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グライダーレースについて レースに向けてのトレーニングと 私のメソッド / Glider ra...

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December 12, 2015

グライダーレースについて レースに向けてのトレーニングと 私のメソッド / Glider race training method

公益社団法人長野グライダー協会 平成27年度優秀選手招聘事業
「グライダーレースについて レースに向けてのトレーニングと 私のメソッド」
2015年12月12日 
丸山 毅

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December 12, 2015

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Transcript

  1. 講師紹介 丸山 毅 44歳 (2015/12現在) 総飛行時間 3000 時間 クロスカントリー距離 110,000

    km グライダー競技経験 日本選手権 1996-2003 優勝2回 世界選手権 1999年 34位 2008年 27位 2014年 31位 日本オラクル株式会社 エンジニア 早稲田大学 航空部 コーチ 日本グライダークラブ インストラクター Soarist インストラクター 2
  2. 自己紹介 学生時代 1年生 早稲田大学入学・航空部入部 2年生春 1stソロ 同期ではかなり遅い方 挫折 同期女子部員より遅い 2年生夏

    2ndソロ 同期ではかなり遅い方 挫折 早い同期は銅賞 3年生夏 自家用操縦士取得 4年生冬 関東大会 予選落ち(写真失敗) 挫折 3
  3. 競技会の意義 1. クロスカントリーノウハウの集団化、標準化 – トップパイロットからの学び 2. クロスカントリーノウハウの開発、深化 – 各競技日のベストな飛び方は? –

    信じられないほどの悪い気象条件での飛び方 3. パイロットの評価 – ベストパイロット – トップパイロットとの比較による自分の場所の認識 4. グライダーや機材の評価 – カタログデータhではない実戦での比較(Discus2 / LS8, JS1/Ventus2Cx/ASG29) 出典 1997年 SATA セミナー http://maru-wgc.blogspot.jp/ 8
  4. 競技会のレベル • カテゴリー1 – 世界選手権 – 大陸大会(ヨーロッパ選手権、南北アメリカ大会) – ワールドエアゲーム •

    カテゴリー2 – 各国ナショナル大会 • 以下は区分無し – 地方大会 – 各国ジュニアナショナル大会 – セールプレーングランプリ http://maru-wgc.blogspot.jp/ 9
  5. グライダー世界選手権とは? • 1937年~ 2年ごと、33回大会(2014年)、次回は2016年 • 過去開催国 – ドイツ x 6、アメリカ

    x 4、フランスx 4、ポーランドx 3、オーストラリアx 3、 イタリア x 2、アルゼンチン x 2、NZ x 1、 南アフリカ x 1 – ヨーロッパとそれ以外で交互開催が多い 基本ヨーロッパ • 世界チャンピオン – ドイツ x 18、フランスx 18、ポーランド x 15 、イギリス x 12、アメリカx5、 オーストラリア x 5 – 過去10年ではポーランド x 10, ドイツ x 7, フランス x 5, イギリスx3, 他 • 日本からの参加者 – 1956 年~参加、延べ 39人 最高5位 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 10
  6. グライダー世界選手権とは? • 競技タスク – 250km - 700km 平均速度 100 -

    140km/h 3時間-6時間 • 競技期間 – 14日間 内1日のレストデー • 競技クラス – スタンダードクラス、20mクラス、クラブクラス – 15mクラス, 18mクラス, オープンクラス – 近年はクラス毎に開催地、時期をずらして2カ所で開催 • 参加選手 – 各クラス最大 50名 各国2名枠 – 3クラストータル 130機(各クラス40-50機前後) http://maru-wgc.blogspot.jp/ 11
  7. ジュニア世界選手権 • 概要 – 25歳以下対象の世界大会、2年ごとに開催 – 2013年8月 ポーランド レシュノ 2015年12月

    オースト – スタンダードクラス35名、クラブクラス45名 – 女性 4名(ロシア、イタリア、チェコ x 2) – 250 –600km のタスク – 参加者の経験 • 19~25歳、250h ~ 3000h, 500~100,000km – 参加者平均 • 23歳、683h, 19,000km, グライダーキャリア8年、グライダー競技キャリア4年 • 世界の同世代が何をやっているのか、ワールドスタンダードに目を向け 12
  8. 世界選手権開催地・開催国 開催年 2003 2006 2008 2010 2012 2014 2016 2018

    クラス Open, 18m, 15m, Standard World Club Open, 18m, 15m, Standard Club, World Open, 18m, 15m Club, Std, World Open, 18m, 15m Club, Std, World Open, 18m, 15m Club, Std, 20m Open, 18m, 15m Club, Std, 20m Open, 18m, 15m Club, Std, 20m Open, 18m, 20m Club, Std, 15m 赤字 山岳 青字 ヨーロッパ外 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 国 ポーランド スロバキア ノルウエィ スエーデン フランス ドイツ イタリア ハンガリー スロバキア アメリカ アルゼンチン ポーランド フィンランド オーストラリア リトアニア チェコ ポーランド 14
  9. 2014年 世界選手権開催地 レシュノ • ポーランド国 レシュノ市 • 32 ヶ国 参加選手数

