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手探りのソフトウェアテスト・品質保証から抜け出そう!~自信を持ってテスト活動を進めるためのスタートライン /Skillspace

caori_t
April 16, 2021

手探りのソフトウェアテスト・品質保証から抜け出そう!~自信を持ってテスト活動を進めるためのスタートライン /Skillspace

■イベントのプロポーザルページ
https://confengine.com/conferences/devopsdays-tokyo-2021/proposal/15197

■スライド12/82
AgileTestinFellowship
https://agiletestingfellow.com/
■スライド21/82
JaSST'14 Tokyo レポート クロージングパネル Stuart Reidさんの資料
http://www.jasst.jp/symposium/jasst14tokyo/pdf/H8-2-2.pdf
■スライド65/82
JSTQBのシラバス
http://jstqb.jp/syllabus.html
■スライド66-67/82
ASTERセミナー標準テキスト
http://aster.or.jp/business/seminar_text.html
■スライド68-69/82
JaSST(ソフトウェアテストシンポジウム)
http://www.jasst.jp/
■スライド70-71/82
WACATE
https://wacate.jp/
■スライド73/82
テスト自動化とお掃除ロボット
https://speakerdeck.com/yoshikiito/tesutozi-dong-hua-toosao-chu-robotuto
抜け出そう、テスト自動化あるある
https://speakerdeck.com/yoshikiito/ba-kechu-sou-tesutozi-dong-hua-aruaru
■スライド74/82
事例からわかる!テスト自動化導入パターン
https://www.slideshare.net/ssuser0dbbce1/ss-245319643?fbclid=IwAR22HKHlviDezFL1BkNXbXnEFDYICQrhcxT1sqVPbV-zB22AJ5bbk-fLuPQ
■スライド75/82
テスト自動化プロジェクトを支える技術と仕組み
https://speakerdeck.com/yoshikiito/tesutozi-dong-hua-puroziekutowozhi-eruji-shu-toshi-zu-mi
■スライド77/82
QAファンネル(初掲載の資料)
https://www.slideshare.net/YasuharuNishi/recollection-of-embedded-system-qa-in-the-last-decade
■スライド78/82
ソフトウェア・シンポジウム 2021(SS2021)
https://www.sea.jp/ss2021/index.php
■スライド80/82
【オンライン座談会】はじめてのAgileTesting-大企業の品質管理に求められるパラダイムシフト
https://graat-agile.connpass.com/event/210490/

caori_t

April 16, 2021
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Transcript

  1. 2 自己紹介 常盤香央里(ときわかおり) 北海道札幌市出身 グロース・アーキテクチャ&チームス 株式会社(Graat)所属 チームプロセス支援コンサルタント 前職にて組み込みソフトウェア開発 に14年かかわった経験も踏まえな がら、「改善活動ができるチームづく

    り」など、個人の力をチームの力にし ていくような支援を行っている @caori_t SaPIDファン♡ ゆるっとファシリテーター (ゆるぱし) WACATE実行委員 (ソフトウェアテストの合宿形式勉 強会) SigSQAメンバー (イマドキの品質保証を考える) Agile Testing Fellowship メン バー いつかAgileTestingDaysでワーク ショップ実施したい人 基 本 情 報
  2. 3 自己紹介 お 仕 事 常盤香央里(ときわかおり) 北海道札幌市出身 グロース・アーキテクチャ&チームス 株式会社(Graat)所属 チームプロセス支援コンサルタント

    前職にて組み込みソフトウェア開発 に14年かかわった経験も踏まえな がら、「改善活動ができるチームづく り」など、個人の力をチームの力にし ていくような支援を行っている @caori_t SaPIDファン♡ ゆるっとファシリテーター (ゆるぱし) WACATE実行委員 (ソフトウェアテストの合宿形式勉 強会) SigSQAメンバー (イマドキの品質保証を考える) Agile Testing Fellowship メン バー いつかAgileTestingDaysでワーク ショップ実施したい人
  3. 4 自己紹介 コ ミ ュ ニ テ ィ 活 動

    常盤香央里(ときわかおり) 北海道札幌市出身 グロース・アーキテクチャ&チームス 株式会社(Graat)所属 チームプロセス支援コンサルタント 前職にて組み込みソフトウェア開発 に14年かかわった経験も踏まえな がら、「改善活動ができるチームづく り」など、個人の力をチームの力にし ていくような支援を行っている @caori_t SaPIDファン♡ ゆるっとファシリテーター (ゆるぱし) WACATE実行委員 (ソフトウェアテストの合宿形式勉 強会) SigSQAメンバー (イマドキの品質保証を考える) Agile Testing Fellowship メン バー いつかAgileTestingDaysでワーク ショップ実施したい人
  4. こんな例を使ってスタートラインをお伝えします! 30 【再掲】 スクラムチームで毎スプリントテスト ケースを作り続けているが、ケース 数を増やしてもリリース後の不具 合が出続ける… テスト自動化を組織に 横展開してみたが、メン テナンスコストの増加に

