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Summary of PMBOK 7th Edition

Summary of PMBOK 7th Edition

PMBOK第7版の概要をまとめました。

TakhiroS

July 17, 2023
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  1. キャリアサマリー 2 https://www.linkedin.com/in/takahiro-sano-353b431at/ https://qiita.com/taka99sn ⚫ ファミレス店舗マネジメントの経験 ⚫ 1日の店舗売上げ新記録に貢献 ⚫ 英文会計の興味

    ⚫ BATICのマネージャーレベル習得 ⚫ USCPAへの挑戦 ⚫ インフラエンジニアの経験 ⚫ 医療・福祉業界の社内SE、IT 企画の経験 ⚫ 施設M&AやDX推進に関わるプ ロジェクトの経験 飲食 会計 IT 2003~2007 2007~2008 2010~2013 2008~2009 2014~2023 飲食を4年、英文会計5年、IT10年というキャリア。 趣味はラーメン、グルメ、神社巡り、ランニング、サッカー観戦、音楽鑑賞。 PMP更新時期が迫っている中、PDU取得のため本レポートを作成する。何かのご参考になれば幸いです。
  2. 1. PMBOK第7版とは 内容 プロジェクトマネジメントの知識を体系化したPMBOKの最新版 2021年に英語版と日本語版がリリースされた 価値提供と原則に焦点を当てたガイドに変化 プロジェクトマネジメントの多様化と不確実性の増加に対応するための変更 主な特徴 「価値提供システム」の概念導入 「プロジェクトマネジメント・プリンシプル」の12の行動指針提供

    「パフォーマンス・ドメイン」の8つの観点定義 「デジタルコンテンツプラットフォーム」へのアクセス提供 5 ¹: [PMBOK7 変更点と第7版を読み解くポイントについて解説](https://products.sint.co.jp/obpm/blog/pmbok7) ²: [PMP®試験最新情報(PMBOK7について)|2022.7更新 | PMP ...](https://www.e-project.jp/blog/pmp-news/) ³: [界隈がざわつくほど超進化したPMBOK第7版の解説【プロジェクト ...](https://note.com/miz_kushida/n/n103a7da460c5) ⁴: [PMBOK 第7版とは?第6版との変更点や転換した理由を解説 ...](https://toc-consulting.jp/column/pmbok-ver7/) プログラムやポートフォリオも対象とし、新たに価値実現システムという概念を導入した。 2021年に英語版、2021年10月に日本語版が発行された。
  3. 2. PMBOK第6版と7版の違い PMBOK 第6版 PMBOK 第7版 焦点 • プロセスとツール •

    価値提供と原則 構成 • 10の知識エリア • 5つのプロセスグループ • 12のプリンシプル • 8つのパフォーマンスドメイン 内容 • 具体的なツール、テクニック、ベストプラク ティスを含む書籍 • 原則や活動領域を含む書籍、ツールやテク ニック等はオンラインリソースとして提供 開発アプローチ • 予測型アプローチ(ウォーターフォール) • 予測型アプローチ • 適応型アプローチ(アジャイル) 7 - [PMBOK® Guide – Seventh Edition | Project Management Institute](https://www.pmi.org/pmbok-guide-standards/foundational/pmbok) - [PMBOK® Guide – Seventh Edition: Frequently Asked Questions (FAQs)](https://www.pmi.org/-/media/pmi/documents/public/pdf/pmbok/pmbok-guide-seventh-edition-faqs.pdf?v=5f0c4a9e-6c7b-4b2f-bd8f-8b9a1a0c6f3c) - [PMBOK® Guide – Seventh Edition: An Overview of Changes](https://www.pmi.org/-/media/pmi/documents/public/pdf/pmbok/pmbok-guide-seventh-edition-changes.pdf?v=7a9e1f8d-0b2e-4d2c-a3d7-6b5f1c5d7e9a) 第7版ではプロセスベースから原理・原則ベースに変更し、12のプロジェクトマネジメントの原理・原則を掲げた。 10の知識エリアではなく、8つのパフォーマンス領域という観点でプロジェクトマネジメントを考えるようになった。
  4. 3. 価値提供と原則とは 原則は プロジェクト関連者の 行動指針 # 12項目の原則 説明 1 スチュワードシップ