    127名 2008年開催地 リュッセ 2014年開催地 レシュノ市 出典 http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/kaigai/sokin/kj_tk_kg_sk_poland.html http://maru-wgc.blogspot.jp/ http://www.i-wanna-travel.com/r5-poland00.html 15
  10. グライダー人口内訳 国別(2012) NORWAY, AFRICA, CANADA, SOUTH PORTUGAL, LUXEMBURG, ISRAEL, COLUMBIA,

    PAKISTAN, CROATIA, ICELAND, GREECE, CHILE, SERBIA, 194 162 95 46 177 79 47 11 14 46 LITHUANIA, SPAIN, RUSSIA, 363 272 357 BRAZIL, 591 JAPAN, 625 1124 483 973 DENMARK, 1504 ITALY, 1240 FINLAND, 1530 SWEDEN, 1718 BELGIUM, 1906 AUSTRALIA, 2242 POLAND, 2306 SWITZERLAND, 2581 CZECH, 3094 GERMANY, 29415 AUSTRIA, 3330 NETHERLANDS, 3878 UK, 7307 U.S.A., 25130 FRANCE, 11004 全世界 10.7万人 出典 http://www.fai.org/igc-news/32589-Gliding-Membership-Report http://www.lkka.cz/sport/zapisy/ZapisPK.2013.03.30_2.P2.pdf http://maru-wgc.blogspot.jp/ 19
  11. 国別世界ランキングと競技パイロット/滑空人口比 Pos 1 2 3 4 5 6 7 8

    9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 競技 パイロッ 競技パイ パイロット ト数 ロット割合 Poland 311 2306 13.5% France 680 11004 6.2% Germany 1039 29415 3.5% UK 254 7307 3.5% Czech 339 3094 11.0% Italy 137 1240 11.0% Australia 223 2242 9.9% Netherlands 211 3878 5.4% Argentina 77 173 44.5% Belgium 93 1906 4.9% Denmark 164 1504 10.9% Austria 153 3330 4.6% Finland 92 1530 6.0% South Africa 43 483 8.9% Lithuania 61 357 17.1% Hungary 146 771 18.9% Sweden 92 1718 5.4% USA 123 25130 0.5% Slovakia 99 839 11.8% 国 Pos 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 競技 パイロッ 競技パイ パイロット ト数 ロット割合 Slovenia 79 926 8.5% Switzerland 131 2581 5.1% Russia 85 272 31.3% NZL 16 745 2.1% Brazil 42 591 7.1% Spain 63 363 17.4% Canada 34 973 3.5% Norway 47 1124 4.2% Serbia 12 46 26.1% Chile 16 162 9.9% Ukraine 22 Japan 4 625 0.6% Ireland 3 43 7.0% Belarus 3 Andorra 1 Latvia 3 Colombia 1 14 7.1% Greece 1 95 1.1% Luxembourg 1 46 2.2% 出典 http://igcrankings.fai.org/ http://maru-wgc.blogspot.jp/ 国 世界競技人口 5200人 世界滑空人口の4.8% 21
  12. 選手年齢分布 2013 EGC Ostrow Standard class 33人 2014 WGC Leszno

    18m class 46人 20代 20代 30代 30代 40代 40代 50代 50代 60代 60代 18mクラス:機体高額 高年齢化 不明 スタンダードクラス:機体安価 若手中心 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 22
  13. 競技クラス クラス 概要 例 スタンダード 翼幅 15m 最大離陸重量525kg フラップ無し LS8

    Discus2 15m 翼幅 15m 最大離陸重量525kg フラップあり Ventus2 ASW27 Diana2 18m 翼幅 18m 最大離陸重量600kg ASG29 JS1, Ventus2Cx オープン 最大離陸重量850kg JS1 / Quintus / EB29 20m 20m 複座 最大離陸重量750kg Arcus / ASG32 クラブクラス 水バラスト無し ハンディキャップ Cirrus / Janter / ASW19 13.5m 翼面荷重 35kg/m2 Diana2 Versvs, mini LAK, Silent2, http://maru-wgc.blogspot.jp/ GP14, SparrowHawk 25
  14. 15m クラス機体 • 15m クラス – 翼幅 15m 最大離陸重量 525kg

    フラップ有り ASW27a(b) ASG29-15 14 / 46機 1995 – L/D =48 Ventus2a(x) Ventus2b(c) 25 / 46機 1994 – L/D=46 SZD-56-2 Diana2 5/ 46機 2005 – L/D=50 LAK17a(t) 2 / 46機 1994 – L/D=45 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 26
  15. 18m クラス機体 • 18m クラス – 翼幅 18m 最大離陸重量 600kg

    フラップ有り ASG29(E) 25 / 46機 2006 – L/D= 52 JS1(B/C) 10 / 46機 2006 – L/D =53 Ventus2cxa(T) 8 / 46機 2003 - LS10t 2 / 46機 2003 – L/D = 50 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 27
  16. Open クラス機体 • オープン クラス – スパン 無制限 最大離陸重量 850kg

    フラップ有り JS1(B/C) 5/ 35機 21m 2009WL=58.7 L/D = 60 Quintus(M) 6 / 35 機 23m 2011 – WL=58 L/D = ? Nimbus4 (M/T/D) 6 / 35機 26.5m 1990 – L/D=60 EB29 5 / 35機 29.3m 2009 – WL=53.6 L/D = 68 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 28
  17. 競技エリア タスク 2014大会 ドイツポー ランド国境 →ワル シャワ ベルリン ポズナン レシュノ

