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Soarist Youth Camp 2019 ソアリング技術、サーマル、コンバージェンスにつ...

Soarist Youth Camp 2019 ソアリング技術、サーマル、コンバージェンスについて / Soarist Youth Camp 2019 Takikawa Soaring Thermaling Convergence

Soarist
Youth Camp 2019 in Takikawa
https://soarists.wixsite.com/soarist/2019-2-9
事前座学
2019/6/9
貸しスペース 茶暮里 Sabori 御苑 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-30-9
https://supenavi.com/spaceshare/17945/sabori

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TEAM MARU

June 09, 2019

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Transcript

  1. 皆さんにありがちな課題(1) • サーマルの発生地点が予測でき ない。 • 夏の雲で吸い上げがある雲と吸 い上げのない雲の違い。 • 季節ごとのサーマルの強さや大 きさの違い。

    • グライダーとサーマルはどちら が風下に流されやすいか、また センタリングで旋回中に見失っ た場合自分とサーマルのどちら が流されているか。 • サージ法やベストなどのセンタ リングの使い分けのやり方。 • サーマルを見つける際に、鳥や ごみが上がっていく以外に空気 の霞などでサーマルは見つけら れるか • 直線滑空しているときにバリオ に合わせた速度の増減 2019/10/13 • サーマルの見切りの付け方が分か らない • サーマルを効果的に見つける方法 • より長くソアリングするための技 術 • ソアリングの練習方法 • Gの変化に鈍感です。 • サーマルの捉え方 • サーマリングのイメージが掴めな い • サーマリングの仕方、練習方法。 • サーマルと雲の関係、風が強いと きのサーマリング • 早く上がるにはどうすれば良いか( 具体的にはセンタリング、エンタ リング、旋回の速度バンクなど)、 • 上手いグライドのコツ(ドルフィン 、コース選び)などこれらの技術的 な面に限らず競技に勝つ上で必要 4
  2. 皆さんにありがちな課題(1) (カテゴリー分けしてみた) • サーマルで上昇する技術 – サーマルの見切りの付け方が分か らない – ソアリングの練習方法 –

    Gの変化に鈍感です。 – サーマルの捉え方 – サーマリングのイメージが掴めな い – サーマリングの仕方、練習方法。 – サーマルと雲の関係、風が強いと きのサーマリング – 早く上がるにはどうすれば良いか( 具体的にはセンタリング、エンタ リング、旋回の速度バンクなど)、 – グライダーとサーマルはどちらが 風下に流されやすいか、またセン タリングで旋回中に見失った場合 自分とサーマルのどちらが流され ているか。 – サージ法やベストなどのセンタリ 2019/10/13 ングの使い分けのやり方。 • 上昇気流の発生場所 – サーマルの発生地点が予測 できない。 – サーマルを効果的に見つけ る方法 – サーマルを見つける際に、 鳥やごみが上がっていく以 外に空気の霞などでサーマ ルは見つけられるか – より長くソアリングするた めの技術 – 夏の雲で吸い上げがある雲 と吸い上げのない雲の違い 。 – 季節ごとのサーマルの強さ や大きさの違い。 6
  3. 皆さんの課題(2) 今回はスキップ • メンタル – フライト中,よく固くなって視野が狭くなったり操縦が荒くなったりして しまう.固くならずにリラックスして飛ぶには?固くなってしまった時に 意識的にリラックス状態に持って行くには?いち早く固くなってしまって いる状態に気づくには? •

    グライド – 直線滑空しているときにバリオに合わせた速度の増減 – 上手いグライドのコツ(ドルフィン、コース選び)などこれらの技術的な面 に限らず競技に勝つ上で必要なことを是非ご教授頂きたいです。 2019/10/13 7
  4. ソアリングに求められること (1) • 自分の考えを持とう! – 皆さん、これができるようになるとソアリ ングがぐっと良くなります! • 従来(ライセンス取得まで) –

    引かれたレールの上を進むこと(決まった ことをやる) • 従来とは異なる「自分で考える力」が 必要になります! 2019/10/13 11
  5. ソアリングに求められること (3) • プランを持つ、チャレンジ、レビュー、イメージ – 正しいか、間違っているか?ではありません! – プラン(根拠)を持ってチャレンジできたでしょうか? • 根拠の無い行き当たりばったりはチャレンジとは言えません!

