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Soarist Cafe 2017 ソアリング技術、サーマルについて / Soarist Cafe 2017 Soaring Technique and thermal

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TEAM MARU

July 22, 2017

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  1. 第一部のサマリー • サーマルの感じ取り方 – G変化を知ろう! • サーマルの構造の理解 – 知識!知識!正しいイメージ •

    日頃の練習に効果的なメソッド – ソアリングに求められること(概念) 2017/7/21 3
  2. 皆さんの課題(1) • • • • • • • 2017/7/21 サーマルの発生地点が予測でき

    ない。 夏の雲で吸い上げがある雲と吸い 上げのない雲の違い。 季節ごとのサーマルの強さや大き さの違い。 グライダーとサーマルはどちらが 風下に流されやすいか、またセン タリングで旋回中に見失った場合 自分とサーマルのどちらが流され ているか。 サージ法やベストなどのセンタリン グの使い分けのやり方。 サーマルを見つける際に、鳥やご みが上がっていく以外に空気の霞 などでサーマルは見つけられるか 直線滑空しているときにバリオに 合わせた速度の増減 • • • • • • • • • • • サーマルの見切りの付け方が分から ない サーマルを効果的に見つける方法 より長くソアリングするための技術 ソアリングの練習方法 Gの変化に鈍感です。 サーマルの捉え方 サーマリングのイメージが掴めない サーマリングの仕方、練習方法。 サーマルと雲の関係、風が強いとき のサーマリング 早く上がるにはどうすれば良いか(具 体的にはセンタリング、エンタリング、 旋回の速度バンクなど)、 上手いグライドのコツ(ドルフィン、コ ース選び)などこれらの技術的な面に 限らず競技に勝つ上で必要なことを 是非ご教授頂きたいです。 5
  3. 皆さんの課題(1)(カテゴリー分けしてみた) • サーマルで上昇する技術 2017/7/21 – サーマルの見切りの付け方が分 からない – ソアリングの練習方法 –

    Gの変化に鈍感です。 – サーマルの捉え方 – サーマリングのイメージが掴めな い – サーマリングの仕方、練習方法。 – サーマルと雲の関係、風が強いと きのサーマリング – 早く上がるにはどうすれば良いか (具体的にはセンタリング、エンタ リング、旋回の速度バンクなど)、 – グライダーとサーマルはどちらが 風下に流されやすいか、またセン タリングで旋回中に見失った場合 自分とサーマルのどちらが流され ているか。 – サージ法やベストなどのセンタリ ングの使い分けのやり方。 • 上昇気流の発生場所 – サーマルの発生地点が予測でき ない。 – サーマルを効果的に見つける方 法 – サーマルを見つける際に、鳥やご みが上がっていく以外に空気の 霞などでサーマルは見つけられる か – より長くソアリングするための技 術 – 夏の雲で吸い上げがある雲と吸 い上げのない雲の違い。 – 季節ごとのサーマルの強さや大き さの違い。 7
  4. 皆さんの課題(2) 今回はスキップ • メンタル – フライト中,よく固くなって視野が狭くなったり操縦が荒くなったりしてしまう.固くな らずにリラックスして飛ぶには?固くなってしまった時に意識的にリラックス状態 に持って行くには?いち早く固くなってしまっている状態に気づくには? • グライド

    – 直線滑空しているときにバリオに合わせた速度の増減 – 上手いグライドのコツ(ドルフィン、コース選び)などこれらの技術的な面に限らず 競技に勝つ上で必要なことを是非ご教授頂きたいです。 2017/7/21 8
  5. テキストの紹介 (2) • 風を聴け • TP, JSA インフォメーション、 Sailplane &

    Gliding • メンタル関連 – インナーゲーム – メンタルトレーニング – メンタルマネージメント – 前ページ「簡単にできる上級ソアリン グ技術」 2017/7/21 11
  6. ソアリングに求められること (1) • 自分の考えを持とう! – 皆さん、これができるようになるとソアリングが ぐっと良くなります! • 従来(ライセンス取得まで) –

    引かれたレールの上を進むこと(決まったこと をやる) • 従来とは異なる「自分で考える力」が必要 になります! 2017/7/21 17
  7. ソアリングに求められること (3) • プランを持つ、チャレンジ、レビュー、イメージ – 正しいか、間違っているか?ではありません! – プラン(根拠)を持ってチャレンジできたでしょうか? • 根拠の無い行き当たりばったりはチャレンジとは言えません

    ! – 結果(サーマルにあたった!あがれた!)のレビュー ではなく、プロセス(考え方)をレビューしましょう! • 結果に一喜一憂しない – 良いイメージだけを残しましょう! • 悪いイメージ(失敗イメージ)は忘れる、流す 2017/7/21 19
  8. ソアリングに求められること まとめ • 1. 自分の考えを持とう! • 2. 知識と技術 • 3.

    プランを持つ、チャレンジ、レビュー、イメ ージ • 4. 練習量 2017/7/21 21
  9. ソアリングのために必要なこと • ソアリング = 見えない空気の上方へ の流れの中に自分の位置を維持する • そのために必要なことは? – 1.

