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事業家になる道のり比較.pdf

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キャンバス

August 02, 2024
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  1. キャンバスは事業家への一歩目としてベストな場所です   キャンバスで事業を立ち上げ 分社化し社長になる 自分で起業 企業内新規事業 資金 会社資金 自己資金 銀行借入

    株式調達 会社資金 資金が事業に及ぼす影響 ◯ ✕ △ △ ◯ 成功する可能性の高い 事業領域への挑戦 ◯ ◯ ◯ ✕ ✕ マネジメントの0→1の 実績とナレッジ ◎ ✕ ✕ △ ✕ ピボットの自由度 ◯ △ △ ✕ ✕ 失敗した場合のリスク ◎ △ ✕ △ △ 立ち上げの手間 ◎ △ ✕ ✕ △ キャピタルゲイン (株式売却益) ◯ ◎ ◎ ◯ ✕ 給与の保証 ◎ ✕ ✕ ✕ △ 利益の還元 ◯ ◎ ◯ ◯ ✕ どのように事業家になっていくべきか
  2. 資金 キャンバスで 事業を立ち上げ 分社化し 社長になる 自分で起業 企業内新規事業 資金が事業に 及ぼす影響 企業内新規事業

    〇 チームや領域に合わ せて、適切な量の投 資を行える。 × 初期投資がゼロ か、少額になら ざるを得ないた め、事業が労働 集約的になりや すく、利益がで にくい。 △ 初期投資がゼロ 初期投資が少額 にならざるを得 ないため、事業 が労働集約的に なりやすく、利 益がでにくい。 △ チームや領域に 合わせて、適切 な量の投資を行 える。 〇 チームや領域に合わ せて、適切な量の投 資を行える。 会社資金 自己資金 銀行借入 株式調達 会社資金
  3. 資金 キャンバスで 事業を立ち上げ 分社化し 社長になる 自分で起業 企業内新規事業 成功する可能 性の高い事業 領域への挑戦

    企業内新規事業 〇 自分のキャリアプラ ンに合わせて、領域 を自由に選ぶことが できる。「まずは手 堅い領域で種銭をつ くり、そのあとハイ リスク・ハイリター ンの領域で勝負」 「まずは手堅く種銭 をつくり、そのあと 名誉を得たり、やり たい仕事をやりにい く」など。 〇 自分のキャリア プランに合わせ て、領域を自由 に選ぶことがで きる。「まずは 手堅い領域で種 銭をつくり、そ のあとハイリス ク・ハイリター の領域で勝負」 「まずは手堅く 種銭をつくり、 そのあと名誉を 得たり、やりた い仕事をやりに いく」など。 〇 自分のキャリア プランに合わせ て、領域を自由 に選ぶことがで きる。「まずは 手堅い領域で種 銭をつくり、そ のあとハイリス ク・ハイリター ンの領域で勝 負」「まずは手 堅く種銭をつく り、その後名誉 を得たり、やり たい仕事をやり にいく」など。 × 投資のリスクに 見合うリターン を出すために、 ハイリスク・ハ イリターンな領 域(1000に3つの 領域)をやらざる を得ない。投資 家にとっては合 理的だが、事業 家のキャリアに とっては合理的 ではないケース が多い。 × 投資のリスクに見合 うリターンを出すた めに、ハイリスク・ ハイリターンな領域 (1000に3つの領域) をやらざるを得な い。そうでなければ 企業側のメリットが ない。企業側にとっ ては合理的だが、事 業家のキャリアに とっては合理的では ないケースが多い。 会社資金 自己資金 銀行借入 株式調達 会社資金
  4. 資金 キャンバスで 事業を立ち上げ 分社化し 社長になる 自分で起業 企業内新規事業 マネジメント 0→1の実績と ナレッジ

    企業内新規事業 ◎ キャンバスのマネジ メントには、事業の 0→1を成功させた ことがある人しかい ないため、そのナ レッジを充分に活か すことができる。 × ナレッジ0から 始めることにな り、成功確率が 低い。 × ナレッジ0から 始めることにな り、成功確率が 低い。 △ 事業の0→1を成 功させたことが ある投資家も稀 にいる。ただ数 が少なく、いた としても事業開 発に伴走してく れるケースはあ まりない。 × 事業の0→1を成功さ せたことがある担当 者がそもそもいな い。その経験がある 人は、「企業内新規 事業担当者」になる メリットがない。 会社資金 自己資金 銀行借入 株式調達 会社資金
  5. 資金 キャンバスで 事業を立ち上げ 分社化し 社長になる 自分で起業 企業内新規事業 ピボットの 自由度 企業内新規事業