    – 結果(サーマルにあたった!あがれた!)のレビューでは なく、プロセス(考え方)をレビューしましょう! • 結果に一喜一憂しない – 良いイメージだけを残しましょう! • 悪いイメージ(失敗イメージ)は忘れる、流す 2019/10/13 13
  6. ソアリングに求められること まとめ • 0. 楽しむ • 1. 自分の考えを持とう! • 2.

    知識と技術 • 3. プランを持つ、チャレンジ、レビュ ー、イメージ • 4. 練習量 2019/10/13 15
  7. ソアリングのために必要なこと • ソアリング = 見えない空気の上方 への流れの中に自分の位置を維持 する • そのために必要なことは? –1.

    空気の流れのイメージをもつ –2. 重力変化を感じること –3. 上記を何時間でも続けられること 2019/10/13 17
  8. サーマルの生成 • 暖められた空気が 地面から上昇 • 傘型 • 低いところは狭い、 高いところは広い •

    周りは沈下 • 底部では吸い込ま れる 2019/10/13 Tom Bradbury Sailplane & Gliding より 21
  9. サーマルの構造 • 全体のイメージ図(低いところ、高いと ころ) • a. コアのサイズは上から下まで一定 – a. コアで無いと上がらない

    • b. 上昇帯のエリアは思っている以上に かなり広い • 下層は上層よりエリアが狭い • サーマル周辺の大気は吸い込まれる – 周囲の地面の風向・風速が変化する • C. 下降気流には「ガタガタ」とした揺 れ • d. サーマル周辺には下降気流 • コアは一つではない複数コア • サーマルの頂上: 2019/10/13 – 逆転層の存在(異なる気団、風速変化、風向変 化) – ウインドシア、乱気流(水道の蛇口を逆さまに して水を出しているイメージ) – 逆転層をすこし上ろうとする 丸伊満 風を聴け 22
  10. たこ足サーマル • 地表面~2000ftくらい まで(地形の影響) • 2000ft以上でまとまる ケースが多い • 隣のリフトでまわってい るといつの間にか同じコ

    アになる • 空中衝突の危険性 – お互いに旋回中心をそろ える必要がある 2019/10/13 Tom Bradbury Sailplane & Gliding より 24
  11. 上昇気流の強さ( = G変化)を感じるために • 背景 – 人間は加速度の変化しか感じられない – G変化を感じられる =

    リラックスした状態 = ス トレスがない状態 • 筋肉に緊張をかけない = スティックを握りしめない • G変化を感じることで上昇気流を探す事が出来る – ストレス → トンネルビジョン(視野狭窄) → 変化が感じにくく(認識しづらく)なる 2019/10/13 28
  12. 上昇気流の強さ( = G変化)を感じるために • 練習で心がけること – G変化を発生させずに旋回する練習(人工的なGを作らない 旋回) • 例1:旋回ロールイン時・ロールアウト時・バンクコントロール時に

    滑っている(コーディネーションのとれていない旋回操作)による横 方向のG • 例2:旋回中の過度なピッチダウン・ピッチアップによる上下方向への G • 「サーマルにバーンと入れる」などは誤解を生む – 「ルックアウト」をしながら滑っている状態を体感で認識、 操作、必要に応じて修正できること • 初期段階:前を見ないと滑りがわからない→前を見たままだとルック アウトできない • 初期段階:正しい(滑っていない)ロールイン、ロールアウトを体感 に覚え込ませる • 最終的にはルックアウトしながらスムーズなロールインアウト – 初等教育が非常に重要 2019/10/13 29
  13. 上昇気流の強さ(G変化)を感じるためのポイント • 操縦桿を握りしめない(筋弛緩状態) – 人間は三半規管と全身でGを感じる • 操縦桿の上の方に添える程度 – モーメントが長い、小さい力で動かせる •

    バンク変化は舵の動きがなめらかに、加速していく イメージで操舵 – 流体は急激に曲がらない • 探り舵をしない – 人工的なGを作り出さない • 広い、イメージで捉える視野 – 視野改善プログラム 櫻井玲子氏 開発 • ルックアウトとスムーズな操作の両立 2019/10/13 30
  14. センタリング 基本理論 (1) センターの移動 • 要するに良い方に寄せる – ①強い方にのばす – ②弱い方ではバンクを入れて早