    空気の流れのイメージをもつ – 2. 重力変化を感じること – 3. 上記を何時間でも続けられること 2017/7/21 23
  10. サーマルの生成 • 暖められた空気が 地面から上昇 • 傘型 • 低いところは狭い、 高いところは広い •

    周りは沈下 • 底部では吸い込ま れる Tom Bradbury Sailplane & Gliding より 2017/7/21 26
  11. サーマルの構造 • • • • • 全体のイメージ図(低いところ、高いところ) b. 上昇帯のエリアは思っている以上にかな り広い

    a. コアで無いと上がらない 下層は上層よりエリアが狭い サーマル周辺の大気は吸い込まれる – • • • a. コアのサイズは上から下まで一定 複数コア サーマル頂上: – – – • 逆転層の存在(異なる気団、風速変化、風向変化) ウインドシア、乱気流(水道の蛇口を逆さまにして 水を出しているイメージ) 逆転層をすこし上ろうとする d. サーマル周辺には下降気流 – 2017/7/21 周囲の地面の風向・風速が変化する C. 下降気流には「ガタガタ」とした揺れ 丸伊満 風を聴け 27
  12. 上昇気流に遭遇したときの バリオメーターの指示 A) 上昇気流手前 の沈下 B) 上昇気流手前 の乱流でプラス を示す C)

    乱流を過ぎてま たマイナスに D) プラス帯に入っ てくる、指示の 遅れがあるので まだ0 E) 遅れた指示でバ リオがプラスを 実際よりも大きく 示す F) 実際の上昇率 になる 2017/7/21 Sky full of heat by Sebastian Kawa 28
  13. たこ足サーマル • 地表面~2000ftくらいまで (地形の影響) • 2000ft以上でまとまるケー スが多い • 隣のリフトでまわっている といつの間にか同じコアに

    なる • 空中衝突の危険性 – お互いに旋回中心をそろえ る必要がある Tom Bradbury Sailplane & Gliding より 2017/7/21 30
  14. 上昇気流の強さ( = G変化)を感じるために • 背景 – 人間は加速度の変化しか感じられない – G変化を感じられる =

    リラックスした状態 = ストレスが ない状態 • 筋肉に緊張をかけない = スティックを握りしめない • G変化を感じることで上昇気流を探す事が出来る • 対策 – G変化をかけない旋回を練習する(人工的なGを作ら ない) • G変化がかかっている状態とは? • 旋回初動時・停止時・バンクコントロール時に滑っていること(過度 な旋回操作)による横方向のG • 旋回中の過度なピッチダウン・ピッチアップによる下方へのG • 「サーマルにばーんと入れる」などは誤解を生む 2017/7/21 33
  15. 上昇気流の強さ(G変化)を感じるためのポイント • 操縦桿を握りしめない(筋弛緩状態) – 人間は三半規管と全身でGを感じる • 操縦桿の上の方に添える程度 – モーメントが長い、小さい力で動かせる •

    バンク変化はなめらかに加速していくイメージで 操舵 – 流体は急激に曲がらない • 探り舵をしない – 人工的なGを作り出さない • 広い、イメージで捉える視野 – 早稲田式視野改善プログラム 櫻井玲子氏 開発 2017/7/21 34
  16. センタリング 基本理論 (1) センターの移動 • 要するに良い方に寄せる – ①強い方にのばす – ②弱い方ではバンクを入れて早く

    回る – ③旋回の中心をなるべく早くリフト の方向に持っていく(上記①②の 組み合わせ) • 逆に強いところでバンクを入れる 場合もある(はじかれるような強 い場合) 2017/7/21 クロスカントリーソアリング by ヘルムート・ライヒマン 37
  17. センタリング 基本理論 (2) バンクと速度と旋回にかかる時間 秒 速 度 旋回時間 秒 バンク

    kts (km/h . は 1 8 倍 ) 一般的なサーマル旋回は 20 – 25 秒 (バンク30 – 45度、速度 85 – 95 km/h) 2017/7/21 38
  18. センタリング 基本理論 (3) バンクと速度と旋回直径 m 速 度 旋回直径 m バンク

    kts (km/h . は 1 8 倍 ) 一般的なサーマル旋回直径は 150-200 m (バンク30 – 45度、速度 85 – 95 km/h) 2017/7/21 39
  19. センタリング 基本理論 (4) 旋回半径と沈下率 旋回半径 m バンク - 0.5 m/s

    沈 - 1.0 下 率 - 1.5 - 2.0 速度一定でバンクを変えた場合の旋回半径と沈下率をプロット バンクを入れすぎれば沈下率は急激に増える(バンク45度以上) 2017/7/21 40
  20. 実際のセンタリングのポイント (1) • ロールイン時にエルロンに伝わるリフトの押し返 す上昇気流のエネルギーの強さ、継続性を意識 する – プラスのエリアの大きさは?(継続性から判断) – リフトの強さは?(押し返す強さ、どれだけ押し込まな

