Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
数十万行のプロジェクトを Scala 2から3に完全移行した
Search
kenji yoshida
December 13, 2024
Programming
1.6k
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
数十万行のプロジェクトを Scala 2から3に完全移行した
2024年12月のScalaわいわい勉強会での発表資料
https://scala-tokyo.connpass.com/event/335477/
kenji yoshida
December 13, 2024
More Decks by kenji yoshida
See All by kenji yoshida
sbt 2
xuwei_k
0
420
Scalaプロジェクトの ビルド速度改善
xuwei_k
0
540
Scala-Matsuri-2023.pdf
xuwei_k
0
1.6k
WartremoverのScala 3対応
xuwei_k
0
210
アルプでのScala 3移⾏
xuwei_k
1
1.7k
ScalaでgRPC
xuwei_k
0
1.7k
scalaprops
xuwei_k
0
160
Other Decks in Programming
See All in Programming
Claspは野良GASの夢をみるか
takter00
0
190
The ROI of Quarkus for Spring Boot Applications
hollycummins
0
110
AI 時代のソフトウェア設計の学び方
masuda220
PRO
29
12k
セキュリティの専門家じゃなくてもできる。「セキュリティ意識」をアップデートして サプライチェーン攻撃への耐性を高めよう。
tk3fftk
5
740
TypeScript+Orvalで実現する型安全かつ堅牢でスケーラブルなマルチチャネル通知基盤 / TSKaigi Night talks ~after conference~
d0riven
0
330
Creating Composable Callables in Contemporary C++
rollbear
0
110
PHPで使える日時の表現と、その知り方 #frontend_phpcon_do
o0h
PRO
0
230
不変条件と整合性境界—ビジネスが決める設計判断と実現パターン / Invariants and Consistency Boundaries
nrslib
13
3.7k
「エンジニアインターン、どうやって取った?」準備のリアルを語るLT会 Progate BAR
akiomatic
0
130
TSKaigi Night Talks 2026_TypeScriptでサプライチェーンの整合性を型に閉じ込める
geekplus_tech
0
340
AIで効率化できた業務・日常
ochtum
0
130
Spec Driven Development | AI Summit Lisbon
danielsogl
PRO
0
190
Featured
See All Featured
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
55k
Organizational Design Perspectives: An Ontology of Organizational Design Elements
kimpetersen
PRO
1
720
Tell your own story through comics
letsgokoyo
1
950
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
Navigating Team Friction
lara
192
16k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
75
12k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
34
2.8k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
28
3.5k
Neural Spatial Audio Processing for Sound Field Analysis and Control
skoyamalab
0
330
SEO Brein meetup: CTRL+C is not how to scale international SEO
lindahogenes
1
2.7k
Exploring the relationship between traditional SERPs and Gen AI search
raygrieselhuber
PRO
2
4k
Marketing to machines
jonoalderson
1
5.4k
Transcript
数十万行のプロジェクトを Scala 2 から3 に完全移行した Scala わいわい勉強会 4 2024-12-13 1
/ 30
X( 旧twitter) @xuwei_k github @xuwei-k blog https://xuwei-k.hatenablog.com 2 / 30
数年前の発表 アルプでのScala 3 移行 ずっと副業で関わってます 3 / 30
がくぞ @gakuzzzz·Follow そういえばアルプのプロダクト、しばし前から Scala 3 で 本番環境も動いてましたが、いつでも戻せるように Scala 2.13 でもクロスビルドしてました。
それを先日 2.13ドロップして Scala 3 のみにしたので 諸々便利な機能も使えるようになりましたヤッター 7:34 PM · Oct 31, 2024 30 Reply Copy link Read more on X 4 / 30
アルプのScala コード 数十万行 ほぼmonorepo サーバーとフロントは分かれてる 2024 年後半に無事Scala 3 移行完了 5
