Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AWS Storage Gatewayで始めるセキュアなデータ連携 / Secure data...
Search
Yuji Oshima
June 05, 2024
Technology
770
2
Share
AWS Storage Gatewayで始めるセキュアなデータ連携 / Secure data linkage with AWS Storage Gateway
「Storage-JAWS #4 Storage LT祭り」で発表した資料
https://storage-jaws.connpass.com/event/319243/
Yuji Oshima
June 05, 2024
More Decks by Yuji Oshima
See All by Yuji Oshima
Agentic Defenseとともにセキュリティエンジニアが輝き続けるには / How Security Engineers Can Keep Excelling with Agentic Defense
yuj1osm
0
89
明日からドヤれる!超マニアックなAWSセキュリティTips10連発 / 10 Ultra-Niche AWS Security Tips
yuj1osm
0
830
Google Cloud Next in Las Vegas初参加だけどラスベガスのカンファレンスの過ごし方をご紹介 / First-time Google Cloud Next attendees share tips for the conference in Las Vegas
yuj1osm
0
150
AIで進化するクラウドエンジニアリングの新時代 ~AWS re:Invent 2025参加報告~ / AWS re:Invent 2025 Participation Report
yuj1osm
1
120
Google Cloud全冠を支えた勉強法と各試験のポイント / Study Methods and Key Points for Each Exam to Become a Google Cloud All Certification Holder
yuj1osm
0
140
Agentic AIが変革するAWSの開発・運用・セキュリティ ~Frontier Agentsを試してみた~ / Agentic AI transforms AWS development, operations, and security I tried Frontier Agents
yuj1osm
0
460
Agentic AIが変革するAWSの開発・運用・セキュリティ / Agentic AI transforms AWS development, operations, and security
yuj1osm
0
98
Deploying "TEAM" and Building the Best Engineering "Team" (Amarathon 2025)
yuj1osm
0
68
re:Invent 2025の見どころと便利アイテムをご紹介 / Highlights and Useful Items for re:Invent 2025
yuj1osm
0
2.2k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Platform engineering for developers, architects & the rest of us (AI agents)
danielbryantuk
0
180
【Gen-AX】20260530開催_JJUG CCC 2026 Spring
genax
0
420
Databricks 月刊サービスアップデート 2026年05月号
tyosi1212
0
200
ポケモンの型をTypeScriptの型システムで表現してみた
subroh0508
0
310
JEP 522 Deep Dive - G1 GC同期コスト削減によるスループット向上を徹底検証&解説
tabatad
1
780
先取りMaven4 ~16年ぶりのメジャーアップデート、その進化とは?~
ogiwarat
0
140
AI駆動開発が変える、大規模開発の前提 ーHuman in the Loop から Human on the Loop へ / AIE2026
visional_engineering_and_design
5
3.6k
トークン数だけでは測れない — Claude Code 組織展開の効果検証から学んだこと
makikub
0
130
Terraformモジュールは、なぜ「魔境」化するのか
hayama17
1
190
「気づいたら仕事が終わっている」バクラクAIエージェント本番運用の裏側 / layerx-bakuraku-aie2026
yuya4
18
9.8k
Mastering Ruby Box
tagomoris
3
150
製造業のクラウド活用最適解〜AI,DXを加速するデータ基盤の作り方〜
hamadakoji
0
360
Featured
See All Featured
Unlocking the hidden potential of vector embeddings in international SEO
frankvandijk
0
830
Discover your Explorer Soul
emna__ayadi
2
1.1k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.9k
From Legacy to Launchpad: Building Startup-Ready Communities
dugsong
0
220
Docker and Python
trallard
47
3.9k
Jamie Indigo - Trashchat’s Guide to Black Boxes: Technical SEO Tactics for LLMs
techseoconnect
PRO
0
160
Primal Persuasion: How to Engage the Brain for Learning That Lasts
tmiket
0
360
A Tale of Four Properties
chriscoyier
163
24k
Bridging the Design Gap: How Collaborative Modelling removes blockers to flow between stakeholders and teams @FastFlow conf
baasie
0
580
Marketing Yourself as an Engineer | Alaka | Gurzu
gurzu
0
210
State of Search Keynote: SEO is Dead Long Live SEO
ryanjones
0
200
世界の人気アプリ100個を分析して見えたペイウォール設計の心得
akihiro_kokubo