    ウッチ 250km ドレスデン 400km ブロツワフ http://maru-wgc.blogspot.jp/ 29
  18. Sailplane Grand Prix • 課題 テレビ映えしない → テレビ映えするスポーツへ • 競技時間の短縮化

    – バレーボール、レスリングなどのオリンピックスポーツと同じ傾向) – アピールできるスポーツへの挑戦 • イメージ →F1 レース • • • • 最大20機 一斉スタート 1週間 単一クラス 統一翼面荷重 日毎ポイント制 1週間合計ポイント 年間のシリーズ戦 – 2005年から開催、2016年はシリーズ7 – 予選全9戦 – 決勝戦(南アフリカ) 各予選上位2名 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 33
  19. オンラインコンテスト • 世界 – ユーザー 15,000 人 • (全滑空人口の15%) –

    フライト数 – クロスカントリー 117,500 32,082,995 km XC • 日本 – ユーザー – フライト数 – クロスカントリー 109 人 750 80,800 km XC http://maru-wgc.blogspot.jp/ 38
  20. OLC 寄付のお願い • インターネット上のサーバー運用費用 • 12ユーロ / 年 • 24ユーロいただけますと2年間有効

    • 寄付頂けるとパイロット名の横にスマイル マーク • 寄付の場所 – http://www.onlinecontest.org/olc2.0/segelflugszene/cms.html?url=support 2015/12/12 41
  21. FAI Fédération Aéronautique Internationale 世界に航空スポーツ振興機関 1905年設立 (Olympic 委員会で認可)の非営利団体 本部:1998年より Laussanne(スイス)

    以前はParis(フランス) 航空スポーツの唯一の世界的統括団体 110ヶ国が加盟(2015/01 各種加盟形態がある) 航空スポーツ振興 ルール設定、記録の管理、競技会開催、表彰 運営予算 300万スイスフラン(約4億円) 44
  22. FAI Air Sport Commissions • • • • • •

    • FAI Air Sport General Commission FAI Aerobatics Commission FAI Aeromodelling Commission FAI Amateur-Built and Experimental Aircraft Commission FAI Astronautic Records Commission FAI Ballooning Commission FAI General Aviation Commission • FAI Gliding Commission • • • • FAI Hang Gliding and Paragliding Commission FAI Microlight and Paramotor Commission FAI Parachuting Commission FAI Rotorcraft Commission 45
  23. I G C International Gliding Commission Bureau Tresurer Secretary :

    Eric Mozer : Robert Henderson : Tor Johannessen : Peter Ryder : Brian Spreckley : Terry Cubley : Christof Geissler : Artur Rutkowski : Rene Vidal : Marina Vigorito Galetto : Richard Bradley : Vladimir Foltin Delegates 予算 : 57ヶ国 IGC Plenary Mtg 出席は30~35ヶ国 : 5.8万ユーロ(750万円) President President of Honour 1st. Vice President Vice President USA New Zealand Norway Germany UK Australia Germany Poland France Italy South Africa Slovakia 46
  24. IGC所轄事業 • 滑空記章、記録管理、ルール策定 SC3, SC3C • 競技会ルール策定、国際競技会(世界、大 陸)の開催地決定、GrandPrix レース、World Air

    Game SC3A • 世界ランキング作成 SC3D • GNSSフライトレコーダー認定 SC3B • ワーキンググループ – OLC http://maru-wgc.blogspot.jp/ 47
  25. レースパイロット開発プログラム • Step 1 – クロスカントリー 10,000km ( 300km x

    30) • Step 2 – レース経験 30回 • Step 3 – 主要国ナショナルトップレベル – XC 50,000 km • Step 4 – 世界選手権レベル • 100,000km 出典 1997 SATA セミナー http://maru-wgc.blogspot.jp/ 51
  26. レース経験量 例 • ポーランドのパイロットの例 – トップクラス • 3月下旬 Pribina Cup

    / スロバキア • 4月中旬 FCC Gliding (Flatland Challenge Cup) / スロバ キア • 5月初旬 National Open/18m • 5月下旬 National Standard/Club/ • 7-8月 ヨーロッパ選手権/世界選手権 – 平均レースパイロット • 年間3-4レース http://maru-wgc.blogspot.jp/ 52
  27. 私の競技 / XC 経験 • • • • • •

    • • • • • • • • • • 1994 初オーストラリア 3,500km 1995 Teams Challenge 5,500km 1996 日本選手権 6,500km 1996 QLD State 7,500km 1997 日本選手権 8,500km 1997 NSW State 12,000km 1998 Pre WGC 15,000km 1999 Narromine, WGC 26,000km 2003-2006 南フランス計 12週 2007 Klix 60,000km 2007 Pre WGC 65,000km 2008 WGC 72,000km 2012 Poland National 88,000km 2013 Pre WGC, EGC 95,000km 2014 Poland National, WGC 106,000km 2015 EGC 115,000km http://maru-wgc.blogspot.jp/ 1w 1w 2w 2w 1w 2w 2w 1w 4w 3w 2w 53
  28. 何故私が競技会に挑戦するのか? • 人と争うのが好き? • 一番になりたい? ←違います 1. 目標設定 2. 課題の明確化

