Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
DenoでOpenTelemetryに入門する
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
nus3
March 13, 2025
Programming
2
580
DenoでOpenTelemetryに入門する
nus3
March 13, 2025
Tweet
Share
More Decks by nus3
See All by nus3
WebDriver BiDi 2025年のふりかえり
yotahada3
1
550
Playwrightはどのようにクロスブラウザをサポートしているのか
yotahada3
8
2.8k
WebDriver BiDiとは何なのか
yotahada3
1
880
コンポーネントテストの手法と その効果を考える
yotahada3
8
1.9k
フロントエンドクイズ大会
yotahada3
0
140
Node.jsのWorker threadsの話
yotahada3
1
1.4k
ワタシとPodcast
yotahada3
2
1.8k
Do you like Storybook?
yotahada3
2
4.6k
10年以上続くプロダクトの フロントエンド刷新プロジェクトのふりかえり
yotahada3
3
880
Other Decks in Programming
See All in Programming
[KNOTS 2026登壇資料]AIで拡張‧交差する プロダクト開発のプロセス および携わるメンバーの役割
hisatake
0
270
dchart: charts from deck markup
ajstarks
3
990
Vibe Coding - AI 驅動的軟體開發
mickyp100
0
170
AI によるインシデント初動調査の自動化を行う AI インシデントコマンダーを作った話
azukiazusa1
1
710
プロダクトオーナーから見たSOC2 _SOC2ゆるミートアップ#2
kekekenta
0
200
QAフローを最適化し、品質水準を満たしながらリリースまでの期間を最短化する #RSGT2026
shibayu36
2
4.3k
MDN Web Docs に日本語翻訳でコントリビュート
ohmori_yusuke
0
650
Unicodeどうしてる? PHPから見たUnicode対応と他言語での対応についてのお伺い
youkidearitai
PRO
1
2.5k
Amazon Bedrockを活用したRAGの品質管理パイプライン構築
tosuri13
4
270
メルカリのリーダビリティチームが取り組む、AI時代のスケーラブルな品質文化
cloverrose
2
510
Automatic Grammar Agreementと Markdown Extended Attributes について
kishikawakatsumi
0
180
「ブロックテーマでは再現できない」は本当か?
inc2734
0
930
Featured
See All Featured
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
72
12k
Fireside Chat
paigeccino
41
3.8k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
58k
DevOps and Value Stream Thinking: Enabling flow, efficiency and business value
helenjbeal
1
92
How to optimise 3,500 product descriptions for ecommerce in one day using ChatGPT
katarinadahlin
PRO
0
3.4k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.6k
Applied NLP in the Age of Generative AI
inesmontani
PRO
4
2k
The AI Search Optimization Roadmap by Aleyda Solis
aleyda
1
5.2k
How to Get Subject Matter Experts Bought In and Actively Contributing to SEO & PR Initiatives.
livdayseo
0
64
Tips & Tricks on How to Get Your First Job In Tech
honzajavorek
0
430
ラッコキーワード サービス紹介資料
rakko
1
2.2M
The Hidden Cost of Media on the Web [PixelPalooza 2025]
tammyeverts
2
180
Transcript
2025/03/14 toranoana.deno #20 DenoでOpenTelemetryに 入門する
nus3(なすさん) サイボウズ所属 フロントエンド刷新と格闘する日々を過ごして、もうすぐ4年になります
はじめに
業務でもプライベートでも Denoを使わせてもろてます
Denoの好きなところ U 開発に必要なものがビルトインされているので、 やりたいことをすぐに始められるとこ% U Linter、Formatter、テスト、型(tsconfig U ロゴが、かあいA U グッズも、かあいい
2023年のDeno Festでの戦利品たち 余談だけどもGo (Gopherくん) も同じ理由でも好き
そんなDenoのv2.2が 先日リリース
https://deno.com/blog/v2.2
OpenTelemetry ... 言葉は見たことあるが ナニモワカラン この子はウチのマスコットのハシコウくん
ナニモワカランが Denoにビルトインされた ということは...
Denoの好きなところ 開発に必要なものがビルトインされているので Linter、Formatter、テスト、型(tsconfig% ロゴが、かあい8 グッズも、かあいい 、
やりたいことをすぐに始められるとこu 2023年のDeno Festでの戦利品たち 余談だけどもGo(Gopherくん)も好き
Denoをきっかけに OpenTelemetryに 入門できる!!
