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サイトについての断章

 サイトについての断章

Hideto Ishibashi

February 27, 2021
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Transcript

  1. Escaping Flatland - "The Spatial Turn" and Information Architecture by

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 Ontology–Topology–Choreography – Dan Klyn & Andrea Resmini

  2. World IA Day Fukuoka 2020 – 大橋正司&石橋秀仁
 
 
 


    
 
 
 
 
 World IA Day Fukuoka 2020 でワークショップを実施しました 
 来るべきユーザーのためのインクルーシブな美術館構想 @WIAD_Fukuoka 

  3. 大企業 – 岡本豊 (1983-)
 “はじめは「バスをさがす 福岡」というアプリ名で、平成24(2012)年8月に作成、その年の11月にリリー スしました。西鉄さん非公式のアプリでしたが、西鉄さんの中でも「こんなアプリがあるらしい」とちょっと した話題になったようです。ただ、まだアプリは不完全で、ブラッシュアップする必要があった。そのた めに路線の情報提供をお願いできないかと思っていたけど、いかんせん西鉄さんは規模が大きく、歴 史もある大企業。どうアプローチすればいいかわかりません。そんな時に、福岡で知り合った印刷会社

    の方がつないでくださって、なんと直接、ご相談に行くことができたんです。正直、「こんなアプリは認 められない!」なんて言われるんじゃないかとビクビクしながら担当の方に会いに行ったのですが、実 際に話をしたら西鉄さんもアプリを好意的にとらえていただけて、結果、西鉄の公式アプリとして「にし てつバスナビ」という名前で再リリースすることになりました。” 
 福岡発のアプリ「にしてつバスナビ」は“よそ者”視点が生んだ作品だった |#FUKUOKA (2015)

  4. 
 
 
 
 
 
 
 3 Placemaking Lessons

    From the Magic Kingdom by Jorge Arango (2017)
 ディズニーランドのトポロジー – ホルヘ・アランゴ

  5. 
 
 
 
 
 
 
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  6. 空間と情報 – 磯崎新 (1931-)
 磯崎:少なくとも今世紀に入ってからは、空間を扱うのが建築家だ、という定義が広がってきました。様 式概念に対して、空間概念をもちだすようになってきた。(…)それを「空間アーキテクト」とよぶとしま す。もし次があるならば、 こんどは「情報アーキテクト」、つまり情報そのものを建築の判断根拠にして いくということになるんじゃないか。(…) 


    浅田:あるいは、情報アーキテクチュアというものがもし成立したとして、それは空間的には支離滅裂な ものになる可能性もあるわけですよね。 
 磯崎:そこではもう評価基準として空間はないんです。情報があればいい。その処理の面白さが建築 的な感動を呼び起こすような状態を想像してみるといいでしょう。そうすると、そこでの美学は、また別 個の形で出てくるんじゃないか。 
 『Any: 建築と哲学をめぐるセッション 1991-2008』(2010)収録
 Anyplace: 情報・空間・建築、磯崎新、柄谷行人、伊東豊雄、浅田彰 (1996)