    • 「世界に誇れること見つかりました。課題の多さです。世界でい ちばん課題多いと思います。その伸び代に(可能性を)感じて いるんです。まだまだ伸びるって。」(ACミラン 本田圭佑) 3. 挑戦 • • 自分の殻からのブレークスルー 新しい技術、トレンドの吸収 競技会から得られたことを、 操縦教育のイノベーションへ! 54
  29. 最近の私のトレーニングパターン • 3-4月 国内 XC 250km 以上 5 – 10回

    • 5月連休 海外トレーニング1週間 • 7-8月 海外競技会 2週間+トレーニング1 週 • 国内ではレーストレーニングは困難 – 不時着場が少ない、不時着場をつなぐフライトに なる – ウエザーを見てのクロスカントリーにならない http://maru-wgc.blogspot.jp/ 55
  30. 2014年世界選手権で「勝つ」ための練習とは? • 2013/05 世界選手権プレ大会(ポーランド・レシュノ) 29選手中 16位 得点率 69% • 2013/07

    ヨーロッパ選手権(ポーランド・オストロウ) 33選手中 27位 得点率 63% • 経験値は増えたが進歩が見られない どうやったらポーランドで勝てるか?? 「現地」で「チャンピオンクラス」の飛び方を学ばねば、 勝ち目がない!! & 学んだことを発揮できるメンタルトレーニング http://maru-wgc.blogspot.jp/ 56
  31. Janusz Centka • 1950年生まれ 65歳 • 世界選手権優勝 3回 – 1991

    アメリカ大会 Open class ASW22B – 1993 スエーデン大会 Open class ASW22B – 2006 スエーデン大会 15m class Diana2 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 57
  32. 2014 世界チャンピオンコーチとのトレーニング • 2014/05/01-05/07 7日間 (ポーランド レシュノ) 元世界チャンピオン3回のJanusz Centka氏に コーチをお願いして同乗トレーニング

    クロスカントリー3日 トータル1379km, ローカルフライト2日、ブリーフィング2日 • 出来たこと – 課題抽出 方法の理解 – 反復トレーニングによる反射的動作 の刷り込み(考えるより感じる) • 出来なかったこと – 抽出された課題の完全な習得 • (雲の判断、コース判断) http://maru-wgc.blogspot.jp/ 58
  33. 2014 世界チャンピオン トレーニング • 1. 空の観察、コース選択 – 私は空をみていない、見ている範囲がとても狭い。 左右180度を見ろ –

    雲の狙い方 • 日中太陽の高い時間 雲の中心 濃いところ(日本より雲が大き いので雲の縁よりも中心を使う事が多い) • 積雲の下の良い部分の兆候をもっと追いかける • 雲の下のひげ、濃い部分、雲頂のしっかりしたところ) • 雲底近くでの吸い上げをもっと狙う、ウイスプ、中心 • 雲底から離れているときはサニーサイドを狙ってみる • 地面の雲の陰のエッジがトリガーした雲 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 59
  34. 使える雲のサイン 1. 2. 3. 4. 5. 6. 雲底が上にへこんでいる 雲頂がしっかりしている(カリフラワーのよう) ステップクラウド

    ウイスプ カーテン雲 サニーサイド(太陽側)、風上側 – エネルギーが供給されている 7. 風上がフックしている雲 Tom Bradbury Sailplane & Gliding より 2015/12/12 60
  35. 2014 世界チャンピオン トレーニング • 1. 空の観察、コース選択 – Spread out した雲の下にできている新しい積雲を

    おいかけろ! • Spread out している雲は沈下になるのにspread out をおいかけて いる(間違い) • Spread out = 湿度の高い高度で積雲が崩れて横に広がってしまう ケース。 • 日本だと一度spread out が始まってしまうとそのままリフトコン ディションは終わり、が多い • ヨーロッパではその下に新しい積雲が発生するので、その新しい 積雲を探すのがキーになる • spread out の中でもストリートを探している http://maru-wgc.blogspot.jp/ 61
  36. 2014 世界チャンピオン トレーニング • 2. グライド – インターサーマルの速度が遅い(良好コンディションでは 180-200km/h)。リフトの兆候を感じたら145km/h まで減速、

    その後さらにリフトの兆候を感じるようであれば125km/h まで減速。 125km/h以下には減速しない。 – グライドスピードについてはマクレディーとSpeed Commander を使う。マクレディーを高く設定しすぎない。 フィニッシュは1.5でセットしている – 対地 600m以下にしない – 風下へのレグは速度を出しすぎない(速度を出さなくても 伸びる) 次ページ以降で詳細 – 頭の中が「マクレディー」より「ボックススピード」になって http://maru-wgc.blogspot.jp/ 65 いる。「マクレディー」に再度考え方を変更
  37. 2014 世界チャンピオン トレーニング • 3. クライム – ヨーストリングをまっすぐに(滑らせない) – 1st

    ターンはもっと急バンクで、緩バンクではリフトを突き 抜けてしまう • 4. LX9000(フライトコンピューター)の使いこなし – Thermal Assistantを用いたセンタリング – リフトに入ったら縮尺を拡大 – Track up モード、Course Steering を使ってオフトラックの度 合いを確認 – xtrk (経路からのずれの距離)でレグからのオフトラックの 度合いを確認(あまりオフトラックしてないが状況により大 きくオフトラック) http://maru-wgc.blogspot.jp/ 66
  38. 2014 世界チャンピオン トレーニング後の気づき • 1. 緊張・疲れの改善 – 手汗をかかなくなった(ストレスによる緊張が減った) – 足の突っ張りも減った(緊張すると両足が突っ張るのは通常のこと、

