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Application Design 勉強会 #4

Application Design 勉強会 #4

Application Design 勉強会 #4

Kazuki Chigita

July 17, 2019
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  1. Commandパターン • 以下のようなinterfaceを用意する. • 利用するときはCommandを実装する. • 何がうれしいの? • この構造にすれば,Commandの実装クラスの詳細を 知らずとも利用できる.

    • do()をすれば全てのコマンドが操作できる. シンプルなCommandパターンでは メソッドは⼀つ それぞれでdo()をoverrideする.
  2. Commandパターン(例1) • メリット1 : ビジネスロジックとチェック機構の分離 • validate() はGUI等からも使われる有効性の チェックが具体的な登録処理を含むのは危ない. •

    validate()はデータベースの詳細を知ることがな いので,ここでも分離ができている. • メリット2 : 一時保存 / 時間差実行の実現 • validate()の後,すぐにexecute()を呼び出す 必要はない. • execute()だけバッチ処理的に時間差で実行しても なんの問題もない. • 分離することで,一時的に状態を保持しておく構造 ができている.
  3. TemplateMethodパターン • 課題 : 似た処理がアチラコチラに出てくる. パターン化した処理がコピペで煩雑に使われて いる. • 解決法 •

    共通化や概念化できる大きな枠としての処理を abstract class(抽象基本クラス)に持っていく. • 上の概念化されたクラスを継承先で具体的なクラス 実装を行う. • 例 : Bubble Sortをどう扱うか
  4. Strategyパターン • 課題 : 似た処理がアチラコチラに出てくる. パターン化した処理がコピペで煩雑に使われて いる.(TemplateMethodパターンと同じ) • 解決法 •

    汎用的な部分や概念的な部分を抽象クラスで実装せ ずに,Handleクラスのようなものに持っていく • 実装すべきものはinterfaceに切り出す • 例 : Bubble Sortをどう扱うか
  5. Strategyパターン • 良い点 • TemplateMethodパターンの課題を解決している. • SortHandleを他のソートパターンでも利用できる • interfaceで切り出しているので, DIPと相性がいい.

    • BubbleSortのみにとどまらない再利用性が高い. • 問題点 • 実装が少し多くなる • (こういうパターンはStrategyパターンで解決 するのが現状良さそう)
  6. Facade & Mediator パターン • 課題 : クラス間の結合度を下げたい. • 解決方法

    • Façade • 上から抑える(wrapする) • Mediator • 下から抑える(Mediatorにやってもらう)
  7. Facade & Mediator パターン • 課題 : クラス間の結合度を下げたい. • 解決方法

    • Façade • 上から抑える(wrapする) • Mediator • 下から抑える(Mediatorにやってもらう)