Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
アクセシビリティを_事業_にするということ
Search
tuna
July 30, 2026
Business
120
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
アクセシビリティを_事業_にするということ
tuna
July 30, 2026
Other Decks in Business
See All in Business
ログラス会社紹介資料 / Loglass Company Deck
loglass2019
20
590k
逆の立場から考える職務経歴書 / A Resume from the Employer’s Perspective
iwashi86
13
5.7k
Podpora KOVY | 24. 9. 2026
ggfs
PRO
0
440
28新卒採用:日和山観光会社紹介
hiyoriyamakankou
0
200
事業計画及び成長可能性に関する事項
kuradashi
0
2.1k
KEELLプロダクト紹介資料_202610
shunsuke_takeuchi
PRO
0
200
Webinar 30.09.2026 NeuroFlex I: Participación en el SRAD
neuroenergia
PRO
0
120
FY2026.6 Impact Report EN
mercari_inc
0
12k
シナジーマーケティング株式会社 採用ピッチ資料
synergymarketing
1
68k
インパクトレポート2026
nessu_inc
0
1.3k
変化の時代に自分のハンドルを握る ── イチから始めるセルフマネジメント/Self-Management in the Winds of Change
ikuodanaka
2
300
コンテキストをデータとして扱うDynatraceのAIアーキテクチャ
sukatsu1222
1
160
Featured
See All Featured
16th Malabo Montpellier Forum Presentation
akademiya2063
PRO
0
410
世界の人気アプリ100個を分析して見えたペイウォール設計の心得
akihiro_kokubo
PRO
74
43k
Bash Introduction
62gerente
615
220k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
28
2.9k
Mind Mapping
helmedeiros
1
400
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
46
8.3k
Leveraging Curiosity to Care for An Aging Population
cassininazir
1
540
Noah Learner - AI + Me: how we built a GSC Bulk Export data pipeline
techseoconnect
PRO
0
460
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
230
23k
Stewardship and Sustainability of Urban and Community Forests
pwiseman
0
560
The Limits of Empathy - UXLibs8
cassininazir
2
720
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
35
2.9k
Transcript
アクセシビリティを「事業」にするということ 〜推進担当から事業開発へ。⾒えてきた本当の課題〜 株式会社メンバーズ メンバーズユーエックスワンカンパニー tuna 1
このLTで話したいこと 私のこれまでの⽴ち位置 本⽇のアジェンダ • 現場における「アクセシビリティ推進」を経験 • 推進のリアルな葛藤:正しいだけでは動かない現実 • 現在は新規「アクセシビリティ事業」の⽴ち上げ〜推 •
事業化の難しさ:顧客価値と継続性の壁 進に挑戦 • 推進の本質:今だから⾒えてきた組織設計 推進担当と事業開発、⼆つの視点を経たからこそ⾒えたリアル。 「推進あるある」をベースに、ぜひ皆さんと共感し、議論を深めたいです! 2
⾃⼰紹介 株式会社メンバーズ メンバーズユーエックスワンカンパニー tuna アクセシビリティ推進担当としての経験(約3年間): • • Webアクセシビリティ推進やデザインシステム導⼊における仕組みづくり、環境整備に従事。 当事者視点を取り⼊れた検証/リサーチプロセスの実践と知⾒の蓄積 ⾃社のアクセシビリティ事業⽴ち上げ〜事業開発/推進に2年⽬挑戦中
• • 営業/販売価値の仕組みを構築、提供/クライアント現場⽀援 育成 など 最近は外部のアクセシビリティ関連のイベント運営にも携わっていました。 ⽴場が変わることで起きた、思考の変化 推進担当だった頃 事業開発になった今 「どう伝え、利⽤を広げるか」 「どう価値を届け続けるか」 3
現場での推進担当から⾃社事業⽴ち上げに切り替わった 当初の私が、信じていたこと ① 正しい知識 ② 研修の提供 ③ 優れたサービス 誰もが正しい知識を持てば、⾃然とアクセ 優れた研修プログラムを作りさえすれば、
アクセシブルな良いサービスであれば、⾃ シビリティは広がっていくはずだ。 ⼈は⾃発的に育っていくはずだ。 ずと顧客に選ばれるはずだ。 「相手へのメリット」を提示しつつ、「正しさを伝え、利用してもらうこと」こそが、 最大の武器であると盲信していた。 4
事業側でぶつかった壁:販売の壁 NG APPROACH OK APPROACH 正しいだけでは売れない 顧客は課題の解決を求めている アクセシビリティ単体の価値を熱⼼にアピールしても、 顧客が本当に探していたのは「アクセシビリティ」では 顧客にプロダクトの購⼊を決定してもらうことは極めて
なく、⾃社プロダクトのコンバージョン改善や利⽤率向 困難でした。 上といった「課題解決」でした。 CORE INSIGHT 真の価値は「正しさ」ではなく、「顧客が抱えるリアルな課題との接続」によって⽣まれる。 5
事業側でぶつかった壁:育成の壁 「研修を作っても⼈は育たない」という現実 知識を得るだけでは不⼗分。実践と反応の循環が⼈を成⻑させる。 ① 研修 ② 案件 (実践) ③ 顧客の反応
④ 改善 GROWTH MECHANISM 「学ぶ」から「改善する」までの循環ループがあって、はじめて⾃発的な能⼒となって育つ。 6
事業側でぶつかった壁:推進の壁 事業担当が抱える慢性的な課題 • 孤独:周囲の熱量とのギャップを感じやすい • 兼務:他の重要業務と重なり、リソースが枯渇 • 成果の不透明さ:直近の利益や売上数字に直結しにく い 気づき
アクセシビリティ特有の問題ではない これらの悩みはアクセシビリティのせいではなく、 組織の中に 「変化を起こし、それを維持する仕組みがないこと」 に起因していた。 • 正解の不在:会社ごとに最適な形が異なり、正解がな い 7
私が変わった3つの視点 切り⼝ 昔の視点 (推進担当) 今の視点 (事業開発) アプローチ 「正しさ」を伝える 「顧客課題」を解決する 育成⽅法
「研修」で知識を⼊れる 「実践」の案件で育てる 評価指標※注意 「売上/部署⽬標と「変化(⾃発性‧反応) を定量化した数字」で測る 定性で「変化(⾃発性‧反応)」は⾒つつ、 変化を定量化した数字作りを⽬指しながら 売上/部署⽬標 で測る 数字も重要ですが、本当に捉えたいのは「⾃発的な相談」「能動的な改善」「顧客からのリアルな反応」という、 ⽇常の⼩さな変化の兆しです。※注意:変化を定量化した数字の指標は⼤きく変わりました。 8
今思うこと‧事業担当の本当の役割 「事業担当の本当の仕事は、アクセシビリ ビジネス循環 ⼈材成⻑循環 ティを教え込むことではなく、『サービスが 売れ、⼈材が⾃律的に育つ環境をつくるこ と』だった。」 → アクセシビリティ =
提供価値(ゴール) 無形サービスを通してお客様が到達すべき品 質。 → 推進(仕組み化)= 循環を繋ぐ触媒 右図の2つのサステナブルな循環を⾼速で回 環境‧仕組み づくり 実践の場(打席)の 創出 と ⾃律的成⻑ し、噛み合わせる環境設計。 9
まとめ 事業担当になった直後の私 今の私の⼼持ち 「アクセシビリティを 「変化が起き、⼈材が⾃律的に育つ 広げる仕事」 環境をつくる仕事」 皆さんの推進のリアルや⼯夫も、ぜひ懇親会等で教えてください! 10