Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
『仕事がデキる人のたたき台のキホン』 / Basics for people who are good at work
Search
yayoi_dd
December 21, 2023
Technology
0
130
『仕事がデキる人のたたき台のキホン』 / Basics for people who are good at work
弥生株式会社 もくテク
読んでよかった技術書・ビジネス書LT(2023/12/21)
https://mokuteku.connpass.com/event/301562/
yayoi_dd
December 21, 2023
Tweet
Share
More Decks by yayoi_dd
See All by yayoi_dd
CDKでの自動構築が超簡単で感動した話(超初心者向け) / Automated construction using CDK was easy, impressed
yayoi_dd
0
420
IaCがない環境でインフラ担当じゃない人がAWS触ってみた話 / I tried using AWS in an environment without IaC
yayoi_dd
0
400
CDKの実装のススメ方 / How to proceed with CDK implementation
yayoi_dd
1
400
AWS初心者が苦労してCDKカスタムリソースを作った話 / AWS beginners struggled to create CDK custom resources
yayoi_dd
1
410
AWS CDK 経験者が CDK for Terraform 使ってみた / I tried using CDK for Terraform
yayoi_dd
1
410
Terraform v1.7のTest mocking機能の紹介 / Introducing the Test mocking feature of Terraform v1.7
yayoi_dd
2
840
先人の教えに背いてCDKのスタックを分割した男の末路 / The fate of the man who split the CDK stack
yayoi_dd
1
430
re:Invent2023 参加報告 / reInvent2023 participation report
yayoi_dd
0
2.7k
re:Invent 振り返り / Looking back at reinvent
yayoi_dd
0
2.6k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Android Target SDK 35 (Android 15) 対応の概要
akkie76
0
120
Azure Container Apps + Bicep 〜 こんな感じで運用しています
kaz29
3
560
推しは推せるときに推せ! プロダクトにフィードバックしていこう
nakasho
0
400
オーナーシップを持つ領域を明確にする
konifar
13
3.2k
MixIT 2024 - Pulumi : Gérer son infra avec son langage de programmation préféré
ju_hnny5
0
110
LayerXにおけるLLMプロダクト開発の今までとこれから
layerx
PRO
2
470
Azureの基本的な権限管理の勉強会
yhana
0
1.1k
ServiceNow Knowledge Learning Rise up
manarobot
0
210
開発パフォーマンスを最大化するための開発体制
ham0215
2
470
生成AIの変革の時代に、直近1年で直面した課題とその解決策
ktc_wada
0
400
FrontDoorとWebAppsを組み合わせた際のリダイレクト処理の注意点
kenichirokimura
1
630
20分で完全に理解するGrafanaダッシュボード
hamadakoji
3
760
Featured
See All Featured
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
PRO
18
6.9k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
30
6k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
68
8.6k
Facilitating Awesome Meetings
lara
42
5.6k
In The Pink: A Labor of Love
frogandcode
138
21k
How GitHub Uses GitHub to Build GitHub
holman
468
290k
Web Components: a chance to create the future
zenorocha
305
41k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
43
6.8k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
200
23k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
79
43k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
28
6.4k
KATA
mclloyd
15
12k
Transcript
『仕事ができる人のたたき台のキホン』 ~サブタイトル~ 『仕事がデキる人のたたき台のキホン』 弥生株式会社 志田 拓也
自己紹介 志田 拓也 ▪2021年12月 弥生にJoin ▪弥生会計オンライン・ やよいの青色申告オンライン 開発プロジェクト サブマネージャー ▪2023年10月に、
QAエンジニア→PM職にキャリアチェンジ ▪極度のズボラ・面倒くさがり屋・楽天家 ▪鍛冶が趣味というわけではない
PMとして悩んでいた ◼ メンバーをリードしなければいけない機会が増えた ⚫ プロジェクトの責任者として、色々決めなければならない ◼ 今までのやり方も改善していきたい ⚫ 少しでも質の向上・効率化を図りたい ◼
準備に時間をかけすぎたくない ⚫ 考える事自体は大事だが、考えるだけでは何も生み出さない 新しいことを、スピーディーかつ効率的に始めたい
今回の本の紹介 ◼ 「仕事がデキる人のたたき台のキホン」 引用:https://www.alc.co.jp/entry/7023003
そもそも「たたき台」とは? ? ? ?
