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LIFFで位置情報を扱う

 LIFFで位置情報を扱う

LINEミニアプリ Tech Meetup #2
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Hifumi Takai

July 29, 2025
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  1. WebViewごとに設定箇所が分かれる 4 LIFFは、 ネイティブアプリのWebView機能の上で動作する 普通のWebアプリ ⼀般ユーザーからしたら どれも同じくブラウザだが… 以下すべて位置情報の設定箇所が異なる! • Safari

    • iOS版 Google Chrome • iOS標準のQRリーダーから開くWebView • LIFFブラウザ わかるわけない! そもそもLIFFを使う動機のひとつに一般ユーザーが慣れ親しんだ LINE上でシームレスな体験を提供したい というのがある
  2. LINEアプリ内の設定もあわせるともっと増える LINE関連の設定は⼤きく分けて以下の4つ 5 1. OSレベルでの位置情報許可 LINEアプリ⾃体がOS設定レベルで位置情報を取得する要求に対しての許可 2. Geolocation APIレベルでの位置情報許可 LIFFブラウザで開かれたWebアプリがGeolocation

    APIで位置情報を取得する要求に対しての許可 3. LINEプラットフォームによる位置情報収集 LINEプラットフォームによる位置情報収集に対しての許可 4. LINE Beacon LINE Beaconに対しての許可 権限不⾜時に Geolocation APIは どちらの拒否か 判別不可 !
  3. 1. OSレベルの許可 • なにかの拍⼦でユーザーが⼀度拒否していると、 LIFF側から要求してもこのダイアログが出ない • 拒否状態から復帰させようとすると、 設定箇所が深い位置にあり分かりにくい • 「正確な位置情報」をONにしないと

    誤差が数キロ単位で出るので実質使えない 6 OSレベルの許可ダイアログ ユーザー⾃⾝に解決させるのが だいぶきつい なにかの拍⼦で 拒否していると 出てこない !
  4. iOS WebViewでGeolocation APIレベルの要求を2回連続で拒否 すると、 永久にダイアログが表示されなくなる! 最⼤の落とし⽳:iOSでの連続拒否 9 ! チャンスは 2回まで

    • ドメイン単位で永続的に拒否が既定値に • LINEアプリの設定画⾯からもリセット不可 • ユーザーが意図せず「詰む」ケースとなる 通常Safariは詳細設定からリセット可能だが、 LIFFブラウザだと対応する設定へのアクセス⼿段がない
  5. 永続拒否への対策 10 位置情報の取得要求をおこなう 前に、 説明ダイアログを表示 して事前に離脱させる 1 位置情報が必要な理由を 明確に伝え、 ユーザーの誤操作を防ぐ

    ドメインを変える (パワープレイなので対策と言えるかは微妙) 2 • iOS WebViewの許可情報はドメイン単位 • LIFFのエンドポイントURLを変更すれば初期状態に • 認証済みミニアプリの場合は再審査が必要 • 本番URLを固定し、位置情報関連のみ 別ドメインに切り出す⼯夫もありえなくはないが… ミニアプリポリシー「外部のウェブサイトへの誘導」に該当するため、 すんなり審査通るかは未知数
  6. ⽤途によってはLINE Beaconも 11 LINE Beacon 端末(開発用途) (引用:https://beacon.theshop.jp/items/6617930) 端末導⼊コスト:5,000円以上 同時に兼⽤不可。⼀応、電⼦⼯作できるなら⾃作もできるらしい※ 要ユーザー設定:LINEアプリのBeacon許可ほか

    デフォルトOFFの設定のため、ユーザー誘導が別途必要 ※ ラズベリーパイでLINE Beaconが作成可能に! 「LINE Simple Beacon」仕様を公開しました 施設への往訪トリガーなどは実現可能! 永続拒否問題を回避しながらMessaging APIのイベントを受領 ドキュメントに明⽰的に書かれていないポイントとして、 ユーザー設定は必要だが、往訪してから許可してもイベント発⽕はする模様