/ 30
詳細な時期忘れたけど、既に2022 年時点でScala 3 のTest/compile はほぼ通せていた Apache Spark 部分除く CrossVersion.for3Use2_13 が複数残っていた
状態 その状態が2 年以上?継続 6 / 30
残ってた主な課題 Apache Spark 古いsttp akka 関連どうする?pekko 移行? refined のScala 3
対応macro その他独自macro の対応 3 だけtest 落ちる箇所修正 7 / 30
Apache Spark これ書いてる2024 年12 月現在でもSpark 公式は Scala 3 非対応 非公式で無理やり頑張るツールはある
そもそもAWS のEMR 使っていた影響でSpark 関連部分 のコードだけScala 2.13 ですらなく2.12 だった 8 / 30
Apache Spark kory さんが一晩で脱却してくれました 詳細知らないけど、見直したらSpark ではないとダ メな処理ではなかったらしい?ので、別のもので書 き換え 9 /
30
古いsttp https://github.com/softwaremill/sttp http client ライブラリ Scala 3 非対応なversion 使ってた 10
/ 30
sttp メジャーバージョン間で非互換が大量で辛い よほどしっかりテスト書くか動作確認しないと怖い 11 / 30
sttp 真面目にやるとライブラリそのもののテストを書く くらいな勢いになってしまう 外部にリクエストするために使うので、それ自体の mock server を実際にhttp 通信する形でテス ト??? 12
/ 30
sttp kory さんが一晩で最新に上げてくれました 移行途中で少しだけ後から気がついてなかった挙動 の違い見つかったが修正し、最終的にはそこまで大 きな問題なく成功 13 / 30
akka どうする? 詳細割愛するが、アルプではakka-http その他割と 多くakka 関連使っていた ライセンス変更で実質有料化 規模によっては、お金免除されるらしいが、脱却し てしまった方が楽 14
/ 30
akka どうする? 結論としては無事pekko 移行完了 主に自分がやった 実質これに起因するトラブルなし! 15 / 30
akka からpekko 基本的に公式ガイド通りにやっただけ config やpackage をakka からpekko にひたすら変 える 万が一の時に戻しやすいように、コンフリクトしな
いように、多少工夫したり 書き換えにscalafix 大活躍 16 / 30
refined のScala 3 対応macro https://github.com/fthomas/refined Scala 2 なら大きな不満ないが・・・ compile 遅くなる罠はある
公式がScala 3 のmacro ほぼ未対応 そもそも開発活発ではないのでは? 17 / 30
refined のScala 3 対応macro 公式とは別に独自に対応してるものが見つかる https://github.com/gemini-hlsw/lucuma- refined 18 / 30
refined のScala 3 対応macro gemini-hlsw/lucuma-refined に多少pull req したりしたが、結局完璧でもないし、これを一 部参考にしつつ完全独自対応して組み込んだ 主に自分とkory
さん 細かい実装方法の選択肢が色々あって議論したの面 白かったけど今回は割愛 19 / 30
refined のScala 3 対応macro compile error のmessage にScala 2 と互換無く
なったが基本的に動くので許容範囲なものが完成 まだ中途半端にfthomas/refined に依存したまま だが、今後iron に移行するか、そもそも全部独自に してしまうか何かしたいかも? https://github.com/Iltotore/iron 20 / 30
その他独自macro 自分やkory さんなどがScala 3 に慣れていたので、 いくつかあったがあまり大きな問題ではなかった? 細かい実行時の挙動が全く同じになるように工夫す るのに多少は苦労したが 21 /
30
Mockito 辛い問題 これ読んで https://xuwei- k.hatenablog.com/entry/2021/06/01/233628 自作のwartremover でほぼ検知出来た https://xuwei- k.hatenablog.com/entry/2023/03/04/114947 22
/ 30
その他? 細かい何か色々他にもあった気がするが、印象に残 ってないので、自分にとってはあまり大変ではなか ったのかも? 23 / 30
Scala 3 移行後 約1 ヶ月でimplicit をほぼ全部消してgiven や using やextension にしたぞ!
ほぼ自分がやった 確か元々は数千箇所あったはず ここでもscalafix 大活躍 数十個は書いた 24 / 30
Scala 3 移行後 given やusing は出来るだけ明示的に名前をつけな い定義に https://xuwei- k.hatenablog.com/entry/2024/11/16/102039 25
/ 30
Scala 3 移行後 scalafix だけScala 2 で書かないといけないの で、はやく対応してくれ〜 PolyFunction やexport
使ったりenum に一部書き 換えたり、その他色々やってる最中 26 / 30
extension の衝突が辛い問題 implicit class を単純に書き換えるとよく衝突し て、そのままcompile 通らないことが多い 色々と残念な回避策というかコツ?があるが、今回 は割愛? 27
/ 30
coverage 有効化した場合のバグ 書き方変えることで回避 28 / 30
unused import の誤検知がまだ多い 29 / 30
おわり 30 / 30