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わわわ理念制作所 紹介資料

わわわ理念制作所 紹介資料

「想いを意志に変える言葉」をコンセプトに、
さまざまな企業や事業の理念制作をサポートする「わわわ理念制作所」の紹介資料です。

ぜひダウンロードしてご覧ください。

運営元の(株)わわわは、企業理念や採用コンセプトの制作などを手がけるコピーライティングカンパニーです。
https://www.wawawa.jp/

お問い合わせ先
https://www.wawawa.jp/contact/

どうぞよろしくお願いいたします。

わわわ理念制作所

September 25, 2024
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Transcript

  1. 想 い を 意 志 に 変 え る ⾔

    葉 。 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. 2024.9.25 更新
  2. 1 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. INDEX ◆

    はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ◆ わわわ理念制作所の理念づくり ・・・・・・ 5 ◆ ⼤切にしていること ・・・・・・・・・・・ 11 ◆ 事例紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 ◆ お客さまインタビュー ・・・・・・・・・・ 27 ◆ お申し込み・お問い合わせ先 ・・・・・・・ 30
  3. 会社のこと、商品のこと、採⽤のこと。 伝えたい想いはあるのに、なかなか⾔葉がまとまらない。 そんな悩みを抱えていませんか? ⾃分たちが、どんな会社でありたいか。 どんな仕事をして、どんな⼈を喜ばせたいのか。 これから先どこへ向かうのか。 先の⾒えない時代の中で、 それでも企業は⾃らの北極星を⾒定め、 ⼼をひとつに束ねながら進んでいかなければなりません。 そうした企業の想いに向き合い、⾔葉という命を吹き込むことで、

    その想いを、⾎の通った「みんなの意志」に変えていく。 それが、わわわ理念制作所の仕事です。 想いを意志に変える⾔葉。 それは、会社という船が、明⽇に向かうための羅針盤であり、 ⾵を集めて進むためのマストであり、 いつでも帰ることができる港になる⾔葉。 マーケティングやブランディングの海へと漕ぎ出す前に、 会社という⽣命体のDNAになっていく⾔葉を、 愚直に、丁寧に、紡いでいきたいと思います。 わわわ理念制作所 コピーライター ⾜⽴ 遊 はじめに 3 ブランディングの海へと、漕ぎ出す前に。 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved.
  4. そもそも「理念」とは 本資料で⾔う「理念」とは、 企業の経営や事業をおこなう上で、 もっとも⼤切にしたい考えや価値観のことです。 パーパス、経営⽅針、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)など、 企業の⽂化や考え⽅によって定義や理念体系はさまざまですが、 本資料ではそれらを総称して「理念」と表現しています。 理念は、会社が進むべき道を社内外に⽰す旗印であり、 あらゆる場⾯で、会社の意思決定の根幹となるものです。 わわわ理念制作所では、ゼロからの理念づくりはもちろん、

    既存の理念体系の整理や再構築のサポートをさせていただきます。 その理念を体現していく活動が「ブランディング」であり、 まずは、その起点となる「理念」を定めることが重要だと考えています。 このような前提で、本資料をご覧いただけますと幸いです。 本資料をご覧いただくにあたって 4 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. はじめに
  5. 5 わ わ わ 理 念 制 作 所 の

    理 念 づ く り Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved.
  6. 6 わわわ理念制作所の理念づくり コピーライターとつくる企業理念。 わわわ理念制作所は、 コピーライティングカンパニー「わわわ」による、 企業理念に特化した制作事業です。 これまでコピーライターとして培ってきた 短い⾔葉で本質を⾔い表す⼀⾏の⼒と、 ⼈の⼼に届くボディコピーの⼒で、 「想いを意志に変える⾔葉」を制作します。

    ⼤きな広告会社やコンサルティングファームのような ⼤がかりな理念策定プロジェクトではなく、 もう少しコンパクトなサイズで、 経営者の⽅や社員の皆さまの想いを丁寧に⾔語化する、 「対話型の理念づくり」を⼤切にしたいと考えています。 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved.
  7. 7 わわわ理念制作所の理念づくり Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. 価値を⾔語化するコピーライティング