    〇 キャンバスは1人ひ とりの事業開発の成 功確率を最重視して いるため、ピボット の範囲も回数も無制 限。 △ 自己資金が続く 限りは、ピボッ トの範囲も回数 も無制限。 △ 銀行から借り入 れしたお金が続 く限りは、ピ ボットの範囲も 回数も無制限。 × 投資家のポート フォリオがある ため、定められ た範囲を越える ピボットは許さ れない。また、 ファンドの償還 期限(一般的に 7〜10年)がある ため、時間的な 制限もある。 × 企業側が定めた領域 があり、その領域を 越えるピボットは許 されない。 会社資金 自己資金 銀行借入 株式調達 会社資金
  6. 資金 キャンバスで 事業を立ち上げ 分社化し 社長になる 自分で起業 企業内新規事業 失敗した場合 のリスク 企業内新規事業

    ◎ 全くない上に、何度 でもチャレンジ可 能。失敗すればする ほど、経験値があが り、成功確率が上が るため、非常にポジ ティブに捉えられ る。 △ 自己資金がなく なる。 × いまの制度で は、基本的に事 業家自身の個人 保証が必須。親 族の連帯保証を 求められるケー スも多い。事業 に失敗した場 合、差押えや自 己破産のリスク もある。また、 連帯保証してい る親族との関係 に悪影響を与え るリスクもあ る。 △ 投資家によって は、事業家に株 式の買い取りを 求めてくるケー スもあり、トラ ブルも多数報告 されている。詳 しくは「買取請 求権 トラブル」 や「買戻条項 ト ラブル」で検 索。 △ 資金面のリスクはな い。ただキャリア的 にはマイナスな場合 が多い。社内新規事 業に失敗した担当者 が、その後社内で出 世するケースは少な い。 会社資金 自己資金 銀行借入 株式調達 会社資金
  7. 資金 キャンバスで 事業を立ち上げ 分社化し 社長になる 自分で起業 企業内新規事業 立ち上げの 手間 企業内新規事業

    ◎ 仲間集め、事務手続 き、事業承認など、 すべてのプロセスの 手間がかからない。 異動するようにス ムーズに事業家にな ることができる。 △ 仲間集めや事務 手続きに手間が かかる。立ち上 げだけで挫折し てしまう人も一 定数いる。 × 仲間集めや事務 手続きと並行し て、銀行との融 資交渉を進める 必要がある。実 績がない場合 は、非常に多く の銀行に断られ る。 × 仲間集めや事務 手続きと並行し て、複数の投資 家との交渉を進 める必要があ る。実績がない 場合は、非常に 多くの銀行に断 られる。 △ 事務手続きの手間は ない。ただし仲間を 集めと、事業承認を もらうための手間は かかる。承認をもら うためだけに数年か かる場合も多い。 会社資金 自己資金 銀行借入 株式調達 会社資金
  8. 資金 キャンバスで 事業を立ち上げ 分社化し 社長になる 自分で起業 企業内新規事業 キャピタル ゲイン (株式売却益)

    企業内新規事業 〇 事業家はリスクを負 うことなく、30% までの株式を持つこ とができる。 ◎ 株式はすべて事 業家が持ってい る場合が多い。 ◎ 株式はすべて事 業家が持ってい る場合が多い。 〇 調達している場 合、事業家の持 株比率はだいた い数%〜70%。 × 株式は持てない場合 がほとんど。条件を 魅力的にしすぎる と、既存事業の人た ちが嫉妬してしまう ため。イノベーショ ンのジレンマ。 会社資金 自己資金 銀行借入 株式調達 会社資金
  9. 資金 キャンバスで 事業を立ち上げ 分社化し 社長になる 自分で起業 企業内新規事業 給与の保証 企業内新規事業 ◎

    仮に自分の会社の売 上がゼロでも、給与 が保証されている。 給与水準も既存事業 のものと変わらな い。 × 一切保証されな い。 × 一切保証されな い。 × 一切保証されな い。 △ 保証されるが、既存 事業から下がるケー スが多い。 会社資金 自己資金 銀行借入 株式調達 会社資金 利益の還元 〇 利益に応じて、数% 〜数十%の業績賞与 が発生。 ◎ 得られた利益は すべて獲得でき る。 〇 初期は借入が残っ ているため、利益 が出たとしても返 済にあてる割合が 多くなる。完済し てからは自由にで きる。 〇 株主利益の最大 化の原則がある ため、一定以上 の利益が確保で きない限り自分 の給与を上げに くい。 × 給与が上がる可能性 はあるが、あくまで サラリーマンとして であり、利益の還元 というレベルではな い。