    ければいけないかから判断) – 上記2点から「回って良いプラスなのか?」を決定 – センタリング時のバンクを緩める、バンクを入れる、際 に「人工的なGをかけない(人工的な加速度を作らな い)でバンク変化させる」ことにより、リフトの強さ、継 続性をロールイン時に感じることが出来る(これセンタ リングで一番大事なところ) 2017/7/21 42
  21. 実際のセンタリングのポイント (2) • 加速度一定 = 等速度 = コア 重力変化 2017/7/20

    – 加速度変化を感じる、加速度が 減ってきたら(等速度になったら) 回り始める(回るでは無い!) – 傾けられた方に回りはじめる – 傾けられるエネルギーを感じる(傾 けられるエネルギーが強い = コア に近い) – 回り始めてGが減っていく感じがし たら止める(伸ばす) – Gがかかるとリフトの強さが分から なくなる(滑り、荒いロールインな ど) – ロールイン中の舵に対しての傾き を押し返す強さでコアの強さを判 断する(これ一番大事なとこ ろ!!!) 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 46
  22. 実際のセンタリングのポイント (3) • ケース② – センターからかなり外れて いる場合 – 傾けられるエネルギーが 弱い

    – 早い段階で上方の加速度 が一定になる – まずは煽られた方に振っ てみる(回れるほど強い 感じがしないとき) – その後は同じ • ケース③ – センターを通ったとき – 強い加速度、でもどちらに も傾かない – どっちでもよいから回る 2017/7/20 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 47
  23. 実際のセンタリングのポイント (4) • センターから通り過 ぎたとき – 上方向の重力が減 り始めてしまった(落 ちていく感じ) –

    とりあえずまわる – またGが増え始めたら のばす(①) – Gがゼロになったとこ ろで旋回に入れる (②) 2017/7/20 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 49
  24. センタリングに関する大きな間違い • 上昇気流に当たったら回る? – No ! – 「回れ」ではなく、「まず探れ」 – 「プラスエリア」は思っている以上に広い、「上

    がれるプラス」は結構狭い • xx 秒経ったら伸ばす ? xx度回ったら伸 ばす? – No ! – 理論としては理解しておく – 機械的なものでは無い、感じることが重要 2017/7/20 50
  25. 今日のサマリー(再掲) • サーマルの感じ取り方 – G変化を知ろう! • サーマルの構造の理解 – 知識!知識!正しいイメージ •

    日頃の練習に効果的なメソッド – ソアリングに求められること(概念) • メンタルバリア(固定概念)を超えよう! 2017/7/21 52
  26. ウインドシアのリフトへの影響 • • ウインドシアは思っている以上に多い 上昇率が悪くなったらまずはバンクを緩めてみて、強い方向を感じてみる。上昇率を 常にウオッチして、継続的なセンタリング – • • •

    2017/7/20 バンクつけすぎ、速度つけすぎると縦Gがかかってしまって感じられなくなる Gをかけてしまうとコアの移動が感じられない。極力Gをかけずに旋回する ブルーの日はとくに多い G変化を敏感に感じることが必要 Tom Bradbury Sailplane & Gliding より 57
  27. 日射 • 季節による日射の強さ – 春 南中高度高い 太陽入 射角大きい 日射強い、上層 寒気

    – 夏 南中高度高い 太陽入 射角大きい、湿度高い – 冬 南中高度低い 日照時 間短い • 時間帯による変化 – 雲底高度が上がる – 逆転層を突き抜ける 時間帯とサーマルの強さ 緑 春 黄色 夏 赤 秋 白 冬 逆転層 2017/7/20 サーマルフライング 60
  28. 風・トリガー • 暖まった空気もトリガーがない と上昇しない – 湖岸、川岸(温度差) – 丘 – 人工的構造物(電波塔)

    – 空気をかき乱す物 • 車 • 電車 – 林 – 雲の陰 – 風 • 詳細はサーマルフライング 2017/7/20 サーマルフライング クロスカントリーソアリング by ヘルムート・ライヒマン 61
  29. 湖の影響 夏の板倉 • 湖 (lake breeze) – 板倉滑空場の場合、夏場150-180度方向の風が吹くと渡瀬遊水 池の風下になりあがらなくなる –

    100度くらいの風だと遊水池の影響が無くなる • 同様に川の風下にも上記と同様の現象が発生する(river breeze?)風がどちらから(川風・土手風)吹いているかで 川のどちらへいくかは考えるべき Tom Bradbury Sailplane & Gliding より 2017/7/20 66
  30. 資料出展 • • • クロスカントリーソアリング by ヘルムート・ライヒマン サーマルフライング Tom Bradbury

    – “Gliding Meteorology” • 日本語版 気象と飛行 – Sailplane & Gliding • • • • • • • • • • • 2017/7/20 丸伊満 風を聴け 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 日口祐二 TP04 記事 丸伊満 TP03 記事 Ingo Renner メモ 笠原さんブログ Sky full of heat by Sebastian Kawa Advanced Soaring Made Easy by Bernard Eckey BGA Glider Instructor Manual FAA Glider Flying handbook Safety in mountain flying by CNVV 68