    やさしさのプロになる。 受験⽣に向けて、福祉系の資格が取得できる学習 プログラムや⼿厚い就職サポートがあり、「福祉 系の就職に強い学部」であることを伝えたい A⼤学さまの場合 あらゆる現場を可視化する。 オフィスや病院、トラックの待機場など、様々な 場所の動きや利⽤状況を記録できるプロダクトの 価値を伝えたい B社さまの場合 ⼥性の毎⽇を⽀える“伴⾛医” ⼥性が⽇々なんとなく感じる不調を「不定愁訴」 という⾔葉で⽚付けるのではなく、未病の段階か ら寄り添うクリニックであることを表現したい Cクリニックさまの場合 ⼀ 景 ⼀ 会 ドラマやCMなど、映像作品のロケ地を⼿配する 会社を起業するにあたり、ロケ地で出会う⼈との 出会いを⼤切していくことを会社の理念としたい D社さまの場合 価値の⾔語化とは・・・ わわわ理念制作所の根本にあるのは、価値を⾔語化するコピーライティングの技術。 「今まで⾔えなかったことが⾔語化できた」「⾔語化することで、本質的な価値が⾒えてきた」 そんな、⾔葉による発⾒とともに、分かりやすく、伝わりやすい理念づくりをを追求します。
  8. わわわ理念制作所の理念づくり 8 1977年 千葉県⽣まれ。 広告代理店の営業職を経て、2006年よりコピーライターの道へ。 広告制作会社、⼤学⾮常勤講師などを経験した後、 2017年よりフリー。2019年株式会社わわわ設⽴。 趣味は、路上での「聞き屋台」活動と、時々、古書店での店番。 コピーライター ⾜⽴

    遊 / Yu Adachi 詳しい実績・プロフィールはこちら 広告コピー キャリアのスタートは商品の広告や販促ツー ルの制作でした。軽⾃動⾞のカタログや⼤学 の⼊学案内を⻑く⼿がけ、新しい技術や抽象 的な学問の価値を、主婦の⽅や⾼校⽣にも分 かるように伝える⽂章⼒が鍛えられました。 ・スズキ ワゴンRほか 各⾞種カタログ ・JAL 国内線ファーストクラス パンフレット ・⽇本経済新聞社 ⼈事ウオッチ 新聞広告 ・ブリティッシュカウンシル 交通広告 ・千葉商科⼤学 交通広告・パンフレット ・スリムビューティハウス 店頭ポスター など ⼼をつかむ・分かりやすく伝える技術 ステートメントコピー 企業や商品のステートメントを書く仕事が 増加。採⽤関連のコンセプトやコンテンツ を制作する仕事も増え、経営者や社員の⽅ へのインタビューを数多く経験。書く⼒と ともに、「聴く⼒」が鍛えられました。 ・⽇本経済新聞社 ⽇経Gooday 創刊ステートメント ・⽇経BP社 ⽇経DUAL 創刊ステートメント ・Jリーグ 2021シーズン開幕メッセージ ・パレスホテル 新ブランド ステートメント ・⼾⽥建設 新卒採⽤サイト ・ユニ・チャーム 新卒採⽤サイト など 想いを引き出す・⾔語化する技術 理念コピー 企業の経営や事業活動の根幹となる理念づ くりが仕事の中⼼に。⼤企業の新規事業開 発からスタートアップのMVV、個⼈事業の 理念制作まで、幅広い領域で「想いを意志 に変える⾔葉」を作り続けています。 ・パレスホテル東京 サステナビリティ理念 ・千葉商科⼤学 全学ステートメント ・primeNumber ビジョン・バリュー ・インフキュリオン ミッション・ビジョン・バリュー ・関⻄電⼒送配電 新規事業コンセプト ・伊藤忠インタラクティブ スローガン など 想いを意志に変える⾔葉 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. 「わわわ」とは、未知なる何かに出会ったときに発せられる感嘆詞であり、 まだ辞書には載っていない⾔葉です。⾔葉とアイデアで新しい「話」(ストー リー)を紡ぎ、それを「輪」のように広げていくことで、「わわわ!」という 未知なる嬉しさをつくりたい。そんな想いが込められています。 コピーライター歴18年のキャリアヒストリー
  9. week 1 week 2 week 3 week 4 week 1

