Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

PayPal API と AWSで作る動画コンテンツマーケット

PayPal API と AWSで作る動画コンテンツマーケット

PayPal Tech Meetup #2 の発表内容です。
PayPal Adaptive API とAWSを利用して個人でも簡単に複雑なシステムを実装できます。

Yuichi Takeuchi

June 15, 2016
Tweet

More Decks by Yuichi Takeuchi

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 動画コンテンツマーケット概要 • 利⽤者が動画をアップロード • システムが配信⽤の動画形式(HTTP Live Streaming⽤)に⾃ 動変換し、商品として登録 • 視聴者は興味のある動画を購⼊し、ブラウザ上でストリーミン

    グ再⽣ • 売り上げから運営者とPayPalそれぞれの⼿数料を引いた残りが、 投稿者のPayPalアカウントに送⾦される • 売り上げを配分するシステムが必要!
  2. 必要な機能 • 販売者登録(報酬⼊⾦先登録など) • 動画登録 • アップロード • 動画変換(ストリーミング⽤など) •

    決済 • 代⾦⽀払い • ⼊⾦後処理(動画の視聴権限追加) • 売り上げの分配 • 結構⾯倒。なるべく⾃動化して⼿間をかけずにやりたい!
  3. PayPal Adaptive API • 送り⼿から1⼈以上の受け⼿への送⾦を処理する • 連鎖⽀払い(Chained Payments) • SenderがPrimary

    receiverに⽀払い • Primary receiverが受け 取った⾦額の⼀部を Secondary receiverに送 ⾦ • SenderからはSecndary receiverは⾒えない ※本番での利⽤には審査が必要だそうです。
  4. Ruby SDK • gem ʻpaypal-sdk-adaptivepaymentsʼ api = PayPal::SDK::AdaptivePayments.new pay =

    api.build_pay({ :actionType => 'PAY', # (省略) :receiverList => { :receiver => [ { # まず全額を運営者が受け取って :paymentType => 'DIGITALGOODS', :amount => @video.price, :email => "[email protected]", :primary => true }, { # 2割を投稿者に⽀払う :paymentType => 'DIGITALGOODS', :amount => (@video.price * 0.8).floor, :email => @video.seller.paypal_email, :primary => false } ] }, # (省略) }) @pay_key = response.payKey
  5. PayPal for Digital Goods • ダウンロード販売時の⼿数料がお得になる(かも)サービス • 通常のPayPal⼿数料 • 3.6%

    + \40 JPY • 150円の商品を販売した場合、⼿数料 45円。 • 40円の固定部分が⾼いです・・・ • ⼩額決済⽤⼿数料 • 5% + \7 JPY • 150円の商品を販売した場合、⼿数料 15円。 • 少額決済の時にはこの差は⼤きい! • ダウンロード販売時、どちらか安い⽅を⾃動的に適⽤してくれるの でもちろん使う • 専⽤の決済URLがある
  6. まとめ • PayPal API • Ruby SDKがあってよかった • REST API⽤もある→gem

    'paypal-sdk-restʻ • Adaptive PaymentsはREST API対応してないの? • 以前Perlで触ったときは公式SDKがなくつらかった • いろんな機能があってとっつき⾟かった • 単なる⽀払い以上のことが簡単に実装できて楽しかった • AWS • 僕のような個⼈開発者でも⾼機能なサービスを簡単に構築できて最⾼ • 儲かるサービスを作りたい • 参考になれば!