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ようこそ、オープンなGeoの世界へ! 〜FOSS4GとOSGeoのご紹介〜

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November 28, 2025

ようこそ、オープンなGeoの世界へ! 〜FOSS4GとOSGeoのご紹介〜

FOSS4G SHINSHU 2025の基調講演「ようこそ、オープンなGeoの世界へ!〜FOSS4GとOSGeoのご紹介〜」の発表資料です。

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November 28, 2025
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  1. おまえだれよ? • 岩崎亘典(いわさきのぶすけ) • (一社)OSGeo日本支部代表理事 • 運営委員:2006〜 • 理事:2018〜 –

    ただしいのかな(汗 • 鳥取大学農学部(2024〜) • 研究テーマ • 里地里山における歴史的土地利用変化の解明 • FOSS4Gやドローンを利用した地理空間情報 の利活用手法の開発 • オープンソースソフトウェア、オープンデー タの活用 2/98
  2. もくじ Free SoftwareとOpen Source Software FOSS4Gについて ソフトウェアとカンファレンス • OSGeoとOSGeo.JPについて •

    オープンなGeoが可能としたイノベーション • 「自由」なソフトウェアを育てるために 4/98
  3. 自由ソフトウェア(Free Software) • コンピュータ黎明期 • 研究者同士でプログラムを共有 • 商業化で会社のものになった • 自由ソフトウェア運動

    • ソフトウェアの自由を守る活動 • 著作権(Copy Right)に対するCopy Left • リチャード・ストールマン提唱 • 「自由に」利用し、改変し、再配布できる • 自由ソフトウェアのライセンス • コピーレフトなライセンス • 再配付/改変後のソフトウェアも自由ソフトウェア にする必要がある • コピーレフトではないのライセンス • 再配付/改変後のソフトウェアを自由ソフトウェア にする必要がない 出典:Wikipedia: Mac(コンピューター)、CC BY-SA 3.0、2025/07/23閲覧 12/98
  4. 自由ソフトウェアの定義 • 「自由」という概念を重視。 以下の4つが必要 1. 第0の自由:どんな目的に対しても、プ ログラムを望むままに実行する自由。 2. 第1の自由:プログラムがどのように動 作しているか研究し、必要に応じて改

    造する自由。ソースコードへのアクセ スが前提となります。 3. 第2の自由:他の人を助けられるよう、 コピーを再配布する自由。 4. 第3の自由:改変した版を他に配布する 自由。 • だからといって法律違反はダメ 出典:フリーソフトウェアとは何か?、2025/07/23閲覧 13/98
  5. オープンソースソフトウェアの登場 • 自由ソフトウェアとオープンソース ソフトウェア(OSS) • 「自由(Free)ソフトウェア」という 言葉が企業にとってネガティブな印象た め、「オープンソース(Open Source)」という呼称が提案 •

    自由ソフトウェア:ユーザーの「自由」を 尊重 • オープンソース:ソフトウェア開発の効率 性や品質向上、ビジネス活用など「実利」 を重視 – 伽藍とバザール(エリック・レイモンド) • 両者のライセンスはほぼ同じ • ユーザーや開発者にとっては同じソフトウ ェア群を指すことが多い 出典:伽藍とバザール、Amazon、2025/07/23閲覧 14/98
  6. オープンソースソフトウェアの発展 • インターネットの普及 • 地球規模での共同開発が可能 • Linux の登場(1991年) • ヘルシンキ大学の学生だったリ

    ーナス・トーバルズが開発 • 最も成功したOSSの一つ • Netscape社によるブラウザソ ースコード公開(1998年) • 大企業によるOSSの参画 • 現在は大くの企業がサポート 出典:The New Yorker 100、2025/07/13閲覧 15/98
  7. オープンソースソフトウェアの発展 • インターネットの普及 • 地球規模での共同開発が可能 • Linux の登場(1991年) • ヘルシンキ大学の学生だったリ

    ーナス・トーバルズが開発 • 最も成功したOSSの一つ • Netscape社によるブラウザソ ースコード公開(1998年) • 大企業によるOSSの参画 • 現在は大くの企業がサポート 出典:open source initiative、2025/07/13閲覧 16/98
  8. ソフトウェアとしての”FOSS4G” • Free and Open Source Software for Geospatial •

    誰もが、自由に、入手・修正でき、 どの様な目的でも使える地理空間ソフトウェア群 • 多様な機能を実現するソフトウェア群 • データ変換 GDAL/OGR, PROJ • 大規模データベース PostGIS, MySQL • データ分析 QGIS, GRASS GIS • データ公開 GeoServer, Maplibre GL JS leaflet, Cesium 19/98
  9. ソフトウェアとしての”FOSS4G” • FOSS4Gのはじまり • IPA、GRASS GISと MapServer の国際化プロジ ェクト •

