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初めて課題設定を取り入れたプログラミングの授業~高校生が中学生向けにアプリを開発~

 初めて課題設定を取り入れたプログラミングの授業~高校生が中学生向けにアプリを開発~

5月29日開催の
高等学校「情報科」事例セミナー ~情報技術を活用した問題の発見・解決~
での、岩田学園 岩田中学校・高等学校八木真也先生による事例発表資料

Transcript

  1. プログラミング教育に関する 事例発表 学校法人岩田学園岩田中学校・高等学校 技術・情報科 教諭 八木 真也 名刺アプリ(eight) のQRコードです

  2. 所在地 大分県大分市岩田町 1900年創立 校舎の設計者 磯崎 新

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  4. 男子校 ⇒ 男女共学 約600名 中・高一貫の IWATAコース 高・大連携 APU・立命館コース

  5. 2018年8月 教員1人1台 surface 2019年12月 生徒1人1台 iPad(CYOD) 全教室に84インチ モニター設置 (一部特別教室は65インチ) 2020年3月

    教員1人1台 iPad
  6. 生徒が使っている環境 iPad(CYOD) グループウェア ・BLEND(生徒、保護者間) MDM ・mobiconnect フィルタリング ・cisco umbrella 授業支援・その他

    ・MetamojiClassroom ・google for education ・Office365 ・adobeCC(一部の学年のみ) ・電子辞書「brain+」など MSアカウント appleID adobeCC フェデレーション クラウドストレージ OneDrive 1TB iCloud 200GB GoogleDrive 約50GB が利用可能 Googleアカウント
  7. 今回の実践について • 対象:高校2年生(IWATAコース3クラス) • 実施時期:2020年度12月~3月のうち各クラス20時間程度 • テーマ 「来年度新中学1年生が入学時に使えるようなアプリを作ってみよう」 ※本校の中学1年生のiPadは学年主任のGOサインが出るまでは カメラ、ブラウザ等ほとんどの機能が制限されています

  8. 中3時にスクラッチの授業を実施済み

  9. 4~11月にかけてWEBの制作を行う

  10. 授業の流れ 基礎 • 10時間程度 • Monaca公式テキスト 計画 • 2時間程度 •

    どんなアプリを作るかの計画(企画書) 制作 • 8時間程度 • Monacaでのアプリ制作
  11. 最初の約10時間でMonaca公式テキスト 既習のためカット

  12. 計画 0からアプリを制作するのは時間的にも困難 ⇒サンプルアプリを改良 コロナ禍(ちょうど第3波)でグループ活動が難しかった ⇒原則個人制作 自分が中学1年生だったら? ⇒あったらいいなと思うアプリを考える

  13. 制作 あまり時間がないなか何とか皆形にして提出はしてくれました。 代表作↓ 学校の先生紹介ガチャ

  14. 評価 簡単な企画書と、ソースコードを提出(Monacaのプロジェクト を共有) 「オリジナリティがどれくらいあるか」 「コードの改良・工夫がどれくらいしてあるか」で評価 →実際生徒が書 いた企画書一部

  15. 失敗談 1 Monaca公式テキストが思いのほか生徒にとっては難しかった Monaca の皆さん大変申し訳ございません🙇 ⇒単元ごとに簡単な確認問題を用意しておくべき もしくは今年度に限り他社テキストもありかも 来年度は教科書準拠のテキストの利用もできる

  16. 失敗談 2 既習内容(HTMLやスクラッチ)とのつながりがなかなかできなかった ⇒HTMLやスクラッチを学習する段階で少しづつJavaScript にも触れておくべき

  17. 失敗談 3 個人での制作がそもそも厳しかった(特に文系の生徒) ⇒グループでの学びあいの必要性&個人の問題解決能力の育成

  18. 初年度の感想 文系の生徒や、理系でもコンピュータに苦手意識がある生徒にはかなり ハードルが高いという印象 トライアル&エラーを繰り返すことに慣れていない生徒もなかなか取り組 みがうまくいかない 興味関心が高い生徒や成績上位者の生徒は教えてなくても勝手に進めてい く(良い意味で) プログラミングで問題解決!っとまではなかなかいかなかった 等・・・・

  19. 今年度の目標 • HTML&CSSの学習の段階でJavaScriptを少し含める • グループでの学びあいがしやすい環境づくり(コロナ禍であっ ても) • どんな問題を解決するか?という段階から生徒に考えさせる ※フィールドワークなどもできればしたい •

    Monaca公式テキストを補完するような課題を考える ※他社テキストの利用も検討 • グループでの共同制作も視野に入れる