    week 2 week 3 week 4 week 1 week 2 week 3 week 4 week 1 week 2 week 3 week 4 week 1 week 2 week 3 week 4 month 1 month 2 month 3 month 4 month 5 わわわ理念制作所の理念づくり 9 理念制作 ロードマップ (イメージ) おおよその理念制作の流れを⽰すために作成したイメージです。 制作する内容やインタビューの⼈数等によって、制作期間は変わります。 INPUT 企業理解・事業理解・インタビュー (情報整理) (⽅向性の検 討) •取材シートご記⼊ •社員アンケート (必要に応じて)オフィス・⼯場など取材 なぜ⼊社したのか、どんな仕 事がしたいか、実現したいこ と、どんな会社にしていきた いか等、社員の皆さまにアン ケートを⾏います。 OUTPUT ありたい姿、⼤切にしたい価値観の⾔語化 決定した全体構成に対し て、どのような⽂章が良い のか、複数のコピー案を提 ⽰。その案をもとにディス カッションを⾏い、コピー の⽅向性を決定します。 ディスカッションで出た意 ⾒などをもとに、コピーを 修正、表現⾯のブラッシュ アップしていきます。 細部の修正及び最終的な調整を ⾏い、理念を決定します。 • 決 定 ・ 納 品 FIX • 理 念 コ ピ | 案 & デ / ス カ 2 シ 4 ン ご提案② • 理 念 コ ピ | 修 正 案 ご提案③ • 理 念 コ ピ | 修 正 案 ご提案④ • 最 終 調 整 ・ 役 員 会 承 認 ご提案④ • 全 体 構 成 ・ ⽅ 向 性 & デ / ス カ 2 シ 4 ン ご提案① 理念のもとになる要素を抽 出し、全体をどのような構 成にするのか、複数の案を 提⽰。それをもとに議論・ 検討し、全体の⽅向性を決 定します。 BRUSH UP ⾔葉・表現の精査 FIX 決定 •マネージャー 個別インタビュー ・ 2〜3名 お⼀⼈ 約1時間 •経営メンバー 個別インタビュー ・ 2〜3名 お⼀⼈ 約1時間 •キーパーソン GLインタビュー ・ 1回 2〜3名 約1時間 × 2〜3回 経営層および中核社員の ⽅々に、会社や仕事、チー ムのあり⽅、個⼈としての ⽬標、未来像など、御社を 形成する想いや考えをイン タビューします。 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. •初回打ち合わせ ・ご要望ヒアリング ・全体スケジュール ・インタビュー概要 ・お⾒積り提出 制作費につきましては、プロジェクトの内容・期間によって異なりますので、初回ヒアリング後にお⾒積もりをさせていただきます。
  10. 1979年 東京都⽣まれ。 TV情報誌のアシスタント、編集プロダクション勤務を経て 2016年よりフリーライターに。 保護者向けの性教育関連、働き⽅関連、 グルメ系などの記事を執筆するほか、 ⼦ども向けの教育系サイトの編集を担当。趣味は、⽝の散歩。 編集・ライター 畑 菜穂⼦

    / Naoko Hata わわわ理念制作所の理念づくり 10 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. 理念を伝えるためのサポートも。 理念をつくって終わりではなく、必要に応じて、Webサイト、理念ブック、インタビュー冊⼦など、 出来上がった理念を社内外に伝えるためのツール制作やサポートを⾏います。 下記のメンバーを中⼼に、アートディレクター、デザイナー、プランナー、カメラマンなど、 制作内容に応じた最適なクリエイティブチームを組成します。 コピーライター ⼭森 まなみ / Manami Yamamori 企業広報に携わって8年。 社内報やPR誌、採⽤サイト、採⽤パンフレットなど、 ライター兼ディレクターとして企画から取材、制作まで担当。 現在は、フリーランスのライターとして活動中。 課題や⽬的に合った企画づくりはもちろん、 ⼀⼈ひとりの考えや思いを丁寧に掘り下げ、 ⾔葉にして届けることを⼤切にしています。 編集・ライター ⾓ 萌楓 / Moeka Sumi 2002年東京都⽣まれ。2024年⽇本⼤学芸術学部卒。 ⼤学で未経験から⼩説、コピー、シナリオを始め、 卒業制作(⼩説)で芸術学部⻑賞を受賞。 株式会社わわわに⾒習いとして参加し、 キリスト教系の出版社で広告営業職も担当中。 SNSより⼿紙派。 アシスタントライター 松尾 結実 / Yuimi Matsuo わわわ編集部 メンバー 1984年⽣まれ。 ⼥性誌の編集、採⽤広報領域のディレクターを経て、 2019年よりフリーランスに。 採⽤コンセプトの⽴案やインタビュー記事の制作を中⼼に活動中。 保護猫活動をライフワークとしており、 いつでも猫の⾥親さんを募集中。 写真家 上⽯ 了⼀ / Ryoichi Ageishi 1979年 愛知県⽣まれ。東京・池之端にて写真館「上⽯写真」を主宰。 独⽴後20年間、広告~アート~記念写真などカテゴリを越えて写真を撮影してきました。 ポートレイトの撮影には特別な気持ちを持っております。 被写体をフォーマットにはめ込まず、ビジュアルが⾒える所だけで完結をしない写真撮影 を⼼がけています。その⼈の写っていない後ろ側の物事やシャッターを切る前後の時間、 ⽣まれてきた過去から今、そして未来のことを⼤切にして写真を撮っていきたいと思って おります。皆様にお会いできることを楽しみにしております。
  11. 11 ⼤ 切 に し て い る こ と

    Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved.
  12. 13 わわわ理念制作所が提供する品質とは 理念にも、品質がある。 経営者や社員の皆さんの声に⽿を傾け て、さまざまな想いを抽出し、残すべ き要素を精査します。美しい理想論の 上澄みだけを掬うのではなく、汗や涙 のにごりも含まれてこそ、想いの純度 は⾼まり、⼈と⼈の気持ちがつながる 理念になると考えています。

    想いの「純度」 ⾔葉のピントの合わせ⽅によって、理 念が定義する範囲や意味は変化しま す。焦点が遠すぎると意味がボヤけて 分かりにくくなり、焦点が近すぎると ビジョンが狭くなってしまう。抽象的 な想いを明確化しながら、みんながワ クワクする未来の解像度を探ります。 未来の「解像度」 ⾔葉の「品質」 普遍性 ⼀時的なトレンドに左右 されることなく、想いの 根底にある本質や、社会 における普遍的な価値を 表す⾔葉を追求します。 よい理念とは?という問いに、できるだけシンプルに答えるなら。 どんな未来に、どう向かうのか、その会社の「旗印と⽮印」が⾒えること。 そして、その会社らしさや熱量が感じられること。 伝わりやすくて、愛着が湧いて、誰かに話したくなる。 そんな理念が、よい理念だと考えています。 耐久性 数年で陳腐化するような 単語は使わずに、⽂脈や 内容⾯も含めて、⻑く使 える耐久性のある⾔葉を めざします。 個性 当たり障りのない⾔葉や 型にはまった定型句に頼 らず、その会社の⽂化や 価値観が感じられるよう な表現を模索します。 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. 想 い を 意 志 に 変 え る ⾔ 葉 ⼤切にしていること
  13. 理念のかたちは会社によってさまざま 「正解」だけが、こたえじゃない。 ビジョンが先か、ミッションが先か。 はたまたパーパスを作るべきなのか。 毎回必ずと⾔っていいほど、そういう質問をいただきます。 たしかに代表的な理念体系として 「MVV」や「VMV」といった型はありますが、 決してそれだけがこたえではありません。 どういう順番なら⾃分ごととして腹落ちするか。 どういう⽂脈ならワクワクして誰かに話したくなるか。

    その視点が何よりも⼤切なのだと、 これまで多くのお客さまと仕事をする中で、教えられてきました。 ⾃分たちの想いを、最初から既存の型に当てはめる必要なんてありません。 わわわ理念制作所では、さまざまな⾔葉や理念の形を組み合わせながら、 お客さまにとってどんな形が⼀番しっくり来るのかを ⼀緒に探っていきたいと考えています。 14 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. ⼤切にしていること
  14. 15 理念づくりのポイント ①:インタビューの設計・実施 書くことは、聴くことから始まる。 「私たちは、答えではなく、問いによって会社を経営しています」 これは、グーグルの元CEOエリック・シュミットの⾔葉です。 何を問い、どんな答えを引き出すか。 その問い⽅や光の当て⽅によって、 同じ想いであっても、答え⽅や意味の⾓度が変わります。 問うことと、聞くこと。

