを終えたreleaseブランチからmasterにマージされる。 hotfix 緊急のバグ修正ブランチ。masterから作成され、releaseブランチを介さずにそのま まmasterにマージされる。
None
feature
release
hotfix
git-flowの特徴 releaseやhotfixのための手順が明確に定められていて プロダクションに上げるコードを堅牢に保つことが出来 る 使用するブランチが多いため手順が煩雑
github flow
使用するブランチ master 安定版、リリース用ブランチ。featureブランチは全て masterにマージされ、即座にデプロイ対象になる。 feature 機能開発用ブランチ。masterから作成され、そのまま masterにマージされる。
None
github flowの特徴 使用するブランチが最小限で理解しやすい masterを常にデプロイ可能な状態にしないといけない コードレビュー CI
弊チームのブランチ戦略
やりたいこと
やりたいこと 規模の大きい新機能など、複数人で1つの機能を作りた い リリースする機能は絞る場合がある リリース前にQA環境でQAしたい
git-flowのアレンジ
featureブランチの亜種を2 つ追加した
追加したfeatureブランチ feature-develop 1つの大きな機能における開発安定版。developから 作成され、feature-developから更にfeatureブランチ を作成する。featureブランチはfeature-developブラ ンチにマージされる。 QA QA用ブランチ。developから作成され、次回リリースに 盛り込むブランチを全てマージする。ここにはfeature- developブランチが含まれる。
機能開発フロー developブランチからfeature-developブランチを作成 feature-developブランチからfeatureブランチを作成 featureブランチをfeature-developブランチにマージ
リリースフロー feature-developブランチをQAブランチにマージ QA中の修正は全てQAブランチにマージ QAが完了したらreleaseブランチにマージ
None
GitHub導入時の話
GitHub導入時 メンバーのスキルセット 個人ではGit/GitHubを使っていた チーム開発でGitを使ったことはあるがGitHubは無し Git/GitHub共にそれほど使ったことがない
チーム開発でGitHubを使ったこ とがあるメンバーは居なかった
GitHubに慣れるために GitHubらしい開発フローの徹底 既存プロダクトはsvnでmasterブランチ1本運用だった Pull Request駆動開発の徹底 git-flowをベースにしたブランチ戦略の徹底
GitHubでの開発ってこんな感 じだということを浸透させる
GitHubについての社内勉強会やチームMTG Git自体は複雑なツールなので必要な機能だけつまみ 食いする 開発において最低限必要なフローをドキュメント化して 共有 機能開発〜Pull Requestを送るまでの手順 QA環境への適用手順 git rebaseとかgit
resetは使えれば便利だけど必須で はない
こんな時どうすれば良いの?ということを聞けるの超大 事 pull 出来ない! push 出来ない! コンフリクトした! 詳しい人が1人いると便利 仮に詳しい人がいなくてもGitHubの情報はググれば いくらでもある
それなりに開発が回るように なってきた
コミット粒度 Pull Request粒度 ラベルの運用
チームの習熟度によってフォーカス するレイヤを変える
tips
ブランチを作るとき ブランチ作成時は常にリモートブランチから作成するこ とを意識する git checkout -b feature/a origin/develop GitHubなどのGUIフロントエンドが使えればそれでも 古いローカルブランチから作成することによってリモート
の最新コミットが取り込まれない コンフリクトの原因になる
CUIでやる SourceTreeなど優秀なGUIツールを使うのもいいが、git の構造を知るにはCUIでやると捗る ローカル/リモートリポジトリの違い working copy,index,ローカルリポジトリの違い 慣れるとGUIでやるよりも捗る(と思う)