スタートアップでよく作るこの機能、サーバーレスならこうやります / Serverless Start up

スタートアップでは少ない人数で最大限の価値を生み出す工夫をどの企業でも考えていらっしゃると思います。
アイデアが浮かんだらそれが成功するか失敗するかは、頭の中で考えていても分かりません。
まずは作って市場で試してみることから始めるということをスタートアップの皆様は実行されているはずです。
そのアイデアを実現するために AWS のサーバーレスがどのようにお役に立てるかお話ししたいと思います。

Transcript

1. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Kensuke Shimokawa / _kensh Snr. Serverless Specialist Amazon Web Services Japan G.K. スタートアップでよく作る この機能、サーバーレスなら こうやります AWS Startup Tech Meetup 福岡 Slides https://speakerdeck.com/_kensh/ Qiita https://qiita.com/_kensh
2. Kensuke Shimokawa / _kensh Snr. Serverless Specialist Amazon Web Service Japan --- work: - サーバーレス技術 - 地域創⽣ Slides https://speakerdeck.com/_kensh/ Qiita https://qiita.com/_kensh 趣味︓図書館のヘビーユーザー
3. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. © 2021, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. ローカル x スタートアップ が サーバーレスを使うべき理由
4. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. ローカル x スタートアップ がサーバーレスを使うべき理由 サーバーを管理している時間も労力もかけたくない ビジネスに集中したい 実験的な環境を手に入れたい
5. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. サーバーレスどうやって始めていくの？ https://aws.amazon.com/jp/events/aws-event-resource/hands-on/
6. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. © 2021, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. スタートアップでよく作る この機能、サーバーレスなら こうやります
7. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. UX を改善したい場合
8. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. API まわりで UX を悪くするケース Endpoint Endpoint 時間のか かる処理 アクセスが集中する バックエンド処理に時間がかかる
9. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. アクセスが集中する Endpoint 処理 202 Accepted キュー リクエストは⼀旦 202 Accepted でレスポンスされ、キューに⼊った メッセージは⾮同期に処理される
10. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. バックエンド処理に時間がかかる Endpoint 時間のか かる処理 キュー 202 Accepted 時間のかかる処理は、⼀旦キューイングされてキューからメッセージ を取得する別のサービスによって処理される
11. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 結果をどのように受け取るか • ユーザーアクション • 画⾯遷移時に取得 • ボタンクリックなどのアクション • ポーリング • WebSocket
12. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. バックエンド処理に時間がかかる Endpoint 時間のか かる処理 キュー WebSocket 処理が終われば、処理プロセスがWebSocketを介してクライアントに 結果通知を push する
13. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. バックエンド処理に時間がかかる Endpoint 時間のか かる処理 キュー WebSocket Amazon API Gateway
14. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. バックエンド処理に時間がかかる Endpoint 時間のか かる処理 キュー WebSocket Amazon API Gateway Amazon SQS
15. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. バックエンド処理に時間がかかる Endpoint 時間のか かる処理 キュー WebSocket Amazon API Gateway AWS Lambda Amazon SQS AWS のサーバーレスサービスに当てはめると、Endpoint実装には API Gateway キューイングには SQS、そして処理には Lambdaが使える
16. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 同期 API との共存 Endpoint 時間のか かる処理 キュー WebSocket Amazon API Gateway AWS Lambda Endpoint 処理 非同期 同期 Amazon SQS 同期処理と⾮同期処理は、どちらかだけ利⽤するという感じではなく 両⽅をアーキテクチャに組み込むことができる
17. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. サクッとWebhookしたい場合
18. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Webhook を投げる側 AWS Step Functions Express Workflow Amazon API Gateway HTTP Endpoint Lambda function Amazon SNS Amazon EventBridge Lambda function HTTP Endpoint ⾮同期 ⾮同期 ⾮同期 Subscription API Destination HTTP Integration import requests url = 'https://example.com/' response = requests.get(url) 同期 retry rate retry rate auth auth DLQ retry DLQ 外部 API 呼び出しを⾮同期的に扱えないか waiting… Round-trip latency
19. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon EventBridge 異なるチーム間の Push型での情報連携（イベント通知）を可能にするイベントバス AWS Cloud AWS Cloud AWS Cloud Amazon EventBridge
20. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Webhook を投げる側 function Amazon EventBridge ⾮同期 API Destination SaaS や 別システムで公開して いる Webhook にメッセージを 送信する際に EventBridge API Destination が利⽤できる
21. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Webhook を受ける側 functionURL SaaS や 別システムに設定する Webhook ⽤のAPI endpointが 必要な場合 AWS Lambda functionURL が利⽤できる
22. Web アプリケーションを AWS 上でサクッと動かしたい場合
23. AWS サービスを組み合わせてインフラを構築 柔軟性が⾼い VPC (ネットワーク) Fargate (コンピュート) ECS (オーケストレーション) ALB (ロードバランサ) AWS Auto Scaling (オートスケール) CodeBuild (CI/CD) ⼿間がかかる
24. 構築済みのインフラにすぐにデプロイ AWS App Runner
25. App Runner とは インフラや AWS についての経験がなくても、 コンテナ化されたウェブアプリケーションや API を 簡単かつ迅速に AWS 上で動かせるサービス
26. App Runner 上にウェブアプリケーションをデプロイ App Runner GitHub 動かしたいウェブアプリケーションを指定する GitHub Repo
27. App Runner 上にウェブアプリケーションをデプロイ App Runner GitHub ソースコードを取得 コンテナイメージをビルドしてデプロイ コンテナインスタンス ロードバランサー ネットワーク (VPC) App Runner GitHub Repo
28. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved.
29. App Runner 上にウェブアプリケーションをデプロイ コンテナインスタンス ロードバランサー ネットワーク (VPC) App Runner エンドユーザー デフォルトドメイン https://xxxxxxxx.<region>.awsapprunner.com
30. もっと AWS App Runner を知りたい⽅へ 公式ドキュメント https://docs.aws.amazon.com/apprunner/latest/dg/what-is-apprunner.html ブログ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/introducing-aws-app-runner/ ワークショップ https://www.apprunnerworkshop.com/ ロードマップ https://github.com/aws/apprunner-roadmap/projects/1
31. • 福岡のスタートアップが”できていること”を全国に展開したい 福岡が例外的に特殊、から、他の地域でも当たり前に • AWS からの発信よりもスタートアップやコミュニティの発信 の⽅が価値が⾼い “会場にこの後もいるので、話をさせてください。” • アイデアを素早く答え合わせする そのためにサーバーレスの実験的環境は便利 さいごに – お伝えしたかったこと -
32. Thank you © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Kensuke Shimokawa _kensh Slides https://speakerdeck.com/_kensh/ Qiita https://qiita.com/_kensh
33. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. © 2021, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Appendix
34. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. #AWSBuilders FunctionURL blog https://itnext.io/using-aws-lambda-function-url-to-build-a-serverless-backend-for-slack-a292ef355a5d
35. AWS は幅広い選択肢を提供
36. AWS は幅広い選択肢を提供 200 以上のサービス
37. AWS App Runner の主な特徴 シンプルな オートスケーリング 統合された メトリクス・ロギング機能 シンプルな セットアップ
38. AWS App Runner の主な特徴 シンプルな オートスケーリング 統合された メトリクス・ロギング機能 シンプルな セットアップ
39. App Runner 上にウェブアプリケーションをデプロイ App Runner Amazon ECR Image Repo 動かしたいウェブアプリケーションを指定する
40. App Runner 上にウェブアプリケーションをデプロイ App Runner コンテナインスタンス ロードバランサー ネットワーク (VPC) App Runner コンテナイメージを取得 コンテナイメージをデプロイ Amazon ECR Image Repo
41. AWS App Runner の主な特徴 シンプルな オートスケーリング 統合された メトリクス・ロギング機能 シンプルな セットアップ
42. App Runner - シンプルなオートスケーリングの設定 オートスケールのしきい値 となるリクエスト数 コンテナインスタンスの 最⼩数 コンテナインスタンスの 最⼤数 デフォルト の設定値
43. オートスケール コンテナインスタンス ロードバランサー ネットワーク (VPC) App Runner エンドユーザー デフォルトドメイン エンドユーザー エンドユーザー
44. オートスケール コンテナインスタンス ロードバランサー ネットワーク (VPC) App Runner エンドユーザー デフォルトドメイン エンドユーザー エンドユーザー
45. AWS App Runner の主な特徴 シンプルな オートスケーリング 統合された メトリクス・ロギング機能 シンプルな セットアップ
46. ログ・メトリクス ロードバランサー App Runner 開発者 App Runner コンソール コンテナインスタンス ログとメトリクスを⾃動で収集 App Runner コンソールから確認
47. App Runner - Console でのログの閲覧 ⾃分でログエージェントを実装する必要なし
48. App Runner - Console でのメトリクスの閲覧 リクエスト数、応答のレイテンシ、HTTP 2XX 4XX 5XX それぞれの数 を App Runnerのコンソール画⾯で閲覧可能