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ECMAScript仕様の最新動向: プロセスの変化と仕様のトレンド
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uhyo
November 27, 2025
Technology
1
66
ECMAScript仕様の最新動向: プロセスの変化と仕様のトレンド
2025-11-27 プロによる本気の攻略本『JavaScript/TypeScript実力強化書』 - Forkwell Library #115
uhyo
November 27, 2025
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Transcript
ECMAScript仕様の最新動向: プロセスの変化と仕様のトレンド 2025-11-27 プロによる本気の攻略本『JavaScript/TypeScript実力強化書』 - FL#115
発表者紹介 uhyo 株式会社カオナビ フロントエンドエキスパート 仕事ではずっとJavaScript/TypeScript一筋。 2
第1章・第2章では 私の担当分では、JavaScriptの基本的な性質を 紹介したり、JavaScriptの進化の歴史を解説し たりを通じて、JavaScriptという言語の特徴を お伝えしました。 3
This Talk 最近の動向の解説を通じて、JavaScriptの考え方 がどのようにアップデートされたのか解説します。 4
プロセスの変化 5
Stage 2.7の追加 (Stage 0) Stage 1 Stage 2 Stage 2.7
← 2024年2月に追加 Stage 3 Stage 4 6
Stage 2.7の追加 (Stage 0) Stage 1 問題と解決策の検討 Stage 2 解決策のブラッシュアップ
Stage 2.7 テスト整備とプロトタイプ Stage 3 実装 Stage 4 完成! 7
なぜStage 2.7を追加したのか 「仕様できた!!実装開始!!」からの手戻りが 発生することがあった。 仕様を修正しなければならない場合もあり、 実装者の負担が大きかった。 8
Stage 2.7の効果 先にテスト整備やプロトタイピングを行うことで、 本実装(Stage 3)をより安定した状態で開始する ことができる。 仕様の発展に伴い、仕様策定プロセスも進化して います。 参考記事: https://blog.jxck.io/entries/2024-02-06/tc39-stage-2.7.html
9
仕様のトレンド 10
Records & Tuplesプロポーザルの終了 新しいプリミティブを追加しようという提案は、 実装の困難さなどから実現しなかった。 JavaScriptにこれ以上新しいプリミティブが追加 される見込みは薄い。 BigIntが最後のプリミティブになりそう。 11
Records & Tuplesでやりたかったこと •イミュータブルなデータ構造 •参照ではなく中身による等価比較 • これはCompositesプロポーザルが引き続き検討 assert(#{ a: 1
} === #{ a: 1 }); assert(#[1, 2] === #[1, 2]); 12
イミュータブルというトレンド アプリケーション開発でイミュータブルが重視 されるのと同様に、仕様でもイミュータブル性が 重視される流れ。 Temporal, Composites, Immutable ArrayBuffer, Decimal などなど
13
なぜイミュータブルがトレンドなのか むやみに破壊的変更を許すと、バグの元になる。 (関数に渡したデータが関数内で書き換えられてしまうなど) また、イミュータブルという前提を置いたほうが パフォーマンスの観点で有利になる。 (Immutable ArrayBuffer, Compositesなど) 14
まとめ JavaScriptという言語の進化について、仕様策定 の観点で紹介しました。 •仕様策定プロセスの進化 •プリミティブとイミュータブルをキーワードに 最近の仕様トレンドを紹介 15