Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
GKEで学ぶKubernetes入門
Search
Shouta Yoshikai
February 22, 2018
Programming
1
2.3k
GKEで学ぶKubernetes入門
【サポーターズCoLab勉強会】GKEで学ぶKubernetes入門
で使ったプレゼン資料です
Shouta Yoshikai
February 22, 2018
Tweet
Share
More Decks by Shouta Yoshikai
See All by Shouta Yoshikai
Google Kubernetes Engine におけるバッチ処理のパターン
tinjyuu
6
7.1k
Other Decks in Programming
See All in Programming
Datadog RUM 本番導入までの道
shinter61
1
250
Rails産でないDBを Railsに引っ越すHACK - Omotesando.rb #110
lnit
1
160
Elixir で IoT 開発、 Nerves なら簡単にできる!?
pojiro
1
120
Cursor Meetup Tokyo ゲノミクスとCursor: 進化と制約のあいだ
koido
2
970
つよそうにふるまい、つよい成果を出すのなら、つよいのかもしれない
irof
1
280
複数アプリケーションを育てていくための共通化戦略
irof
10
3.8k
エラーって何種類あるの?
kajitack
5
140
從零到一:搭建你的第一個 Observability 平台
blueswen
1
870
漸進。
ssssota
0
1.9k
AWS CDKの推しポイント 〜CloudFormationと比較してみた〜
akihisaikeda
3
200
UPDATEがシステムを複雑にする? イミュータブルデータモデルのすすめ
shimomura
1
530
Blueskyのプラグインを作ってみた
hakkadaikon
1
510
Featured
See All Featured
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
267
13k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
331
22k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
81
5.3k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
281
13k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
512
110k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
245
12k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
63
7.8k
Fireside Chat
paigeccino
37
3.5k
A better future with KSS
kneath
239
17k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
252
21k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
30
5.8k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
8
650
Transcript
GKEで学ぶ Kubernetes入門 吉海 将太 1
自己紹介 2
自己紹介 吉海 将太(よしかい しょうた) 仕事 サーバーサイドエンジニア ▫ 開発 ▪ Python, Golang
▫ 運用 ▪ Kubernetes ▪ GKE ▪ GCP ▫ Webの連載 ▪ Kubernetesによる スケーラブルな Webアプリ環境の 構築 趣味 ▫ YouTube ▪ 輝夜 月が熱い ▫ クソアニメ ▪ ポプテピピック ▪ ダイナミックコード ▫ Action on Googleのア プリ開発 ▫ 電子工作 ▪ Raspberry Pi ▪ ESP8266 3
今日のゴール 4
• Kubernetesについて知る • Kubernetesをざっくり使えるようになる • 家に帰ったらKubernetesクラスタ立てる 今日ゴール 5
今日話すこと 6
今日話すこと 1. Kubernetesついて 2. なぜKubernetesなのか 3. Google Kubernetes Engineについて a.
Google Kubernetes Engineを使う理由 4. Google Kubernetes Engineを使ってみよう i. Kubernetesの用語や概念について ii. ハンズオン 5. Kubernetesお役立ち情報 7
Kubernetesついて 8
“ みなさんに質問 Kubernetes使ったこと ありますか? 9
Kubernetesついて オープンソースのコンテナ化されたアプリケーションのためのオー ケストレーションシステム ▫ オートデプロイ ▫ スケーリング ▫ 管理 最新
Versionは1.9 略称はK8S Kubernetesはギリシャ語で航海長 発音はクーバネイティスが、英語圏では一般的 日本語の表記はクーべネティスが何故か多い・・・・・ 10
Kubernetesついて Github レポジトリhttps://github.com/kubernetes/kubernetes 言語はGolang GoogleのBorgというクラスタシステムを参考にオープンソース化し たのがKubernetes その時のプロジェクト名は Seven of Nine
参考: Google から世界へ : Kubernetes 誕生の物語 https://cloudplatform-jp.googleblog.com/2016/08/google-ku bernetes.html 11
Kubernetesついて Cloud Native Computing Foundation(以下 CNCF)という団体が 運営している Googleが最初のプロジェクトとして CNCFに寄贈 12
Kubernetesついて Github レポジトリhttps://github.com/kubernetes/kubernetes 言語はGolang GoogleのBorgというクラスタシステムを参考にオープンソース化し たのがKubernetes その時のプロジェクト名は Seven of Nine