    ラダーが踏みづらくなる) – 緊張して呼吸を止めてしまい、十分な判断ができず、ありえないよう な間違った判断におちいり、自己嫌悪に陥る。深呼吸をフライト中も 取り入れ、自律神経を調整 – 疲れてきて、先の状況が悪いと、明らかにプランニングを忘れて、直 前の物しか見なくなる、つねに2,3手先を、深呼吸して考え直す – 平野のナビゲーションでどちらに向かって飛んでいるのかが分からな くなるときが減った(LX9000 の steer to course を活用) – 見て、感じて、反射的に行動できることで、考える為の負荷が減った ためか? http://maru-wgc.blogspot.jp/ 67
  39. 2014 世界チャンピオン トレーニング後の気づき • 2. 決断、判断、柔軟性のバランス – 選択肢が多すぎる(積雲の多いコンディション)だと迷ってしまって どっちつかずのフライトになることが多く、迷わないことを課題にして いたが、今回は逆に決めてしまったら自分で選択肢を狭める(情報を

    入ってこないように遮断して迷いを絶つ)ことをしている。バランスが 必要 – 「このコース」と決めるとそこしか見てない、オフトラックが苦手(迷って いる内に選択肢を通り過ぎてしまう。年齢のためか、柔軟性が下がっ てきている)。不安になると「選択したことにすがって」しまって新しい 選択肢に目が向かわない。 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 68
  40. 2014年世界選手権 終了後の私の課題 • 好条件時 – クライム – クルーズ速度 – クルーズL/D

    遅い(差が大) 遅い 悪い(伸びない) • 上記を「平野の早さへの改善点」目標に! • 2015年目標 「平野を好条件で早く飛べるよ うになる」 – 自分の飛び方のOSを入れ替える http://maru-wgc.blogspot.jp/ 69
  41. 平野を早く飛ぶOS(飛び方)とは? • 日本 – キープハイ 出会ったサーマルは全部使う – 失高を少なくするグライド( ベスト L/Dでのグライド)

    – 常にアウトランディング場を意識 • 平野の高速クロスカントリー – サーマルはセレクティブに、本当に良いものだけを使 う – 速度レンジはマクレディーで – 下限高度に入らない限りはかっ飛ばす • 上記の違いを切り替える http://maru-wgc.blogspot.jp/ 70
  42. 2015 再び世界チャンピオントレーニング • スケジュール – 2015/4/30 – 5/9 10日間 –

    内6日間クロスカントリー 350 – 620 km – 4日間 座学 • ポイント A) クルーズ B) クライム C) 全体 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 71
  43. インターサーマルの速度選択指針 • 第1世代 マクレディー – 空気の上下動に合わせて速 度を設定 – エネルギーロスが大きい •

    第2世代 ボックススピード (Ingoの飛び方) – 平均上昇率の1/2-2/3程度の Mcで速度一定、速度変化は 少なめ • 第3世代 マクレディーに戻っ てきた? – 機体性能向上によりエネル ギーロスが小さくなった為? http://maru-wgc.blogspot.jp/ 73
  44. インターサーマル • 基本マクレディー、Speed Command で飛ぶ • マクレディー値セット方法 – LX9000 の

    “tVario” パラメーターで「タスク全体のリフトの 平均値」を見る(Average Vario for Task) – 最初のリフトで値をセットする – tVario の 2/3 ~ tVario より少し少ない値にセット(半分だ と低すぎる)。ポーランドでは3m/sを超えることは無い – 前方がブルー、オーバーキャストなど、リフトの予想が少 ないエリアに入るときはセット値を段階的に下げる – 逆に良いエリアに入ったらすかさず値を上げる(ここ、遅 れないようにする) – 高度では Mc 値は変えない。Mc 値は一定で速度を変え る(次ページ参照) – Mc 1.5 でファイナルグライドに入る – バグが多いときは -5% http://maru-wgc.blogspot.jp/ 74
  45. 高度と Mc値、速度選択 (STF:Speed To Fly) 2000m STF > Mc Accept

    Thermal > Mc 1600m STF = Mc Accept Thermal = Mc 1100m STF < Mc Accept Thermal < Mc 600m 100m MSL この高度域は使わない http://maru-wgc.blogspot.jp/ 75
  46. • • • クルーズからサーマリングへ 移行プロシージャ クルーズ リフティング 減速 – –

    • • フラップはターン確立後 LX9000 最大縮尺に拡大(左下ダイヤル右一杯) – • 必ず減速してからターン。速い速度のまま回らない トリムフルアップ ターン開始 この時点で減速完了済み ヨーストリングセンターキープ フラップ +2 – • トリムアップ フラップ -0.5 回れる位のリフティング 旋回速度まで減速 100km/h – • • • • トリムアップ フラップ -1 さらにリフティング さらに強くなってきた(無ければ再度加速) さらに減速 125km/h – – • • 180km/h 様子を探る 150km/h ポイント 1. この操作を常に考え ずにできるように体に すり込む 2. 常にスティックで減速、 トリムで維持、それか らフラップ。 3. フラップでは減速しな い 4. 左手は常にトリムにお いているイメージ 5. グライド中に 125km/h 以下には下げない 6. 120km/h のままターン 開始しない。旋回しな がら減速しない 軌跡の流され方をチェック Thermal Assistant http://maru-wgc.blogspot.jp/ 79
  47. Arcus のターン開始はラダーから • エルロン → ラダーだとクイックレートで回れ ない – とにかく何が違うかというと「ターンのレート」が違 う

