Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
WSL2 (2020-10-30)
Search
abekoh
October 02, 2022
Technology
1
53
WSL2 (2020-10-30)
2020/10に社内LTで発表、2022/10に一部修正したものです。
この頃はM1Macがどうなのかわからん時期でしたが、結局かなり出来が良かった結果となりました。
abekoh
October 02, 2022
Tweet
Share
More Decks by abekoh
See All by abekoh
Table-driven testing に縛られないGoのテストパターン
abekoh
7
2.5k
『理科系の作文技術』から学ぶ技術文書の書き方
abekoh
0
510
GAN -Generative Adversarial Networks- (2019-09-26)
abekoh
1
49
自作キーボードつくってみた (2019-02-26)
abekoh
1
20
Other Decks in Technology
See All in Technology
2024-10-30-reInventStandby_StudyGroup_Intro
shinichirokawano
1
330
WINTICKETアプリで実現した高可用性と高速リリースを支えるエコシステム / winticket-eco-system
cyberagentdevelopers
PRO
1
180
AI Builder について
miyakemito
1
140
Amazon FSx for NetApp ONTAPを利用するにあたっての要件整理と設計のポイント
non97
1
130
来年もre:Invent2024 に行きたいあなたへ - “集中”と“つながり”で楽しむ -
ny7760
0
200
LeSSに潜む「隠れWF病」とその処方箋
lycorptech_jp
PRO
2
110
Nix入門パラダイム編
asa1984
2
170
omakaseしないための.rubocop.yml のつくりかた / How to Build Your .rubocop.yml to Avoid Omakase #kaigionrails
linkers_tech
3
340
ガバメントクラウド単独利用方式におけるIaC活用
techniczna
3
210
Sidekiq vs Solid Queue
willnet
11
7.1k
Hotwire光の道とStimulus
nay3
5
2.3k
Railway Oriented Programming を オニオンアーキテクチャに適用する by kotlin-result / Railway Oriented Programming in Onion Architecture by kotlin-result
yuitosato
2
230
Featured
See All Featured
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
126
18k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
355
29k
Writing Fast Ruby
sferik
626
60k
It's Worth the Effort
3n
183
27k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
27
4.1k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
73
9k
BBQ
matthewcrist
85
9.3k
How GitHub (no longer) Works
holman
311
140k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
334
57k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
38
7k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
26
3.4k
Transcript
Windowsで開発する時代がやってきました abekoh 注: このスライドは2020/10に社内LTで発表、2022/10に一部修正したものです WSL2
WSL2とは?
• Windows Subsystem for Linux 2 • 1とは別もの • Windowsの仮想環境Hyper-V上でLinux動くやつ
WSL2
はてブのホットエントリでよく見る • Windows Subsystem for Linux 2(WSL 2)をセットアップしてみた • Windowsで開発
• WSL2: 開発環境構築&ツール開発ガイド • 十数年ぶりにメインマシンを Windows にした - eagletmt's blog • 完全なLinuxがWindows 10上で稼働する? 「WSL 2」とは やたらと環境構築記事流行ってる
• 自作PC組んで、2年ぶりにWindows触る • ゲーミング目的6割、WSL目的3割、その他1割 自作PCのついでに試したい RTX3080とかいうクソデカGPUもゲット
• WSL2はこれまでのと何が違うのか • インストール方法と諸注意 • 使用感など • 今後の展望 本日のおしながき
WSL2はこれまでのと何が違うのか
• Cygwin/MinGW ◦ UNIXに似たなにか、UNIXライクなコマンドであれこれ ◦ C/C++環境整える文脈で出てくるイメージ ◦ 昔はお世話になりました • Tera
Term ◦ sshするために別途必要 歴史的なやつ
• 当初はBash on Ubuntu on Windowsだった ◦ 公式にはUbuntuしか環境ない • Linuxっぽい何か
◦ LXSS/LXCore.SYSでWindowsと うまく共存してるらしい • (少し触った感じ、日本語扱うと もうダメダメだった気がする) WSL1 https://ascii.jp/elem/000/001/246/1246548/
• Hyper-Vハイパーバイザー上で 本物のLinux動かしてる • 仮想マシン起動→bashコマンド 受付まで2秒程度 • WSL2導入するとWindowsも 仮想化されるらしい (WindowsがRoot
Partition, LinuxがChild Partitionに分離?) WSL2でどう変わった? https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1906/14/news019.html https://docs.microsoft.com/ja-jp/virtualization/hyper-v-on-windows/reference/hyper-v-architecture
• WSL2入れるor入れないでバックエンド変更可能 • WSL2なし→Hyper-V(not Hyper-Vハイパーバイザ)上で動かす ◦ Windows10 Proの場合、Homeだとまた違う方法で • WSL2あり→WSL2をDockerの
バックエンドとして指定可能 ◦ WSL2上だけでDocker環境 完結させることができる Dockerまわり
図解 https://qiita.com/matarillo/items/ca1eecf8f9a3cd76f9ce#%E5%9B%B3%E8%A7%A3 Windows ホスト ここに並ぶ感じ?
インストール方法
• Windows Subsystem for Linux 2(WSL 2)をセットアップしてみた • Docker Desktop
for WindowsのバックエンドとしてWSL2を使用する ここ見たらおk
• Windows 10 Homeでも基本問題なし ◦ 余計なこと考えるの面倒なのでなんだかんだ Proのほうが恩恵ありそう • “May 2020
Update”入れなくてもOK ◦ 無理やり入れると未対応ドライバとかでてきて バグる可能性あり 諸注意
使用感など
• 起動はやい • 「これ動かんやん」みたいなの今のとこない • ネットワークからさっとディレクトリ開ける ◦ JetBrains系でデフォでかんたんに アクセスできた •
VSCodeもWSLモード勝手に使えるようになる • Docker, Docker for Macよりずっと速い気がする (マシンスペックもあるが) 快適
Windows Terminalめっちゃいい 設定ファイルはjson
今後の展望
• Vmmemというプロセスのメモリ使用量が増え続ける問題 • Issueが1年以上Openなまま https://github.com/microsoft/WSL/issues/4166 • メモリサイズ固定で暫定対応 https://qiita.com/yoichiwo7/items/e3e13b6fe2f32c4c6120 メモリバグ?
• Preview版だが公開された https://docs.nvidia.com/cuda/wsl-user-guide/index.html#getting-starte d • DeepLearningやるためにネイティブLinux入れる必要なくなる! ◦ PowerPoint使うため切り替えたりする必要なくなる NVIDIA CUDAの対応
• ARMアーキテクチャ版Macでどうなるか、、 • 開発以外は個人的にWindows使い勝手好きなので、 業務でもWSL2可能なら切り替えたいかも Web開発でもWindows優勢の時代くるか?