ナニモワカラン状態から DenoでOpenTelemetryを 試してみる
Denoのドキュメントにある OpenTelemetryのQuick start をやってみる
https://docs.deno.com/runtime/fundamentals/open_telemetry/
Quick start H9 Denoで任意のスクリプトを実1 09 DockerでOpenTelemetry用コンテナを起 9 計測結果を確認する
Denoで任意のスクリプトを実行 w 環境変数とフラグを追加して、Denoでの OpenTelemetryを有効H w OpenTelemetryを有効化することで、OpenTelemery用の エンドポイント(デフォルトはlocalhost:4318)に スクリプト実行時に何かしらのデータを送信するように
Denoで任意のスクリプトを実行 my_script.tsは以下のような内S f Deno.serve()でHTTPサーバーを起C f リクエストを受け取ったら、fetch()を実行して 外部にリクエストを送" f fetch()の返り値をレスポンスとして返す
DockerでOTel用コンテナを起動 grafana/otel-lgtmって どんな構成なんじゃろ...?
DockerでOTel用コンテナを起動 https://grafana.com/blog/2024/03/13/an-opentelemetry-backend-in-a-docker-image-introducing-grafana/otel-lgtm/
DockerでOTel用コンテナを起動 https://grafana.com/blog/2024/03/13/an-opentelemetry-backend-in-a-docker-image-introducing-grafana/otel-lgtm/ DockerでOTel用コンテナを起動 v Prometheus→メトリクスを収集するDh v Tempo→トレースを収集するDh v
Loki→ログを収集するDh v localhost:4318に送信することで、 データを保存してくれてそV v localhost:3000にアクセスすることで、 Grafanaを介してデータを参照できそう みたいな構成っぽい
È 計測結果を確認する @ localhost:3000にアクセスするとGrafanaのUIが表示される
È 計測結果を確認する @ localhost:3000にアクセスするとGrafanaのUIが表示される Lokiをみると、console.logで出力されたログが見れた
È 計測結果を確認する @ localhost:3000にアクセスするとGrafanaのUIが表示される Traceなるもの が見れる
ここまでのまとめ u DenoでOpenTelemetryを有効にすると、 任意のエンドポイントへ何かしらのデータを 送信してくれ6 u データの送信先(grafana/otel-lgtmのような) があれば、データを保存してくれるし、そのデータを いろんな観点で確認できた
ざっくり動くものはイメージはできたので、 OpenTelemetryの 公式ドキュメントを読んでみる https://opentelemetry.io/ja/
公式ドキュメントを読んでみて m Otelはアプリケーションの状態を知るための仕様が 定められてるって印X m この仕様にはアプリの状態を知るための情報を どのように生成、収集、管理、送信するかを定めてH m 仕様だからベンダーやツールに依存しな( m
仕様に合わせてツールが作られてH m 統一された仕様があることで、マイクロサービスなど 複数システムを跨ぐようなリクエストの流れを 一貫して追える
https://grafana.com/blog/2024/03/13/an-opentelemetry-backend-in-a-docker-image-introducing-grafana/otel-lgtm/ ここに統一の仕様 (データ形式など) があることで 統一の仕様を前提にツールが作れる 公式ドキュメントを読んだ後のイメージ
アプリの状態を可視化するために 可視化する情報(シグナル?テレメトリ?)のカテゴi G トレー9 G リクエストの経d G メトリク9 G 実行時に取得できる測定&
G ロV G 任意のメタデータを含むタイムスタンプ付きの テキスト
トレースとは 1つのリクエストが辿った経路を記録する 図はclaudeさんに作ってもらった
DenoでOpenTelemetryを 有効にすることで これらを自動で収集できる (自動計装)
Denoで収集できるもの 6 トレーW 6 Deno.serveでのHTTPリクエスD 6 fetchを使ったHTTPリクエスD 6 メトリクW 6
Deno.serveによるリクエストの時間や$ 6 リクエストのbodyサイ 6 ロ3 6 console.*で作成されたロ3 6 Denoによって作成されたログ
感想
自動計装による 導入の手軽さがとても良い!
という話が、昨日ブログで公開されてた https://docs.deno.com/runtime/fundamentals/open_telemetry/ Node.jsにOtelを追加するには8つの依存と84行のコードを追加し、 ログ出力は独自で実装したものに置き換える必要があった それが1つのコマンドで実現できるようになるよ。そう、Denoならね (意訳)
Otel調べるのなんか腰が重かったけども... DenoでOtelがサポートされるって聞いて Otelをすごく身近に感じられた (し、実際サッと調べられた)
余談 b @opentelemetry/apiを使うことで独自のトレースや メトリクスを収集でき# b ログは任意のメタデータを含められ# b ってことはOtelに則ってCore Web Vitalsも収集できそうa
b みたいなことを探求してきたい
おわり