    く回る – ③旋回の中心をなるべく早くリ フトの方向に持っていく(上記 ①②の組み合わせ) • 逆に強いところでバンクを入 れる場合もある(はじかれる ような強い場合) 2019/10/13 クロスカントリーソアリング by ヘルムート・ライヒマン 33
  15. センタリング 基本理論 (2) バンクと速度と旋回にかかる時間 速 度 秒 旋回時間 秒 バンク

    kts (km/h . は 1 8 倍 ) 一般的なサーマル旋回は 20 – 25 秒 (バンク30 – 45度、速度 85 – 95 km/h) 2019/10/13 34
  16. センタリング 基本理論 (3) バンクと速度と旋回直径 m 速 度 旋回直径 m バンク

    kts (km/h . は 1 8 倍 ) 一般的なサーマル旋回直径は 150-200 m (バンク30 – 45度、速度 85 – 95 km/h) 2019/10/13 35
  17. センタリング 基本理論 (4) 旋回半径と沈下率 旋回半径 m - 0.5 バンク m/s

    沈 - 1.0 下 率 - 1.5 - 2.0 バンク増加に対 して沈下率増加 は少ない 旋回半径の減少に対して沈下 率増加はとても大きい 速度一定でバンクを変えた場合の旋回半径と沈下率をプロット バンクを入れすぎれば沈下率は急激に増える(バンク45度以上) 2019/10/13 36
  18. 実際のセンタリングのポイント (1) • ロールイン時にエルロンに伝わるリフトの押 し返す上昇気流のエネルギーの強さ、継続性 を意識する – プラスのエリアの大きさは?(継続性から判断) – リフトの強さは?(押し返す強さ、どれだけ押し

    込まなければいけないかから判断) – 上記2点から「回って良いプラスなのか?」を決 定 – センタリング時のバンクを緩める、バンクを入れ る、際に「人工的なGをかけない(人工的な加速 度を作らない)でバンク変化させる」ことにより、 リフトの強さ、継続性をロールイン時に感じるこ とが出来る(これセンタリングで一番大事なとこ ろ) 2019/10/13 42
  19. 実際のセンタリングのポイント (2) • 加速度一定 = 等速度 = コア 重力変化 2019/10/13

    – 加速度変化を感じる、加速度が 減ってきたら(等速度になった ら)回り始める(回るでは無 い!) – 傾けられた方に回りはじめる – 傾けられるエネルギーを感じる (傾けられるエネルギーが強い = コアに近い) – 回り始めてGが減っていく感じ がしたら止める(伸ばす) – Gがかかるとリフトの強さが分 からなくなる(滑り、荒いロー ルインなど) – ロールイン中の舵に対しての傾 きを押し返す強さでコアの強さ を判断する(これ一番大事なと ころ!!!) 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 43
  20. 実際のセンタリングのポイント (3) • ケース② – センターからかなり外 れている場合 – 傾けられるエネルギー が弱い

    – 早い段階で上方の加速 度が一定になる – まずは煽られた方に 振ってみる(回れるほ ど強い感じがしないと き) – その後は同じ • ケース③ 2019/10/13 – センターを通ったとき – 強い加速度、でもどち らにも傾かない – どっちでもよいから回 る 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 44
  21. 実際のセンタリングのポイント (4) • センターから通り 過ぎたとき – 上方向の重力が減 り始めてしまった (落ちていく感 じ)

    – とりあえずまわる – またGが増え始めた らのばす(①) – Gがゼロになったと ころで旋回に入れる (②) 2019/10/13 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 45
  22. センタリングに関する大きな誤解 • 上昇気流に当たったら回る? – No ! – 「回れ」ではなく、「まず探れ」 – 「プラスエリア」は思っている以上に広い、「上

    がれるプラス」は結構狭い • xx 秒経ったら伸ばす ? xx度回ったら伸ば す? – No ! – 理論としては理解しておく – 機械的なものでは無い、感じることが重要 2019/10/13 47
  23. コンバージェンス どこを飛ぶか? • 仮想的なラインを意識 – • 流体は急には曲がらない ガタガタしてあがらない場 合 –