参考: Google から世界へ : Kubernetes 誕生の物語 https://cloudplatform-jp.googleblog.com/2016/08/google-ku bernetes.html 13
なぜ Kubernetesなのか 14
なぜKubernetesなのか ▫ コンテナ管理ツールの需要が高い! ▪ アプリケーションをDockerコンテナ化するのが一般的 ▪ コンテナを運用する上でコンテナ管理ツール必要 ▫ デファクトスタンダードに! ▪
Google, AWS, Azureなど大手ベンダーが K8Sの Serviceを提供!!! 15
Google Kubernetes Engineについて 16
“ みなさんに質問 Google Cloud Platform 使ったことありますか? 17
Google Kubernetes Engineについ て ▫ Googleが提供しているKubernetesのクラスタの実行環境 ▫ ワンコマンドでKubernetesのクラスタが構築出来る ▫ 略称はGKE
▪ 昔はGoogle Container Engineという名前だった ▪ Google Container Engineなのに略称がGKEでもやっ とした。GCEだと既存のサービス名と被るためだと思わ れる 18
Google Kubernetes Engineについ て ▫ 料金 ▪ クラスタのノードを構築している Google Compute
Engineのインスタンスの料金が発生 19
Google Kubernetes Engineを使う理由 20
Google Kubernetes Engineを使う 理由 ▫ K8Sのクラスタを簡単に構築出来る ▪ 導入コストと運用コストが低い ▪ オンプレにK8Sのクラスタをいちから構築するのは大変
▫ アプリケーションのログの管理する仕組みが提供されている ▪ エラーのログが発生した時のアラートの設定が簡単 ▫ コンテナレジストリが GCPに用意されている 21
Google Kubernetes Engineを使う 理由 ▫ Kubernetes は、Google 自らが開発元!! ▪ Googleはどこベンダーよりも早く
Kubernetesの環境を提供 22
Google Kubernetes Engineを 使ってみよう 23
概念や用語について K8Sにはいくつか専門用語や概念あるので、ここで触 れておきます。 ▫ クラスタ ▫ Master ▫ Node ▫
kubectl 24
クラスタとMaster クラスタ Kubernetesはクラスタで構成され、クラスタは 1つ以上のNodeと Masterで構成 Master Masterはクラスタ全体を参照することが可能で、 Masterが公開し ているエンドポイントを通して、クラスタを操作することができる。 MasterではKubernetes
APIサーバーが実行されており、 RESTリク エストに応じて各リソース( Pod、Serviceなど)の作成や編集、削除 などの各種操作を提供 25
Nodeとkubectl Node Nodeは1つ以上で構成され、Masterに管理されています。 Node はDockerコンテナをサポートしており、デプロイされたコンテナは Node上で動作 kubectl Kubernetesクラスタに対して、コマンドを実行するためのコマンドラ インインターフェイス。基本的に kubectlのコマンドを叩いてk8sを操
作していきます。 26
27
概念や用語について Pod Podはアプリケーションを構成するDockerコンテナ のグループ Replica Set Podの複製を保持する機能を提供 Deployment PodとReplica Setの設定をまとめたもの
上記の2つのリソースをまとめて定義出来るので便 利 28
29
概念や用語について アプリケーション公開するために必要なもの Service アプリケーション(Pod)を外部に公開するためのリ ソース。ClusterIP、NodePort、LoadBalancerなど 様々な種類がある Ingress Serviceと組み合わせて使う。TLS対応などSVCで出 来ない機能を提供している 30
31
ハンズオン Kubernetesによるスケーラブルな Webアプリ環境の構築 1回目を参考にハンズオンしましょう https://codezine.jp/article/detail/10420?p=4 32
Kubernetes お役立ち情報 33
Kubernetes コミュニテイ 勉強会 ▫ Kubernetes Meetup Tokyo ▪ 3月8日 19:00
Kubernetes Meetup Tokyo #10 ▫ GCPUG ▪ Google Cloud Platformの勉強会 ▪ K8Sの勉強会ではないが、 Google Kubernetes Engineの勉強会が開催されたりする Slack ▫ http://slack.k8s.io/ ▪ 基本英語だがjp-enventsとjp-usersという日本専用の チャンネルがある 34
Kubernetes 書籍 ▫ Software Design 2018年3月号(2018/2/17 発売) ▫ 入門 Kubernetes
(2018/3/22 発売予定) ▫ SRE サイトリライアビリティエンジニアリング (2017/08 発売) ▪ 運用周りに興味があるなら一読すると幸せになれま す。 ▪ Kubernetesの話はないけどKubernetesを運用する 上でめっちゃ役立つ内容がてんこ盛り 35
おまけ 36
インターン募集中!!!! インターンのエンジニア募集中!! 主にWebアプリケーションの開発!! Python, Angular 新しい技術にバンバンされるます! GKEにも触れます! 下記のURLの応募フォームから募集出来ます!!!! https://www.kabuku.co.jp/jobs/intern-software-developer 37
38
Google Assistantのアプリを作りまし た(個人) スマホにインストールした Google AssistantかGoogle Homeに "怒ってないよにつないで "って話しかけてみて下さい。 「えいえい怒った?」と話しかけると「怒ってないよ♡」って返します。
アプリのペー ジ:https://assistant.google.com/services/a/uid/0000001a6f41 b0be?hl=ja 初期アプリ名はクソアプリ、アプリ名で審査に落ちたので改名 39
技術書典4にサークル参加します (個人) 技術書展について ▫ 日時 2018/04/22 (日) 場所 秋葉原UDX アキバ・スクエア
主催 TechBooster/達人出版会 一般参加 無料 ▫ 技術書のみの同人誌即売会 サークル名 ▫ 俺のLab. 配布物予定 ▫ 音声操作が出来る四足歩行ロボの作り方 40