Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
サーバーレスとDevOpsを活用した システム開発を支えるオブザーバービリティ
Search
Beli
May 12, 2023
Technology
1
570
サーバーレスとDevOpsを活用した システム開発を支えるオブザーバービリティ
ビヨンド勉強会(ビヨ勉)
【大阪】AWS構築・開発の技術勉強会【リアル開催】
https://beyondjapan.connpass.com/event/280427/
Beli
May 12, 2023
Tweet
Share
More Decks by Beli
See All by Beli
re:Invent 2024のふりかえり
beli68
0
200
re:Invent 2024のおすすめブレークアウトセッション
beli68
0
140
re:Invent 2024のおすすめセッション
beli68
0
210
Aurora Serverlessが 好きになった話
beli68
0
150
AmazonかAWSかわからない
beli68
1
82
技術だけではないre:Invent
beli68
0
82
セッションの選び方とおすすめセッション
beli68
0
440
旅行初心者に送るre:Inventの歩き方
beli68
0
750
re:Inventに行くべきたった1つの理由
beli68
0
130
Other Decks in Technology
See All in Technology
PHP開発者のためのSOLID原則再入門 #phpcon / PHP Conference Japan 2025
shogogg
4
870
あなたの声を届けよう! 女性エンジニア登壇の意義とアウトプット実践ガイド #wttjp / Call for Your Voice
kondoyuko
4
470
Clineを含めたAIエージェントを 大規模組織に導入し、投資対効果を考える / Introducing AI agents into your organization
i35_267
4
1.7k
Delegating the chores of authenticating users to Keycloak
ahus1
0
130
"サービスチーム" での技術選定 / Making Technology Decisions for the Service Team
kaminashi
1
170
2年でここまで成長!AWSで育てたAI Slack botの軌跡
iwamot
PRO
4
770
mrubyと micro-ROSが繋ぐロボットの世界
kishima
2
350
Amazon S3標準/ S3 Tables/S3 Express One Zoneを使ったログ分析
shigeruoda
4
550
製造業からパッケージ製品まで、あらゆる領域をカバー!生成AIを利用したテストシナリオ生成 / 20250627 Suguru Ishii
shift_evolve
PRO
1
140
20250625 Snowflake Summit 2025活用事例 レポート / Nowcast Snowflake Summit 2025 Case Study Report
kkuv
1
330
米国国防総省のDevSecOpsライフサイクルをAWSのセキュリティサービスとOSSで実現
syoshie
2
1.2k
監視のこれまでとこれから/sakura monitoring seminar 2025
fujiwara3
11
4k
Featured
See All Featured
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
32
2.3k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
10
930
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
28
3.9k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.6k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
233
17k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
7
490
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
42
7.3k
Fireside Chat
paigeccino
37
3.5k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
58
9.4k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
54
11k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1370
200k
Transcript
サーバーレスとDevOpsを 活用したシステム開発を支える オブザーバービリティ 【大阪】AWS構築・開発の技術勉強会【リアル開催】 フェンリル株式会社 柴田 晃
自己紹介 柴田 晃 (SHIBATA, Akira) • インフラ担当 • AWS Ambassador
• 趣味は杖道(じょうどう) • 仲良くなりたいAWSサービスは IAM
アジェンダ • サーバーレスのおさらい • DevOpsのおさらい • オブザーバービリティのおさらい • DevOpsとオブザーバビリティの関係 •
サーバーレスでのオブザーバービリティ • ワンポイントプラクティス
サーバーレスのおさらい
サーバーレスへのパラダイムシフト • 抽象化のレベルが上がり、ビジネスロジックへ集中 • 物理マシン→仮想マシン→コンテナ化 • インフラの管理は残った • サーバーレスでは他の誰かがインフラを管理 •
ビジネスロジックへ集中できる
サーバーレスの責任範囲 “20180410 AWS White Belt Online Seminar AWSのよくある都市伝説とその真実” より https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/20180410-aws-white-belt-online-seminar-aws
サーバーレスの責任範囲 “20180410 AWS White Belt Online Seminar AWSのよくある都市伝説とその真実” より https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/20180410-aws-white-belt-online-seminar-aws
サーバーレスで ユーザーが責任を 持つ範囲
AWSのサーバーレスとは • インフラのプロビジョニングや管理が不要 • 自動スケーリング • 使用に対して支払い • 高可用性と安全性
コンピュータだけじゃないサーバーレス コンピュータ データストア インテグレーション AWS Lambda AWS Fargate Amazon Aurora
Serverless Amazon DynamoDB Amazon S3 Amazon EventBridge Amazon API Gateway Amazon SQS Amazon SNS Amazon MQ
DevOpsのおさらい
DevOps? DevOpsという用語は2008年のDevOpsDaysから 普及したとされているが、統一的な定義は無い • 開発者と運用者が協力する? • 高速でリリースする? • CI/CDの自動化?