    わわわ理念制作所では、この⼆つをまとめて「聴くこと」と捉え、 経営層や社員の皆さんへのインタビューを 理念づくりにおける重要なプロセスと位置付けています。 できるだけ多くの視点や考えに⽿を傾けながら、 会社の意志となる想いを探っていきたい。 そのために、ライティングの技術だけでなく、 プロのインタビュアーとしての価値向上にも⼒を注いでいます。 全社員インタビューの内容を整理した際の資料。 インタビュー内容を項⽬ごとに俯瞰しながら、 理念として残すべき要素を精査していきます。 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. ⼤切にしていること
  15. 16 理念づくりのポイント ②:コピー案のご提案 ⾔葉の地図を広げる。 理念とは、会社という船の羅針盤である。 この資料の冒頭でそう書きましたが、 向かうべき針路がすんなり決まるとは限りません。 そもそも、どの⽅向に向かえばいいのか、 ⽬的地を知るための地図が必要になる時もあります。 そこで、初回のコピーご提案の際には、

    必要に応じて複数の⽅向性のコピー案を提⽰した上で、 あれこれと案を⾒⽐べながら、 進むべき道をディスカッションするようにしています。 さまざまな想いが⾔語化された「⾔葉の地図」を眺めながら、 御社の現在地や、⽬指すべき⽅向を整理していきます。 お客さまに提案したコピー案の⼀部。 実際には、A4⽤紙に1案ずつ出⼒して、テーブルの上に並べます。 並べられた「⾔葉の地図」を眺めながら、理念の⽅向性を議論します。 想いを意志に変える⾔葉。 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. ⼤切にしていること
  16. 17 理念づくりのポイント ③:ディスカッション 「わたし」が主語になる企業理念を。 会社の理念が「⽣きた理念」になるかどうかは、 社員⼀⼈ひとりが、その理念を「⾃分ごと」として 捉えられるかどうかにかかっています。 つまり、会社の理念を、⾃分を主語にして語れるかどうか。 私のような外部のコピーライターが作った“それっぽい⾔葉”よりも、 「⾃分たちの⾔葉」であることの⽅がはるかに重要です。

    だからこそ、みんなでコピー案を囲みながら、 それぞれの本⾳を語り合うディスカッションが⼤切なのです。 そして、最後はリーダーが覚悟を持って決断すること。 会社の想いと個⼈の想いを、星座のようにつないで、 「みんなの意志」に変えていく。 めざすのは、家族や友⼈にも話したくなるような、 社員⼀⼈ひとりの⼈⽣と共鳴する企業理念です。 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. ⼤切にしていること
  17. 事例紹介 20 株式会社インフキュリオン 様 Mission・Vision・Value 策定 ミッション・ビジョン Copyright © wawawa

    inc. All Rights Reserved. 決済を起点に社会の進化を加速させるDXカンパニー、インフキュリオン様のMVVを制作しました。同社は、 事業や組織の規模が拡⼤し、企業としてのフェーズが変わっていく中で、会社としての価値観(バリュー) は変えることなく、それまで掲げていたミッション・ビジョンをアップデートする時期を迎えていました。 また、国内において、あらゆるサービスに⾦融機能を組み込む「Embedded Fintech」をリードする⽴場とし ても、同社が決済領域におけるイネーブラーとして⽬指す世界観を⽰す必要がありました。 理念制作にあたっては、マーケティングディレクターの南坊泰司⽒(株式会社manage4)にもご協⼒いただ きながら、⾃社を主語にしたビジョンではなく、社会を主語にしたビジョンを設計し、そのビジョンの実現 に向けて同社が担うべき役割を、ミッションとして再定義しました。 バリュー (Valueは2018年、Mission・Visionは2023年に策定)
  18. 21 株式会社パレスホテル 様 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved.

