DeployGateで実践！モチベーション高くヒットアプリを作る方法

アプリには必ず開発者と利用者がいます。当たり前ですね！なかでも、うまく利用者の需要を満たしているものがヒットアプリです。これも当たり前かもしれません。では、その需要はいつ、どうやって、確認するのでしょうか。このスライドでは、テストマーケティング、需要に基づいた品質向上、最高のリリースを確実にするファンの醸成を、同時に、リリース前から、低コストに実現する手法について、実例を間に挟みつつご紹介します。 DeployGateはこちらから: https://deploygate.com/beta_program この資料は、2014/08/25に、株式会社カイト様のセミナー「ヒットアプリはこうして生まれる！」にて発表させていただいた時のものです。

Transcript

1. ヒットアプリはこうして⽣生まれる！ DeployGateで実践！ モチベーション⾼高く ヒットアプリを作る⽅方法 Yuki Fujisaki (@tnj) mixi, Inc. DeployGate co-founder 2014/08/25
2. ヒットアプリ？
3. 売上ランキング上位？ 評価が⾼高く ⻑⾧長期的に使い続けられる？
4. 共通していること 利利⽤用者の需要をしっかり掴んでいる
5. いま⾃自分が本当に求めている何かを、 障壁なく使いはじめることができ、 満⾜足する結果を得ることができるなら、
6. あなたはそれを繰り返し使い、 喜んでお⾦金金を払い、 その体験を誰かに紹介したくなるでしょう。
7. Acquisition Activation Retention Referral Revenue App Growth As Lean Startup
8. AARRRのどれも⽋欠かせない どんな有名IP使っても どんなブーストを打っても
9. 駄⽬目なままでお⾦金金を投じても駄⽬目
10. 利利⽤用者が求めているものを 適切切なタイミングに、適切切なかたちで提供する ヒットアプリの、 もっとも基本的で、根本にある部分
11. すべてのアプリには 作る⼈人 使う⼈人
12. 利利⽤用者の求めているモノを⾒見見極め それを満たすものを提供する 作る⼈人
13. 使った上でのフィードバックを 有形・無形に返してくれる 使う⼈人
14. 基本のフィードバックサイクル 作る⼈人 使う⼈人 新しい機能 反応
15. ときに
16. 開発者も⼈人間です
17. 攻撃を⾷食らうと ⽴立立ち直るのに時間が掛かります あいうえ 2014 ★☆☆☆☆ 屑です  アンインストールしました。 使えないにも程があるほどのダメアプリです。 ユーザー 2014年年8⽉月25⽇日 ★☆☆☆☆ 全然つかえんし意味分からん ああああああ 2014年年8⽉月25⽇日 ★☆☆☆☆ ここの開発者は無能の集まりか？オワコン ユーザー 2014年年8⽉月25⽇日 ★☆☆☆☆ 最低最低最低最低最低最低最低  やっぱり、 使えない、ホントにつまんない、アプリも 、改善点多すぎて笑えるわ
18. 「このアプリを担当してほしい」
20. 地獄
21. 仕事のモチベーションに直結 直接⾃自分が理理由でなくてもテンション下がる
22. フィードバックとは ヒットアプリを作るうえで⽋欠かせない指標 であるだけでなく ⾃自分たちのモチベーションをも左右する 重要な存在
23. 開発者としてありたい毎⽇日 建設的なフィードバックを得ながら モチベーション⾼高く すばらしいアプリを作っていきたい
24. ところで
25. 今年年7⽉月始めにリリースされた ある個⼈人の⽅方のAndroidアプリのお話
26. リリース1⽇日後
27. 約240レビュー、平均★4.9
28. ⽇日本だけでなく海外からのレビューも！
29. レビュー誘導か…
30. 特にやっていないです
31. えっ •  えっ
32. 今⽇日現在もなお ダウンロード数の約10%が評価者
33. みくちゃ by そらすさん(@sorasu2113)
34. なんだIPじゃないか…
35. 駄⽬目なままで(ry
36. 数多の初⾳音ミク競合の中でも ⾼高位置をキープ
37. やったこと 開発中からフィードバックを得ながら改善を繰り返した 開発者みずから率率率先して使い⽅方を⾒見見せた
38. 基本のフィードバックサイクルを リリース前から回し続けた 作る⼈人 使う⼈人 新しい機能 反応
39. 4⽉月下旬 •  Twitter上でクローズドなアルファテスト – いきなり遠くに投げない、まずは近いクラスタから •  建設的なフィードバックを得て、サイクルが回りだす – やる気が出る！いきなり全⼒力力で叩き落落とされたりしない
40. 徐々にオープン、最終的には約3,200⼈人
41. 海外からも フィードバック
42. 結果 最初の熱量量⾼高いファン層をリリース前から獲得
43. ユーザーを輪輪の中に⼊入れて開発 •  テストマーケティング •  実ユーザーテストによる品質改善 •  ファンを超えたエバンジェリストの醸成 を同時にできる効率率率の良良い⽅方法
44. テストマーケティング •  テスト前後から、こんなアプリどうだろう？を共有し続けた •  共感を得た –  ターゲットとなる利利⽤用者層と、 求めているものに関する建設的なやりとり •  ⾃自分も使ってみたいという欲求が広まる –  クローズドテスト開始後、枠が速攻埋まる –  海外までリーチ
45. 品質改善 •  アプリにおける「品質」の定義の明確化 –  「UIの⾒見見た⽬目」より「触り⼼心地」、「パフォーマンス」と「画質」 •  ユーザーの⽬目的を達成できること –  落落ちない –  ほぼ迷わないで操作できる、⾼高レスポンス、インタラクティブ –  ポーズ選び→撮影→共有までの導線設計がシンプル •  ⼈人の⽬目に触れて初めて気づくこと –  海外のほうがユーザー層が厚かった 　→ 　多⾔言語対応 –  知らない端末での動作
46. エバンジェリスト醸成 •  試して良良い体験を得ると – アプリを広めるのに少しでも役⽴立立ちたい – 体験を誰かに共有したい •  リリース後、広めるのを⼿手伝うために レビューを書きたくなる – 利利⽤用者⽬目線で「何がいいのか」を伝えるレビューが書ける – リリース直後は、DL数の20%が評価を付けていた
47. NOT 「品質改善のためのベータテスト」 •  できるだけ早いタイミングから実施して、 プロダクトとマーケティングの⽅方向を⼀一致させる – 潜在顧客を⾒見見つけ出してリーチできる – 無駄なところに注⼒力力してしまう可能性を減らせる – ファン、伝道師を⽣生み出す
48. 基本のフィードバックサイクル 作る⼈人 使う⼈人 新しい機能 反応
49. 利利⽤用者の需要をしっかり掴める
50. 開発者としてありたい毎⽇日 建設的なフィードバックを得ながら モチベーション⾼高く すばらしいアプリを作っていきたい
51. それを簡単に実⾏行行する仕組みを考えてたら
53. ࣗવͱɺ͜͏ͳΓ·ͨ͠
    
