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ソリューションカンパニーの開発組織はどう成長してきたのか

 ソリューションカンパニーの開発組織はどう成長してきたのか

CTO of the year 2020 で発表した資料です。

Kazuya Takahashi

December 24, 2020
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Transcript

  1.  ソリューションを実現するシステム データ活⽤のためのアプリケーション例 Ξ ϓ Ϧ データ分析・ロボット制御プラットフォーム - FLIGHT CORE

    ϓ ϥ ỽ τ ϑ Ỽ ồ Ϝ データ収集のためのロボット/デバイス σ ό Π ε 全⾃動ドローン基地 国内・海外ドローン ⾃動⾛⾏ロボット ⽔中ドローン スマートグラス ソーラーパネル 点検 鉄塔/送電線点検 計器/配管点検 ⽯油タンク点検 屋根点検 Pilot ロボット経路計画 Monitor 映像共有/遠隔制御 Connect デバイス接続 Edge ロボット⾃律制御 AI 画像解析/統計分析 Mapper 点群/3Dモデル作成 API 外部システム連携 Datastore データ管理 360 VR 360°パノラマVR 四⾜歩⾏ロボット
  2.  3名以上になってから、まずやったこと • 毎週の1on1 、半期毎の⽬標設定(MBO) • マネージャーへのフィードバックアンケート • 流動的なチーム構築。プロジェクトごとに求められる技術が多様な ため必要なスキルをもったエンジニアを集めてチームを構成する

    やらないと決めたこと • AIは内製化しない。外部パートナーに任せた • ドローンは開発しない。外部パートナーに任せた • リモートワークはしない。コミュニケーション重視 ⽴ち上げ エンジニア数:1〜10名 2017年後半〜2018年 マネージャー エンジニア エンジニア エンジニア シンプルな組織 コミュニケーションを重視し少ないリソースで最⼤の成果
  3.  技術⾯のメンターとしてテックリード制の導⼊ • 属⼈化が⽬⽴ってきたため、横断的な技術共有の必要性が増してきた • ⼈数が増え全員との1on1が難しくなったためテックリードが1on1を実施 チームを固定化 • PdMとのコミュニケーション強化のためチームを固定。スクラムを導⼊する チームも

    • 顧客サポートや障害といった突発的な事象の担当者/担当チームを明確に リモートワークの恒久的な導⼊ • コロナ禍でリモートワークに移⾏。チームでの開発が浸透していたため想定 よりもスムーズに移⾏ • フィールドでの実機テストや現場作業などの対⾯作業があるためコミュニ ケーションは希薄化しなかった • オフィスの半分を機材倉庫にリニューアルし、全員出社は無理な状態に 部⻑/マネージャー エンジニア エンジニア エンジニア エンジニア テックリード テックリード マネジメントツリーとチーム構成が別 テックリード エンジニア チーム1 テックリード エンジニア チーム2 エンジニア エンジニア チーム3 個⼈からチームの開発へ テックリード導⼊ エンジニア数:11〜20名 2019年〜2020年前半
  4.  マネージャーを新たに採⽤し、マネジメントを強化 • プロジェクトが増えたためリソースプランニングを強化 • 内部統制やISMS取得、原価管理などにもリソースを割けるように テックリードを増員し、1チーム1テックリードに • チームをより⾃律的に動けるようにし、開発スピードを向上 •

    チームリーダーとメンターを⼀致させコミニュケーションラインを 統⼀し、⽬標管理や評価をスムーズに ςοΫϦʔυ 部⻑ マネージャー ΤϯδχΞ νʔϜ マネジメントツリーとチーム構成を統⼀ ΤϯδχΞ ςοΫϦʔυ ΤϯδχΞ νʔϜ ΤϯδχΞ ςοΫϦʔυ ΤϯδχΞ νʔϜ ΤϯδχΞ ガバナンスを意識した開発組織へ 今後の課題 • プロジェクトマネジメント⽅法がチームによってバラバラ • QA、デザイナーの組織化 • アプリを量産できる体制をどう作るか マネージャー採⽤ エンジニア数:21名〜 2020年後半〜