    新ブランド ステートメント サステナビリティコンセプト パレスホテル東京 ステートメント広告 パレスホテルが展開する新ホテルブランド「Zentis (ゼンティス)」のブランドステートメントを策定 しました。Zentisとはどのような場であるべきか。 ブランドの根幹となる「場」を定義するために、ど んな「⼈」が、どんな「空間」で、どんな「時」を 過ごすのか、3つの要素に分解して、⼀つひとつ丁 寧に⾔語化しました。 パレスホテルグループが事業を成⻑させながら、いか に⾃然環境や社会と調和していくか。その⽅向性を⽰ すサステナビリティコンセプトを策定しました。「お もてなしの⼼」を核に据えながら、抽象的なイメージ に陥りやすい「おもてなし」を3つに分解し、⽇頃の 業務から具体的なアクションを起こすための道筋とな る⾔葉を制作しました。 「パレスホテル東京」のリニューアル10周年を記念し たステートメント広告を制作しました。⽇本企業の リーダー層に向けて、国賓や各国⾸脳などの賓客に選 ばれ続けていることを伝えつつ、⽇本を代表するホテ ルとして新しい世界基準を⽣み出していこうとする意 志を発信しました。 事例紹介
  19. 22 千葉商科⼤学 様 ・全学改組ステートメント ・⼤学タグライン Copyright © wawawa inc. All

    Rights Reserved. 千葉商科⼤学(CUC)が2025年度に実施する「全学改組」のステートメントを制作しました。 今回の改組は、建学以来90年の歴史の中で最⼤の改⾰であり、そのステートメントは、これからの時代に CUCがどのような存在であり続けるのかを世の中に宣⾔するものでした。 約2年半に及ぶ学内議論の末、建学以来の教育理念である「治道家(ちどうか)の育成」こそ、今の時代には必 要であるという結論に達し、「治道家」という⾔葉の意味とともに、改組への想いや決意を分かりやすく伝 えるためのコピーが求められました。 「100年いきる良識を。」というステートメントには、建学以来の教育理念として約100年⽣き続けてきた治 道家精神と、今後100年経っても活きる実学教育、そして⼈⽣100年時代を⽣きるための知識や倫理観という 意味を込めています。 また、制作したコピーは、⼤学全体のタグラインにも採⽤され、この⾔葉を軸に、⼤学のブランディングが 展開されています。 記者発表 交通広告 全学改組ステートメント 事例紹介
  20. 23 安達ウィメンズライフクリニック 様 クリニック理念 Copyright © wawawa inc. All Rights

    Reserved. 安達ウィメンズライフクリニックは、⻄洋医学と東洋医学(漢⽅)を融合した婦⼈科の クリニックです。⼤病院に勤務していた安達将隆先⽣は、診療科別に縦割りになってい る⻄洋医学では、⼥性が⽇々なんとなく感じる不調に対応することは難しく、それを 「不定愁訴」という⾔葉で⽚付けてしまうことに違和感を感じていました。 病名のない「⼩さな不調」を抱える多くの⼥性が医療難⺠化している現状をどうにかし たい。そこで、診療科の分け隔てのない東洋医学を学び、⻄洋医学と東洋医学を融合し て、「未病」の段階から⼩さな不調に寄り添えるクリニックを、看護師である奥様と⼆ ⼈で始めることにしました。 そんなお⼆⼈の想いを聞き、⽇常の中に点として存在するかかりつけ医ではなく、線の ように伴⾛する存在として、「伴⾛医」という⾔葉を作りました。議論を重ねる中で、 「良薬は対話の中にある」「勇気のいらない婦⼈科」と⾔う⾔葉や、単なる「ウィメン ズクリニック」ではなく「ウィメンズ“ライフ”クリニック」なのではないかという考え が⽣まれ、クリニックの名称やステートメントにも反映されています。 クリニック ホームページ 事例紹介
  21. 26 ⽇経BP社 様 ⽇経DUAL 創刊ステートメント ⽇本経済新聞社 様 ⽇経Gooday 創刊ステートメント 教育開発研究所

    様 「⽉刊 教職研修」ビジョン策定 上⽯写真 様 記念写真 ステートメント 事例紹介
  22. 27 お 客 さ ま イ ン タ ビ ュ

    ー Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved.
  23. お客さまインタビュー 28 株式会社primeNumber 代表取締役CEO ⽥邊 雄樹 様 Copyright © wawawa

