$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
App Runner から ECS, EKS へのネクストステップ
Search
Atsushi Satou
August 05, 2023
Technology
0
130
App Runner から ECS, EKS へのネクストステップ
2023/08/05 JAWS-UG新潟#14
Atsushi Satou
August 05, 2023
Tweet
Share
More Decks by Atsushi Satou
See All by Atsushi Satou
AWS ECSでサービス間通信についておさらい
atsuw0
1
94
図で理解するAWS Network Firewallのアーキテクチャ
atsuw0
0
270
CLIで構築した方が良いもの一覧.pdf
atsuw0
0
150
HCP Terraformを使ったら AWSやGCPの環境構築が捗った話
atsuw0
0
190
HashicorpCloudについて.pdf
atsuw0
0
21
HCP Terraform について
atsuw0
0
1.7k
HashicorpCloudについて.pdf
atsuw0
0
28
AWS サーバレス設計 Tips集
atsuw0
0
110
AWS re:Invent 2023 ストレージ EFSレプリケーションのフェイルバック機能を試してみた
atsuw0
0
390
Other Decks in Technology
See All in Technology
履歴テーブル、今回はこう作りました 〜 Delegated Types編 〜 / How We Built Our History Table This Time — With Delegated Types
moznion
15
9.4k
たかが特別な時間の終わり / It's Only the End of Special Time
watany
2
530
Master Dataグループ紹介資料
sansan33
PRO
1
4k
生成AI・AIエージェント時代、データサイエンティストは何をする人なのか?そして、今学生であるあなたは何を学ぶべきか?
kuri8ive
2
1.8k
Capture Checking / Separation Checking 入門
tanishiking
0
110
MS Ignite 2025で発表されたFoundry IQをRecap
satodayo
3
230
Ryzen NPUにおけるAI Engineプログラミング
anjn
0
210
モバイルゲーム開発におけるエージェント技術活用への試行錯誤 ~開発効率化へのアプローチの紹介と未来に向けた展望~
qualiarts
0
280
Design System Documentation Tooling 2025
takanorip
1
930
Security Diaries of an Open Source IAM
ahus1
0
110
A Compass of Thought: Guiding the Future of Test Automation ( #jassttokai25 , #jassttokai )
teyamagu
PRO
1
190
Playwrightのソースコードに見る、自動テストを自動で書く技術
yusukeiwaki
2
810
Featured
See All Featured
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
140
34k
Speed Design
sergeychernyshev
33
1.4k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
239
140k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
30
5.7k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
527
40k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.8k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2.2k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
29
4.1k
Practical Orchestrator
shlominoach
190
11k
Music & Morning Musume
bryan
46
7k
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
8
1.2k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.8k
Transcript
App Runner から ECS, EKS への ネクストステップ 2023/08/05 Jaws #4
@ Atsushi Satou
自己紹介 佐藤 淳 (Satou Atsushi) アイレット株式会社 関東在住。新潟市出身。 Qiita : https://qiita.com/atw0_0w
2023/07 はじめました。 Marp で初スライド作成 & 発表!! お見苦しいところありますがお手柔らかに何卒... m(__)m 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 @ Atsushi Satou
目次 1. App Runner でできること / できないこと 2. ECS を少し解説
3. ECS,EKS へのネクストステップ 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 3 / 19
Goal App Runner でできること/ 出来ないことを抑える. ECS をおさらいしてみる. ECS やEKS の移行タイミングを抑える.
2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 4 / 19
1. App Runner でできること / できないこと 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14
App Runner で出来ること 接続数に基づくAutoScaling. リポジトにイメージリプッシュ → 自動でデプロイ. X-ray によるトレース. WAF
も指定できる. サービス → サービス への通信も出来なくはない. https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/deep-dive-on-aws-app- runner-private-services/ → あれ、意外と充実している..? 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 6 / 19
App Runner で出来ないこと ネットワーク セキュリティグループでのインバウンド制御ができない 可用性 AutoScaling のスケーリングポリシーが選べない ログ コンテナ実行基盤の詳細なログは見れない
ロードバランサなどのログは見れない 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 7 / 19
( 続き ) CI/CD デプロイ方式(Canary, B/G, 外部デプロイツールが選べない) マイクロサービス 複数サービス間通信になると管理ができない コンテナは1
種類だけ (Sidecar や コンテナ間通信は無理) → コンテナ1 つだけで稼働なら問題なさそう。 → 機能の追加に伴う複数サービスを運用するには不向き. 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 8 / 19
2. ECS の設計部分を少し解説 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14
( もっとあるけど..) ECS を構築 する上で必要なAWS サービス 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 10
/ 19
ECS 設計のポイント クラスター 作成するVPC, サブネットを指定. Container Insights を有効化. 2023/08/05 JAWS-UG
新潟#14 11 / 19
ECS 設計のポイント タスク タスク定義の記載 CPU, メモリ割り当て 機密情報は SecretsManager から取得 タスクロール,
タスク実行ロールにひつような権限を付与. [Optional] EFS マウントポイント etc : 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 12 / 19
ECS 設計のポイント サービス Fargate での起動がおすすめ( インフラ管理不要) タスク定義とリビジョン番号を指定してタスクを起動. AutoScaling のスケーリングポリシーの設定.(StepScaling, TargetTracking)
デプロイコントローラ(ECS, CODE_DEPLOY). サービス間通信の設定. 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 13 / 19
[ 補足 ] タスクとタスク実行ロール タスク実行ロール タスクを起動/ 稼働するために必要なロール. CloudWatch Logs への出力.
ECR のプライベートレジストリ上からイメージを取得. Secrets Manager からSecrets 情報を取得 タスクロール タスク上のコンテナがAWS API を呼び出すことが可能. S3 にアップロード. DynamoDB のアイテムを更新. 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 14 / 19
3. ECS,EKS へのネクストステップ 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14
App Runner で出来ないけど , ECS,EKS でできること ネットワーク セキュリティグループでのインバウンド制御ができる 可用性 AutoScaling(Target
Tracking, Step Scaling) ができる ログ ContainerInsights など詳細なログの出力ができる アクセスログ(ELB) やVPC フローログの出力ができる 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 16 / 19
( 続き ) CI/CD デプロイ方式(Canary, B/G, 外部デプロイ) が選べる マイクロサービス 複数サービスを1
つのクラスター上で管理できる Sidecar 経由でサービス間通信できる サービスディスカバリできる 代表的な機能 AppMesh ECS Service Connect etc.. 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 17 / 19
[ まとめ ] どのように移行していくか App Runner ... コンテナ1 つでのサービス稼働. 検証用.
↓ ECS ... 複数サービスの管理. 運用改善. ↓ ECS, EKS ... サービス間通信, マイクロサービス. 2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 18 / 19
ECS, EKS 触ってみたいと言う方は ... ECS Workshop https://ecsworkshop.com/ EKS Workshop https://www.eksworkshop.com/
2023/08/05 JAWS-UG 新潟#14 19 / 19