仙台LT会 vol.1で発表したときの資料です。 https://sendai-lt.connpass.com/event/177491/
後日談: https://blog.innotamago.com/entry/2020/08/01/132617
ようやくDDDに手を出したので感想でも2020.06.05 仙台LT会 vol.1あのぶる(@thatblue_plus)
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とりあえず自己紹介だいたい仙台出身、ほぼ仙台在住学生時代を過ごした会津若松は第二の故郷スマホゲームのソフトウェアエンジニア(サーバサイド)としてお仕事をしていますサウナ(というかサンピアの湯)大好きガルパン大好き最近のトレンドはEDMのバランスボール酔い
最近スプラトゥーンが楽しくて仕方ない正月のどさくさで本体を買って以来、先週末ようやくプロコンを買いました
……という話ではなく
家にいる時間が長くなったので本を読む時間が増えました積読を崩したりなんだり
そうだ、DDDを勉強しよう(必要になったので)https://www.amazon.co.jp/dp/479815072X/
改めて、DDD(ドメイン駆動設計)とはhttps://www.slideshare.net/masuda220/ss-59756718
私の理解としてソフトウェアを開発することで解決しようとしている業務領域(=ドメイン)知識をソフトウェアに正しく詰め込むための設計手法のこと
全てはここから始まったいわゆる「エリック本」原著発売からもうすぐ17年日本語版が出てから9年https://www.amazon.co.jp/dp/4798121967/
DDDが気になった理由「業務知識とソフトウェアで解決すべき問題を徹底的に理解して開発したい」という自分の気持ちにぴったりハマったこと知識に関してわりと収集癖があるので、ドメイン知識を理解するのがそれなりに楽しいタイプであること
当時たまたまこの本に出会い、勉強会にも参加する日本語版発売当時は4年目になりたてのヒヨコ
しかし時は2011年無慈悲に下される半年の長期出張(でかせぎ)命令長期出張自体は素晴らしいチームにも恵まれとてもよい経験をしました
以降、今回の機会までしっかり学ぶことがないまま現在に至るまぁ、いまやっとDDDに手を出せるレベルに到達したとポジティブに捉えることにします
学びのシェア
この本で学んだこと
主にDDDで多用するデザインパターンを学ぶのがこの本の内容この本の中では全く推奨されていませんがいわゆる軽量DDDを知りたい場合はこの内容で満足できるのかもしれない
実践し始めた体感として、このDDD式デザインパターンとも言えるものを取り入れるだけでプログラムの見通しが良くなるのは間違いない感じただし、デザインパターン自体はDDDの本質ではなさそうなので、何かで見た「軽量『DDD』って名乗らなきゃいいのに」という意見に同意したいところ
言及されている「よくある失敗パターン」は結構丁寧に踏み抜いてますレビューで指摘されて本を読み返して「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」って悲鳴あげるやつ
“この章で紹介した「ユビキタス言語」や「境界付けられたコンテクスト」などの解説は概要だけにとどめています。なぜならそれを語るのは筆者の役目ではないからです。この書籍を読んでドメイン駆動設計を身近に感じ、さらなる高みを目指したいと感じたのであれば、是非とも『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』を手に取ってみてください。”–15.7 まとめ より
=この本の内容を前提知識としてエリック本を読もう!
余談: 値オブジェクトとかエンティティの取り回しってもしや関数型プログラミングと相性いいんじゃないかな?……と最近関数型プログラミングの本を読んでいるので考えたりしています
次の課題図書はエリック本にチャレンジします