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ScholarOne Manuscriptsと外部システム連携による運用強化〜世界の利用ジャ...
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XSPA
May 14, 2016
Technology
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ScholarOne Manuscriptsと外部システム連携による運用強化〜世界の利用ジャーナルでの事例〜 / 20150617-xml-kyorinsha
XSPAセミナー 学術情報XML推進協議会 主催 科学技術振興機構 協力
日時: 2015年6月17日 (水曜日) 15:00-17:00
場所: ベルサール九段 Room 3
XSPA
May 14, 2016
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Transcript
XML推進協議会 XML推進協議会 より多くの良質な著者・読者獲得のために ― XMLとS1MとAuthor Marketing― ScholarOne Manuscriptsと外部システム連携による運⽤強化 ScholarOne Manuscriptsと外部システム連携による運⽤強化
〜世界の利⽤ジャーナルでの事例〜 株式会社 杏林舍
• ScholarOne Manuscripts(S1M)について • S1Mの外部システムとの連携 – Orcid F dR f
– FundRef – RingGold – E-Commerce – Reviewer Locator – Web Service S1Mの制作フロ について • S1Mの制作フローについて
ScholarOne Manuscripts(S1M)について S1Mは「オンライン投稿査読システム」です。 • 導⼊ジャーナル数=6,000誌 , • 年間総投稿数=2,300,000論⽂ • 登録ユーザー数=3,200,000⼈
登録ユ ザ 数 3,200,000⼈ • トムソン・ロイター社の製品。 • 国内代理店は杏林舎。
ScholarOne Manuscriptsの外部システムとの連携
S1Mでは論⽂の投稿から採否 その後の⼊稿までの処理が⾏えます S1Mの外部システムとの連携 S1Mでは論⽂の投稿から採否、その後の⼊稿までの処理が⾏えます。 オプションとして外部のシステムと連携することができます。 投稿 査読 Reviewer 採否決定 Reviewer
Locator Web Service 外部システムのデータは論⽂情報として システム内に取り込まれます 稿 システム内に取り込まれます。 ⼊稿
ORCID (Open Researcher and Contributor Identifier) • 統⼀的な研究者固有の識別⼦を付与することを⽬的として 統 的な研究者固有の識別⼦を付与することを⽬的として
世界の関連団体により発⾜された組織 • Web of Science、Scopus、PubMedなど様々な外部のシス テムと連携している「オープンな」識別⼦ ORCID iDを 持っていない場合 ORCID iDを 持っている場合
FundRef • CrossRefが提供している研究成果を⽀えた助成⾦ • CrossRefが提供している研究成果を⽀えた助成⾦ の情報を収集し,公開するサービス 助成機関をFundRefのデー タベースから検索して⼊⼒ します。 します。
タイプアヘッド機能により、 ⼊⼒欄に1⽂字以上⼊⼒する と、⽂字列に⼀致する候補 の助成機関が表⽰されます。
RingGold • 研究機関のデータベース • 研究機関のデ タベ ス RingGoldの所属機関を検索し、該当の所属機関名を⼊⼒します。 誤⼊⼒や同⼀機関における表記の不統⼀などの問題が解消されま 誤⼊⼒や同
機関における表記の不統 などの問題が解消されま す。
Reviewer Locator(1) 論⽂が投稿されると、書誌情報からWeb of Scienceの情報を参 論⽂が投稿されると、書誌情報からWeb of Scienceの情報を参 照して論⽂に最適な査読候補者をリストアップしてくれます。 「該当者が⾒つからない」
「優秀な研究者を探したい」 「優秀な研究者を探したい」 「時間を減らしたい」 などの問題を解決します。 ⼤きなジャーナルや 新規⽴ち上げ時に有効です 新規⽴ち上げ時に有効です。
