【失敗談として】仮説検証が足りなさ過ぎたビジコン

大学院時代にSTAPSという学生向け起業家育成プログラムに参加していました．
一応，最終ピッチには登壇できたものの，賞などは取れませんでした．
ある程度ストーリー的なものは出来たのですが，仮説検証もあまり出来ずで中途半端な出来になってしまいました．
失敗談として，スライドを眺めてみてください．
一応，内容は以下の動画から見れます．
https://www.youtube.com/watch?v=tRhmcy_8KUo

Transcript

1. STAPS最終ピッチ LazyChic しずはま起業部 服部(Hattori) 2023年09月24日 @豊田工業大学
2. 顧客 ➢ 属性情報 氏名 服選 難太郎 年齢 24歳 性別 男性 職業 エンジニア（大手） 性格 真面目，知識欲あり 家族構成 両親と妹がいる 収入 25 万/月 ➢ 興味 最新の科学技術、プログラミング、 ゲーム、漫画、アニメ ➢ 普段利用しているサービス 画像生成AI，Canva，ChatGPT ➢ 困っていること • コーディネートを考えるのに時間が かかりすぎる • 同じ服しか着ない • 持っている服がダサい
3. 課題（個人） ◼非オシャレ層がコーディネートを考えるのに時間がかかりすぎる ⚫着たい組み合わせがあるが、TPOに合ってるか判断できない ⚫結局同じ（ダサい）服ばかり着る ©いらすとや
4. 課題（グローバル） ◼ファッション業界は世界2位の環境汚染産業 ⚫作るのに大量の水の消費とCO2排出量 環境省，“サステナブルファッション”，https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/，参照 2023-09-21
5. 課題（グローバル） ◼ファッション業界は世界2位の環境汚染産業 ⚫さらに使い終わった衣服は焼却処理される 環境省，“サステナブルファッション”，https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/，参照 2023-09-21
6. ここで疑問 同じ服ばかり着るエンジニアたち， めちゃくちゃSDGsをしているのでは？
7. 課題の解決法とその方法 ◼解決法 ⚫完全アパレルECサイトを構築 ⚫AIによるTPOにあったコーデ案のリコメンドサービス ✓さらに人に対してフィッティグ ⚫さらに掲載するファッションに関してはブロックチェーンを用いて、 「製造過程の透明性」を明確に デザイン 製造 販売 着衣 リセール 管理台帳（ブロックチェーン）：信頼性の高いトレーサビリティ 二酸化炭素量，使用する水を一元管理
8. 市場機会と勝ち筋 ◼ファッション業界のEC化とデジタルファッション ⚫服は毎日着るもの ✓市場は7.5兆円の規模 ⚫EC化が間違いなく進む ✓実店舗は減少 ⚫ECサイトはノイズが多い ✓検索時間の95%がムダ ⚫デジタルファッション ✓ゲームのスキンなど ✓Fortnite は 約4600億円を売り上げ 経済産業省，“電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました”， https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730010/20210730010.html • よりエンジニアに向けられた環境に • エンジニアは効率化が大好きな人が多い • SDGsに取り込める
9. 市場機会と勝ち筋 CSRとしてSDGsに取り組む大手メーカ × 同じ服を着るエンジニア 大手メーカにサービスを提供 SDGsへの取り組み & エンジニアがChicに
10. プロダクト（サービス）のイメージ ◼TPOで検索（カレンダとの同期でさらに便利に）
11. プロダクト（サービス）のイメージ ◼トータルコーディネートをリコメンド
12. プロダクト（サービス）のイメージ ◼購入時に従業員はSDGs割引（会社負担）
13. プロダクト（サービス）のイメージ ◼企業は以下の情報を透明性を持って得られる
14. 競合優位性 TPOでリコメンドしてくれるAIリコメンド × SDGs × 今まで見捨てられていたエンジニア向け
15. ビジネスモデル Fashion Company LazyChic (AI recommend) 大手メーカ Fashion Company Fashion Company ￥ 〇 服掲載 ￥ ￥ 〇 コーディネート 〇 服 従業員 （エンジニア） 〇 サービス 〇 ブロックチェーン上に流通 などの記録を入れる ブロックチェーンのP/F 〇 ￥ 〇 サービス
16. 展望（希望） ◼フロー 1. 大手メーカがLazyChicを導入 2. 福利厚生として，従業員（エンジニア）にサービスを提供（SDGs割） 3. 従業員が服を買う際に，値段が安くなることからLazyChicを使用 4. しかし，あまり服を買わないので，従業員が使う二酸化炭素排出量や水の使用 量などが相対的に少ないことがわかる 5. これは環境保全の一環として社会的責任を果たしていると言える（？） 6. この仕組みを使いたいほかのメーカにも売り出す 7. （リサイクル事業もやり始めて，リセール業界でも勝負する） 8. この取り組みや世界的な情勢から，既存のアパレル企業も服を減らす方向に移 行する（現在は大量生産しすぎている） 9. デジタルファッションの領域が拡大する 10. 実世界からデジタルまでのファッションを管理できるサービスとして存在する