    • ラダーの踏み込みが遅れると内滑りになる • 「ラダーから」とはいっても外滑りでは無い • 一般パイロットの旋回はエルロンをフルストッ パー使わない(途中で止めてしまう)ロール レートが遅い旋回→全く違うレートの早さ http://maru-wgc.blogspot.jp/ 80
  48. サーマルアシスタントの利用 • • • 6.5.1.2 Thermal Assistant During thermaling the

    wind symbol will also shows the thermal assistant. The thermal assistant continuously analyses the thermal whilst circling. The sizes of the dots indicate the strength of the thermal. Big dots mean stronger lift at that point. On the left or right side of the circle a small airplane symbol is shown. This airplane indicates your position. A black dot indicates the thermal maximum. The pilot should extend the circle when the black dot is about 60° away from glider. This value varies and depends on turn rate of the glider and type of thermal. All other dots are coloured based on the MacCready setting. Red colour means values above MacCready, blue values below MacCready and yellow dots represents lift about the same strength as the MacCready setting. This colour scheme gives us hints about a thermal at glance. If most of dots are red we should consider increasing the MacCready value; if most of dots are blue we should consider decreasing the MacCready setting. http://maru-wgc.blogspot.jp/ 83
  49. LX9000 クライム / クルーズ切替 • フラップポジション -0.5 くらいで SC /

    Vario の 切り替え、リフトサーチ時に Vario になるよう に切り替えスイッチをセット • SC と Vario でボリュームを変更して設定可能 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 84
  50. サーマル旋回 • 一周目からタイトに回っている – ArcusM はクルーズ速度が速い。緩バンクだと サーマルを突き抜けてしまう – 翼面荷重大 旋回速度が速い

    • 旋回速度 95-105km/h – 120km/h 早すぎる。減速必要 • 旋回直径 250m程度 – seeyouで確認 • Thermal Assistant の利用 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 85
  51. サーマリングに適した重心位置 • ASG29E 18m Flight Manual – 許容範囲 220 –

    330 mm – 最適位置 290 – 310 mm (313mm) • Arcus M Flight Manual – 許容範囲 100 – 290 mm – 最適位置 220 – 240 mm • 操縦性が全く違う(特にサーマル旋回時の速 度維持)ので試してみてください 2015/12/12 86
  52. この雲で上がるのか?前に出るか? • 次ページの高度と Accept Thermal の図 • 前方に強い雲がある、高度がある、リフトが Mc以上で無いなら上がる必要ない –

    ありがちな失敗 keep high しすぎるためにまわっ てしまう 出典 1997年 SATA セミナー http://maru-wgc.blogspot.jp/ 87
  53. 高度と Mc値、速度選択 (STF:Speed To Fly) 2000m STF > Mc Accept

    Thermal > Mc 1600m STF = Mc Accept Thermal = Mc 1100m STF < Mc Accept Thermal < Mc 600m 100m MSL この高度域は使わない http://maru-wgc.blogspot.jp/ 88
  54. 雲のどこを探すか • regular big cloud の場合 • 午前中 雲の縁edge •

    午後(南中) 雲の中心center • 午後遅く 雲の縁edge • 雲底のグレーなところ、さらにグレーなところ • ステップがある、ウイスプのある場所 • 時に逆にドーム状になり強い場所が薄い場 合もある http://maru-wgc.blogspot.jp/ 92
  55. 雲の観察 • 低い内に 50km 先まで見る – 雲の連続性、ブルーエリア(地上に移る影) • 3ターンでセンタリング、次の雲を見る –

    1st (1km) , 2nd (2-3km) , 3rd (5 km), その先 • 常に積雲の下、横に発生する New cumuli を探して いる http://maru-wgc.blogspot.jp/ 94
  56. Sマニューバー・マニューバー45 • 大きな積雲の下を Sター ンで探す – 複数のセル で構成されて いる –

    濃い場所が複数ある – 一度通り過ぎて終わり、で はなく、Sターンをしながら 探し回るイメージ – かなりアグレッシブに切り 返す http://maru-wgc.blogspot.jp/ 95
  57. 積雲の下のマルチセル ウインドシア • • 2015/12/12 Bernerd Eckey: Advance Soaring Made

    Easy 積雲の下でも強いコア を丹念に探すことが重 要(弱いところでまわら ない) 弱いところは逆転層を 突き抜けられない 丸伊満 風を聴け 96
  58. always plan, revise plan • 常にプランを持て、プランを考え直せ – 考える。案なしには飛ばない – 3km

    飛べば空は変わる。一つの案に固執しない http://maru-wgc.blogspot.jp/ 119
  59. 注意された点 • 左右90度、上を見る – 次の雲を決めてしまうことで視野が狭くなり、周辺 に発生している雲が見えなくなる – 先を見すぎてすぐ上のCu を見逃す(視野が狭く なっている)