    The term FOSS4G was first coined in early 2004 as an acronym for Free and Open Source Software for Geoinformatics by a research group working on Internationalization of GRASS and MapServer. https://foss4g.asia/foss4g-history/ 20/98
  10. 会議としての”FOSS4G” • 日本各地で開催! • FOSS4G KYUSHU 2025 • 日時:8月8日(金):ハンズオンデ イ、8月9日(土):コアデイ

    • 場所:Engineer Cafe(福岡市) • FOSS4G Hokkaido 2025 • 日時:9月26日(金):ハンズオンデ イ、9月27日(土):コアデイ • 場所:EZOHUB SAPPORO • Webサイト • FOSS4G SHINSHU 2025 • 日時:11月29日(土)、11月30日 (日) • 場所: • 信州大学農学部(⻑野県上伊那郡南 箕輪村) • INADANI SEES(⻑野県伊那市) 23/98
  11. OSGeo Foundation と (一社)OSGeo日本支部 • OSGeo Foundation: The Open Source

    Geospatial Foundation • 米国に本拠を置く、国際的な非営利組織、 2006年2月設立 • オープンソースGISコミュニティを支え るために設立 • コミュニティ主導のGISやマッピングプ ロジェクトの“傘”になる • 一般社団法人OSGeo日本支部 略称: OSGeo.JP • OSGeo Foundationの日本での公式支部 • 2006年12月設立 • オープンソースGIS普及に関する国 内の代表的組織 25/98
  12. OSGeo Foundation と (一社)OSGeo日本支部 • OSGeoでもっとも古いローカルチャプ ターの一つ • 2006年12月に設立 •

    【活動内容】 • 理事会を月1回開催 • 日本各地のでのFOSS4Gイベントの 開催、共催 • 今年は、北海道、東京、⻑野、 大阪、九州 • 各イベントの参加者数はおよそ50 〜100人 • 関連コミュニティと連携 • OpenStreetMap Foundation Japan • 日本地理情報システム学会(GIS学会) • 2021年8月に一般社団法人化 26/98
  13. OSGeo Foundation と (一社)OSGeo日本支部 • 多くの団体会員からご支援いただいております • 団体会員(カテゴリA) • 株式会社MIERUNE、株式会社Eukarya、ジオテクノロジーズ株式会社

    • 団体委員B(カテゴリB) • アイベックスライフ株式会社、朝日航洋株式会社、アジア航測株式会社、一般社団法人データ クレイドル、一般社団 法人日本森林技術協会、HRS株式会社、株式会社NTTデータグループ、株式会社エムエスケー、株式会社オービタル ネット、株式会社GLODAL、株式会社GEOソリューションズ、株式会社テスク、株式会社ナカノアイシステム、株式 会社マップル、株式株式会社RiverLink、五大開発株式会社、寿精版印刷株式会社、札幌総合情報センター株式会社、 Cesium、日本仮想化技術株式会社、Pacific Spatial Solutions株式会社、北海道地図株式会社、MySQL Community Team (Oracle Corporation)、LocationMind株式会社、 • 賛助会員 • ESRIジャパン株式会社、株式会社ノーザンシステムサービス 27/98
  14. コミュニティ OSGeo.JPに関する組織の関係 理事会 運営委員会 事務局 監事 FOSS4G Hokkaido 実行委員会 FOSS4G

    Tokai 実行委員会 FOSS4G Japan 実行委員会 FOSS4G 2026 実行委員会 認定 窓口 援助 協力 規約で決められ た組織。責任を 持つところ 実際に活動する 組織 28/98
  15. 時間がない • 詳細は、以下をご覧ください • FOSS4G のこれまでと、これから • 動画(FOSS4G 2025 JAPAN)

    • FOSS4Gの現在地とこれから • 動画(GIS学会企画セッション) 30/98
  16. オープンイノベーションとは? • OI 1.0 から 2.0 へ • 技術開発から社会的共通課題解決 •

    企業から市民・ユーザ • 「Code for」などのCivic Tech 出典:NEDOオープンイノベーション白書初版 35/98
  17. ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 • FOSS4G Advent Calendar 2016での公開 • Leafletでの実装 • 12月9日