54. DeployGate •  mixiの開発の現場で⽣生まれ、 アプリを試してもらうにあたっての壁をなくす ことに注⼒力力した、アプリの配布サービス
55. もちろんモンストでも⼤大活躍
56. 毎⽇日、最新 多くの関係者が常に最新のバージョンに触れられる環境 – 外には出てませんが、中の⼈人は触りまくってます
57. Webサービスの⼿手軽さでアプリを配布できる Share Quickly Install Easily Catch Promptly (event logs)
58. デモ！
59. すみません英語版です… （⽇日本語、英語、中国語ほか対応してます）
69. アプリをアップロードするだけで 今⽇日からスタートできます
70. まず近い所から配り続ける •  ⾃自分⾃自⾝身の端末 •  チームの⼈人 •  社員全員 – ⾃自分でインストール、アップデートしてもらえる
71. 説明なくてもインストールできる実績
72. 「試したい⼈人は声掛けて」は回らない •  エンジニアに声かけるの、コスト⾼高い – 誰も試し始めない •  改善のチャンスを失っている – みんなが⾃自分で試せるようにするのが⼤大事
73. 試してくれる⼈人がなかなかいません…！
74. 「試してくれる⼈人がなかなかいません！」 •  それはチャンスです – そもそも誰も使いたいと思わないものを 世の中に出そうとしていないか？ •  どうしたら使ってくれるか、巻き込めるか、 ⾒見見つめ直すチャンス
75. 例例えば、広告を出稿してみる オフィスのドアというドアに貼る テスター募集中！！！１ https://dply.me/123456 噂の新アプリ えっ、 これ本当にタダで いいの！？ Androidスマホでここへアクセス！→
76. 例例えば、招待インセンティブを⽤用意 誰か1⼈人招待するごとに、コーヒー奢ります！ （部⻑⾧長が）
77. 回り始めたら、加速させよう •  省省⼒力力化！ – コマンドラインツール – Gradle Plugin – とにかくビルドしたら投げ込む •  ⾃自動ビルドしてるなら  Jenkins Plugin •  コードをコミットするだけで 常に最新版が誰でも確認できる環境
78. DeployGate Scope: 特定のセグメントのユーザーに テストを依頼できるサービス Powered by UIScope
79. 開発者としてありたい毎⽇日 建設的なフィードバックを得ながら モチベーション⾼高く すばらしいアプリを作っていきたい
80. 理理想の開発プロセスって何？ がテーマのMeetupを実施中
81. フィードバックを⼤大事にすることで 素晴らしいアプリを次々⽣生み出し、 世界を楽しくできると信じています。
82. Accelerate your development-feedback loop today. deploygate.com
83. 今回のイベント⽤用URL dply.me/io14 iOS アプリ対応の  Beta Program プラン登録で 無料料で利利⽤用できます 「上限なし」ボーナスあり!