    サージが来たので回ってし まったケース – 冷たい空気のエリアで回っ てしまっている – クリアな空気の側に移動 – パフがどんどん形成された らクリアな側へ • 回るとあがらない – – – 2019/10/13 前線面の上昇帯は狭い 場所によって旋回できる広 さの場所があるので、そこ まで移動してから旋回して 上昇する 旋回を始めてみて、上昇率 が下がるようであればそこ はあがらない場所。旋回を やめて探す。 56
  24. 前線の尺取り虫ジャンプ • 前線が前線面から 500m 程度急速にク リアな空気側に部分 的にジャンプする • 前線面であがってい たのに急にあがらな

    くなるようなケース • 前面に急にパフがで きる場合がある • パフの前面に移動す る 2019/10/13 57
  25. テキストの紹介 (2) • 風を聴け • TP, JSA インフォメーション、 Sailplane &

    Gliding • メンタル関連 – インナーゲーム – メンタルトレーニング – メンタルマネージメント – 前ページ「簡単にできる上級ソアリ ング技術」 2019/10/13 63
  26. 上昇気流に遭遇したときの バリオメーターの指示 A) B) C) D) E) F) 2019/10/13 上昇気流手前の沈

    下 上昇気流手前の乱 流でプラスを示す 乱流を過ぎてまた マイナスに プラス帯に入って くる、指示の遅れ があるのでまだ0 遅れた指示でバリ オがプラスを実際 よりも大きく示す 実際の上昇率にな る Sky full of heat by Sebastian Kawa 68
  27. ウインドシアのリフトへの影響 • • ウインドシアは思っている以上に多い 上昇率が悪くなったらまずはバンクを緩めてみて、強い方向を感じてみる。上 昇率を常にウオッチして、継続的なセンタリング – • • •

    バンクつけすぎ、速度つけすぎると縦Gがかかってしまって感じられなくなる Gをかけてしまうとコアの移動が感じられない。極力Gをかけずに旋回する ブルーの日はとくに多い G変化を敏感に感じることが必要 2019/10/13 Tom Bradbury Sailplane & Gliding より 72
  28. 日射 • 季節による日射の強さ – 春 南中高度高い 太陽入 射角大きい 日射強い、上 層寒気

    – 夏 南中高度高い 太陽入 射角大きい、湿度高い – 冬 南中高度低い 日照時 間短い • 時間帯による変化 – 雲底高度が上がる – 逆転層を突き抜ける 2019/10/13 時間帯とサーマルの強さ 緑 春 黄色 夏 赤 秋 白 冬 逆転層 サーマルフライング 75
  29. 風・トリガー • 暖まった空気もトリガーがな いと上昇しない – 湖岸、川岸(温度差) – 丘 – 人工的構造物(電波塔)

    – 空気をかき乱す物 • 車 • 電車 – 林 – 雲の陰 – 風 • 詳細はサーマルフライング 2019/10/13 サーマルフライング クロスカントリーソアリング by ヘルムート・ライヒマン 76
  30. 湖の影響 夏の板倉 • 湖 (lake breeze) – 板倉滑空場の場合、夏場150-180度方向の風が吹くと渡瀬 遊水池の風下になりあがらなくなる –

    100度くらいの風だと遊水池の影響が無くなる • 同様に川の風下にも上記と同様の現象が発生する (river breeze?)風がどちらから(川風・土手風) 吹いているかで川のどちらへいくかは考えるべき 2019/10/13 Tom Bradbury Sailplane & Gliding より 81
  31. 資料出展 • クロスカントリーソアリング by ヘルムート・ライヒマン • サーマルフライング • Tom Bradbury

    – “Gliding Meteorology” • 日本語版 気象と飛行 – Sailplane & Gliding • • • • • • • • • • • 丸伊満 風を聴け 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 日口祐二 TP04 記事 丸伊満 TP03 記事 Ingo Renner メモ 笠原さんブログ Sky full of heat by Sebastian Kawa Advanced Soaring Made Easy by Bernard Eckey BGA Glider Instructor Manual FAA Glider Flying handbook Safety in mountain flying by CNVV 2019/10/13 82