    • G空間情報センターで知 られたとのこと • Qiitaで公開 • 「山で迷子にならないた めに使いたい、という需 要もあるみたいです。思 わぬ収穫でした」 http://qiita.com/frogcat/items/b9aaa3df866a89d46ef5 41/98
  18. ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 • CS立体図に関する勉強会の開催 • 2017年1月19日 • 朝日航洋さんにて • 戸田、大丸、大伴、岩崎、和山、金 子

    • 2017年1月30日 • 1回目の開催後に決定 • たまたま北海道の開発者が参加でき ることになった – MIERUNE、朝日さん • 19日の様子はHackpadでまとめる • 林業、考古学など様々分野の研究者、 実務者が参加 • 奈文研・山口氏 https://hackpad.com/ep/pad/static/XEObcZ90G35 46/98
  19. ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 • CS立体図に関する勉強会の開催 • 2017年1月19日 • 朝日航洋さんにて • 戸田、大丸、大伴、岩崎、和山、金 子

    • 2017年1月30日 • 1回目の開催後に決定 • たまたま北海道の開発者が参加でき ることになった – MIERUNE、朝日さん • 19日の様子はHackpadでまとめる • 林業、考古学など様々分野の研究者、 実務者が参加 • 奈文研・山口氏 47/98
  20. ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 • CS立体図に関する勉強会の開催 • 2017年1月19日 • 朝日航洋さんにて • 戸田、大丸、大伴、岩崎、和山、金 子

    • 2017年1月30日 • 1回目の開催後に決定 • たまたま北海道の開発者が参加でき ることになった – MIERUNE、朝日さん • 19日の様子はHackpadでまとめる • 林業、考古学など様々分野の研究者、 実務者が参加 • 奈文研・山口氏 https://hackmd.io/bOmn8p76RM627qgABY-4HQ?view、2025/11/26確認 48/98
  21. CS立体図活用にみるOIの可能性 • 既存の公開GISデータの欠点→地図タイル形式の利点 • データが可視化されていない ➢ 閲覧用データなので可視化されている • 使いたいデータなのかどうか不明 ➢

    用途に合うかどうか確認できる • 形式や座標系変換などの準備が必要 ➢ 既に座標系が統一されている • 異なる範囲のデータから、必要な範囲を抽出する必要がある ➢ {z}/{x}/{y}を指定すれば、必要なデータが入手できる 59/98
  22. 61

  23. 62

  24. その後の展開 • オープンデータの視点 • 地方自治体からDEM、微地形表現図の公開 • 林野庁によるオープンデータ化の推進 • オープンソースの視点 •

    CS立体図を作成、閲覧する各種プログラムの開発 • Python, QGIS, Web • 活用の視点 • 災害等での現場での活用、能登半島地震、考古学 • なぜ可能となった? • オープンなエコシステムが存在したため 65/98
  25. その後の展開 • 2025年11月 • 全国Q地図差分計算! • CS立体図応用で培った技術を応用 – 標高タイル間の演算 –

    差分が計算できるということは、何で も計算できる(はず) – 実は、すごい重要 • が、見つけられてない 81/98
  26. 82

  27. その後の展開 • 考古学分野での活用 • 普通に使われています • たたら製鉄にも応用したい・・・ • なんなら高校生も •

    自由なデータとソフトだからできる https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/online-library/report/65 83/98
  28. その後の展開 • 考古学分野での活用 • 普通に使われています • たたら製鉄にも応用したい・・・ • なんなら高校生も •

    自由なデータとソフトだからできる https://www.asahi.com/articles/ASSCY3W0GSCYPOMB00VM.html 84/98
  29. 自由ソフトウェア(Free Software) • コンピュータ黎明期 • 研究者同士でプログラムを共有 • 商業化で会社のものに • 自由ソフトウェア運動

    • ソフトウェアの自由を守る活動 • 著作権(Copy Right)に対するCopy Left • リチャード・ストールマン提唱 • 「自由に」利用し、改変し、再配布できる • ソフトウェアを「自分たちの手に」 出典:Wikipedia: Mac(コンピューター)、CC BY-SA 3.0、2025/07/23閲 覧 86/98
  30. Take away Message Free SoftwareとOpen Source Software • 無料ではなく、「自由」なソフトウェア FOSS4Gについて

    ソフトウェアとカンファレンス • 日本発、会議とソフトウェアの名前 • OSGeoとOSGeo.JPについて • 世界的組織とその日本支部 • オープンなGeoが可能としたイノベーション • オープンな技術、データー、ソフトがエコシステムで実現 • 「自由」なソフトウェアを育てるために • 再び危機に。「自由」なソフトのための新しい枠組みも必要 98/98