Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Vueのテスト手法とVRTのススメ
Search
unotovive
February 05, 2020
Programming
5
8.4k
Vueのテスト手法とVRTのススメ
Bonfire frontend#5の登壇資料です
unotovive
February 05, 2020
Tweet
Share
More Decks by unotovive
See All by unotovive
Designship2022 デザインエンジニアが語る、隣接領域を学ぶということ
unotovive
2
2.7k
ゆめみのデザインエンジニア概要2022
unotovive
0
710
NIF2020 - Giral
unotovive
0
380
ふとした時に読みたくなる3冊
unotovive
0
150
【ABD】SCRUM BOOT CAMP p16-18
unotovive
0
74
ノンデザイナーズ・デザインツール
unotovive
1
380
Other Decks in Programming
See All in Programming
PHPとAPI Platformで作る本格的なWeb APIアプリケーション(入門編) / phpcon 2024 Intro to API Platform
ttskch
0
240
Zoneless Testing
rainerhahnekamp
0
120
テストケースの名前はどうつけるべきか?
orgachem
PRO
0
130
CQRS+ES の力を使って効果を感じる / Feel the effects of using the power of CQRS+ES
seike460
PRO
0
130
Semantic Kernelのネイティブプラグインで知識拡張をしてみる
tomokusaba
0
180
クリエイティブコーディングとRuby学習 / Creative Coding and Learning Ruby
chobishiba
0
3.9k
range over funcの使い道と非同期N+1リゾルバーの夢 / about a range over func
mackee
0
110
命名をリントする
chiroruxx
1
410
HTTP compression in PHP and Symfony apps
dunglas
2
1.7k
CSC305 Lecture 26
javiergs
PRO
0
140
103 Early Hints
sugi_0000
1
230
数十万行のプロジェクトを Scala 2から3に完全移行した
xuwei_k
0
270
Featured
See All Featured
Bash Introduction
62gerente
608
210k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
665
120k
How GitHub (no longer) Works
holman
311
140k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
33
2.4k
Code Review Best Practice
trishagee
65
17k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1366
200k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
80
5.1k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
276
23k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
32
2.7k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
111
49k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.3k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
73
9.1k
Transcript
Vueのテスト手法と VRTのすすめ Bonfire frontend#5 おとべ(株式会社ゆめみ)
自己紹介させてください
おとべです instagram twitter note github { , , , ,
} .com/unotovive
おとべです ・フロントエンド ・デザイン ・ゆめみでバイトしてる大学 生です。
本題
テスト書いてますか? フロントエンドで
テストについて初歩的な話 今日は おすすめのVRテスト と を話します
そもそもテストいる? フロントエンドで
弊社のフロントエンドエンジニアSさん
場合による
重い 案件が重い・実装が重い
案件の重さとテストの重さ ショボい案件 単体 テスト VR テスト E2E テスト
案件の重さとテストの重さ ショボい案件 単体 テスト VR テスト E2E テスト
バランスが必要 ショボい案件 単体 テスト
バランスが必要 デカくて ムズい 案件 単体 テスト VR テスト E2E テスト
バランスだけじゃ駄目 でも
どんなテストが必要か 考えて取捨選択する
どんなテストがあって どういう特徴で 何に適しているのか
Vueのテスト手法いろいろ テストを知る
単体テスト (コンポーネントテスト)
どんなテスト? ・機能や関数、コンポーネントなどの小さい単位で行うテスト ・小さい単位なので軽く高速であるべき ・常に100%を目指すべき
Vueでは?
Vueの単体テスト ・内部の実装(関数など)にフォーカスしすぎない ・コンポーネントのインターフェースをテストする ・@vue/test-utilsを使ってコンポーネントをマウントする
vue-test-utils
ブラックボックス? Props Render Actions component computed filter methods
ブラックボックス? Props Render Actions component computed filter methods 入り口と出口だけを気にする
https://www.youtube.com/watch?v=OIpfWTThrK8
ブラックボックス内に 子コンポーネントがある…
単体テストなので 子コンポーネントを一緒に チェックとかはしたくない
とか
子コンポーネントなので 渡しているPropsを変えて テストしたい
とか
子コンポーネントなので イベントが発行されている かをテストしたい
とか
全部Vue Test Utilsで 出来ます!!!