    inc. All Rights Reserved. 当時、当社は4期⽬に⼊ったところで、業績は順調に伸びていま した。しかし、会社としての明確なビジョンや⽬標を定めていな かったため、「会社は儲かっているけど、俺たちこの先どこに向 かうんだっけ?」という状態で、メンバーそれぞれが漠然とした 不安や疑問を抱えていた時期でもありました。 この先、優秀な仲間を増やし、会社として成⻑していくために は、⾃分たちの進むべき道を明確にしないといけない。そこで、 メンバー全員で「primeNumberは何を成し遂げるのか」「どん な組織でありたいか」という2つの問いを約半年かけて繰り返し 議論しました。そこで僕らが出し合ったものを、きちんと⾔葉に まとめようということで、コピーライターの⽅を探すことにしま した。 • ⾃社の理念をつくろうと考えた経緯を教えてください。 ⾜⽴さんなら⼆⼈三脚で並⾛しながら、僕らの想いを積み上げて いってくれると思ったからです。 あの時、コピーライターの候補は、⾜⽴さんを含め3⼈いまし た。⼀⼈は、とても有名なコピーを書かれた⼤御所の⽅でした が、 • コピーライターに私を選んでくださったのは、なぜですか? 我々はまだ駆け出しのスタートアップですし、乾坤⼀擲で⽴派す ぎるコピーを出されても、その⾔葉に我々の活動が付いていかな いと思いました。僕らと⼀緒に並⾛して積み上げてくれる⽅がい いなと思いました。 ⾜⽴さんは、インタビューで出てきた要素を整理しながら、ゴー ルに⾄るまでに、⼆段、三段と段階を踏んで提⽰してくれたの で、⾃分たちの考えや価値観を順を追って整理できて、⾮常に助 かりましたね。 私は、ボトムアップやフェアネスということを意識していたの で、インタビューやディスカッションなど、メンバーを巻き込ん で作っていけたのは良かったと思います。 会社の理念というのは、決して社員に強いるものではないと思っ ていますが、それが出来上がっていくプロセスを皆が共有したこ とで、⼀⼈ひとりがそこに込められている想いや考えを理解し て、社内外で話すことができるようになりました。それこそが、 理念制作のプロセスが持つ意味だったと感じています。 • 理念策定のプロセスについては、いかがでしたか? コピーライターの⽅の中には、いきなり案をいくつか持ってきて 「どれにしますか?」というような⽅もいますが、それは、ゴール までの道筋で、近道をしようとしすぎだと思うんです。 • コピーの提案については、いかがでしたか? ビジョンは、僕らの⽬指すべき未来に対して、絶妙な焦点距離に 設定できたと思います。これを作った5年前の時点から⾒て、遠 すぎず、かつ近すぎない未来になるように、かなり距離感を意識 して調整しましたよね。 当時の僕らからすれば、 「あらゆるデータを、ビジネスの⼒に変 える。」というビジョンは、⾔葉の距離や⼤きさからして、まだ 少し先にある未来でした。もちろん今でもまだ先にありますが、 でも、これを捕まえにいくんだという、⾃分たちの視座が確実に 上がったと思います。 そして今、事業や組織も成⻑してきて、少しずつ⾃分達がこの⾔ 葉に届くようになってきた。 • 結果的に、primeNumberのビジョンとバリューを作りました。 まずはビジョンについて、率直な感想をお聞かせください。 ( → 次⾴に続きます ) ビジョン 8 Elements(バリュー) 2016年創業のprimeNumberは、2019年にビジョン・バリューを策定。 2023年には韓国を⽪切りに海外進出を本格化。2024年には総額20億円 の資⾦調達を⾏うなど、データテクノロジー領域で躍進を続けている。 「⼈だけが価値を創り出せるITの会社だからこそ、組織としての価値観が重要なんです」
  24. それは、primeNumberがITの会社だからです。僕らは、資源や権 利を売るようなビジネスをしているわけではないので、価値を創 り出せるのは“⼈だけ”なんです。だからこそ価値観が揺らぐと、 すべてが揺らいでしまう。8 Elementsの「Coprime」という項⽬ にもあるように、個が強い集団であり続けるためには、組織とし ての価値観をベースに、⾃分たちがありたい姿やクオリティを担 保しなければ、いろんなことが揺らいでしまうんです。 つまり、8 Elementsは、ただ単に組織のガバナンスを効かせるた

