Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
地理情報と地図.pdf
Search
TANAKA TAKASHI
May 01, 2018
Education
0
1.8k
地理情報と地図.pdf
田中隆志オリジナル
TANAKA TAKASHI
May 01, 2018
Tweet
Share
More Decks by TANAKA TAKASHI
See All by TANAKA TAKASHI
ホイットルセイ.pdf
takashitanaka
11
1.1k
農業
takashitanaka
1
1.7k
森林と林業
takashitanaka
0
720
ケッペン.pdf
takashitanaka
0
170
日本の自然.pdf
takashitanaka
0
360
環境問題.pdf
takashitanaka
0
900
09気候.pdf
takashitanaka
0
1.8k
世界の気候_景観写真_.pdf
takashitanaka
0
290
平安_.pdf
takashitanaka
0
370
Other Decks in Education
See All in Education
Comezando coas redes
irocho
0
410
【COPILOT無料セミナー】エンゲージメントと自律性の高いプロジェクト型人材育成に向けて~プロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)という選択肢~
copilot
PRO
0
220
生成AIと歩むこれからの大学
gmoriki
0
180
自分にあった読書方法を探索するワークショップ / Reading Catalog Workshop
aki_moon
0
270
Unraveling JavaScript Prototypes
debug_mode
0
130
【お子さま向け】Amazon ECS サービスディスカバリーって知ってる?【楽しい読み聞かせ】
tubone24
7
740
Image compression
hachama
0
280
情報処理工学問題集 /infoeng_practices
kfujita
0
180
AWS Well-Architected Labを活用してつよつよAWSエンジニアになろう!!! #jawsug_tokyo
masakiokuda
0
250
アニメに学ぶチームの多様性とコンピテンシー
terahide
0
310
Informasi Program Coding Camp 2025 powered by DBS Foundation
codingcamp2025
0
130
1127
cbtlibrary
0
170
Featured
See All Featured
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
112
50k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
335
57k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.2k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
6
480
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
8
1.2k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
28
4.4k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
2
210
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
127
18k
Facilitating Awesome Meetings
lara
50
6.2k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
32
6.3k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
120k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
Transcript
地理情報と地図
1 現代の地図・身近な地図 現代では、様々な新しいタイ プの地図が利用されている
(1)アメダス(別名、 )地図 集中豪雨などの気象災害による被害の防 止・軽減を目的に気象庁が開発したアメ ダスシステムによる地図。 AMeDAS
※アメダス(別名、AMEDAS)地図 正式には「地域気象観測システム」といい、英 名の「Automated Meteorological Data A cquisition System」から、それぞれの頭文字か らAMeDAS(アメダス)と呼ばれる。 観測項目は、降水量、風向・風速、気温、日照
時間の4要素が主である。観測地点は、全国の 17km四方に1地点の割合で全国で約1,300か 所ある。
(2)カーナビ地図 という衛星システムでを使い,自動 車の現在地や,行き先へのルートと最短時 間を算出し,地図上に示してくれる地図。 GPS ※別名:GNSS
None
※GPS (汎地球測位システム:別名 GNSS) 地球上の を調べるための衛 星システム。もともとは軍事用のシステム。 位置情報 GNSS( Global Navigation
Satellite System / 全球測位衛星システム)
GPS地図的なものは他の交通機関の位置表示に も応用されている! Flightradar24.com 飛行機
marine traffic 船舶
鉄道 鉄道Now
None
(3)リモートセンシング(遠隔探査) や航 空機などで,地 球表面上の をとら えて,その結果 をもとに作図さ れた地図 。 人工衛星
電磁波
None
リモートセンシングの農業利用
例 NASAの夜の地球
(4)GIS(地理情報システム)によるマップ をコンピュー ター上で処理して作った地図。 位置情報をもつ地図情報 ※別名:地理空間情報 点 線 面 ラスター画像
None
0 2km
(5)新しい地図 特定の数値を,国の面積に比例させたマップ 例 カルトグラム(変形地図)
原爆ドーム 厳島港 最大3.7mの津波リスク 例 ハザードマップ ・・・自然災害発生時のリスク,避難場所 などをまとめたもの
例 AR(拡張現実)マップ
earth(世界風速)スーパーコンピュータで開析された世界中の気象 状況がビジュアライズされた画像をみられる 例 ビックデータによるマップ
2 世界観の変化
None
(1)古代 ▪エジプト・メソポタミア :最古の世界地図( ) 平面的世界観 バビロニアの粘土板地図 BC6c 山地 バビロニア ペルシャ湾
ユーフラテス川
▪ギリシャ:( ) 球面的世界観 ・紀元前200( )地球の大きさを測定 エラトステネス
・紀元前150( )が経緯線を使用し た本格的な地図を作製 プトレマイオス
None
(2) 中世 ▪イスラム世界:ギリシャ・ローマの成果として ( 説)を継承 地球球体 イスラムでは南が上 12Cイドリーシーの地図
キリスト教の世界観が支配(地球球体説否定)し, 再び平板化( ) ▪ヨーロッパ: TO図
・( (伊))の『 』 ・十字軍の遠征 マルコポーロ 東方見聞録
14世紀~ ヨーロッパ人の地理的視野が再び拡大 →再び球体説へ
(3)近世以降 ▪大航海時代:ヨーロッパで地球球体説実証 Erdapfel(文字通りの意味は「大地のリンゴ」) ・( (独))の地球儀 マルティン=ベンハイム
・( (伊)):西インド諸島へ(西回り) コロンブス
・( (ポ)):インド航路をはじめて航海 バスコダガマ
・( (ポ)一行):世界周航 マゼラン
はじめて世界全図を作成 ・( (蘭)): メルカトル ヨーロッパやアフリカの形態はすでにプトレマイオスの影響から脱 していたが、東アジアやアジア・アフリカの内陸の部分ではまだプ トレマイオスやマルコ・ポーロの記述によったところが多い。
Theatrum Orbis Terrarum」(地球の舞台) ・( (蘭)) :持ち運びできる初めての世界地図帳を作った オルテリウス
None
▪( (英))( )探検 などで,次第に空白地帯がなくなり現代の地図 に近いものが作られる リビングストン アフリカ
(4)日本人の地図 ▪奈良時代:最古の日本地図( ) 行基図 行基(ぎょうき 668~749)
▪江戸時代 :( )が( ) を作成(実測図) 大日本沿海輿地全図 伊能忠敬
None
▪明治~第二次大戦:( ) が地図作製 陸地測量部
▪現代 国土交通省国土地理院が地形図を作製
・ 海上保安庁が海図を作製
▪現在,国土地理院が電子地図 を作製 地理院地図