    見合う品質の向上が見 られない… プロダクトの開発規模拡大の ために外部のテスト専門会社 にテストを依頼したが、期待し たようなテストをやってもらえな かった… Case1 Case2 Case3
  5. どのスキルを使っているか? ソフトスキル テストスキル IT スキル ドメイン 知識 毎スプリント、 プロダクトの変更・追加内容に合わせて テストケースを行き当たりばったりでつくる

    不具合が出るたびに、 不安を埋めるために 組み合わせをどんどん増やす 不具合が出るたびに、 不安を埋めるために 組み合わせをどんどん増やす Case1 35
  6. 例えばこんなことから始めてみる! ソフトスキル テストスキル IT スキル ドメイン 知識 Case1 テストに詳しい人に相談して、 テストケースの作り方を

    草の根的に変えていく 不具合を分析して、 どんなテストが必要か? を考えるところからやってみる 40
  7. IT スキル 期待をスキルにマッピングすると? ソフトスキル ドメイン 知識 Case2 テストスキル 【受託側】 目的に合わせてテスト戦略を立てて

    テストの技術を使って いい感じにテストできますよ! 【依頼側】 プロダクトの特性に合わせたテストを いい感じにやってほしい! 46
  8. IT スキル 背景として期待するスキルがアンマッチな状態… ソフトスキル ドメイン 知識 Case2 テストスキル 【受託側】 目的に合わせてテスト戦略を立てて

    テストの技術を使って いい感じにテストできますよ! 【依頼側】 プロダクトの特性に合わせたテストを いい感じにやってほしい! 47 実際は、もう少し事情が違って、単純に手を動かすだけの人をたくさん提供できるだけ(テストスキルの説明で 「これではない!」とお話したもの)…なんてパターンもありますが…その場合も、スキルのアンマッチですよね?
  9. 例えばこんなことから始めてみる! Case2 IT スキル ソフトスキル ドメイン 知識 テストスキル プロダクトの開発規模 拡大のために…

    目的に立ち戻って、 本当に外の力を借りたかった スキル領域はどこだったのか? を検討するところからやってみる 外部のテスト専門会社に 依頼した目的はこれだった! 50 そもそも【ドメイン知識】の部分に外の力を借りるというのは、結構難しい話ですよね…内製 で頑張る部分と外の力を借りる部分を上手く使い分ける戦略が必要になってきますね
  10. 例えばこんなことから始めてみる! Case2 IT スキル ソフトスキル ドメイン 知識 テストスキル スキルがマッチするところを 選択して一緒にやろう!

    目的に立ち戻って、 本当に外の力を借りたかった スキル領域はどこだったのか? を検討するところからやってみる 51
  11. 例えばこんなことから始めてみる! Case2 IT スキル ソフトスキル ドメイン 知識 テストスキル スキルがマッチするところを 選択して一緒にやろう!

    目的に立ち戻って、 本当に外の力を借りたかった スキル領域はどこだったのか? を検討するところからやってみる 検討自体が難しければ、 検討を一緒にしてくれる ところの力をまずは借りる! 52
  12. 例えばこんなことから始めてみる! ソフトスキル テストスキル Case3 目的ごとに実績を取得して 効果を測ってみる 自動テストのそれぞれの 目的を言語化する 62 ドメイン

    知識 IT スキル 目的が【画面のカバーをしたい!】だったら、『自動テストで画面をどれくらい通っているか?のカバー率』を測ってみるとか… 目的が【リリース後の不具合を減らしたい!】なら、『リリース後の不具合が減っているかどうか?』とか、『リリースしてから不具合が出るまでの時間』を計測をするとか…
  13. JSTQBのシラバスで学ぶ IT スキル ソフトスキル ドメイン 知識 テストスキル http://jstqb.jp/syllabus.html 日本におけるソフトウェアテスト 技術者資格認定組織

    資格試験を受けなくても、 シラバスで学ぶことができます! 日本語訳がどんどん増えているので、興味 のある領域を中心に読むのがオススメ! ベーシックなのは【Foundation Level】から 65
  14. 外の力を借りる手前で困ったら… IT スキル ソフトスキル ドメイン 知識 テストスキル 目的に立ち戻って、 本当に外の力を借りたかった スキル領域はどこだったのか?

    を検討するところからやってみる 検討自体が難しければ、 検討を一緒にしてくれる ところの力をまずは借りる! 79 【再掲】
  15. 社内で DevOpsテス ト周りを推進 する上で消極 的な人、勉強 してくれない人、 どうしたらいい のか... 現状困っていることをヒアリングするところから始めてみる のはどうでしょうか?

    まさに、私が今回のお話をしようと思ったきっかけも同じよ うな気持ちからです。 「ここにテストスキルを少し加えたら、もっと楽にできたり もっと良くできたりするのに…」と思うことが色々あって、で も「テスト勉強会しませんか?」とかでは受け入れてもら えなかったんです。 実際に受け入れてもらえたのは、何か具体的に困ってい る場面で「こんな情報ありますよ」「こんな考え方使えま せんか」と提示してみた時でした。 きっと社内で推進しよう!となる裏側には「困っているこ と」や「これから困りそうなこと」が潜んでいると思います。 82 【おまけ:当日のQ&Aでお話したこと】