    勤勉で敬意を払い、面倒見の良いスチュワードであること 2 チーム 協働的なプロジェクト・チーム環境を構築すること 3 ステークホルダー ステークホルダーと効果的に関わること 4 価値 価値に焦点を当てること 5 システム思考 システムの相互作用を認識し、評価し、対応すること 6 リーダーシップ リーダーシップを発揮すること 7 テーラリング(対応) 状況に応じてテーラリング(対応)すること 8 品質 プロセスと成果物に品質を組み込むこと 9 複雑さ 複雑さに対処すること 10 リスク リスク対応を最適化すること 11 適応性と回復力 適応力と回復力を持つこと 12 チェンジ(変革) 想定される未来の状態を達成するために変革できるようにすること 9 - [価値提供システムとは?](https://www.pmi.org/learning/library/value-delivery-system-projects-programs-portfolios-12133) - [プロジェクトマネジメント・プリンシプルとは?](https://www.pmi.org/learning/library/project-management-principles-12134) 価値提供は、顧客や組織に重要なものを作り出し提供することで、ステークホルダーのニーズ理解、価値定 義・測定法の明確化、価値実現活動への集中、価値変化への対応が必要となる。
  5. 4. パフォーマンスドメイン # 8つのパフォーマンスドメイン 説明 1 ステークホルダー プロジェクトに関係する人々と効果的に関わるための活動と機能 2 チーム

    協働的なプロジェクト・チーム環境を構築するための活動と機能 3 開発アプローチとライフサイクル プロジェクトの開発アプローチとライフサイクルを選択し、適用するための活動と機能 4 計画 プロジェクトの目的、範囲、予算、スケジュール、品質、リスクなどを計画するための活 動と機能 5 プロジェクト作業 プロジェクトの成果物や成果を生成するための活動と機能 6 デリバリー プロジェクトの成果物や成果を顧客や利害関係者に提供するための活動と機能 7 測定 プロジェクトのパフォーマンスや価値を測定し、報告するための活動と機能 8 不確かさ プロジェクトにおける不確かさや変化に対処するための活動と機能 11 (1) 【PMBOK第7版】8つのプロジェクト・パフォーマンス領域 .... https://ssaits.jp/promapedia/concepts/8-project-performance-domains.html. (2) 【PMBOK第7版】計画パフォーマンス領域について解説 .... https://ssaits.jp/promapedia/concepts/planning-performance-domain.html. (3) 【PMBOK第7版】チーム・パフォーマンス領域とは何か?. https://ssaits.jp/promapedia/concepts/team-performance-domain.html. PMBOK第7版ではプロジェクトの成果を効果的に提供するために不可欠な活動を「プロジェクト・パフォー マンス領域(=パフォーマンスドメイン)」と呼んでいる。
  6. 7. まとめ 17 (1) PMBOK7 変更点と第7版を読み解くポイントについて解説. https://products.sint.co.jp/obpm/blog/pmbok7. (2) PMBOK第7版での変更点とは?第6版との違いや試験への影響 ....

    https://freeconsultant.jp/column/c379/. (3) PMBOK®ガイド第7版はテクノロジーや市場変化に対応し大幅 .... https://pdcatovision.com/pmbok-7/. (4) PMBOK第7版の変更点について解説 - note(ノート). https://bing.com/search?q=PMBOK7+%e5%a4%89%e6%9b%b4%e7%82%b9. PMBOK第7版のまとめです。 プロジェクトマネジメントの対象をプロジェクトだけでなく、 プログラムやポートフォリオにも広げ、価値実現システムとして捉えるようになった。 プロジェクトマネジメントの方法論をハウツーではなく、 原理・原則に基づいたアプローチに変更した。 プロジェクトマネジメントの成果を成果物提供ではなく、 価値提供に重点を置くようになった。 プロジェクトマネジメントの構成要素を5つのプロセス群と10の知識エリアから、 12の原理・原則と8つのパフォーマンス・ドメインに変更した。 プロジェクトマネジメントの具体的な方法論やツール、技法などは書籍から削除され、 デジタルコンテンツプラットフォームというオンラインサービスで提供されるようになった。(英語版のみ)