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新規アプリ開発で Xamarin導入を見送った話
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Chooyan
February 01, 2019
Technology
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新規アプリ開発で Xamarin導入を見送った話
初心者歓迎XamarinのLT会!Xamarin入門者の集い #5 で発表させていただいたLTの資料です。
Chooyan
February 01, 2019
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Transcript
フリーランスソフトウェアエンジニア 中條 剛(ちゅうじょう つよし) Twitter : @chooyan_i18n GitHub : @chooyan-eng Qiita :
@chooyan_eng 新規アプリ開発で Xamarin導入を見送った話
自己紹介 • フリーランスでAndroid/iOSアプリの開発や講師などをしています • Xamarin歴1ヶ月程度です • 2018年は「オークメモリーズ」アプリ を作りました
Xamarinでの開発を見送った話 • 状況 ◦ 会社初のアプリ開発。 Webがメイン。 ◦ アプリ開発者は自分ひとり ◦ 自分もiOSアプリ開発は初めて
◦ ワイヤーフレームも何もない状態からの開発スタート • 結論 ◦ Xamarinではなくネイティブ(AndroidはKotlin、iOSはSwift)で開発する ◦ AndroidをリリースしてからiOSに着手する方針(自分の経験の都合)
Xamarinを使うメリット • ひとつの言語、ひとつのコードベース ◦ コードを共通化することで同じロジックを Kotlin / Swiftで2度書く必要がなくなる ◦ プラットフォームごとの仕様差分、実装差分が減らせる
◦ ひとりの開発者がAndroidもiOSも幅広く担当できる ◦ 開発を効率化できる
Xamarinを使うリスク ① • エンジニア見つけられない問題 ◦ メンバーを追加しようと思ったときに、 Xamarinができる人が見つからないのではないか? ◦ 主に知り合いづてでメンバーを探していたため、マッチする人を見つけるのが大変そう
Xamarinを使うリスク ② • 学習コスト高い問題 ◦ 例えばiOSアプリ開発をする際、 C# -> Xamarin ->
iOSプラットフォームをそれぞれ学ばなければな らないのではないか。ネイティブなら Swift -> iOSプラットフォームのみ。 ◦ 問題の原因や解決方法の調査をする際、結局 SwiftやObjective-Cも読むことになりそう。 ◦ 新しいアプリ開発者が入るたびに C# -> Xamarinを覚えなければならない。
Xamarinを使うリスク ③ • 思ったより共通化の効果が大きくなさそう問題 ◦ ロジックの大半はサーバーサイドでも共通化できるのではないか ◦ 各プラットフォーム「らしさ」を考えると UIはあまり共通化できないのではないか ▪
CustomRendererというのがあるらしい(まだ調べられていない、、、) ◦ 共通化した部分と共通化できない部分を繋げる設計が必要になるのではないか。たぶん。
Xamarinが適したプロジェクトを考えてみた • 開発者が確保できる ◦ Xamarinができる開発者が見つかる見込みがある ◦ Xamarinを「追加で」学習するコストが支払える • 共通のUIをデザインできる ◦
タブバー、ナビゲーションドロワーなどのプラットフォーム固有の UIに頼らず、 Android / iOSどちらのプラットフォームでも使いやすい UIをデザインできる ◦ (Xamarin.Forms的にどの程度UIに差を出しても大丈夫なのかは要調査) • 「アプリ側に」たくさんのロジックを実装する必要がある ◦ ローカルでデータを処理する、センサーや地図を扱うなど、サーバー側へ処理を任せられない機能 が多い
オークメモリーズでは? • 開発者が確保できる ◦ Xamarinができる開発者が見つかる見込みがある ◦ Xamarinを「追加で」学習するコストが支払える • 共通のUIをデザインできる ◦
タブバー、ナビゲーションドロワーなどのプラットフォーム固有の UIに頼らず、 Android / iOSどちらのプラットフォームでも使いやすい UIをデザインできる ◦ (Xamarin.Forms的にどの程度UIに差を出しても大丈夫なのかは要調査) • 「アプリ側に」たくさんのロジックを実装する必要がある ◦ ローカルでデータを処理する、センサーや地図を扱うなど、サーバー側へ処理を任せられない機能 が多い ちょっと難しそう、、、 ちょっとできなそう、、、 ちょっと分からない、、、 ほぼサーバーのAPI叩くだけ
ありがとうございました マルチプラットフォームはロマン! 懇親会でみなさんの意見や経験談を聞かせてください!