PRO
71
40k
Transcript
AWS Storage Gatewayで始めるセキュアなデータ連携 大島 悠司 Storage-JAWS #4 Storage LT祭り
自己紹介 ◼ 大島 悠司 (Yuji Oshima) • NRI / NRIセキュア
/ ニューリジェンセキュリティ • SREグループマネージャー • AWS Community Builders (Security & Identity) • 2023 Japan AWS Top Engineers (Security) • 2022-2023 Japan AWS All Certifications Engineers • 10大脅威選考会 • 情報処理技術者試験委員会・情報処理安全確保支援士試験委員会 • JAWU-UG横浜支部 ◼ 経歴 • デジタルフォレンジック、マルウェア解析、スレットインテリジェンス • SOC、基盤運用、インシデントレスポンス • サービス開発、基盤構築運用、研究開発 yuj1osm 2
背景 ◼ 運用中のサービスで利用している膨大なデータを、他サービスで処理するために連携する要件あり 3 うちは OCI (Oracle Cloud Infrastructure) を使ってます
データを連携できるようにするので要件を教えてください OCI に Windows Server が載ってます SMB (Server Message Block) で連携したいです
要件整理 ◼ やりたいこと • OCI 上の Windows Server から S3
に SMB 接続ができること • Windows Server から S3 のオブジェクトを読み書きできること 4 AWS OCI OCI Compute SMB(445)
AWS Storage Gatewayを利用 ◼ AWS Storage Gateway とは • オンプレミス環境のデータとクラウドストレージの橋渡しをするサービス
• 高い拡張性、データ転送時のSSL/TLS暗号化やロギングなどのセキュリティ機能 • 以下のタイプが利用可 • S3ファイルゲートウェイ :SMB/NFSプロトコルを使ったS3へのアクセスを提供 • テープゲートウェイ :物理テープの代替として仮想テープライブラリを提供 • ボリュームゲートウェイ :iSCSIベースのストレージボリュームを提供 • S3ファイルゲートウェイの料金 ① ゲートウェイのEC2 + EBS 利用料 ② ゲートウェイ利用料 :ゲートウェイからS3への書き込み 0.01 USD/GB(100 GB/アカウントまで無料) ③ S3データ転送量 :inは無料 ④ S3データ保存量 5 Storage Gateway S3 ② EC2 EBS ① ③ ④
検証してみた ◼ OCI の代わりに AWS を利用 ◼ S3 と EBS
がファイル共有されており、EBS がアタッチされた EC2 に対して SMB アクセス ◼ アカウントB 側からは S3 に直接マウントしているように見える 6
◼ ゲートウェイを新規作成する 7 ゲートウェイセットアップ1 S3ファイルゲートウェイを選択 EC2を起動する 以下の文章に細かな要件が 書いてあるのでよく読むこと
ゲートウェイセットアップ2 ◼ EC2インスタンスを起動 • インスタンスタイプ m5.xlarge 以上 • EBS は
150 GiB 以上 • SMB の場合はセキュリティグループの インバウンドで TCP/445 を許可 8 セットアップ時だけ作業端末からの TCP/HTTP 許可が必要 これが無いとセットアップがエラーになる セットアップ後に TCP/HTTP のみ削除
ゲートウェイセットアップ3 ◼ ゲートウェイに戻って作成を完了させる 9 成功するとこの画面に遷移し、 EBSがキャッシュとして認識される 失敗するとこの画面に遷移する セキュリティグループの設定ミスの可能性が高い 設定内容を確認し「次へ」を押下 OK
NG
ファイル共有セットアップ1 ◼ ファイル共有を新規作成する 10 エンドポイントのサービスがS3でない場合 エンドポイントのインバウンドで TCP/443を許可してない場合 共有するS3バケットを指定
ファイル共有セットアップ2 ◼ SMBアクセスやキャッシュのTTLを設定 11 S3からはリアルタイム同期されない SMBのパスワードを設定
ファイル共有セットアップ3 ◼ ファイル共有作成後にSMBアクセスのためのコマンドを控えておく 12 net use Z: ¥¥<test-storagegw-eip>¥test-storagegw-bucket /user:sgw-XXXXXXXX¥smbguest SMBアクセスのためのコマンド
ドライブマウント確認 ◼ Windows Server から先ほど控えたコマンドを実行する 13 ファイル共有作成時に設定したパスワード入力 成功すると、「The command completed
successfully.」 と表示される エクスプローラーを見ると、ZドライブにS3がマウントされている
ファイル共有確認 ◼ Windows Server → S3 14 ◼ S3 →
Windows Server リアルタイムに反映 ファイル共有作成時のTTLの 設定どおり、遅延して反映
CloudWatch確認 ◼ 先ほどの「Windows Server → S3」のログ • ファイル作成と属性書き込みにより 「New Text
Document.txt」 が作成される • その後ファイル名変更と属性書き込みで 「windows_to_s3.txt」 に変更される 15
CloudWatchアラーム ◼ 以下のアラームが自動で作成される • CachePercentDirty :Storage Gateway から S3 へのアップロードできていない割合
• FileSharesUnavailable :Storage Gateway で使用不可状態にあるファイル共有の数 • IoWaitPercent :Storage Gateway の I/O の割合 16
推奨監視項目 ◼ 以下のようなメトリクスを監視しておくとよい 17 メトリクス 概要 UserCpuPercent ゲートウェイのCPU利用率 MemUsedBytes MemTotalBytes
ゲートウェイのメモリ利用量と合計量 RootDiskFreeBytes ゲートウェイのルートディスク空き容量数 NfsSessions ゲートウェイのアクティブなNFSセッションの数 SmbV1Sessions SmbV2Sessions SmbV3Sessions ゲートウェイのアクティブなSMBセッションの数 CachePercentUsed ゲートウェイのキャッシュストレージ利用率 FilesFailingUpload AWSへのアップロードに失敗したファイル数
まとめ Storage Gatewayを活用するメリット ◼ オンプレミスとのハイブリッドクラウドや他クラウドとのマルチクラウドなストレージを構築 ◼ データをシームレスに連携 ◼ 暗号化やロギングの機能によりセキュリティとコンプライアンスを確保 ◼
要件に応じて様々なゲートウェイタイプに対応 18