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日本薬局方-一般試験法 4.04 発熱性物質試験法

xjorv
July 07, 2020

日本薬局方-一般試験法 4.04 発熱性物質試験法

発熱性物質とは、体内に入ったときに体温上昇を引き起こす物質で、エンドトキシンを含めた、ウイルスや微生物由来物質などを指します。発熱性物質試験法では、試料をウサギに注射することで、発熱性物質の有無を評価します。

xjorv

July 07, 2020
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Transcript

  1. 試験方法 試料を注射し、体温変化を調べる • ウサギは3匹使う • ウサギ体重1kgあたり10mL注射する • 注射の40分前から30分間隔で2回ずつ体温を測る • 体温は直腸体温計で測定する

    • 注射後3時間まで30分間隔で体温を測る • 3匹の体温上昇の合計が1.3℃以下のとき陰性とする • 追加試験の実施の手順もある(9匹まで増やせる) • 注射液は37℃に温め、耳静脈に注射する