そもそも「たたき台」とは? ◼ 叩かれ、鍛えられるためにある存在 ⚫ 単に「不完全な完成版」ではない ◼ 完璧な資料や企画書をはじめから作れる人はいない ⚫ 多くの人の意見を取り入れて完成度が高まっていく ◼
他者のアタマをどのように借りたいのか その意志を組み込んだものである
そもそも「たたき台」とは? ◼ たたき台を作るメリット ⚫ みんなの議論が活発になる ⚫ みんなからアイデアを引き出せる ⚫ みんなの意見や考えが明確になる ⚫
アイデアが発展する ⚫ 手戻りを最小限にできる
良いたたき台の鉄則「5S」 スピード シンプル 刺激 質問力 隙
良いたたき台の鉄則「5S」:スピード ◼ なによりも手を動かす ⚫ たたき台が必要になったら、1時間で準備して他人に見せる勢いで ⚫ 結果的に後戻りが最小限となり、より短い時間でゴールに近づく ⚫ ありものを活用する、AIを頼る、などもスピードアップにつながる
良いたたき台の鉄則「5S」:シンプル ◼ とにかくわかりやすく! ⚫ 不要な情報を入れず、他人が理解しやすくなることを意識 ⚫ 理解さえできるなら、デザインなどは後回しで問題ない ⚫ 細部よりも、目的や流れをイメージしてもらうことを意識
良いたたき台の鉄則「5S」:刺激 ◼ みんなから反応を引き出す ⚫ 相手が何も感じないたたき台は0点 ⚫ 相手の思考に刺激を与えて、考えを引き出すのが目的 ⚫ あえて、相手が困る情報を入れてみるのも手
良いたたき台の鉄則「5S」:質問力 ◼ 的確に問いかける ⚫ 反応が欲しい人は誰なのか?どういった反応がほしいのか? ⚫ それを得るためには、どういった問いが必要なのか? ⚫ 5Sの中でも一番難易度が高く、場数が必要
良いたたき台の鉄則「5S」:隙 ◼ 固めすぎず、突っ込ませる ⚫ 過信はリスク。たたき台を通すことに慣れてはいけない ⚫ 「わからないこと」「迷っていること」を率直に伝える ⚫ ただ、「こいつは何もわかってない」と思わせないよう、「場」は見極める
たたき台を使った感想 後戻りが少なくなった こういうことをやりたい、という構想段階で話すことで 意見をもらい、結果的に後戻りを減らすことができた 目的を見失わない ずっと考えていると、いつの間にか思考がズレてしまうことがあるが 小出しにすることで、常に目的を意識し続けられた 考えが浅くなる 反応を貰うことだけに意識がいくと、自身の考えや熱意がなくなり 逆に十分な反応が貰えなくなってしまう
いつまでも終わらない 小出しにしすぎると、ゴールには近づくものの、なかなか最終形態にならない 仕上げるのが不安になる 課題はあるが効果もあるため、今後も鍛錬しながら使っていく!
まとめ ◼ 反応をもらうことは、マイナスにはなりえません ⚫ ダメ出しも「このやり方はNGだった」という学びとなる ⚫ 結果的にゴールに近づく ◼ 人のアタマを正しく借りましょう ⚫
相手を刺激し、アイデアを引き出す ⚫ そのためには、見せ方や質問をしっかり考える必要がある ◼ 最短距離でゴールに向かいましょう ⚫ 早い段階で軌道修正し、手戻りを最小限に ⚫ 少しずつ、素早く、着実に積み上げていく あなたも「たたき台」から始めてみませんか?
ご清聴ありがとうございました