ここ数年で、デザインとビジネスとの結びつきがより強いものになりました。British Design Council の調査によるとデザインに投資すると、その4倍の利益を得られるとされており、デザインはビジネスサイドから高い注目を浴びています。
しかし、デザインの評価の仕方はまだ改善の余地があります。ビジネスサイドの指標が唯一の判断基準になると、デザイナーをはじめとする制作者が考える品質向上に繋がらない場合があります。数字がすべてではないとはいえ、数字で語らなければ周りに理解してもらえないというジレンマもあります。
本講座ではビジネスに寄りすぎた指標の課題と、デザイナーも知っておきたい品質改善のための指標の作り方を紹介します。