AWSのDevOps “DevOps とは?”より https://aws.amazon.com/jp/devops/what-is-devops/
DevOpsの利点 • スピード • 迅速な配信 • 信頼性 • 拡張性 •
共同作業の向上 • セキュリティ “DevOps とは?”より https://aws.amazon.com/jp/devops/what-is-devops/
モダンな DevOps “AWS re:Invent 2022 - AWS Well-Architected best practices
for DevOps on AWS (DOP207)”より https://www.youtube.com/watch?v=hfXokRAyorA&list=PL2yQDdvlhXf_fADfZTuoxJyPh2jXSScuR&index=25
オブザーバービリティ
オブザーバービリティ? DevOpsと同じく統一的な定義はなさそう
AWSのオブザーバビリティ 観測可能性とは、システムで何が 起こっているかをどれだけ理解 できるかということで、多くの場 合、メトリクス、ログ、またはト レースを収集するためにインスツ ルメンテーションを行います。 オペレーショナル・エクセレンスを 達成し、ビジネス目標を達成する ためには、システムがどのように
機能しているかを理解する必要 があります。 (DeepLによる翻訳) “AWS Summit SF 2022 - Full-stack observability and application monitoring with AWS (COP310)” より https://www.youtube.com/watch?v=or7uFFyHIX0
オブザーバビリティの3つの柱 Logs Metrics Trace さまざまな時間間隔で測定さ れた数値データ (時系列デー タ)。 SLI (リクエスト率、エ
ラー率、期間、CPU% など) 障害、エラー、状態変換な ど、アプリケーションまたはシ ステム内で発生した個別のイ ベントのタイムスタンプ付きレ コード トレースは、複数のアプリ ケーションとシステム (通常 はマイクロサービス) にわた る 1 人のユーザーの旅を表 します。
DevOps と オブザーバービリティ
AWSのDevOps “DevOps とは?”より https://aws.amazon.com/jp/devops/what-is-devops/
AWSのDevOps “DevOps とは?”より https://aws.amazon.com/jp/devops/what-is-devops/
サーバーレスでの オブザーバービリティ
オブザーバビリティの3つの柱 Logs Metrics Trace さまざまな時間間隔で測定さ れた数値データ (時系列デー タ)。 SLI (リクエスト率、エ
ラー率、期間、CPU% など) 障害、エラー、状態変換な ど、アプリケーションまたはシ ステム内で発生した個別のイ ベントのタイムスタンプ付きレ コード トレースは、複数のアプリ ケーションとシステム (通常 はマイクロサービス) にわた る 1 人のユーザーの旅を表 します。
AWSのサービスで実現する Logs Metrics Trace Amazon CloudWatch Logs Amazon CloudWatch Metrics
AWS X-Ray
Lambdaの場合
ワンポイントプラクティス トレースとログをリンクする
よくあるログ
問題点 • ログの関係性が分からない • どのリクエストから発生した? • どのログとどのログが同じリクエストで発生した?
どうすればいいの? • X-RayのTraceIDをログに含める • X-Amzn-Trace-Idというヘッダーとして送られてきま す
おまけ X-Rayを試して見たいかたへ Serverless Observability Workshop https://serverless-observability.workshop.aws/en/
None