    • 旋回時に逆方向のクリアランスも確認する – 逆翼で横の機体を叩くことがある • リラックス! – ターン開始時に息を止めている(人は力むと息を 止める) http://maru-wgc.blogspot.jp/ 120
  60. visualizationビジュアライゼーション • 離脱まで~ • 離脱したら何をする~ • スタート前~ • スタートしたら~ •

    第一レグ~ • 用意していると対処できる(突然は対処が遅 れる) http://maru-wgc.blogspot.jp/ 121
  61. 競技パイロットのトレーニング • 常にタスクをセットして飛ぶ • とてもウエザーが悪ければ小さい(30-50km) タスクをセットして何周も練習する • too much radio

    はポイントロスにつながる • 弱点を強化する • タスクフライト後、300-600m AGL で到着して、 低いところから上がり直す練習をする • 直感に聞く、直感を育てる • Janusz 自身、もっとAAT を練習する • Janusz 自身、早くスタートしすぎない http://maru-wgc.blogspot.jp/ 122
  62. Centka インタビュー • ミスは誰にでもある。どうリカバリーするか • 世界選手権は3週間維持できるエネルギーが 必要。最後の3週目にどれだけまくれるか • 2014年は世界選手権にフィンランド(20m)、 ポーランド(open)

    と連続して出場したのが失 敗。フィンランドの疲れがリカバリーできてな かった • 1990年 Uvalde – プール付き、食事係 – 機体準備 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 123
  63. Centka の個人的なノート • • • • • スタートラインでなるべく高く サーマルの前で減速しない サーマルに入ってから減速する

    サーマルが悪ければ45マニューバーで探す ガグル – バンク小 – バンク大 • • • • • • • • • • 悪いリフト 良いリフト 雲底に上がりきることに固執しすぎない サーマルに出る前に加速する Mc で飛ぶ、下 1/3 のエリアは使わない Fly Faster もっとプッシュする 水のあるところを飛ばない ファイナルグライドを適切な高度で、高すぎない、遠すぎない(70km 2000m とか) day1 はリスクを取らない、90% で飛ぶ day2 以降は top10と戦う ストレスを減らす努力をする ガグルに辛抱強く http://maru-wgc.blogspot.jp/ 124
  64. Centka 生活信条 • • • • • • • •

    • • • • • • • 自分の意見を言う権利 他人の意見を聞く権利 Yes と言う権利 No と言う権利 自分の考えを言える権利 間違いをする権利、そこから学ぶ権利 間違いに対する責任 知らないという権利 分からないと言う権利 疑いなく Yes と言う権利 相手を尊重する権利 聞く耳を持つ権利 独立する権利 成功する権利 自分のルールを作り、守る権利 http://maru-wgc.blogspot.jp/ 125
  65. 丸山のメソッド • 自分自身を客観的に見る、知る • 自分の成功パターン、失敗パターンを知る – 推測に必ず根拠を持つ、試してみる、結果を検証する、根拠が 間違っていれば修正する。推測を自信に変える – 根拠がある

    = 上手く行かないときのチェックが容易になる(セン スの無い人の強み) = 調子の波が無くなる • 成功パターンに持って行く • 目標を書く、目標に対してのロードマップを書く • 結果目標だけではなく、パフォーマンス目標をセットする • 何事も書いてみる。書いてみて考えをまとめてみる • 継続する • 素直 • 反復練習ですり込む http://maru-wgc.blogspot.jp/ 128
  66. 丸山のメソッド • 気の持ち方(フレーミング理論)、出来ないと思った時点で負 け。悲観的ではなく、楽観的に捉える。プラス思考 • 考えるより感じる(メカニックよりフィーリング)。直感を信じる。 (とはいえ、根拠が無ければ直感は育たない。ただの山勘) • 選択肢を減らす。決めたら迷わない(思考ボックス、実行ボッ クス)

    • いまここに集中する • 一喜一憂しない。感情一定幅に、常に冷静に判断する • 良い日の後は注意する(良いフライトの後は油断しがち。判 断基準を維持する) • 良いときのイメージを体に覚え込ませる(悪いことは忘れる) http://maru-wgc.blogspot.jp/ 129
  67. 丸山のメソッド • 悪いときからリカバリーする方法(失敗の気持ちを引きずらな い) – 課題を整理する(そのままにしない) – 呼吸法(自律神経のリラックス)緊張すると呼吸が浅くなる、酸素が足りなくな る。ストレスを軽減する –

    精神的なサポート(話し相手。話すことでまとまる、リラックス効果)もちろん コーチとしてアドバイスがもらえればなお良い • コンディション悪化、感覚があわない、などのマイナス傾向が 出てきたらガグルでリスク分散(ソロで飛ばない) • 正しい体の使い方を知る(指導者から学ぶ) • 自分の意見を持つ • ネガティブ目標ではなくポジティブ目標 • プレパフォーマンスルーティン – チェックリスト http://maru-wgc.blogspot.jp/ 130
  68. スタートチェックリスト Start decision checklist day 日付 AAT ターゲットフィニッシュタ 17:00 入力

