Kanazawa.rb meetup #84「写真の管理を Google Photos + Cloud Storage に移行した」です。
写真の管理をGoogle Photos + Cloud Storageに移行した@wtnabeKanazawa.rb meetup #842019-08-17 (Sat) at ITBP武蔵
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お品書き問題意識これまで課題Google Photosなぜ他のサービスではないのかまとめ
問題意識低コストに複数人による複数台のカメラからの写真をいいがにしたい
これまで保管自宅サーバ +ローカルバックアップVPS +ローカルバックアップ共有Webアプリ + tunnel ( OpenVPN or SSH )セレクトした写真をCD-R +プリントで実家共有
写真の取り出しケーブル接続メディア吸い出し(Compact Flash / SDカード)iTunes BackupDropbox Camera Uploads
課題
1. Webアプリがオワコンsingapore生PHP生ストレージ + ImageMagickメタデータはCSVファイル不足しているもの動画対応バックグラウンドでのサムネイル生成検索
2.準備がとにかく手間ガラケーのデータをUSB↔シリアル変換でメディアリーダーを用意してWebアプリに乗るようにデータを整える年月フォルダEXIFを書き出したCSVを用意ファイル名以外の並び順はこれで決まるセレクト後のフォルダやISOイメージの保管
3.容量が有限VPSのストレージAmazon EFSという手もあるけどDropboxの容量ストレージが詰まるとバックアップが止まる結果、「あとで」がやりにくいそもそも去年からもう完全に飽和してる
4.「見る」のも手間「tunnelをまず掘る」OpenVPNとか普段使わない人の意識にない自分でも面倒
で
見なくなる準備作業もだるいだけ
解決策
Google Photos
メリットGoogleアカウントごとに提供アプリ完備共有も簡単コラボレータ登録みたいな感じセレクトしてアルバム単位での共有も楽「アシスタント」で生成されるアルバムが面白い
デメリットシンプルなフォルダ管理ができないフラットなライブラリ +アーカイブ +アルバムDropbox Camera Uploadsより劣る部分もHEIC→JPEG自動変換位置を監視したバックグラウンドアップロード「オリジナル」の保管に向かない無制限の「高画質」は容量削減加工フォルダ単位のアップロードはできない
他のフォトサービスでない理由フォトサービスとしては比較していないGoogleアカウントが増えてもいちばん面倒がないApple IDは秘密の質問がイケてないAmazonアカウントは13歳以上でないと作れない丸ごと共有は怖い
画質劣化問題についてはスマホの写真はどうせそれなりなので無視個人的にはRAW現像はしてないJPEG撮って出しに対してはだいぶ優秀拡大するとエッヂの劣化が分かる程度それでも容量削減効果は大きいそれでもちょっとだけ心残り…そこで Google Cloud Storage
Google Cloud Storage
基本的にはパソコンでの作業前提メディアから取り出す残す写真をセレクトであればパソコンでバックアップを実行できればよい
他のストレージサービスでない理由普段見る分には Google Photosで十分もろもろ無視して料金に全振り外向きの業務でもないのに AWS使いたくないG Suiteどうせ使うじゃろ? 支払いもまとめたい
バックアップ方法rclonerclone - rsync for cloud storageGo製なのでランタイムは気にする必要なしめちゃくちゃいろんなストレージに対応してるrsync forと言っているが挙動に互換性はない※ v.1.48現在、scope設定ミスってて Googleのcredentials取得できない
まとめ無料(Photos)万歳、無制限(Cloud Storage)万歳作業ゼロでEXIFでいい具合に並ぶの便利強いアカウントに寄せるとAuth周りも楽スマホ、タブレットアプリがあると助かる昔の写真が自動で掘り起こされて楽しい容量的にも作業的にも本当に楽になった
余談Googleアカウントは Family Linkがまぁまぁ便利rclone最強だが罠も