Reviewer Locator(2) WoSの5年以内の論⽂から、 C di A th の情報を参照し 査読候補者のリスト Corresponding
Authorの情報を参照し、 最⼤30⼈までを抽出。 1 1 5 5 • 研究者名 • E-mailアドレス、所属機関名 ORCiD ID 2 2 4 4 3 3 1 2 3 • ORCiD ID • 関連論⽂(3件) “View Details”をクリックすると、フルテキス トやWoSへのリンクを表⽰ 3 4 トやWoSへのリンクを表⽰ • このサイト内での査読実績 5 導⼊をご検討されている場合は、30⽇間の無料トライアルが可能です。 弊社ま お問 合わせくださ 弊社までお問い合わせください。
E-Commerce システム上での電⼦決済が可能です システム上での電⼦決済が可能です。 • PayPal、WorldPay S1M側の設定でクレジットカード決済が可能 S1M側の設定でクレジットカ ド決済が可能。 ※⽇本国内でのサービスの提供は只今調整中です。 •
RightsLink RightsLink Copyright Clearance Center(CCC)が運営する APC(Article Processing Charge)徴収システム 細かなカスタマイズが可能 – 細かなカスタマイズが可能 – 論⽂と著者のメタデータをS1Mから⾃動取り込み – メタデータの情報から課⾦額や値引き額などを算出が可能 – 論⽂の⽀払ステータスの管理が可能
Web Service • Web Serviceの提供開始により、S1Mと様々な外 Web Serviceの提供開始により、S1Mと様々な外 部システムとの連携が可能となりました。 • 外部システムと連携させて、より強⼒なフローの
• 外部システムと連携させて、より強⼒なフロ の 構築が可能となります。 • 2つの事例をご紹介します • 2つの事例をご紹介します。
Web Service(1) Overleaf Overleaf (イギリス) (イギリス) Overleaf Overleaf (イギリス) (イギリス)
• オンライン協同編集ツール(関係者がいつでも作業ができる) • 外部システムの投稿画⾯で論⽂原稿を⼊⼒。 → TeXのソースコードが書き込まれる。 → ⾃動で組版される。 投稿画⾯ TeX ⾃動組版 ⼊⼒
Web Service(2) Publons Publons(ニュージーランド) (ニュージーランド) Publons Publons(ニュージーランド) (ニュージーランド) • 査読を評価するシステム。
• 査読にDOIを付与している。 • 査読の登録について打診をし、了承 を得た査読結果を公開する。 • 公開については ジャ ナルごとに • 公開については、ジャーナルごとに 指定した範囲とする。 ① 良質な査読者を⾒つけることができ る。 ② 査読候補者をスクリーニングする。 ③ メールで査読者と連絡が取れる。 ④ 査読者のモチベーションを上げる。
S1Mの制作フローについて
S1Mに登録されている論⽂のデータ メタデータ • 著者の情報 • 論⽂の情報 ScholarOne メタデータ • 審査の情報
• 出版の情報 ScholarOne Manuscripts 原 稿 • 原稿ファイル – 本⽂ – ⽂献 – 図表 動画など – 動画など
S1Mに登録されているメタデータの内容 XMLファイルで出⼒されます。 著者情報 • ⽒名、所属機関 ←RingGold E mailアドレス 審査情報 •
投稿⽇・改定提出⽇・採択⽇ 査読結果 ↓Re ie e Locato • E-mailアドレス • Orcid ID ←Orcid • 査読結果 ↓Reviewer Locator (査読者名、判定、コメント、提出⽇) 論⽂情報 出版情報 論⽂情報 • タイトル • アブストラクト 出版情報 • ⼊稿⽇、発⾏⽇ • 巻・号 アブストラクト • キーワード • カテゴリー 巻 号 • DOI • ⽀払い情報 ←e-commerce • カバーレター • COI(利益相反) 助成⾦情報 ←F fR f • 他 • 助成⾦情報 ←FunfRef
制作フロー エクスポート インポート ScholarOne Manuscripts XML DB メタデ タ メタデータ
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