    イム km 自動計算 タスク距離 h:mm 入力 タスクタイム 予想平均速度 想定して入力 曳航開始 高い 積雲 hh:mm 入力 クラス毎曳航順番、クラス内 クラス毎に 20分 hh:mm 入力 hh:mm 入力 クラス曳航開始 予想離陸時間 予想クラス曳航終了 クラス曳航後ゲートオー プン 予想ゲートオープン スタート高度 平均速度 0:20 固定値 自動計算 条件良い ガグルばらける 低い 条件悪い ガグルになりやすい 多い 雲に隠れて見づらい 見やすい、雲に集まる、ガグルを補足しや 少ない すい 早い 条件良い 選択肢増える ガグルばらける ついて行けないこと多い、アーリースタート 必要 遅い ガグルになりやすい 遅れても追いつける ついて行きやすい クライムのしやすさ ターゲットスタートタイム 最遅スタートタイム 曳航からターゲットス タートまで 自動計算 ターゲット+0:20 簡単 積雲 難しい ブロークン タスク 自動計算 長い 短い AST 好条件のショートタスク(短すぎる) スタートの先 20km くらいまでサーチする ガグルがばらける リスタートする可能性あり ブレークスルーまで時間かかる(高気圧) ショートタスク 条件に対して長すぎるタスク ウエザー悪い予報 ウエザー悪くなる予報(尻切れ) スタートポイントで固まる ガグルになりや すい ロングタスクで速度が出ず、スタートせざる を得ない AAT 絶対アーリースタート、遅れては駄目 遅れても大丈夫、エリアターンを早めること で追いつける 風 強い 風上でスタンバイ、時にスタートポイントよ りも風上に 弱い リスタート マークする相手 スタート後の速度、180 k/h 出している か? 10km = 15-20分 スタートターゲットに対し て? 必ず決めておく http://maru-wgc.blogspot.jp/ 131 fake start ? Yes or No ? するべ き?
  69. 低くなったとき • リフトソースを根拠に探す – 日射、風、トリガー • 空気が上がり始めてきたとき – ソースが確実なら確立高い •

    地面の起伏、日射のたまりやすい地形、風をはらみやすいトリ ガーなど – 上がり始めている空気か、どうか – 上がり始めているとしたら待っていればまとまってくる感じ がするか? – まとまってくる感じがするようなら待てば良い • 地面から生えてくるイメージが持てるか? – そうで無いなら、次の確実なソースは?確実なリフトソー スが届く範囲に無ければ待つ。あるなら試す • 気の持ち方(フレーミング理論)、ポジティブに居続け る http://maru-wgc.blogspot.jp/ 134
  70. ガグルかソロか • ソロを避けるべき時 – リフトソースが分かりづらい – ブルー – トリッキーなコンディション(サンダーストーム、 オーバーキャスト)

    – ガグルでリスク分散する • ソロでも良いとき – リフトがわかりやすい – Cu コンディション http://maru-wgc.blogspot.jp/ 135
  71. 良いパイロットとは? • 持続する情熱 • フレキシビリティー • グッド・クライマー • 確実性 •

    ウエザーの読みの鋭さ • タフでしぶとい • 短期間で完成しない • レースパイロットがすべての良いパイロットで は無い 出典 1997年 SATA セミナー http://maru-wgc.blogspot.jp/ 140
  72. 良い選手を育てるには? • 中竹竜二 – 日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター – U20日本代表監督 • 考えるプロセスをはぐくむ –

    考えさせようとしても考えられない人はいる – そのためには 選択肢を考えさせる。出来るだけ多く。 – 過去の経験から考えるように導く(未来のことを考えるよ り、過去のことから考える方が簡単) – その選択肢から選ぶことをさせる。これが出来るようにな らないと考えるようになら無い • 何のためにそれをするのか? – 勝つために http://maru-wgc.blogspot.jp/ 141
  73. 良いパイロットになるためには • 長期的に考える • 基礎プログラムをこなす • 総合的に考える • アドバイザーを得る •

    正しい情報を持ったグループにアクセスする • ムードや流行に流されない • 費用対効果を考える • とにかくたくさん飛ぶ 出典 1997年 SATA セミナー http://maru-wgc.blogspot.jp/ 143
  74. 良いパイロットになるために何をするべきか? • クロスカントリートレーニング – 目的、目標を設定 – レビュー、フィードバック – 国内と海外のハイブリッド –

    意味のある(目標設定)海外トレーニング • 早い段階で正しい方法を習う(初頭効果) – 間違ったやり方、考え方をプログラムしないようにす る • 海外の文化を取り入れる http://maru-wgc.blogspot.jp/ 144
  75. • 日本 良いパイロットになるために マインドセットを変える – 儒教思想 長幼の序 – 村社会 同調圧力

    – 空気で動く • 西洋 – 自己責任 自己判断 • グライダースポーツは西洋の文化 • 文化的な違いを理解する。西洋の考え方にあわ せていく。日本化はそれから • 新しいものを取り入れる。国際標準を取り入れる タコツボ化しない http://maru-wgc.blogspot.jp/ 145
  76. ヨーロッパ選手権 • 世界選手権(偶数年)、ヨーロッパ選手権(奇数年)、 隔年開催 • 3クラス毎、2カ所で開催(2015 ハンガリー、イタリア) • ハンガリー –

    18m (32機) / Open (26機) / 20m (24機) – 各クラス2機 / 国 – 20ヶ国 94人のパイロット – 18m • ポーランド、チェコ、イギリス – Open • ポーランド、ポーランド、オランダ – 20m • オーストリア、日本、ポーランド http://maru-wgc.blogspot.jp/ 148