    めにあるのではなく、もっと根源的なところで会社のあり⽅を守 るためにある価値観だと思っています。いわば、私の経営思想を 枠組みとして⽀えているのが8 Elementsです。 こうしたバリューや⽂化の根付いた組織(=8 Elementsな組織) があることがprimeNumberの強みです。この⽂化、このクオリ ティのまま組織を最⼤化していくことが私の⼀番の優先事項であ り、それが実現できれば、私たちがITの会社である限り、おそら くどんな事業をやってもうまくいくだろうと思っています。 •なぜ、primeNumberはそれほどまでに組織の価値観を⼤切に しているのでしょうか。 お客さまインタビュー 株式会社primeNumber 代表取締役CEO ⽥邊 雄樹 様 29 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. ここ2、3年の間で、このビジョンを使う機会が増えています。新 たな資⾦調達を進めたり、新規事業を開発する際に、焦点がこの ビジョンとピタリと合うんですよ。 このビジョンを語ることで、我々がなぜこの事業をやっているの か、その意義深さを伝えると同時に、マーケットへのインパクト の⼤きさを説明することもできるんです。 最近は、僕以外のメンバーが対外的な場でこのビジョンを引⽤す ることも増えています。それは、企業としての成熟度が、⾃分達 のビジョンに少しずつ追いついてきた証拠だと思いまね。 8 Elementsは、primeNumberの基盤となる価値観を表したもの です。採⽤や⼈事考課における尺度として、あるいはプロダクト やサービス開発における⾏動指針として、さらにはオフィス移転 など経営の意思決定における物差しとして、当社の事業活動や組 織運営におけるさまざまな場⾯で、⾻太な会社の⾻格としての役 割を果たしてくれています。 とはいえ実は、8 Elementsが出来てからしばらくの間は、社内で もほとんど運⽤されていませんでした。しかし、急速に⼈員が拡 ⼤していく中で、コロナ禍に直⾯し、メンバー間のコミュニケー ションにも課題が出てきました。 その時に、⾜⽴さんにも相談をしましたが、改めて8 Elementsの 存在意義を⾒つめ直し、そこに込めた想いを社内に伝えるための 場と、それを説明するための資料を作りました。 • バリューを⾔語化して感じる価値や、実際の活⽤シーンを教え てください。 ( → 前⾴からの続き ) まず、バリューとしての耐久性が強いですよね。なぜなら、それ が積み上げて作られたものだからです。8つの要素になったの も、⾃然の成り⾏きでそうなったものであって、ディスカッショ ンの過程できちんと腹落ちしたものだけが残っている。 今、そのプロセスに参加したメンバーが経営の幹部になっていま すが、彼らにとっても違和感がないので、彼ら⾃⾝がその伝道師 になっています。 8 Elementsは、⾃分たちがどうありたいか、それが何でできてい るか、その価値観を表明する構成要素=エレメント的存在になっ ているのは間違いありません。 また、テクニカルな⾯で⾔えば、短い⼀⽂とボディコピーに分か れているのがいいなと思いますね。正直ボディコピーまでは覚え ていられないと思いますが、ちょうどワンセンテンスあるいは単 語で区切られているから、使い勝⼿が良いんだと思います。 • 8つの要素で構成されるバリュー「8 Elements」については、 いかがですか? それと同時に、メンバーを増やしていく⼊り⼝のところで⾃分た ちの価値観と合うかどうかをしっかりと⾒定めるようになりまし た。そして、⼊社してきたメンバーが今度は伝道師になってい く。そんな好循環が⽣まれつつあります。 能⼒的に優れていている⼈でも、カルチャーフィットしなさそう だと判断すれば落ちていきます。私がすべての⾯接に⽴ち会える わけではないので、そうした報告を聞くと安⼼しますね。イン ターナル広報やカルチャー醸成の取り組みだけでなく、その⼿前 からきちんとフィルタリングすることの重要性を感じています。
  25. 30 お 申 し 込 み ・ お 問 い

    合 わ せ 先 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved. https://www.wawawa.jp/contact/ (株)わわわ Webサイト内のお問い合わせフォームより、 お気軽にお問い合わせください。 運営会社 株式会社わわわ https://wawawa.jp 限られた⼈員で運営しておりますので、ご相談の内容によっては、お待たせしてしまったり、 どうしてもお受けできない場合もございます。あらかじめご了承のほど、よろしくお願いいたします。
  26. 想 い を 意 志 に 変 え る ⾔

    葉 。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 Copyright © wawawa inc. All Rights Reserved.