単体テストが適するところ ・ロジックが多い大型案件(自社サービスに多めな印象) ・権限周りとかで表示出し分けが複雑になってる所 ・サイトと言うよりはアプリケーションと呼ばれるような物
単体テストが適さない所 ・ペライチLP作ってください〜 ・要るわけがない ・複雑でないミニマルなアプリケーション(バランスを見て)
E2E Test (インテグレーションテスト)
どんなテスト? ・実際にブラウザを通して一連の操作を行ってみるテスト ・ブラウザを通すしストーリーがあるので都度とても長い ・開発の終盤にQAチームとかが手動でやったりもする
Vueでは? ・Vueと言うよりも出来てるアプリケーションで行うテスト ・そのためVue独自の何か、がある訳ではない ・正直なところ僕は大体QAチームに丸投げ
ということで詳しいことは スキップ Seleniumとか使うみたい
e2eテストが適するところ ・ 品質がとても大事な案件 ・QAチームを通す予定が無いもの ・継続的に機能改良などを続けていく大型の案件 ・ 品質がとても大事な案件 ・QAチームを通す予定が無いもの ・継続的に機能改良などを続けていく大型の案件
e2eテストが適さない所 ・QAさんがいる ・ある程度の信頼性が担保されてればまあ良い所
Visual Regression Test (画像差分テスト) 今日の推し
Visual Regression Test (画像回帰テスト) みんな使って
どんなテスト? ・今のスクショと前のスクショを比較してくれる ・1pxのズレも見逃さない ・予期せぬスタイル崩れとかを予防できる! ・開いてスクショトルのでソコソコに重い+遅い
こんなかんじ
Vueでは? ・Storybookのストーリー単位で見れる(Reg-suit+storycap) ・PR時にCIで動作し、GitHubやSlackにレポートを送信 ・僕の事を救ってくれたテストランキング第一位
Storybook ・ コンポーネント単位でUIを確認できる ・デザイナーとの疎通などが楽になる ・コンポーネントカタログ的な使い方ができる
Storybook
None
Reg-suit ・「よしなに」VRTをやってくれる ・レポートをS3とかに上げて自動共有 ・ドキュメントがとても充実してる
None
VueでVRTを使ってみる 超かんたん
カンタン3STEP 1.Storybookを入れて設定する 2.Reg-suitとStorycapを入れて設定 3.CIrcleCIの設定を書く(CIなら何でもいいけど)
これだけ!
せっかくなのでTips: ・CIで動かすDockerは公式のイメージを使うとイイ ・日本語の表示はDockerにフォントのインストールが必要
ほかのテストと違って Storyさえ書いてれば良い
VRTが適するところ ・中規模以上のアプリケーション ・大量にコンポーネント分けしてる場合 ・新規Joinのメンバーが来たりする場合
VRTが適さない所 ・さっさと作って終わり!メンテも改善も無し!みたいなの ・単一画面とかコンポーネント分けがされてない所(無くても ・PRを眺めただで関係ない所のCSSの問題が見抜ける神がいる
まとめ テストの種類が分かったので
バランスが大事 テストを実装するかどうかは
取捨選択をする テストの種類が分かったので
Unit テスト VR テスト E2E テスト 規模やアプリケーションの形態に 応じて使い分ける 高い信頼性が必要なときや 工数に余裕があるときにプラス
選択の指標
Vue Test Utilsを使っとけば 間違いないしカンタン Vueのテストは
VRTはフロントエンドとして とても良い選択肢 認知度低めの
平和なエンジニアライフを 目指しましょう 何が必要か考えて
最後に宣伝
Yumemi.vue#6 2/2 (木) Roppongi.vue#5 2/25 (火)
おわり まさかり歓迎です。優しく投げて下さい。